おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

明らかにやらせ!

2006-11-07 21:28:22 | つぶやき
教基法の公聴会。TM。文科省がやらせ発言要請。
教基法が大詰めになってきた、この時期になって。
いじめ、偽装単位問題が話題になっているうち。
大学入試の改善や今の教育課程の問題も、
いい加減に終わって、早くも採決。

そんな時、改正に賛成の立場から、やらせ発言を要請。
県教委の人選も依頼。3人の発言推薦者を決定、
文科省から提示された内容にそって発言。一人は欠席。

TMなる会のいかがわしさは昔から。
都合のいい発言者を事前に用意し、発言させる。
推薦の段階から、セレクト。
発言希望者を発言人数分、抽選で選ぶべきなのに。
事前に発言趣旨を把握し選ぶ、といううわさもこれまでしばしば。

これで、公聴会もやったことで、
国会での採決の手順を踏む。そのための形式なのでしょうね。
それにしても、戦後の教育を支えてきた教基法を変える
大事な公聴会(一部発言者とはいえ)がやらせではどうにもならない。
その程度の認識なのか、国会は。

文科省は、いよいよ念願の中央文部官僚による、国家統制を実現できる、
このことで、ホントに浮き足だっているようだ。
あらゆる手段による教員攻撃・組合攻撃をもとに、
組合(日教組)つぶしを成し遂げた。

こうして「不当な支配」(彼らの不当な支配とは組合支配の学校づくり)
を徹底的に排除できた彼ら。
今度は自分たちの意図する教師作り、生徒作りに乗り出していく。
ここに、戦後60年の悲願。これが叶う時がやっと来たのだ。
我が世の春とはこのこと。

今日の個人主義の弊害の「原点」が、教育基本法にある。
「私」から「公」へと主張。愛国心を入れることに執着。
少数のエリートと大勢の大衆とそのまとめとしての
「滅私奉公」「日の丸・君が代」。

天皇を頂点とする、戦前の国家主義ではない、
天皇は飾り物にした新たな国家主義が誕生していく。
その精神支柱は、天皇制にではなく、「国家」そのものへの忠誠心である。
仮にこうした施策に異議を唱える天皇・皇太子がいたら、
退位させてもかまわないくらいの貫徹ぶりではないか。

まさか政府・与党のいう「公」は「公明党」=創価学会のこと?
これへの忠誠心ではないことだけを願う。
今後の日本は、地獄への道を進むだけだから。
昔の道ではなく、新たな地獄への道だ。
コメント
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