「クラス写真に,そのクラスの形が表れる」
と言えば,ちょっと言い過ぎのような感じではあるが,やはり写真の印象とは大きい。
だから,年に何回か撮るクラスの集合写真は,できるだけいい写真にしたい。
しかし,そんな教師の思いとはうらはらに,撮影のときはめんどくさがる子やふざける子がいるものである。また,30人近くがぱっときれいに並ぶのは難しい。結果,まとまりのない写真になってしまうことも。
こんなときの攻略法は,これだ!
学期始めに,クラス写真を撮るときの並び方と掛け声を決めておく!
である。
まず並び方。
基本,横に3列だろう。30人学級なら10人ずつ3列。その1列は,生活班5人を2班ずつ,などとすると子どもたちも覚えやすい。名簿順とするとさらに覚えやすい。
さらに,そのクラスの雰囲気にもよるが,男子と女子を交互に並べるようにするとよい。
男子と女子が別れた写真が多い中で,とても仲のよいクラスに見える。
並び終わったら,仕上げに「中央の○○さんにもっと近づいてごらん」というと,全体が中央にぎゅっとまとまる。
次に掛け声。
基本,語尾が「い~」と伸びる言葉を掛け声とするとよい。そうすると,自然と口が横に開き,みんなが笑顔の写真になる。
「せーの!」「ポッキ~~~!」
コツは,クラスみんなが共通で好きな「○○い~~!」を見つけることである。
私は,クラスの子どもの名前を掛け声にしたりしていた。
「いつもくだらないダジャレを言うのは?せーの!」「たかし~~!」
こうして撮れたいい写真は,ずっと残るものである。
学期始めに,この形をクラスで決めておけば,いざ遠足やお楽しみ会などでクラス写真を撮ろうとなったときも,パッといい写真が撮れる。
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