中川人道橋から上流を望む。左手は、「倉松川水門」。(※前回の写真)
5月に雨がけっこう降ったかと思うと、「梅雨入り」宣言のあとは、今度は一転、あまり雨なしの暑い日が続き、・・・。そして、27日には、もう「梅雨明け」宣言。気象庁も予想できなかった、とか。
昔から気象予報は当たらない、って評判ですが。それにしても、この暑さは!
ずっと以前は、学校が夏休みになるかならないか位の頃が、梅雨明け。
「梅雨明け10日」といって、晴天が続く、この時期。若い頃は、梅雨明けを待ちかねたように、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳などの縦走に出かけたものでした。
今は、・・・、冷房の効いた部屋で読書しつつ、船を漕いでいます。
さて、
「藤の牛島」駅から土手に出て、右岸を歩き始めます。この日は、曇り空で少し風もあり。
少し前に(それこそ、梅雨時に)、「権現堂川(行幸湖)」から中川を下り、「宇和田公園」先の「新船越橋」まで歩きました。
そこから「朝日バス」(ひばりヶ丘工業団地入口)に乗り、「東武動物公園」駅まで戻りました。
そこで、今回はそこまで北上することに。
「倉松川」。
倉松川は、幸手市中五丁目地先に源を発し、春日部市牛島地先で中川に合流する延長13.8km、流域面積32.1k平方メートルの一級河川です。全区間が埼玉県知事が管理することとされています。
倉松川起点付近…幸手駅から撮影
(この項、「埼玉県」HPより)
水門で中川に合流します。
対岸の奥・左手、「国道16号線」沿いに「イオンモール」や「ビバ ホーム」などの大型店が並んでいます。
「新川橋」。
ビバホームやイオンなどに向かう車の行き来がけっこう多い。
橋を渡り、左岸を。
先に見える橋は、「国道16号線春日部野田バイパス」中川橋。
中川橋の先、対岸には「首都圏外郭放水路」の第3立坑と呑み口。
中川と倉松川の洪水を取り込むための施設。
※「全体構成図」。
その先の対岸には、「幸松排水機場」。
「庄内橋」。埼葛広域農道。
水色のパイプ橋は、水道橋。
かつての「庄内古川」をなぞる流れか?
そのままたどると、土手の道は、だんだん中川から離れていきます。
間に田畑が。
突き当たりを左にまがって、再び中川沿いの土手道に。
「松富橋」と水管橋。
下流を望む。
のどかな土手道。タチアオイ。
土手の両側は、絨毯を敷き詰めたような小さな白い花が。何という草花でしょうか?
右手は、青々とした田んぼ。
この先で土手道は、大きく迂回します。
振り返って望む。左に土手道。撮影場所は田んぼの畔道。正面の中川は、右に曲がってきます。
川に近づいてみましたが、上流は、個人の敷地のようす。
実は、この付近は、かつての流路跡が農地化されて田んぼや畑になっているようです。
この付近の今昔。今の中川が「庄内古川」となっていた頃は、流路が東に大きく曲がっていました。その痕跡が残っています。
1880年代のようす。現在よりも東に寄っています。 2010年代のようす。部分的な痕跡。明治以前の流路跡も。
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