筥崎宮で行われている放生会(ほうじょうやと読みます)に行ってきました。
放生会とは「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭り。
ついでに商売繁盛、家内安全を祈願する1000年以上の歴史がある祭なんだそうで。
一年おきに御神幸(御神輿行列)が出る神事なんですが
博多っ子は、どちらかというと境内にでる数百件の露店の方がお楽しみ。
毎年行きながら、いつもいつも気になっていたのが、
こちらのお化け屋敷と見世物小屋。
博多を楽しむのは今年が最後ってことで
とうとう見世物小屋の方に入ってみました。
う~~ん。。。。一言でいえば、The 昭和!
私が見たのは、カッパ三人娘の芸とか、口から火を噴く火炎放射とか。
なかなか面白いものでした。
料金700円。
これが妥当と思われる程度の芸といえば、おわかりかしら・・・
放生会の名物といえば生姜のお店。
昔、箱崎の農家では生姜を栽培していて、採れたばかりの新生姜を露店に並べたんだとか。
以来、濃い緑の葉がついた新生姜は、博多の秋に彩を添えるとこになったそうです。
私は買ったことがないのですが、年配のオバサマ方が買われていました。
金魚すくいならぬうなぎ釣り。
1000円、2000円、3000円のコースがありましたが、
値段が高くなるにつれて、釣る糸が強くなるそうで。
わかりやすい値段設定に苦笑い。
3000円コースなら、釣れても釣れなくても蒲焼が食べられるそうです。
老若男女がそれぞれ自分達らしい楽しみ方をするお祭りです。
今年は台風がくる直前だったこともあり
涼しくて、快適に秋祭りを楽しむことができました。
放生会とは殺生をしないというお祭りだったと理解していたのですが、実際行ってみると、ケバブとか焼き鳥とか・・・ウナギ釣りもありですが。
もう福岡から出られてしまうのですか?
私も多分きっと間違いなく追い出されてし終うので、行ってみたかったです。
それぞれ特徴があって、面白いお祭りでした。
これだけたくさんの露店が出る放生会は、雰囲気を味わうだけでも楽しかったです。
実は、今年中に福岡を離れることになりそうです。