あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

『雲の階段』第6話・7話をまとめて

2013年05月30日 | 長谷川博己

あれこれと忙しく感想UPが間に合わない

6話 

田坂総合病院へ突然明子が看護師として現れた事に平静でいられない三郎。

明子はストーカーのごとくに三郎の家にまで来るようになり三郎は苛立つ。 

そんな折事務長は「相川三郎」について調べて欲しいとなぞの文書を受け取り、パソコンで検索。

三郎は院長から呼び出され、パソコンを覗くと、該当する医師は見つかりません!の画面が出ていた

無資格医発覚の瞬間

どんな顔をするのかなと思っていたが意外に平静にパソコンの画面を見つめていた・・・(笑)

「終わった・・・」と心でつぶやく三郎。 だが院長はこの件は公にはしないと言う。

「君の事は守るよ」・・・という。   コワーーー!

しかし   遅かれはやかれこうなる事は判っていたはずだろうと思う。

高岡に「ばれなければ良いんです」なんて甘ちょろい事言ってる場合か・・・。

 

 

だが7話では三郎が初めて手術に失敗する。

直前に明子に「あなたには無理!」と言われて意地になったように「やってみせる!」と呟くが、所詮無資格医の付け焼刃

手術前に急いで医学専門書を読んだところで、明子が言ううように経験がなければ無理。

 

昇り始めた「雲の階段」は決して昇り切る事の出来ない儚い階段だった。

生甲斐だった医師の仕事を続ける事はもう難しい。

三郎はこれから何処まで落ちて行くのだろう?

最初の島に居た頃に見せていた明るい表情はすっかり影を潜め、笑顔もなく表情も顔色も暗い・・・暗い・・・。

実際の撮影の掛け持ちの影響で疲れが溜まっているのでなければ良いが、ちょっと心配。

 

これは手術に失敗した直後、明子を見る三郎のすがるような目。

東京へ来てから、VIPのオペを成功させ、あの屋上でガッツポーズをした以外は、なんかいつも悲しげなんだよなぁ~

亜希子との新婚生活も全く楽しげでもなく、何を望んでここに来たのか?

無資格がばれる事を恐れ、心休まる日は無かったろうに・・・。

何故か三郎が可哀想に思える・・・。