小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

おもしろい帰りの会を見ました

2015-02-03 22:44:58 | 学級生活の攻略法
あるクラスの担任が出張のために、私が補教に入りました。
教務主任をしていると、よくあることです。
午後の授業が終わり、帰りの会になりました。
低学年クラスでしたが、担任の先生がいなくても自分達でいつもどおり進めていました。
えらいです。
私は当然そのクラスの帰りの会のことを知らないので、日直の子たちの進行に任せて、遠目に見ていました。

めあての反省
係りからの連絡
今日のピカリ賞

なんて、帰りの会ではよく見る定番の内容があり、
(ふむふむ)
なんて、久しぶりに担任になった気分で見ていました。
すると、日直の子たちが、聞きなれない言葉を。
「にっちょくのひきつぎ」
え?
引き継ぎ?
日直の?
なんだそれは!?と思いながら、興味津々に見ていると、
「明日の日直は、AさんとBさんです。」
AさんとBさんが
「はい!」
と元気に立ちました。
「AさんとBさん!」
全員で「明日はよろしくお願いします!!」
「はい!」

これは初めて見ました。
「日直の引き継ぎ」
です。
なんとなくうれしかったですね。
新鮮な感じがして。
みなさんはいかがでしょうか。
結構しているところは多くて、実はわたしが知らなかっただけでしょうか。

このクラスにおける日直の存在の大きさを感じるし、担任の先生の日直を育てる思いが伝わるような感じがしました。
そこから、このクラスが大事にしていることや、目標としている学級経営まで感じる瞬間でした。
それがうれしかったんですね。

次の日、担任の先生にすぐに言いました。
「いいですね、日直の引き継ぎ」
「いや~ 先生だったら帰りの会なんてサクッと終わっちゃうんじゃない」
その通りでした。
私は担任のころは帰りの会は短い方がいいと思っていましたので、淡々としたものでした。
が、新しいやり方を知るのはとてもいいもので、刺激になります。
この立場をしていると、補教でいろんなクラスに入りますが、そこで垣間見るそれぞれの暮らすの形というものが、また勉強になります。

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