湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

徳冨健次郎の碑

2020-02-18 23:22:05 | 三浦半島
湘南文芸メンバーさん、「大・小」「屈・伸」(又は自由題)の詩の最終締切は今週金曜日21日です。
さて、昨日出題した逗子湾西側の海中に建つ石碑は誰の記念碑?クイズの答えと解説を発表します。

正解:徳冨健次郎
〈解説〉
陸からは「不如帰」の文字が見えますが、反対側には「徳冨健次郎之碑」と彫られ、実はこちらが正面。健次郎は蘆花の本名。
石碑の文字は蘆花の兄、徳富蘇峰によるものです。
徳富健次郎の碑は、小説「不如帰」とその作者徳富蘆花(1868~1927年)を顕彰し、町制20周年を記念して昭和8年(1933年)に建てられました。
礎石の下には蘆花愛用の筆と硯が収められています。
使われている石はもともと江戸城の石垣用で、佐賀鍋島藩が伊豆の石を船で運ぶ途中時化に遭い、海に落ちたものと伝えられています。

徳冨健次郎の碑と呼ぶ人はおらず、不如帰の碑と呼ばれていますけどね。
解説文は、初稿校正ホヤホヤ、来月発行予定の「知っ得ずしQ&A」54ページより引用しました。

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