平成最悪の被害と言われている豪雨災害から10日が経った。
毎日テレビで流木や土砂に覆われた被害現場でのボランティアさんや自衛隊の作業の様子が流されているが
実際の土砂崩れの現場は県内で5000ケ所も有るとと言われていて未だに災害の全体像すら見えていないのが現状らしい。
百人を超す死者が出ていて安否不明の人もまだ10名を超えている、この暑さの中懸命の捜索が続けられている。
人的被害の無かった災害現場はTVに映ることも無いが、
県内の道路は至る所で土砂崩れで寸断し、子供たちの通学路の安全も確保されてはいない。
水道は浄水場が冠水し未だ水の出ない地域が多い。
この暑さの中、片付けに水が使えないしお風呂にも入れない。トイレもままならない。
せめて水が十分に使える日常に戻る日が一刻も早いことを祈るのみ。
そんな人の為に被害の無かった温泉施設とか、大型船が港に寄港し無料のお風呂が使えるように
されて喜ばれている。助け合いがそここで見られるのはちょっとホッとする気持ち。
JRも新幹線を除いて県内でまともに走れる路線が無いのが現状だ。
JRによると山間部の路線は何処がどうなっているのか現状の確認すらできない状態であるらしい。
通勤・通学の為の代替え策もまだ決まっていない。
その学校の校庭に災害ゴミが山のように積まれている。
土砂が流れ込んだり水に浸かって使えなくなった家具など運び込まれるごみが半端じゃない!
そのごみを近隣の市町村が手分けして処分することになって、
私達の市でも不燃物とか粗大ごみの集荷が停止になった。
6日の土曜日から7か日曜日にかけて気象庁が「特別警報」を発令!と何度言ったことだろう?
今回の被害は瀬戸内海沿岸部に梅雨前線が停滞し、大雨が長く続いたのが原因と言われているが
この大雨が今年限りの特殊な事と思わない方が良いらしいのだ。
ここ最近大雨による災害があちらこちらで報告されているが、この現象は異常気象ではなく
当たり前に起こる事と認識しないといけないらしいのだ。
原因はやはり地球温暖化らしいけど、大雨は当たり前に起こる事と肝に命じるべき!
これが今回の災害の教訓です
我が家も庭の横の小川が少し上手の関に流木がかかって水があふれ、庭の中を水が走っている。
あちらこちらに土砂の流れ込んだ後が有るけど、こんなの被害だなんて言えないよね!