なんで：＜新エネルギー市場、世界で８６兆円。 ２０２０年、１０年で２．８倍に＞

　経産省の「新たなエネルギー産業研究会。」は、新エネ関連産業の世界の市場規模は、２０２０年に８６兆円と１０年間で２．８倍に拡大すると試算しました。　輸出比率は、３割と自動車関連産業を上回ります。

　海外市場を視野に入れた施策が、日本の成長・雇用創出に必要だとして、分野ごとの政策課題も提示しました。　太陽光や風力、蓄電池など、新エネルギー関連産業の市場規模は、１０年時点で３０兆円であります。

　自動車産業は、２０年には３倍近くになり、２０年に１５１兆円に成長するが、その半分を超えると見込んでいます。　新エネ関連産業の輸出比率は３０．５％、自動車間２８％を上回り、海外依存度が高くなります。

　それだけに、国際競争力の強化が課題となります。

　国内では、１２年７月に再生エネルギー全量買い取り制度が導入されます。　中国製太陽パネルなど海外の安価な製品が大量に流入し、システム価格が低下するのは確実であります。