575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

白妙の香りゆたかに今年米   遅足

2013年08月31日 | Weblog
新米の香に色あらばやはり白、という意味の句でした。

春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香久山

百人一首にもあるように、白妙は布にかかる言葉。
雪とか雲を形容するのが普通。
形のない香りに付けるのは無理がありました。力不足。

  新米を研ぐや清水を白妙に

  新米を研ぐや真水を白妙に

どちらが良いかな?      
コメント
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