5月30日、兵庫県立美術館で「コシノヒロコ展」を観てきました。
会期は6月20日まで。
古くから親交のある建築家・安藤忠雄さんはコシノさんのご自宅の設計者であり、この美術館も同氏の設計で、いつかここで展覧会を開きたいと思っていたそうです。
計画は5年越しで実現しました。
安藤さんの特徴である「コンクリート打ちっ放しのグレー一色の空間から色や形が出てきて、私のクリエーションが生まれた」と、コシノさんは語っています。
「フワフワ」、「ペチャクチャ」、「ルンルン」。「ニョキニョキ」・・・
作品のテーマを14のオノマトペ(擬音・擬態語)で分類、コシノさんの代表作約450点が展示されています。
ファッションの代表作から約250点、絵画約200点に加えて、若いアーティストさんたちとのコラボ作品も見られます。
1回の鑑賞では見逃すところが多いかもしれません。
難しいこと考える必要はありません。手放しで楽しめる展覧会です。
フワフワ
身長5.2mのヒロコちゃん風船人形
ペチャクチャ
オリジナルマネキン20体のうち、2体はロボットです。
写真で違いが分かるかな?
人生オノマトペ84
年表自体がオノマトペ付き作品です。
ルンルン
ビュー
ニョキニョキ
カラータイツを履いたマネキンの脚は300本
クルリンパッ
きらきら
チカチカ
ヒラヒラ
ピョン
コシノさんの原画を映像インスタレーションに仕上げた作品です。