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湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

雨過山房石畳

2018-07-23 16:24:45 | 旅行
昨日は北沢川緑道文学の小路をちょこっとサイクリングして、横光利一文学顕彰碑詣で。

説明板にある石畳がこれです。

それから詩とダンスのミュージアムで野村喜和夫現代詩講座を受講。
終わってからそのメンバーで下北沢の王さんの菜館に行ってお食事。文学的で有意義なお話ができて楽しかった

やっぱりこの季節、この暑さですから、冷やし中華もね! さまざまな味の冷やし中華メニューから麻辣だれをチョイスしてシェアしました。
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細道プチテラス

2018-07-22 10:49:26 | 旅行
まだまだ北千住ウロウロ記。
かつてのやっちゃ場近くに東京中央卸売市場足立市場があったので青果市場かと思いきや、鮮魚部門だとか。
江戸・東京の台所を賄い早朝から賑わった千住のやっちゃ場は、昭和54年に入谷の北足立市場に移転したそうです。
で、足立市場の外壁がちょっと引っ込んで、松尾芭蕉生誕360年を記念し平成16年にできた細道プチテラスというスペースになっていました。足立区では基本的にポケットパークをプチテラスと呼んでいるようですね。

松尾芭蕉像の他にこんな句が刻まれた為成菖蒲園句碑もあります。俳人・菖蒲園さんについては一昨日の投稿をご参照ください。
街薄暑奥の細道ここよりす
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鷗外の名の由来判明

2018-07-21 14:43:10 | 旅行
北千住ウロウロ記の続き。ほんちょう商店街の工事現場外壁に、こんな案内板がありました。

東大医学部に北千住から通学していた時期があるんですね。肖像の髪がたっぷり!
この若き頃の住所がペンネームの由来だったと、初めて知りました。
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千住やっちやば俳句

2018-07-20 14:23:24 | 旅行
先日ポエケットに行った時、紙問屋の土蔵をそのまま使った千住宿歴史プチテラスという足立区の施設にも立ち寄らせてもらいました。
ちょうど為成菖蒲園句展が行われていて、しかも松尾芭蕉と為成菖蒲園の研究家でもある書画家の増谷さんがプチテラスギャラリーの番をされていて、展示を拝見しながらいろいろなことを教えていただきました。

増谷さんイチオシの菖蒲園の作品 学問が無くて幸せ大根糶る(せる)
書と絵はすべて増谷さんによるものです。
千住のやっちゃ場生まれの俳人為成菖蒲園(明治40年~昭和48年)は、青物問屋を営みながら地元でやっちゃば句会を興し、又ホトトギスの同人として、句作に精進した人物。句会の名付け親は師匠の高濱虚子だそうです。
菖蒲園の句の季語は青果商らしくほとんどが青果。生活に密着して往時のやっちゃ場の活気を伝えているところが、彼の句の真骨頂なんですね。
千住宿歴史プチテラス前には松尾芭蕉の句碑が建っていました。

鮎の子のしら魚送る別かな
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北沢川緑道

2018-04-23 22:21:47 | 旅行
都内なので旅カテゴリーで投稿。


先月末に訪れた時は満開だった桜の木が、今はせせらぎの道に緑陰を作っています。


近くに暮らし執筆活動をしていた文学者の案内板(顕彰碑)を見ながら散歩できます。
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鏡花記念館あたり

2018-03-17 06:00:49 | 旅行
先月の金沢旅行で訪れた泉鏡花記念館。生家跡に建っています。

明治、大正、昭和にかけて、亡母憧憬を基底とする
浪漫と幻想の世界を紡ぎ出し、
いつしか浪漫主義文学の大家と称えられ、
また天才とも謳われた鏡花の〈芸術の使徒〉としての原点は、
加賀象嵌の彫金師を父として、そして能楽師の娘を母として
生まれ育った、この金沢の地にあります。

(泉鏡花記念館パンフレットより)


この界隈のお店は、鏡花の小説タイトルが記された行灯を掲げていました。
下新町は鏡花の「照葉狂言」の舞台だそうです。
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島田清次郎「地上」碑

2018-02-16 12:21:29 | 旅行
先日金沢旅行をしたとき、にし茶屋街にこんな文学碑を見つけました。

石川生まれの作家、島田清次郎の「地上」ですね。

幼い頃母子で身を寄せた、にし茶屋街吉米楼の土蔵で育ったのだそうです。
若くしてベストセラー作家になり逗子を訪れたときの、不運な養神亭事件については、当ブログ2016年6月16日の投稿をご覧ください。
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石川近代文学館

2018-02-10 00:10:10 | 旅行
兼六園・金沢城公園に隣接するいしかわ四高記念公園の中にある石川四高記念文化交流館。この中に文学館があるじゃありませんか!

明治24年に竣工し明治26年から約60年間旧第四高等中学校本館として使われた赤煉瓦の建物。
ここから多彩な才能、錚々たる文学者が輩出されたとか。さすが学都金沢。

旅行ガイドブックに小さく「石川四高記念文化交流館」としか載ってなかったので、見逃すところでした。
パンフレットによると、向かって左側が石川四高記念館で右側が石川近代文学館になっているのですね。

内部も旧制四高時代の廊下や教室を残していて格好いいぞ。

教室をそのまま使った文学館の展示も格好いい 涎が止まりませんでした。

↑タペストリーで構成された石川近代文学と金沢出身三文豪(鏡花・秋聲・犀星)の展示室。
泉鏡花は逗子で暮らしたことのある文豪ですが、逗子出身の文豪は残念ながらいません。金沢の文学者輩出率って、すごいですね。
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鏡花の道・秋声の道

2018-02-04 18:52:14 | 旅行
冬の金沢を旅してきました。金沢にはふたつの大きな川が流れています。下の写真は、東側を流れる浅野川。

主計(かずえ)町茶屋街が残る左岸沿いの道は泉鏡花の道、対岸の右岸沿いは徳田秋声の道と名付けられています。
二人とも尾崎紅葉門下でしたが、作風はかなり違いますね。
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馬込文士村資料展示室

2018-01-29 00:00:20 | 旅行
大田区をプチトリップ。

大田区立山王会館の中にある馬込文士村資料展示室に行ってきました。文士村散策の拠点施設のひとつとして平成7年に開設された施設です。

宇野千代&尾崎士郎、村岡花子、高見順、山本有三、吉屋信子、和辻哲郎の写真や生原稿が展示されています。
山王・馬込エリアには、下記のような作家や詩人や評論家が暮らしていたそうです。
石坂洋次郎・稲垣足穂・今井達夫・宇野千代・尾崎士郎・片山広子・川端茅舎・川端康成・北原白秋・衣巻省三・倉田百三・小島政二郎・榊山潤・佐多稲子・佐藤惣之助・子母沢寛・城左門(昌幸)・添田さつき(知道)・高見順・竹村敏郎・徳富蘇峰・萩原朔太郎・日夏耿之介・広津柳浪・広津和郎・藤浦洸・牧野信一・真船豊・間宮茂輔・三島由紀夫・三好達治・村岡花子・室生犀星・室伏高信・山本周五郎・山本有三・吉田甲子太郎・吉屋信子・和辻哲郎 (五十音順)
山王会館馬込文士村資料展示室 入室無料 9:00~4:30(入室4:00まで)
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