自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

円山応挙展《後期》

2014-02-28 | 展覧会

相国寺承天閣美術館で、開館三十周年記念円山応挙展《後期》を観てきました。
会期は3月23日(日)まで。

同志社大学の北側に位置する相国寺の境内を通り抜けて、美術館に向かいました。

総門

 

鐘楼

 

法堂

 

庫裡

 

庫裡の横が美術館の入り口です。

 

承天閣美術館は臨済宗相国寺派の大本山、相国寺の境内に併設されている美術館。
本山相国寺をはじめ、塔頭寺院である鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)などにつたわる美術品を所蔵、展示しています。

伊藤若冲の「鹿苑寺大書院旧障壁画」の一部も常設展示されています。


円山応挙展の後期は障壁画を中心に展示されています。

私は日本画・水墨画のよさがよく分からないほう(苦手とも言う^^)なのですが、応挙の描いた植物、鳥類などの写生や小袖、櫛の図案、扇面などの図案などを興味深く観てきました。

 

 

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京都御苑、同志社大学

2014-02-27 | 旅・おでかけ

間が空きましたが、23日の京都行きで、まず目指したのは相国寺承天閣美術館です。

地下鉄を最寄り駅の今出川の一つ手前、丸太町で下りて、京都御苑を南から北へ通り抜けることにしました。
梅林のウメが咲いているかなと思ったのですが、咲いている木はちらほらといったところでした。

 

御苑内にある神社のスイセンです。

 

ロウバイ

 

ところどころに花をつけたウメがありました。

 

京都御苑を北側に抜けると、今出川通りをはさんで、同志社大学今出川キャンパスがあります。
ちょっと入ってみることにしました。

キャンパス内には重要文化財に指定された建物が何棟かあります。
クラーク記念館です。

 

ハリス理化学館

 

ハリス理化学館同志社ギャラリーでは新島襄と八重展が開かれていました。

 

同志社アーモスト館

 

 

 

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今年もアイツがやってきた

2014-02-26 | 社会・時事

今朝の空です。

春霞だったらいいのだけれど、PM2.5、花粉入り。

 

こちらは2月19日、夕方の空。

 

 

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ソチ五輪閉幕

2014-02-25 | プロ野球・スポーツ

ソチ冬季オリンピック、閉幕しました。



リアルタイムで閉会式は見ませんでしたが、開会式で開かなかった五輪の一つを閉会式では開かせるといった心憎い演出や、マスコットのホッキョクグマが聖火を吹き消し、一粒の涙を流すなど、ほのぼのとしたセレモニーでしたね。

日本の選手団は最年長の葛西選手最年少の平野選手がともにメダルを獲得するなんて、なかなかできないこと^^をやってのけました。

みなさんお疲れさまでした。

4年後、韓国・平昌大会では、日本選手の登場のときにブーイングが起こることのないような関係を築けていたらいいですね。お隣り同士の国なんですものね。

 

 

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下田直子ハンドクラフト展 手芸っておもしろい!

2014-02-24 | 展覧会

美術館「えき」KYOTOで、下田直子ハンドクラフト展を観てきました。
会期は2月24日(月)まで、毎度のことながらすべり込みです。

 

せっかく京都まで行くのだからと、ほかのところも回る心づもりで出かけました。

展覧会の最終日は午後5時までで、入館はその30分前までですから、出かけるのは午後8時まで開館している、最終日前日にしました。

それで、展覧会鑑賞前に京都をぶらぶら歩きましたが、京都行きの一番の目的は、このハンドクラフト展です。

モチーフつなぎや、アップリケ、刺しゅうをほどこした衣類、くるみボタン、バッグ、がまぐち、アクセサリー、額飾り、和装品、ベビー用品など、80年代から現在までの作品約350点が展示されています。

下田さんはこの展覧会のために、新たに3点ニット作品を完成させていました。

手仕事は根気とセンスがいります。
どれを見ても手がこんでいて、費やした時間の長さが想像できます。

自分にはもう、こんな手芸に手を出す元気はありませんが、見てるだけでもゆったりとした気分になりました。

 

 

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関西学院交響楽団創部100周年記念 第122回定期演奏会

2014-02-23 | コンサート・音楽・宝塚

2月18日(火) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで、関西学院交響楽団創部100周年記念
第122回定期演奏会

曲目は―
ブラームス◆大学祝典序曲
メンデルスゾーン◆ヴァイオリン協奏曲
 ヴァイオリン独奏/長原幸太さん
ブルックナー◆交響曲第4番《ロマンティック》

客演指揮/寺岡清高さん
学生指揮/越智雄太さん

 


関西学院交響楽団創部100周年記念のコンサートに行ってきました。
学生オケながら有料の全席指定で、私もどうにかバルコニー席を手に入れられたという状況でした。

100周年だからか、それとも学風だからか、差し入れがロビーの受付にあふれていました。
ステージもフロントの縁いっぱいに花が飾られていて、とても華やか。
華やかといえば、女性の団員が多いオーケストラです。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲はよく知られた曲。美しいメロディーです。
それを2012年3月まで、大阪フィルハーモニー交響楽団の首席コンサートマスターだった長原さんの独奏で聴くことができるのですから、得した気分です。

実際、彼の演奏が終わって休憩後にもどってこない席がちらほらあったのは、長原さん目当てで来てたのでしょう。
後半のプログラム、ブルックナーの4番も立派に演奏できてたのに、もったいないですね。

 

 

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人を見る目

2014-02-22 | 社会・時事

佐村河内守さんのことは以前から、話題の人という程度で知っていました。
たまたま、毎週『週刊文春』を購読しているので、今回のゴーストライター騒動の経緯を少し詳しく知ることになりました。

 

3.11が近づくと震災関連の報道が増えますから、被災地の少女との交流を描いた、昨年3月のNHKスペシャル『魂の旋律~音を失った作曲家』も一部分は観ていた記憶があります。

事件が公になって、件のNHKスペシャルや『中居正広の金曜日のスマたちへ』がまだネットで観られたので観てみました。「金スマ」のほうはトイレの前に布団を敷いて休む場面などがあって、バラエティ色のある演出も感じました。ちょっと茶化したようなね・・・。

「Nスペ」のほうはずい分、佐村河内氏のことを持ち上げていました。
専門家による楽曲の解説があって、不安定な音「トリトヌス」とか「十字架の音型」とか、初めて知りましたよ。
それは、プロの音楽家、新垣隆さんが作った曲ですから、基本を外してないんでしょう。

でも、ハンディのある子どもたちを巻き込んじゃいけませんね。

それにしても、高校卒業までを過ごし、知り合いが大勢いて不審に感じる人もいたはずなのに、広島市民表彰(市民賞)を授与した広島市の関係者、番組制作に長時間かけるNHK、誰もおかしいと気付かなかったんでしょうか?

豊川悦司さんをむさくるしたような風貌の佐村河内氏が目指したこともある、俳優の演技にだまされたんでしょうか?
人を見る目がなかった?

私はクラシックを聴く機会がわりあいあるほうなのですが、クラシックの音楽家さんたちの私生活が高潔であれ、破廉恥^^であれ、どこか透明感、清潔感があるのです。
日々の練習で培われた技術に裏打ちされた自信も感じられるし、そうでなければ生き残れません。

ところが、佐村河内氏には不潔っぽい、淀んだ空気をまとっているように感じてしまうのです。

新垣さんが作った曲が残るか、残らないかは、時が決めることですね。
私は「交響曲第1番 HIROSHIMA」の一部と、高橋大輔さんがフィギュアのSPで使った「ヴァイオリンのためのソナチネ」しか聴いたことがありませんが、聴きやすい曲だと思いました。

 

 

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アトランティス弦楽四重奏団

2014-02-20 | コンサート・音楽・宝塚

2月17日(月) 神戸市立灘区民ホールでアトランティス弦楽四重奏団コンサート

 

曲目は―
ハイドン◆弦楽四重奏曲第75番
 史上最初の弦楽四重奏曲を書いたのがハイドンです。
ドビュッシー◆弦楽四重奏曲
 ドビュッシーの弦楽四重奏曲はこれ1曲です。 
ベートーヴェン◆弦楽四重奏曲 第10番「ハープ」
 第1楽章で用いられるピチカート奏法がハープを想起させるため、この名で呼ばれるようになったそうです。 

ヴァイオリン/千葉清加さん、直江智沙子さん
ヴィオラ/大島亮さん
チェロ/辻本玲さん


2013年「第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞するなど、数々の受賞歴を持つ若いチェロ奏者、
辻本玲さんが率いるアトランティス弦楽四重奏団です。

辻本さんがグループ名「アトランティス」の由来を「古代ギリシャで繁栄していた理想郷、でも沈んじゃうんですよね」と、説明していましたが、なんのなんの沈むことなく発展していきそうなカルテットです。

それぞれが高い技術と実績を持っています。
舞台の前に、低いステージが設えてあって、音が近くから、湧き出して来るように感じられました。

ヴァイオリンの女性2人とも、アイドル並みの可愛らしさとスタイルのよさです。
もちろん、申し分のない技術をも兼ね備えているわけで・・・。
む・む・む・・・・・・。いいなー。

 

 

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みなと元町、明楓(めいふう)でチャイナランチ

2014-02-19 | 食べもの・飲みもの

「母の身終い」を観た元町映画館と同じ、地下鉄海岸線のみなと元町駅が最寄り駅の明楓でランチをいただきました。地元紙の付録の冊子に取り上げられていて、近くに行ったら寄ろうと思っていました。

 

店主が1年ほど中国で暮らしていた時に出会ったという、土(砂)鍋焼きご飯
現地では冬の風物詩ともいえるそうで、身体があたたまる熱々ご飯です。

甘辛味の焼きご飯に、チャーシュー、目玉焼き、チンゲンサイが乗っています。
スープ、サラダ、小鉢、デザートつきです。

 

 

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母の身終(じま)い

2014-02-18 | 映画・テレビ

元町映画館「母の身終い」を観てきました。
今月観た映画―いまのところ3本は全部フランス語の映画になりました。

 

仕事にも家族にも恵まれない48歳の息子アランは刑務所から出所したばかり。
とりあえず、息子にとっては父親にあたる夫を亡くして1人で住む母親イヴェットの家に身を寄せます。
しかし、母親はもう回復することのない病気と静かに向き合っています。

床を磨き、調理をし、果物のコンポートをつくり、リネンにアイロンをかけるといった、普段と変わらない日々を過ごしています。心優しい異性の隣人もいます。
空いた時間にはジグソーパズルの大作に挑んでいます。写真の整理も始めました。

病気のせいもあってか、母親は息子を受け入れられません。
息子のやること、なすことに腹を立てています。

母親は尊厳死を決意して、スイスの会社と契約を結んでいます。
息子はそれを知りながら、止める術がありません。

終活^^世代の私としては、気になるテーマで、「徒に延命治療はしない」ことに共感はするのですが、イヴェットがした決断にはとうてい賛同はできません。私だったら選ばない終末です。

 

余談ですが、六甲山とポートタワーを組み込んだ元町映画館のロゴ、かわいいでしょっ?

 

 

 

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