千葉は35℃、36℃らしい。
暑さにめっぽう弱い私は、もう嫌。
そうでなくてもやられているメンタルがあがってきません。
困ったものです。
さてここからが今日の本題。
平日の昼間、金融機関巡りをする必要に迫られ、
まずは某都市銀行のATMコーナーへ。
ふぅ~、あぢ~と自動ドアから中に入ると誰もいない。
ラッキー、落ち着いて操作できるし、
めちゃくちゃ涼しいわ~、
ATMの前に立ち、カタカタと操作。
その時、右の壁際に何か名刺大の白いものが落ちてるなーと気づいた。
いかん、いかん、目の前の操作に集中。
ペッと吐き出されてきた通帳を
もそもそとバッグに押し込み、
さぁ、出ようと右を向くと、
うーーーん、やっぱり気になるな。
しゃがんで落ちているそれを手にして裏返してみると、
キャッシュカードやんけっ!(←びびる私)
それもここの都市銀行のじゃない、他行のやん!
キャッシュカードには、女性の名前が〇〇〇〇 〇〇コとカタカナで印字されている。
ドキドキ、私の心臓の鼓動が早くなる。
まいったなー、目の前に落ちていたキャッシュカードの銀行がそこにあるけど、
窓口に持って行って、持ち主に連絡してもらうか?
あっ、お昼休みの1時間で、シャッター閉まる時間じゃない?
そんなに長く待ってられないわ。
これは、やっぱり交番に届けるべきか。
うーーーん、、、いずれにせよ、時間がかかるから、
家に一人でいる母に連絡を入れないと心配しそうだな。
落した人は、カードがないことにもう気づいているんだろうか。
私だったら、もう心臓バクバクでパニックだわ、、、。
拾った私もバクバクだよ、、、。
次から次へと、そんな言葉が浮かんできながら、
とりあえずATMコーナーから、灼熱の外へ出てみると、
目の前のブロックに老夫婦が座っていた。
私がATMコーナーに入る時からここに座っていたなーと
思って通り過ぎようとしたら、
男性(ご主人と思われる)が、バッグの中に手を突っ込んで何かを探している様子。
女性(奥様と思われる)は、横で何かを喋っている。
これは!と思って、即、声をかけてみる。
『すみません、変なことを言いますが、キャッシュカードを落としませんでしたか?』
声をかけたご主人と思われる男性は、声をかけた私の方に視線を向けて、
怪訝そうな顔。
あ、これは思い違いだったか。
ままよ、女性に向かって、もう一度言ってみる。
拾ったカードをちらっと見せながら、
『キャッシュカード落としていませんか?』
男性が横からフガフガと何か言ったけれど、
何を言っているのか、私には聞き取れず。
キャッシュカードに書いてあった女性の名前を言ってみる。
『〇〇〇〇 〇〇コさん?』
男性がおもむろに通帳を私に差し出して、
『〇〇〇〇 〇〇コ!』
通帳の表紙を見たら、漢字で書かれた名前の表記が『〇〇 〇子さん』で、
キャッシュカードに記載されている漢字の読み方がカタカナと一致!
男性の顔がほころぶ!
『良かったぁ~!、これから交番に届けようかと思っていたんですよ!!』
(老夫婦)『あ~りがとうございます!(T_T)』
思わず、立ち上がる老夫婦と喜ぶ私。
3人で手を取り合って、良かったぁ~、良かったぁ~と何度も言い合って、
ATMコーナー前でお辞儀をしあう変な3人。
暑い中、お二人で、
これからカードを止めるのも、交番に紛失物の届け出すのも大変です。
とにもかくにも、その場にいてくれて、私も助かりました!
その後、お二人仲良く、次の銀行に入り、
落とされたカードを使って、
ATMで操作されているのをお見掛けしました。
拾った瞬間から、心臓がどきどきして、
落したご本人たちより、私の方が動揺していたりしてと思った出来事でした。
あー、びっくりした。
教訓:暑いので、ぼーっとしてしまいがち。
身の周りには、十分気をつけましょう!
画像は、今年の夏、はまっているフルーツのアイススティックバー。
冷凍庫で凍らしています。
小さくて、 水やり後の汗だくの時に1本、チューチュー食べると、
身体も冷えてグッドなのであります。