阪急うめだ本店9階、阪急うめだギャラリーで清川あさみ「男糸(DANSHI)」展を観てきました。会期は2月15日(土)までです。
清川あさみさんのことを知ったのは3年半ほど前に読んだ、絵本『銀河鉄道の夜』ででした。
幻想的な絵に重ねられた刺しゅうが、夜の深さと星の世界の輝きを美しく表現していました。
メディアに登場する清川さんは自信に満ちて、私にとっては子どものような年齢の方にもかかわらず、憧れの女性です。
ところが、昨年大丸ミュージアム〈梅田〉で開催された「清川あさみ 美女採集〉をチケットを持っていながら見逃したという失態を演じてしまいました。
ですから今回は私にしては珍しく、早目に行動を起こしました。
綾野剛さん、栗原類さん、高良健吾さん、斎藤工さん、東出昌大さん、松坂桃李さん・・・・・・、旬の男性たち27人のモノクロ写真に直接刺しゅうが施されています。
刺しゅうのデザインはそれぞれ、被写体が持つイメージから連想される歴史上の人物などから創作されています。
たとえば、東出昌大×牛若丸、松尾スズキ×杉田玄白、茂木健一郎×アインシュタイン、永山絢斗×ドクター・ドリトル、中村獅童×諸葛孔明、栗原類×スナフキン、桐谷健太×東洲斎写楽、隈研吾×松尾芭蕉・・・・・・などです。
組み合わせの面白さもさることながら、どう表現されているかも、興味深いですね。
ちらしや看板に使われているのは金子ノブアキさんと大天使ミカエルの組み合わせです。