中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 597 夏も近づくころ!

2015年04月14日 19時35分51秒 | 日記
   
   この樹は5階建てマンションの高さを遥かに凌ぐほどに成長しました。
   土の少ない都会。この木の下は「セミ」の楽園。

   時来れば小さな穴が無数にあいて、いっせいに羽化が始まります。
   そんな時も近づいて来ました。

   
   その前にまずは「初夏」を迎えますね。

   夏も近づく八十八夜
       野にも山にも若葉が茂る
         あれに見えるは
           茶摘ぢやないか
             あかねだすきに菅(すげ)の笠

   日和つづきの今日此の頃を、
       心のどかに摘みつつ歌ふ
         摘めよ 摘め摘め
           摘まねばならぬ
             摘まにや日本の茶にならぬ・・・・チャンチャン

   子供の頃、高らかに歌いながらの登下校。
              歌の好きな子どもでした。

   

   さて、八十八夜(はちじゅうはちや)というのは雑節のひとつで、
   立春を起算日(第1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあた日。
   2015年は5月2日が「八十八夜」になのですね。

   八十八夜に摘まれた新茶は、昔から栄養価が高いとされ、
   古くから不老長寿の縁起物として珍重されてきたのです。

   今年も新茶のシーズンが近づいて参りました。
   一服のお茶で「喫茶去・きっさこ」・・・まあ一服飲んで、ゆっくりして行きなさいよ・・・
   ユックリズムに憧れるこの頃・・・年のせいでしょうか!
   
   ところで喫茶去。禅語です。この喫茶去に関しましてはまた明日に・・・・

   皆様本日もご訪問「頂き」有難うございました・・・・・・

   
   
   
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