冬休みも刻々と日が過ぎていき,来週はいよいよ3学期スタート。
うーん,もうちょっと休みたい(笑)
長期休業の後半の,このなんとも言えないムズムズ感は,なんでしょうね。。。
今年はいつもより長い冬休みなんです。
感謝しないと!
さて,
冬休みが明けると,先生も子どもも,多くが「連休ボケ」したような顔で過ごしているはずです。
朝教室に入ってくる時の顔が,ポケーっとしていて,半分口が開いている子も見られます。
いつもはしている「おはようございます!」のあいさつすら忘れてしまうほど。
私のクラスで言うと,特に1年生なので,気持ちはよく分かりますね。
小さい子にとっては17日間というのは,ものすごく長い時間でしょう。
そのときの過ごし方が,すっかり体に溶け込んでしまうのですよね。
そんな子たちに向かって
「いつまでお休み気分でいるんですか!!しっかりしないと!」
「もう新しいスタートです!ボヤッとしているとみんなから遅れちゃうよ!」
なんて,テンションのズレた厳しい言葉をかける気分にはなれないし,かけても伝わらないような感じがします。
だからといって,いつまでもそんな子たちに同調しているわけにもいきませんね。
確かに学校はこれからが本格的に進みだします。
長期休業明けの学級経営で心がけること。
長期休業明け,まずは一事徹底!
これを教師も心がけ,子どもたちにも必ず実践させることから始めましょう。
いきなり学級のあれもこれも全てをバッチリさせようとするのは難しい。
まずは「一事」
長期休業明けの初日から,子どもたちにズバッと伝えましょう。
「一人一役,今週は絶対に忘れずにやります。」
「ランドセル棚,今週は今までよりもきれいに並べなさい」
「話を聴く姿勢をつくりましょう。絶対に手遊びをしてはいけません。」
「プリントは向きを必ずそろえて出します。」
そして,約束したその一事だけは,必ず子どもたちにも実践を継続させ,先生も厳しくみます。
一事だけですので,真剣に先生が伝えて,できたときにきちんとほめてあげれば,子どもたちも継続してすることは難しいことではありません。
そして,その一事に気持ちを集中させ,取り組むことが,いつもの学級生活に戻っていくことにつながるでしょう。
やっていることは一事にすぎませんが,それが周りのいろいろなことに波及していくものです。
プリントをそろえて提出しようと気をつける子は,授業中の机上をきれいにしようとすることにも,気が付くようになるでしょう。
何より,学級で過ごす際の,意識が変わります。
「もうお休みの日じゃない。学校が始まってるんだ」という意識をもたせることがねらいです。