575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

旅人の心を流す虹の島  遅足

2013年08月25日 | Weblog
日本丸(2万2000トン)に乗って二泊三日の旅。
神島を右手に見ながら伊勢湾から外洋へ。
濃い群青色の黒潮に乗って熱海沖へ。
夜、船から花火を見物。
寝ている間に八丈島へ。
半日の島めぐり。夕方、出港、翌日のお昼前に名古屋港へ帰港。
目まぐるしい旅でした。

八丈島は流人の島と呼ばれたところ。
海岸には宇喜多秀家の像が遠く本土を見つめるように座っています。
秀家は豊臣秀吉に愛されて五大老の一人に。
関ヶ原で負け、八丈島に流されたもの。その時28歳。
それからおよそ50年の流人暮らしだったとか。
いまは、すっかり観光の島になっています。

客船の旅は初めて。お金で待遇が違う完全な階級(?)社会。
乗組員は200人以上、多くが東南アジア(フィリピン?)の人達。
日本人の船長さんを頂点とする小さな社会のようです。

入港、出航の時、ともに島には虹が立っていました。
コメント (1)
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