花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

庭園美術館・その2

2011-10-30 23:04:20 | 日記

アール・デコ様式とは「クラシック(古典派)とモダン(近代派)」の二つの対照的なデザインの傾向があるそうです。

クラシックは高価な素材や手工業的精度を重要視し、豪奢で装飾性の高いデザイン。

モダンは装飾を簡素化し、構成的なフォルムの美しさを追求するものですって。 

 

このアール・デコの館には、クラシックとモダンの両方を見ることが出来ます。

 

円形の窓を持つ大食堂、ガラス窓の下にラジエーターのカバーの彫り物が素敵。

(午前中はこの大食堂は人で溢れ返っていました。全部見終わって、ここのソファーで休んでいると、一瞬人影がまばらになり、その瞬間に写した一枚です)

どの部屋に行っても、このラジエーターカバーの彫り物が気になり、何枚か写しました。

 

≪ラジエーターカバー特集≫ 

 

大食堂のラジエーターカバーは魚や貝類などがデザインされていました。

 

 

一つの部屋には形は違っても、同じようなデザインのものが配置されていました。

 

 

波の模様には、小さなカモメが飛んでいます。 よく見ないと分からないけど、凝っています。

 

 

妃殿下の寝室の空気口にはまっていたもの、この草花文様は妃殿下ご自身がデザインしたもので、エレガントなクラシックに属すそうです。

 

 

妃殿下の居間、大鏡の下に置かれたカバー、よく見ると百合の花がデザインされていました。

 

大鏡を中心に左右対称に配置されたカバーと、同じデザインの縦型のカバーもありました。

一つ失敗したのは、殿下の寝室のラジエーターカバーが印刷物に載っているのに、見逃していました。

重厚で素敵なのに残念だわ。

 

≪10/31 追伸≫
写真をすべて見直していたら、写していないと思っていた、殿下の寝室のラジエーターカバーがありました。

光が入っているし、斜めから写しているので、見苦しいところはトリミングしています。

この彫り物が、代表でパンフレットに載っていました。 ちゃんと見ていたんだわ。

人込みの中で、シャッターを押しているので、下手な写真がますます下手ですね~

 

 

 

3階にあるウインターガーデンと2階のベランダの市松模様がモダン・デザインといわれています。

ベランダというよりもサンルームといってもいいほど、大きなガラス窓から日が燦々と差し込んでいました。

右手前から殿下の寝室、浴室、妃殿下の寝室があり、突き当りは妃殿下の居間になっていました。

 

次回は壁面と置物についてね~