*165*はこうやって・・・

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*165*の日々です

今度は袴

2013-09-14 11:00:00 | 衣・職
大学の卒業式、女子の場合は袴着用が一般的になっているようです。
いつからなのかな?
女性の先生の中には卒業式などに袴で臨まれる方もありましたが、
そうでもなければ、この衣装は身に着ける機会がほとんどありません。
だからまあ、ここは右にならえでもいいでしょう。

で、その前に大事なことがあります。
卒業できるの?娘に質問してみました。
失礼な!という返答でした。卒業単位はもう取れてるという補足付き。
ならば…

成人式のときはフル装備レンタルパックでした。
今回もそれでもよかったのですが、もしやと思って、
私の持っている着物を見せてみました。
それは私が成人式で着たものですが、振袖ではありません。
色柄も決して華やかとは言えません。
しかし、袴には合わせられそうな気がしたのです。
読みは当たり、娘は思った以上に気に入った様子でした。

いち早く試着会の案内を送ってきた近隣の百貨店2店舗、
合わせて4日間の日程でしたが、都合が合うのは1日だけ。
しかも袴だけのレンタルもOKと明記の店舗です。選択の余地なし!
1チャンスで予約しました。

思えば、
成人式の準備に選んだレンタルショップは過激に今風でした。
話し声も効き取り辛いほどの大音量の音楽が流れ、
並ぶ着物、帯も『和』とは遠いアートを感じました。そして、
派手なメイクの若いおねえちゃんからアドバイスを受け、
トランス状態の中で晴れの日の装いを選ぶという異様な経験でした。

そして、行ってきました。
百貨店とは…考えたこともなかったことを実感しました。
会場に足を踏み入れると、
お出迎えのディスプレイこそやや派手目のコーディネートでしたが、
音楽など一切なく静かで明るい空間、
落ち着いた妙齢の女性が応対してくださいました。
持参した古びた着物も丁寧に扱ってくれ、
よいものを選んでくれるけれども押し付けがましくなく、
おかげで、オプションの小物を選ぶのを忘れてしまったほど。

フルレンタルの試着もしてみましたが、
着物はやはり私のがいいということで、袴、帯、掛け衿だけ選びました。
この着物は元々私のために用意されたものではなく、
母の持ち物を染め直し仕立て直ししたと聞いています。
上等な品ではないけれど、がんばってくれています。
母も喜ぶと思います。

本番まではまだ半年あるけれど、
こんなやり方を選んだものだから私にも少々仕事が課せられました。
忘れないうちに動き始めねば。




コメント (2)
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