兵庫県立美術館で、だまし絵・・・わが目を疑え。を観てきました。金・土曜の午後8時まで開館時間の日をねらって行きました。
「こんなに入場者が多いなんて、これも一種のだましかいな?」という冗談をいう方がいるほど、今回の「だまし絵」展は人気がありましたが、この日(10/23・金)の夕方は待ち時間なしで入れました。
エッシャーやマグリット、ダリの絵は以前から見知っていましたが、この展覧会の看板にもなっているアルチンボルドは今年初めて知りました。
この5月、名古屋展のころにNHKTVの日曜美術館で「だまされて“見える”錯視芸術の快楽」という番組で出会ったことと、ウィーンの美術史博物館でアルチンボルドのコーナーで作品を数点観られたことで、妙に親近感がわく画家になりました。
今回展示されている作品はスコークロステル城(スウェーデン)所蔵で、日本初公開だそうです。
第1章から第6章に分けて展示されている約100点ですが、私は最後の現代美術の章を一番おもしろく感じながら観ました。
空いていたこともあって、ビルと水路が立体的に見える「水の都」など、何度も絵の前を行きつもどりつしました。
特大の顔「ジョー」や「皿」、「水滴」、「窃視者」などもおもしろかった。
今回も美術館のパソコンから自宅のパソコンへ、絵を送れるサービスを利用してみました。
常設展も観られるチケットだったら、コレクション展Ⅱのサウンド・アーチスト藤本由紀夫さんの作品も観て、聴いてから帰ってくださいね。