忙殺
自分の現状を表す熟語はこれ以外ないでしょう。
何で忙しいのかと言うと、自分のことではありません。
義母のせいにはしたくはありませんが、そういうことです。
でも、私だけが忙しいわけではありません。
同じ年代の人なら、
何かしらの理由でよく似た生活を強いられているものです。
同じ年代…
そんな同級生数人でランチ会に集うことになりました。
高校の女子バスケット部同期で夏のお誕生日会です。
全員の都合が合うのはワンチャンス!
万難を排して集合するために、
各自仕事を片付け、体調を整え、約ひと月を過しました。
この日のために!その数時間のために!
突然の大病発覚、手術入院していた人が元気な顔を見せてくれました。
親御さんの体調が思わしくなく、自宅と実家を往復している人、
就活につまづきかけた娘さんを支える人、
息子さんの難関受験突破を誇らしげに語る人、
濃厚な話題は尽きることがありませんでした。
それはお料理の味が薄く感じるかというほど。
お開きの後、私は母の待つ老人ホームへ向かいました。
友達二人を引き連れて。
友人の中では親を介護施設にお任せしたのは私が一番でした。
ほとんどの友人がこの先、そういったことも考える時期になります。
切羽詰る前にちらっと見学しておくのもいいかなと思って誘いました。
母にも良い刺激になったようです。
いつにもまして歯切れよく、内部事情を暴露していましたw