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わかるデザイン

2007-04-18 23:52:01 | 衣・職
今日の仕事は、最近の中ではすっきり感!

以前仕上げたサンプルからの修正依頼でした。
担当のデザイナーの方はかなりのベテランです。
何度かお話したことがありますが、知識と経験と度胸のある女性です。

初回から、主素材と附属どちらにも無理の無いデザインで提案してくださいます。
もちろんサイズ感にもブレがありません。

となれば、
パターンも作りやすく、縫製もスムーズに進みます。

修正コメントの冒頭に、
何型かは、
『すっきり上がっています』
『可愛く仕上がっています』
そんなお褒めの言葉も頂きました。
でも、それは、デザイナーの力に由来するところが大きいのだと思います。

そこからの修正なので、大きく変えなければならないところはありません。
生地の都合で1サイズ変ってしまうものもあるにはありましたが、
それも、意味がわかるので、作業はしやすいです。

こういうことを取り立てて、というからには、
そうでない場合が多いということなのです。

何度もデザインが変り、サイズが変り、また、元に戻します・・・
最終的に、現物生産直前にもかかわらず、生地を変えます・・・あほか?

デザイナーというのは、昔から、生産担当や、営業担当と、話が合わず、
辛い立場で仕事をしている場合もあったと言われていますが、
こういうことが起こるのは、
思い描くものに対する表現力(説明力)が不足しているのではないかと思えます。
実力をつければ、意見をしっかり通すことも出来るのだと思います。
それは、通るデザインが出来るようになるということでもあると思います。
もちろん、
そこに至るには、見合った勉強と時間が必要でしょうが。

自分が仕事を続けていく中で、
高名なブランドだけでなく、一般企業のデザイナーも、
女の若いうちだけの仕事ではなくなってきているということを感じるのは、
うれしいことです。
結婚しても、子供を育てても、おばちゃんになっても・・・オヤジになっても?

男女雇用機会均等
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