中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 721 普茶料理のお話!

2016年09月17日 20時28分52秒 | 日記
   
   江戸時代初期の1654年、中国(現在の福建省)の禅僧隠元隆琦(63歳)が弟子20人他を伴って来朝。
   同時に師によってもたらされたのが普茶料理です。
   精進料理の一種ということでしょうか。
   
   普茶料理は葛と植物油を多く使った濃厚な味、
   写真のように卓を囲み大皿に乗った料理を各人が取り分けるのが特徴。

   


   以下調べてみたこと
   「普茶」とは「普(あまね)く衆人に茶を施す」や「茶礼に赴く赴茶から」という意味とされ
   茶による接待のことである。
   法要や仏事の終了後に僧侶や檀家が一堂に会し、供えられた季節の野菜や、乾物や豆、
   特に大豆を調理し、幼長男女の別なく食卓を囲み煎茶や抹茶などと楽しむ食事・・・とのこと。


   1661年に山城国宇治(京都府宇治市)に萬福寺を開き、
   禅宗の一つである黄檗宗の開祖となった隠元禅師。
   普茶料理の他にも多くのものをもたらされました。
   たとえば
   隠元豆、孟宗竹、スイカ、レンコンなど。
   インゲン豆は季節に三度も収穫できることから「三度豆」ともいいますね。
   

   さて、今秋は
   普茶料理を頂きがてら@万福寺@を訪れてみましょうか。
   隠元禅師の偉業を忍んで!
   

   

   楽しみを先に置いておく・・・小さいけれどこれも長生きの秘訣かもしれません


   さて本日もご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

   

   
   
コメント
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