湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

マツコの知らない…ミニチュアの店&作詩にあたっての十個条

2016-02-17 00:20:04 | 
写真は、またテレビ番組ネタです。ちょうど鎌倉に行ってこのお店を覗いたところだったので。
 イクスタン
昨日「マツコの知らない世界」に出演されていた星さんのお店です。ご実家のレストラン名をローマ字にして逆さに読んだ店名がついています。


昭和24年から続く丸七商店街の中にあります。曲がりくねっているけれど短い、だけど各店舗の個性にやられてなかなか出てこられなくなるレトロ商店街です。

では金子光晴「作詩にあたっての十個条」から第八条を紹介します。
現在の詩の水準を知ること。たとえ、時代を超越したようにみえる作品でも、その時代とのつながりがなくては、価値の標準のおきようのないことを心得るべきこと。
 これは、詩の需要、供給のことです。詩は滋養分いっぱいのごちそうのようなものです。先輩の詩人の作品のなかから、後輩の詩人はたくさんの滋養を吸いとって、一人前に成長します。さきにいった模倣も、滋養分吸収のひとつの実例です。一時代の人が滋養分を吸いとって、からっぽになった作者は、忘れられ、捨てられますが、これは、後代のもののなかにうまれかわって生きつづけるのですから、あまり気にすることはありません。忘れられるのはさびしいことのようですが、それだけのつとめをはたして、忘れられるのなら、本望といわねばなりますまい。古来の作家で、現在ももてはやされている人があったら、それはまだ、滋養分がのこっている証拠です。
 詩をこころざす青年たちは、次代のためにたくさんな養分を新しく仕入れた、有用な作家となることを目標にしなければなりません。クラークではありませんが、青年よ、大志をもてです。
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