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*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

結婚ってなんやろう

2008-02-21 12:59:46 | 学・楽・感
娘の発した言葉です。
彼女自身の感じたことではなく、
他の人の話の中で出てきたことですが。

在学している高校の美術の先生が出どころのようです。
入学説明会で熱く語っていた、あの『ちゃら男』です。

この先生、昨年ご結婚なさったそうなのですが、
自分の結婚生活について、生徒によく話をするということです。
それ自体、普通の先生ではありませんよね。
でも、人気はある。

先生という仕事柄、出勤時間は早いはず。
帰宅時間も、一般のサラリーマンよりは早いのではないでしょうか。
奥さんもお仕事を持っていらっしゃるので、
時間がずれて、食事が一緒にとれない。
そんな話の中で出たのがこの言葉、

『結婚って、なんやろうと思う』

で、娘は、先生がこんなこと言ってた、となったのです。

『結婚にもいろんな形があるのよ。』

母は、そんな言葉を締めに使ったのですが、
本当のところどうなんでしょう。

結婚と言う形を取らずお付き合いをしている間のほうが、
強い気持ちがないと関係は壊れてしまうと思うのです。
よく、紙だけの問題と言われますが、
その紙のために、共有するものが生まれます。
親戚とか、子供だけでなく、もっと形式的にも。
税金の控除とか、保険、年金…
二人を結びつけるものが何重にも絡み合いだすのです。
相手を思う気持ちは少々緩めても、
それでも関係を維持できる状態、
それが結婚なのではないかと思います。

夢のない、愛のない話になってきましたが、
相手のことを、『空気のような存在』というのに似ています。
こういう考え方をすれば、
すれ違いで離婚を考えることもないのかな、と。

結婚とは、

『伸縮性のある薄い膜で二人が包まれていること』

その中で、二人は自由に動いていいのです。
先生、こんな感じでどうですか。
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