前売りを買って、気合を入れて準備していた『ムンク展』
やっとこさ、行って来ました。
夫の好きな画家の一人です。
彼はその昔、一度見に行ったことがあったそうです。
私と娘は初めて。
どっかで聞いたフレーズ。
夫の趣味に私たちが付き合っているように思われるかもしれませんが、
初めてだけに私たちだって、楽しみにしていました。
ムンクと言えば・・・『叫び』どこにあるんでしょうね。
あの作品に象徴されるように、
ムンクの作品は、やはりテーマが重く、
それに見合う色調です。全体に暗~い。
その中にあって、効果的に使われているのが『赤』
これには解説がありました。
『優れた作品を生み出すには、画家が血を流すことが必要だ』
正確に覚えている訳ではないのですが、
ムンクは、こんな意味のことを考えていたそうです。
『命がけで取り組め』ということなのでしょうか。
そして、『赤』はその『血』を意味するのではないかと。
赤い蔦の絡まる家がありました。
まるで、建物が血を流しているかのようでした。
女性の内面を表現する時にドレスの色が使われていました。
白・・・清純・無垢・処女性
赤・・・女性としての情→魔性
黒・・・貞淑
一般的な表現とも言えますが、こうもはっきりと・・・
そして、女性の髪が、
意思と感情を持っているかのように描かれている作品が
いくつもありました。
女性に対して、特別な経験があったのでしょうか。
ムンクより、少し前の多くの画家が、
生前にその価値を認められず、生活苦を経験したのに反して、
彼は、少なくとも人生の後半は、豊かな生活だったようです。
公共の場や企業の社屋に作品の製作を依頼されることもありました。
また、立派なアトリエを持ち、
自らの作品の並べ方で、
その意味を問うということを繰り返していたとか。
描いて、描いて、売って、売って、飯のタネ、というのと違って、
余裕のよっちゃんです。
生きていくことにいくらかの余裕があるからこそ、
逆に、
その先にある『死』や、潜む『闇』に対して、
深く考えることができたのかも知れません。
哲学的です。
やっとこさ、行って来ました。
夫の好きな画家の一人です。
彼はその昔、一度見に行ったことがあったそうです。
私と娘は初めて。
どっかで聞いたフレーズ。
夫の趣味に私たちが付き合っているように思われるかもしれませんが、
初めてだけに私たちだって、楽しみにしていました。
ムンクと言えば・・・『叫び』どこにあるんでしょうね。
あの作品に象徴されるように、
ムンクの作品は、やはりテーマが重く、
それに見合う色調です。全体に暗~い。
その中にあって、効果的に使われているのが『赤』
これには解説がありました。
『優れた作品を生み出すには、画家が血を流すことが必要だ』
正確に覚えている訳ではないのですが、
ムンクは、こんな意味のことを考えていたそうです。
『命がけで取り組め』ということなのでしょうか。
そして、『赤』はその『血』を意味するのではないかと。
赤い蔦の絡まる家がありました。
まるで、建物が血を流しているかのようでした。
女性の内面を表現する時にドレスの色が使われていました。
白・・・清純・無垢・処女性
赤・・・女性としての情→魔性
黒・・・貞淑
一般的な表現とも言えますが、こうもはっきりと・・・
そして、女性の髪が、
意思と感情を持っているかのように描かれている作品が
いくつもありました。
女性に対して、特別な経験があったのでしょうか。
ムンクより、少し前の多くの画家が、
生前にその価値を認められず、生活苦を経験したのに反して、
彼は、少なくとも人生の後半は、豊かな生活だったようです。
公共の場や企業の社屋に作品の製作を依頼されることもありました。
また、立派なアトリエを持ち、
自らの作品の並べ方で、
その意味を問うということを繰り返していたとか。
描いて、描いて、売って、売って、飯のタネ、というのと違って、
余裕のよっちゃんです。
生きていくことにいくらかの余裕があるからこそ、
逆に、
その先にある『死』や、潜む『闇』に対して、
深く考えることができたのかも知れません。
哲学的です。