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 西部邁、アメリカは『尖閣』を守らない:チャンネル桜・瓦版、病院へ行かずに『治す』、ガン療法

2015-11-22 11:00:00 |  西部邁師の論

   <西部邁大師の論(5)。アメリカは、『尖閣』を守らない>

 1960年のいわゆる日米安保改定とは、日本が(基地提供などで)一方的に軍事協力する『片務』の状態から、アメリカも日本の有事に対処するという『双務』の状態へと改善することであった。

 しかし、アメリカは、「尖閣は、日本の領土とは断定できない。」、「日本は、そこに統治権を有しているだけだ。」という見解をいささかも変更していない…。

 それすなわち、「日本の尖閣統治は、長期安定したものではない。」、「尖閣は、日本の占領下にあるだけだ。」と云っているのと同じだ。

 アメリカ軍が尖閣を中国から防衛するための戦場で、前線に立って戦ってくれるわけはないのである…!

 日本はあえて感情的な表現を遣って言うと、「滅びを覚悟で中国と戦ってみせる。」、「米軍は、安保条約をまもって、われらたいする後方支援をおこたるなかれ。」と構えるほかないのである。

 それは、「個別的自衛の格段の強化。」を『明確』な軍事方針として打ち出すということだ…。

 そして、それを禁止するような「平和憲法の制約。」などは、9条第2項はとうの昔に反故になっているからには、一片もありはしないのでありますよ。

 だから、防衛費を(武器の国内生産のことを含めて)『格段』に増やす、中国が日本の10倍の兵力を持っていることに配慮して、核武装への準備をアメリカの反対を押し切って始める、そう言うことについての議論を『禁句』にしてはならないのだ…。

 それらをタブーとすること(反日勢力の狙い)それ自体が、わが国の個別的自衛力を弱め、それがひいては「対米依存。」(戦後レジーム)を抜き差しならぬ『深み』へと引きずり込むことになるのですぞよ!

 


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