中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 990 順徳院も詠んだ忍ぶ草のお話し!

2018年08月04日 18時12分21秒 | 絵文

暑中お見舞い申し上げます 「のきばの しのぶ りょうをはこびく」

さて「見出しの墨彩画」は「釣忍・つりしのぶ」ですね。
緑の草が「しのぶ」です。正式名称は「忍ぶ草」
通称で「しのぶ」と言います。

この名の由来は
土がなくても堪え忍ぶとの意味であることから。冬の間は葉を落とし、すっかり姿を消してしまいます。
遠い昔から、観賞用に栽培され、ミズゴケなどを芯にしてシノブの茎を巻き付け、
シュロ縄などで整形して「釣忍(つりしのぶ)」などに仕立てたり、鉢に盛り上げて植栽したりして観賞。

こんな感じに


百人一首の100番にも順徳院によって詠まれていますから随分古くから生きてきたのですねぇ・・・
           植物のすごさ!たくましさ!

百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり

●訳は
 宮中の古びた軒端に生えているしのぶ草(雑草)を見ていると、
             栄華を誇っていた昔が思い出されて切な過ぎる

歌に詠まれた忍はこんな感じ

うらぶれた感じがしますよね。

釣り忍を描きながら、思い出した「順徳院の歌」
本日の「お題」といたしました。

ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・


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Vol. 989 叡山電鉄に乗って来ました!

2018年08月03日 18時38分47秒 | 旅行

2018年3月に登場した観光列車「ひえい」です。

この「ひえい」は
叡山電鉄を利用した比叡山への観光客を増やす為が目的で登場したそうで。
乗車時間も出町柳から八瀬比叡口まで30分程度でして、
特別料金は不要で乗車券のみで乗車できます。

車両デザイン
側面に配されたストライプは比叡山の山霧をイメージしていて。
叡山電車の2つの終着点にある「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、
木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や
「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現しているとのこと。
室内も「緑」を貴重にして「重厚で落ち着いた」雰囲気でした。

     
      独創的デザインの「マスク」HIEIのロゴマークも良い感じ!


↑  路線図です。

私たちは出町柳駅から八瀬比叡山口駅までの15分を乗りました。


↑ 出町柳駅です


↑ 八瀬駅です
 
町の中から、ほんの15分ほどで「緑豊かな」深い山に分け入るのですよ~~。
沿線の途中には「修学院離宮」「曼珠院」「詩仙堂」等が点在し。
八瀬山口駅から徒歩5分ほどで「瑠璃光院」にも・・・

春と秋に特別拝観がある「瑠璃光院」
書院2階の机の天板に庭のカエデが映り込む光景で特に有名ですよね。


旅は良いですね。新しい発見があったり。、未知なる物への好奇心を満たしてくれたりします。

さて、本日はこんなおはなしでした。
ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・



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Vol. 988 真夏の伏見稲荷大社・訪問記!

2018年08月02日 19時00分11秒 | 旅行

私たちにとって、もっとも身近な神社といえる「お稲荷さん」。
全国に30,000社あるといわれ、全国各地で老若男女を問わず親しまれています。
その総本宮が伏見稲荷大社です。

  
お狐さまの咥えている物はなんだろ?


こんなに広い・・・・私たちは「現在地」と書いてあるところで引き返しました。
7月20日・・・京都の気温は38.5度・・・太陽の下に長時間いられる気温ではありません!!!


稲荷の絵馬は「赤い鳥居」
何もかもがまっかか!・・・その上「拝観料」は無し・・・外国の方々に人気があるはずです。


ぎっしりと「千本鳥居」顔が「赤く」染まりそうでしたよ~~!
この写真「人が一人も写っていません」貴重でしょ!!!

さて伏見稲荷へは
●JR奈良線 稲荷駅下車 徒歩直ぐ (京都駅より5分)

JRで行きますと、こちらが稲荷への参道になります。
外国の方は「日傘」をさす習慣が無いようですね。
「日傘をさす日本人??に、おどろいた??」なんてインタビューが!TVで・・・
ささない方が「不思議」?

●京阪本線 伏見稲荷駅下車 東へ徒歩5分

京阪で行きますとこちらが参道・・・様々なお店が建ち並んでいました。

さて、この社の御祭神である稲荷大神様がこのお山に御鎮座されたのは、
奈良時代の和銅4年(711)2月初午の日のこと。(なんと奈良の大仏様より古いよ!)
その日から数えて、平成23年(2011)に御鎮座1300年を迎えたとのことですよ~~!

五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として、全国津々浦々に至るまで広く信仰されているとのこと。
今は無き舅も除夜の鐘を聞き終わると必ず「こちらへ」お参りし「て商売繁盛」を祈願していましたねえ。

http://inari.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/伏見稲荷大社
詳しくはこちらへ

さて、とにかく暑くって。申し訳なくも早々に退散。
涼しいお店で「お蕎麦を頂きました」
参道近くの「かのこ」さん・・・旅友のRちゃんがめざとく見つけて下さいました(*^_^*)


お庭が美しく見える良いお席に通していただけました。ホッとしました。
 
お蕎麦はとても美味しかったです。「お稲荷さん=きつねずし」もいただきました。

ところで、稲荷にはなぜ「狐」?
狐はなぜ油揚が好きなの?

何方かご存じでしょうか?

さて本日ご訪問下さいました皆様有難うございました。
本日は「コーン」なお話しでした・・・






コメント (2)
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