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祇園界隈散策 その2

2012年10月05日 | 九州暮らし

先日の祇園界隈散策の続きです。

 

写真は、東長寺(とうちょうじ)の門。

空海(弘法大師)が建てたとされる真言宗の寺院です。

本堂も立派なんですが、写真を撮り忘れ・・・・

千手観音像は、明治時代に国宝してされたものだとか。

 

境内奥には、藩主黒田家のお墓もあります。

 

六角堂は、福岡市の指定文化財になっているようですが、

変形の六角形で、正面(後ろも)がやや広いようです。

毎月28日が御開帳なんだとか。

 

これ、参拝の時に鳴らす鈴みたいなものです。

木の小さな玉がゆる~くつながっていて、

これを引っ張ると、カタカタと音がする・・・というもの。

ちょっと可愛い感じです。

 

 

写真は撮れなかったのですが、ここには博多大仏があります。

平成4年完成という比較的新しいものですが、

10.8メートルという、木造大仏では日本最大なんだとか。

実は、この大仏さまの台座の中は「地獄・極楽めぐり」になっています。

 

地獄の様子を描いた絵を見た後、真っ暗な通路を通って、

極楽の絵に至る・・・というアトラクションのようなもの。

曲がりくねった真っ暗な道を手さぐりで進んでいくのは、本当に怖くて、

漆黒の闇というのは、こんなにも心細いものなんだ・・・・と実感。

前に進まなくてはならないとわかっていても、その一歩がなかなか踏み出せなくて。

道の先に明かりがほんのり見えた時は、本当にホッとしました。

地獄と極楽、実感できるスポットです。

 

 

門を出てふと見ると、博多駅。

あら・・・・ここって博多のど真ん中だったのね。

博多駅というのも不思議な駅で、実はJR九州に福岡駅は存在しません。

 

博多は大宰府の外港として古代から栄えた町であったのに対し、

福岡は江戸時代、黒田氏の福岡城を中心に栄えた武家の町。

それぞれ川を挟んで別の都市という位置づけだったとか。

1889年(明治22年)「市制および町村制」公布で

博多・福岡をまとめて「福岡市」となり、博多は、「博多区」として名前が残っています。

福岡という名と博多という名、それぞれの住人の思惑もあって、

なかなか簡単にはいかなかったようですが、鉄道の駅名は投票一票の差で「博多駅」で決着したようです。

 

  

 週末散歩もとりあえず終了。

次はちょっと遠出したいなぁ。

 

 

 

追加の写真。。。東長寺の本堂です。

ビルのど真ん中にあるってわかるでしょ!

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