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*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

成人式

2012-01-09 17:34:24 | 学・楽・感
午後3時過ぎ、娘の成人式は唐突に終わりました。

思えばそれは、
夏のくそ暑い中、レンタルの振袖を選びに行ったことから始まりました。
そして、狂乱の前撮りを3カ月ほど前にやっつけ、
当日着用の現物をずいぶん早くに受け取って、邪魔だと感じてもいました。
昨日、押し入れの天袋からそれを引っ張り出し、持ち込み準備。
今朝は寝坊して驚きながらも、予約時間より早く美容院入り。
なんとか出陣の支度を整えました。

美容院を送り出されようとした時、
偶然、保育所で仲良くしていた友達に発見され、
何年振りかで同じフレームに収まりました。
私も娘も、彼女を知っていた頃のイメージとはずいぶん違って、
その大人びた着物のチョイスと、美しい成長ぶりに驚きました。

式典は午後からで余裕以上の時間がありました。
早めの昼食を近くのファミレスで摂ったり、
なんだかんだで時間をつぶし、頃合を見計らって会場に向かわせました。

私は帰宅し、一息ついて、さて今頃何してるんだろうと思い始めた頃、
聞き覚えのある足取りが聞こえてきました。娘です。
ずいぶん早い帰還です。
帰って来たのだから仕方ない。
苦しいという着物を脱がせ、それならと、
今日のうちにレンタルショップへの返却ができないかと運送便に電話。
受付時間は過ぎているけど、運よく集荷に来てもらえることになり、
余韻もなく荷造りを始めました。
もうすでに、現物は我が家を出ました。

あとに残るは、

なんのことはない記念品(消耗品)

私が自分の時にもらってきたのはこれ。

郵便の重さを量るやつ。今でも重宝しているからすごい!


さて、
成人式というのは、着物を着て集まるのが目的ではありません。
被災地では、決意を新たに郷土の復興を目指す若者の姿があります。
おもしろくないからさっさと帰って来た娘とは大違いです。

私だって、その年には、
友達に誘われたから急遽出席を決め、母を慌てさせた経験があります。
式典そっちのけで同窓会気分で1日過ごしました。
だから、娘に偉そうなことを言おうとは思いません。
ただ、一生の内でこの日しかできないことをやっておいてもいいだろう。
そして、
自分で動いて、たった一人の孫に会いに来れない母に、
たとえ写真でもその雄姿を見せてやることも悪くないと思っています。
それだけでも価値があるのではないかと思うのです。
レベルは低いけどね。
コメント (2)
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