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*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

日蝕の音と影

2009-07-22 22:01:40 | 学・楽・感
「日食」が一般的表記だそうですが、「日本食堂」っぽくて、
妖しい感じを出そうとすれば、こちら。

『日蝕』

残念ながら、部分~さえも、雲の内でした。
大阪でも、見えるところもあったようですが。

雨こそ降りはしませんが、朝から厚い雲に覆われ、
風もなく、切れ間も望めそうにない状態で、
そろそろ始まったかな…今がピークかな?
そんな時間が過ぎていきました。
ラジオで読まれる『見えました』メッセージを聞きながら。

同じ部屋にいる人が、こんなことを言いました。

『外、セミやら鳥やら、静かやね』

もしかしたら、それは、日蝕のせいだったのでしょうか。

『終わった時間にうるさなったら、そうなんかもね』

自然からは何も感じ取れない人間の会話です。

大阪的にピークかなと思っていた時間、
どんより薄暗かった外に、少し日が射してきたようなので、出てみました。
私は、欠けた太陽そのものを見たかったわけではありません。
そのための道具も用意していませんし。

今回、できることなら見てみたかったのは、
『日蝕の影』でした。
光をさえぎることで現れる影も、
元の日光が欠けた形で差し込めば、形がどこか欠けるそうです。
木の葉の影など、まさに虫に食われたように映ると。
私が外に出たときも、少しばかり雲が薄くなった程度、
影が地面に映るほどの日差しはありませんでした。

お昼休みになって、お弁当を食べ終わった頃、
いつものように、セミが騒がしくなりました。
息を潜めていた時間を取り戻そうとせんばかりに、力強く。
それに応えるかのように、日差しも強くなっていきました。

午前中の薄暗さは、雲のせいだけではなかったということです。

コメント
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