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自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

山田千晶さん~温もりが溶け合うとき

2025-04-22 | 展覧会

三宮の南側、ミント神戸の2階特設会場で開かれている山田千晶さんの作品展、温もりが溶け合う時を観てきました。会期は4月24日(木)まで。
2階エントランスに置かれた動物と人間が密着^^しているオブジェです。



山田さんは1996年生まれという、とても若いアーティスト。
漆(うるし)を用いて彫刻を制作しているとのこと。
瞳には漆のつや、肌や毛並みには色錆という技法を使用しているそうです。

作品が優しく、温かく感じるのは、そんな工夫が生きているんでしょうね。
まるで、やわらかい布でできているようにも見えます。

 

今夜(4/22)、横浜スタジアムでは阪神・DeNA戦。小刻みに得点して、4-2で阪神勝ちました。
サトテル、横浜でHR数稼いでおこう!

 

 

 

 

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横尾忠則の人生スゴロク展

2025-04-16 | 展覧会

王子動物園に行った日、すぐそばにある横尾忠則現代美術館で開かれている「横尾忠則の人生スゴロク展」を観て帰りました。会期は5月6日(火・振休)までです。

 

4階の「キュミラズム・トゥ・アオタニ」から、王子動物園が見えます。


会場には数字を決めるルーレットが設えられていて実際に遊びながら進むことができます。
(しなかったけど・・・)

 

大阪万博 EXPO'70のせんい館のデザインは横尾さんだそう。

 

スゴロクのふりだしは横尾さん5歳のときの作品。
講談社の絵本「宮本武蔵」の模写です(原画を拡大)。

あがりは「二刀流再び」2021年の作品です。

 

 

 

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30年目のわたしたち

2025-03-05 | 展覧会

兵庫県立美術館「30年目のわたしたち」を観てきました。
会期は3月9日(日)まで。

阪神・淡路大震災30年企画展と銘打っていたので、行かなければと思いつつ終了間際に行くことになってしまいました。




田村友一郎さん、束芋さん、やなぎみわさん、國府理さん、森山未來さん・梅田哲也さん、米田知子さんの6組7名のアーティストによるグループ展です。

難解^^でした。
コンテンポラリーは自分から寄って行かないとチンプンカンプンで終わってしまいます。
しかも、森山未來さん・梅田哲也さんの作品は私の見逃し、聞き逃しが多く、ほんの一部しか接することができませんでした。

撮影可だったうちの一部を載せています。


イチローさんのサインボールです。


1995年1月17日付の朝刊にはその日朝起こったことは書いてありません。テレビ欄も平和に訪れるはずだった日の番組のままです。


屋外のオブジェは安藤忠雄さんの「青りんご」と今年新たに風のデッキに置かれた青木野枝さんのOffering/Hyogoです。

 

安藤さん設計の兵庫県立美術館は入り組んでいてオブジェにたどり着くまでにどれだけ階段を上ったことか・・・。
そのうち、足腰がさらに弱って見に行けなくなりそうです。

 

 

 

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生誕95年 オードリー・ヘプバーン写真展

2025-02-24 | 展覧会

神戸阪急で「生誕95年 オードリー・ヘプバーン写真展」を観てきました。
会期は短くて今日24日(月・休)まででした。

 

彼女を世界中から愛されるスターにした1953年の『ローマの休日』から『オールウェイズ』まで、20主演映画のスチル写真とあらすじ、トピック、ポスターなど約120点の展示なのですが、現役時代の彼女を知らない、若い人たちが目立つ会場でした。

観た映画よりも観なかった映画の方が断然多いです。でも、映画が若者の娯楽の主流時代を過ごしているので、映画評を読んだりしたのでしょう。ほとんどの映画を観た気でいます。

『ローマの休日』のアン王女のなんとチャーミングだったことか。

アルバート・フィニーと共演した『いつも二人で』は高卒で同期入社の女友達と銀座の映画館で観た記憶が残っています。やっと洋服を自前で買えるようになったぐらいのキラキラのOL(いまや死語か^^)でした。

映画は大好きですが、もう映画館で観るのはあきらめています。
予告編が流れているうちに、寝てしまうのがおちですから。


山にも街にも近いところに住んでいるのですが、目につく鳥といったら、カラス、ハト、スズメ、ヒヨドリ、たまにツバメといったところです。
珍しく今日ベランダからイソヒヨドリを見ることができました。

しかもオスとメス同時に。

天気予報では明日から暖かくなるという今日の夕焼けです。

 

 

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WAKKUNのもらった種とまいた種

2025-02-01 | 展覧会

BBプラザ美術館「震災から30年WAKKUNのもらった種とまいた種」を観てきました。
神戸市在住の画家・涌嶋克己さんの個展です。
会期は2月2日(日)、明日まで。

阪神・淡路大震災から30年の節目に合わせた企画展で、1994年から今年にかけて制作した約60点が展示されています。
作品の根底にはご自身の経験や人との出会いから感じた「人間はみんな存在しているだけですてき」との思いが込められているそうです。

どおりで、作品はみんなほのぼのあったかです。

 

家来の一人もいない王様

 

二人の空気
若者のたわいもない会話に想を得たそうですよ。

 

グングングングンのぼってゆくゾ!

 

家の中、裏の庭、山の中、ボクはいろんなとこにボクの家をつくった

 

阿賀のお地蔵さん

 

作品ライジングの話をする涌嶋さん
17年間の長い間ネパールで医療活動をして多くの人から愛されていた故岩村昇さんが、ザンビアで知り合った11歳の少年からプレゼントされた「ライジング(昇)」という詩の話が元になっています。

 

舟出

 

快く写真を撮らせてくださったWAKKUNさん。
涌嶋さんは1950年神戸市長田区生まれ。

 

涌嶋さんの絵を見て、どこかで見たことあると思う方が多いでしょう。
1996年のフジテレビの月9ドラマ「ロングバケーション」でキムタクさんが着ていたTシャツに描かれていたガッツくんのイラストの作者は涌嶋さんです。
我が家にも、トレーナーやTシャツが何枚かあって現役です。
その後もいろいろバージョンがあって、常時販売されているんですよ。

 

展覧会の帰り、阪神岩屋駅近くの喫茶店でいただいた、コーヒーとティラミス。
全席喫煙可という掲示はあったのですが、風邪ひきの私には、煙がちょっとこたえました。

 

 

 

 

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蜷川実花展 with EiM 彼岸の光、此岸の影

2025-01-21 | 展覧会

1月19日から21日まで京都に行ってきました。
毎度のことながら特に計画は立てず、その日の天気とイベント情報などから、行き先を決める旅です。

神戸も京都もいい天気でした。


京セラ美術館に行く途中にある京都写真美術館にも寄ってみました。
1階が常設展、2階はレンタルスペースとして、様々な作家さんの作品展示会場になっているようです。

 

京都1日目は月曜休館の美術館に日曜日のうちに行っておこうということになりました。
神戸をゆっくり出たので、行った美術館は京都市京セラ美術館1館だけです。京セラ美術館では蜷川実花展開催中です。

蜷川さんは「激しい仕事^^をするアーティスト」というのが私のイメージですが、今展覧会も強烈でした。


チラシには

現実と夢幻。
時といのちの流れを感じる京都の地で
蜷川実花 with EiM は次なるテーマで挑む。

彼岸花の真紅に染まる入り口、
いのちのきらめきによる光、そして奈落へと進む。
この果てにはいったい、何があるのか?

京都の街並みからインスピレーションをうけた、
異界の深淵を巡る旅。

(以下略します)・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

とあります。


そこまで深く意味を考えない私は、あまり縁のない世界を経験したなぁ、というのが感想です。

 

 

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蜷川実花展@京都市亰セラ美術館

2025-01-19 | 展覧会

久し振りに泊まりがけで京都に来ています。

明日は美術館休館日なので、今日は京都市亰セラ美術館へ。

暗いし、若い人たちで大混雑。動画に収めている方が大勢いて、人の動きはいたるところで停滞します。

夫は早々に庭に避難。

私はどうにか一周しました。

 

花々が咲き乱れ、鮮やかな原色の世界が広がっていました。

にしても、こんなに真っ暗にする必要ある?

 

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塩田千春 つながる私(アイ) I to eye

2024-11-29 | 展覧会

大阪に泊まった翌日(11/28)はホテルから歩いて大阪中之島美術館を訪れました。
ここではテレビや新聞で紹介されて、大いに興味を持った、塩田千春さんの「つながる私(アイ)」展が開かれています。

どうにか会期(12/1まで)中にすべり込みで行くことができました。


 

ヤノベケンジ作シップスキャット



展示室は5階、エスカレーターを降りると巨大な赤いドレスが3着、赤い糸に囲まれてぶら下げられていて、果たしてどこから入っていいのか、糸にさわってしまってもいいのか迷います。
「インターナルライン」です。
ただでさえ足もとが覚束ないのに、さらにふらつき^^ました。

塩田さんにとって、ドレスは第2の皮膚。今までも作品に多く使われています。


次の展示は白い糸のトンネル(温泉の湯気からイメージがわいたそうです)と水盤にパイプから落ちる水滴がつくる波紋が静かな時を刻んでいます。
「巡る記憶」です。


赤い糸で作られたのは「家から家」


「つながり」をテーマに公募して集まった1500通のメッセージを赤い糸に結びつけたのは「つながる輪」です。


油彩画や動画作品、多和田葉子さんの新聞小説への挿絵も展示されていました。


 

ヤノベケンジ作:ジャイアントトらやん


お隣りは国立国際美術館です。


 

 

 

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モダンと伝統と花のキルト展

2024-11-04 | 展覧会

神戸阪急でモダンと伝統と花のキルト展を観てきました。
10月24日、会期の最終日でした。
94人のキルト作家たちの作品展です。

最終日だからか、最終日なのにか、会場はすいていて、ゆっくり観ることができました。
キルト展といえば以前は観客がいっぱいだったし、写真撮影不可でした。

今回は写真撮影ができたので、神戸の街さんぽのコーナーはほとんど撮ってきて掲載しています。
トラディショナルパターンや花々、キルト小物もみんな見事でした。

 

三浦百恵さんの静寂の薔薇です。
平成、令和と時代は移ろいました。ご自分らしい人生がおくれましたか?

 

わたしがいいなあと思ったのは、le souvenir
縁ーボーダーっていうのかなーと中央にはパリで訪れた場所の刺繍、その他の場所にはフランス語の単語が刺繍されています。なんとおしゃれで緻密なんでしょう。

 

素晴らしい作品たちと出会えました。

 

 

 

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フィンランドのライフスタイル@神戸ファッション美術館

2024-09-26 | 展覧会

神戸ベイシェラトンホテル&タワーズでチャリティーランチをいただいたあと、隣りにある神戸ファッション美術館で11月10日まで開催されているフィンランドのライフスタイルを観に行きました。

 

フィンランドは国土の3分の1が北極圏で、約65%が森林、約10%が湖で、決して暮らしやすい環境とはいえないのですが、国連の世界幸福度ランキングで7年連続首位を保っています。

その指標の「自分の生活に満足しているか」の要素の1つに豊かなデザインの家具などによる心地よい暮らしがあると言われています。

たしかに、ぬくもりのある家具や壁をかざるファブリックやプレート、カラフルな置物、照明に囲まれれば、居心地いい空間がつくりだされますね。

この展覧会には名作の椅子、ガラス器、陶器、など約750点が展示されています。
ただ、日本の狭い間取り、低い天井にフィンランドの什器は収まりにくいです。でも、見ていて楽しいし、食器や小さな飾り物は手元においてもいいかもしれません。

写真撮影可の展覧会でしたので、一部撮ってきました。

 

 

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