あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

ドラマ『砂の器』

2011年09月12日 | 長谷川博己

長谷川さんが出演の『砂の器』が、3月に放映される筈だったのに3・11の災害で延び延びになり、

ようやくこの土・日の2日に渡って放映された。

公式HPでは「ヌーボーグループ評論家関川重雄」とだけ紹介されているので

「セカンドバージン」がヒットする前だし、余り大きな役ではないのかな?と思っていたが

意外に事件の核心に係わる人物だった

犯人は佐々木蔵之介さん演じる音楽家和賀英良・・・、これも意外だったが、この和賀の友人と言う役だった。

セカバの行さんとも鈴木先生とも違う、いつも黒いサングラスをかけ、冷ややかでかなり嫌味な(笑)人物

佐々木さんも長谷川さんも悪役ねぇ~(笑)

 

でも出演する作品によって全く別の人物になれるって素晴らしい事ですよね

誰かの時にも言った記憶が・・・

 

『砂の器』原作にチョット無理か・・・?てなところもあったけど、面白かったです


9・11と3・11

2011年09月12日 | 日記

どちらも忌まわしい記念日。

アメリカ・ニューヨークの貿易センタービルの9・11事故から10年が経った。

私はあのマンハッタン・ツインタワーに飛行機が突っ込むのをリアルタイムで見ていた。

始めはアナウンサーも単なる事故と思っていたらしい。

「旅客機がビルに衝突しました」とアナウンスしていた。

映像の中でビル上部に炎が上がっているのが見えた。

だが次の瞬間2機目がもう一方のビルに突っ込むのを見て、

これは只事ではないと思い始めた。

それからずっとツインタワーが物凄い煙を巻き上げて崩れ落ちるまでを

身じろぎもせず見つめていた。

アメリカはこの同時多発テロにヒステリックに反応し当時のブッシュ大統領は

報復を誓い、多くのアメリカ国民もこれを支持した。

以後アメリカは対テロ戦争を名目にアフガン・イラク戦争へと突っ込んでいく。

当時私は日記の中で報復しても解決にはならないと、書いた記憶が有る。

なぜテロが起きたか?

その事を置き去りにして報復した所で何になる?

私の中では当時・・・、いや今もアメリカと言う国があまり好きではない

アメリカは今でも世界へ兵を送り世界の守り神みたいな口振りをするが、

それは覇権主義に他ならない。

まぁ~共産主義国に支配されるよりは良かったと思うけど・・・。

終戦直前、アメリカは日本の降伏は目前であることを知りつつ、ヒロシマ、長崎に

原爆を投下した。アメリカはこの事で、終戦を早め多くの人命の失われるのを防いだと

言い続けているが、あの原爆投下は日本が降伏する直前に、駆け込みで急いで行った原子爆弾の人体実験だったと、私は今でも思っている。

あの原爆投下で民間人が一瞬にして20万人が亡くなった。

だが戦後、その事をアメリカに向かって声高に責めた日本人がいるだろうか?

9・11では3千人弱の人が亡くなり、アメリカは逆上した。

別に数字で比べる訳ではないが、このアルカイダへのテロへの報復と言う名目で起こされた戦争で一体幾人の命が失われているだろうか?

だがいくらアルカイダを叩いても、首謀者を殺害しても、今のアメリカ市民はテロが起こるかもしれないと言う恐怖から逃れられないそうだ。

現につい数日前テロ計画の情報が有ると報道官が述べたばかりだ。

終わりなきテロとの戦いはこれからも延々と続くのだろう・・・。