おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

足立区佐野いこいの森

2012-06-29 19:30:08 | つぶやき
 つい先日、水戸街道に架かる中川大橋から中川の右岸を上流に向かって自転車で行きました。葛飾区、足立区と埼玉県の県境(八潮市)まで。よく整備されたジョギング・コースですが、自転車でも通行できます。ただし、何カ所か細い草地あり。また、散歩する人やジョギングを楽しむ人も多く、要注意。大半は、車道と隔てられ、安全な道が続いています。
 その途中。「足立区佐野いこいの森」に立ち寄りました。ここは、日曜と水曜の二日のみ一般開放されています。

 佐野いこいの森は江戸時代から残る屋敷林。スダジイ、ケヤキ、マテバシイなど約30種(約500本)の樹木があり、様々な野鳥も訪れる生態系上貴重な森です。 区民の皆さんに森と親しんでいただき、その大切さを感じてもらうことで、魅力ある自然とみどりを守っていきたいと考えています。(以上、足立区の広報)
 
 飯塚橋から中川をさかのぼること数キロ。中川の右岸沿いに「佐野いこいの森」があります。古くからの大地主(新田開発)の佐野家屋敷林の一部を一般公開しています。周囲を堀に囲われ、林内には内堀が残っています。自然のまま残されていて、細い遊歩道をゆっくり歩きながら、奥深い林のようす、どこからともなく聞こえる鳥のさえずり、足下の木漏れ陽、・・・。じっくりと自然を堪能できます。周りは静かな住宅地ですが、それでも森の中は、静寂そのもの。
 管理する方と外周りの掃除をする方と、ボランティアの方が2名。外でせっせと草取りをしていた老人と立ち話。会社を退職後19年、外周を整備している。80歳、元気な方。家が近所なので、毎日行っている、とか。森の中は、なるたけ自然にを心がけているようす。小さなサツマイモ畑がありましたが、近所の小学校の生徒がやっている、と。奥の方は、竹藪。
北東部分には他よりも地面が高い場所があり、そこにある5つの石造物は、佐野家旧屋敷神基壇。
足下は、下草で覆われています。木々も朽ちたまま。
周囲を囲む内堀の跡。
屋敷を囲むように堀が巡らされています。
案内板。
土手からのようす。
 中川を自転車でさかのぼっているときに、ふと目の下に発見した森でした。自然との不思議な出会い、人との出会いでもありました。
葛飾区側から中川をはさんで。遠くに見えるのが、佐野いこいの森。


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