
ジドニーから西へ300キロほど入ったところに「カウラ」と言う都市があります。
日本では余り知られていませんが。
日本人戦没者墓地 (この墓地は日本の領土です)があるのです。
第二次世界大戦捕虜収容所跡地 があります。1944年8月5日未明に500名を超える日本人捕虜が脱走を試み、
日本兵231人とオーストラリア兵4人が命を落とした場所なのです。
墓地を囲むようにサクラ・アベニューが作られていて 、沿道には多くの日本人から寄贈された桜が植えられています。
今回の渡豪の第一の目的はこの戦没者の慰霊祭に参加すること。
荒良寛先生は今回で7度目の渡豪。
ご高齢ですのにハワイからお越しです。
先生の事を少し描き残しておきたいと思います。

荒 了寛 ( あら・りょうかん )
1928年福島県生まれ。10歳で仏門に入る。 大正大学大学院博士課程(天台学専攻)修了。
仙台市仙岳院、清浄光院(仙台)、大福寺(福島)などを歴任。
現天台宗ハワイ開教総長としてハワイ在住。 ハワイおよびアメリカ本土で布教 活動を展開。

著書も多数。カレンダーは販売と同時に売り切れるそうです。
水墨画。仏画も描かれます・・・多才な先生です。
25年ほど前、難波にあるギャラリーで「水墨画」の個展をなさっていて
一度お話しさせて頂いたことがあるのです・・・「ご免なさい。僕覚えていません」と仰っていましたが




↑天台宗のお坊様方です。遠くはカリフォルニアからもお越しなんです。
さて、25日。シドニーからカウラまで約300キロを。車二台で走破。
お坊様方ご一行「10名」はマイクロバスで、私たち4人は「けんさん」の車で。
所要時間約4時間半。
途中景勝地の「ブルーマウンティン」ヘ。

↑写真はお借りしました。当日は雨模様で、とても寒かったのです。




写真は「スリーシターズ」・・・何か謂われがあるようでしたが????
ランチ休憩を挟んで、その後は地平線や菜の花畑や羊や牛や馬や雲や空を見ながら、
ひたすら大草原の中をひた走り・・・・・・





↑その名も「BREAKOUT MOTEL」・・・暴動モーテル・・・に到着したのでした。
COWRAは原住民の言葉で「岩だらけ」って意味なんだそうです。
確かに岩の多い地形でした。
25日はかくして暮れました・・・・


















皆様本日もご訪問頂きありがとうございます・・・・・・



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