中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 285 茶通箱のお稽古

2013年02月07日 21時56分21秒 | 茶道
   
   
   裏千家「今日庵」の兜門。
   裏千家茶道に携わるも者のあこがれの場所です。

   こちらは裏千家16代・・・座忘齋宗匠・・・左に見えるのは「真台子」の棚。一番格の高いお点前用です。
   
   大徳寺で得度・・・座忘齋はその際に頂く院号・・・だと記憶。
   ちなみに15代は・・・鵬雲斎

   今日のお茶のお稽古は「四カ伝・しかでん」のうち「茶通箱・さつうばこ」
   
   このような桐の箱に二種類の濃茶が入っています。
   つまり「二種」の濃茶をお出しするのです。

   飾り付けはこのように
   
   棚は「更好棚・こうこうだな」11代・玄々斎のお好みです。
   天板・中板・地板・・・の三段になっています。

   お稽古はまず「入門」「小習」「茶箱」と進むのですが・・・ここまでは教本があるのです。
   次の「四カ伝・しかでん」からは「口伝・こうでん」といって一切教本はないのです。
   先生からお教え頂いた事を「記憶」していくしかありません。

   四カ伝は「茶通箱」「唐物点」「台天目」「盆点」の四つを言います。
   聞き慣れない言葉ですよね。
   手順はとってもややこしくって・・・なかなか完全に覚えられるものではありません。

   そんな訳で「頭の体操」をして帰宅したのでした。

   熱心にご指導くださる先生に申し訳ないと思いながらも、
   記憶するべき事の多さに、たじろぐばかりです。

   今日はそんな一日でした。
   皆様ご訪問下さり有難うございました・・・・・・
   
   

   
   
   
   

   

   

   
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4 コメント

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奥が深いですね! (reiko)
2013-02-07 23:14:22
いつも素敵なお話とお写真をありがとうございます!

型が覚えられない私には・・・
踏み入る事が出来ない世界です・・・

お茶をいただくのは好きなのですが・・・
悠美子先生、すばらしい!!
返信する
とんでもございません! (reikoさんへ)
2013-02-08 00:06:07
年数は長くなり・・・歳は重ねましたが(^^)

ホントに記憶できず・・・その場限りのお稽古です。
ただ、所作といった構えは、なりきってるよ(笑)
今始めたような人には思えません・・・と先生から(笑)

なんとかしなければ・・・なりませんぞ!
返信する
Unknown (のんちゃん)
2013-02-08 15:48:18
目で追うように見ていても理解に苦しみ
言葉で聞いても 難しい
奥の深さは 計り知れないものと思います
其処にチャレンジされているのですから
素晴らしいの一言
お茶や お花をされている方を
尊敬いたします
私には 無理な世界です
返信する
難しいよ! (のんちゃんへ)
2013-02-08 19:20:30
ホントに難しいよ。検索すると初歩の
お稽古の様子は動画で見る事が出来ます。

新入会の方・・・お道具の名前から覚えるのです。
お茶の先生ってたいへんよ~!

私には無理です(笑)
返信する

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