週刊朝日の、投稿コラムに「犬ばか猫ばかペットばか」というのがあって、立ち読み専用で楽しんでいました。
それがこんど、文庫本になって、ウハウハ。
「うちのにゃんこは世界一」「うちのわんこは世界一」(朝日文庫)
とにかく面白い。気がつかないうちに、笑ったり、涙したり。乗り物の中など人目のあるところでは読めないほど。
・4年間も行方不明になっていて、ある日ひょっこり「おれおれ、ピーちゃんだよ」と戻ってきたコ。
・飼うならオンナのコ、と迎えモーツァルト狂のご主人がその姉にちなんで”ナンネル”と名付けたご令嬢が、避妊に行った獣医さんに「雄ですよ」と言われてびっくり。
雛祭りも祝ったのにどうする。やっぱり優しいコで、ついに「オカマのナンチャン」。
・東京の娘さんから、高知の親ごさんへ電話、猫拾ったから、連れて帰るね。つるかめと名付けたよ。
呼び難い名前と思いつつ、空港で出迎えると「ツル」と「カメ」の美人姉妹だった。
・家族全員を傷だらけにする凶暴猫なのに、音楽大好き。2つのスピーカーの真ん中に座っておとなしく聴いている。
2時間もかかる”魔笛”を聴き通して、驚かせるのに、ベートーベンやバッハには逃げ出す。猫にはモーツァルトなのかな。
「ネコってなんでこんなに個性的なの」と、いったらイヌ派に叱られそう。まだ犬編は手に入れていませんので。
薔薇色のあくびを一つ烏猫 日野草城
貰われる話を仔猫聞いており 上野 泰
ねこの子の猫になるまでいそがしく 鈴木 明
それがこんど、文庫本になって、ウハウハ。
「うちのにゃんこは世界一」「うちのわんこは世界一」(朝日文庫)
とにかく面白い。気がつかないうちに、笑ったり、涙したり。乗り物の中など人目のあるところでは読めないほど。
・4年間も行方不明になっていて、ある日ひょっこり「おれおれ、ピーちゃんだよ」と戻ってきたコ。
・飼うならオンナのコ、と迎えモーツァルト狂のご主人がその姉にちなんで”ナンネル”と名付けたご令嬢が、避妊に行った獣医さんに「雄ですよ」と言われてびっくり。
雛祭りも祝ったのにどうする。やっぱり優しいコで、ついに「オカマのナンチャン」。
・東京の娘さんから、高知の親ごさんへ電話、猫拾ったから、連れて帰るね。つるかめと名付けたよ。
呼び難い名前と思いつつ、空港で出迎えると「ツル」と「カメ」の美人姉妹だった。
・家族全員を傷だらけにする凶暴猫なのに、音楽大好き。2つのスピーカーの真ん中に座っておとなしく聴いている。
2時間もかかる”魔笛”を聴き通して、驚かせるのに、ベートーベンやバッハには逃げ出す。猫にはモーツァルトなのかな。
「ネコってなんでこんなに個性的なの」と、いったらイヌ派に叱られそう。まだ犬編は手に入れていませんので。
薔薇色のあくびを一つ烏猫 日野草城
貰われる話を仔猫聞いており 上野 泰
ねこの子の猫になるまでいそがしく 鈴木 明
毎月何本か確実に増えていく。
家族が焼酎の大瓶を平らげるからである。
言わずと知れた、猫除けの迷信のおかげである。
予想通り猫たちは瓶の間を苦もなく、怖れも、敬意も、尊敬も、遠慮も、何も無く無視して通り過ぎていく。
そして時々ボトルとボトル中間点五センチの所に見事な糞をして去っていく。
しかし 家人は未だに迷信から醒めないで、「もし並べなかったら、どうなると思う!」と言い放つ。
憎らしい猫! 憎らしい・・・
犬が「クック」だったので。
この猫、じつに慎重、といえば良く聞こえますが、
ほんとうに臆病な猫。
最近、野良猫が増えたせいか、
家から一歩も出ようとしません。
オシッコも家の中、お風呂の排水口で用足しです。
9条のことを猫にも話しけり 遅足