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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

月に吠える。

2024年09月17日 | 百伝。

昨日は、敬老の日でした。

日本の百寿者は、まもなく10万人となるとの事。

日本経済が停滞した「この失われた30年」、その反面、日本人の寿命は世界一驚異的な伸びを成し遂げたようです。

65歳以上の高齢者が日本の人口の3割を突破しそうな勢いです。

どこの業界も人手不足の日本社会、まだまだ高齢者が働き手として担う必要があるのでしょう。

ただ、政界とエンターテイメントの世界は、人員余剰、人員過剰なのでしょう。

自民党総裁選、立憲民主党代表選、トップに選ばれる人物には、経済第一優先よりも、エッセンシャル層の国民階級の隅々までが日本国で暮らせる事に誇り、幸福に思える理想国家を論じて欲しいものです。

昨日、アメリカハリウッドから前代未聞の驚くようなニュースが入りました。

「Shogun 将軍」というドラマ、エミー賞18冠受賞という、とんでもない快挙です。

作品のプロデューサー、主演は、真田広之さん、凄いの一言です。

三船敏郎さん、役所広司さん、渡辺謙さんを越える日本を代表する世界的な役者としての存在価値を自ら証明したのです。

20年以上昔、ラストサムライと映画で本来はトムクルーズと共に主演だったはずなのに、白血病で借金を抱えていた渡辺謙さんに主演を譲り、自らは助演に徹して支えたとの事。

英語学習も然り、以来、真田広之さんのハリウッドへの挑戦が始まりました。

日本からアメリカに進出した頃は、エージェントもマネージャーもいなくて、生きてゆけるのか心配だったとの事。

真田広之さん、若い頃、百島で映画撮影した事がありました。

父が撮した若い真田広之さんの写真が実家にありました。

当時は全く興味がなく、ただ真田広之さんは船の操縦が上手かった、度胸がある、と父が言っていたのを思い出しました。

たそがれ清兵衛、こんなに大物になるとは❗

やはり、人生は挑戦、素晴らしき哉です。

昨日は、北陸新幹線が福井、敦賀まで延伸開業して、丁度半年。

福井で一番高いビルにオープンしたコートヤード・マリオットに宿泊しました。

トイレまで快適な涼しさでした。

帰宅後、家の中の蒸し暑さ、それでも我が家の心地好さが一番です。

よく帰ってきた、と家の声。

自らの挑戦に年齢は関係ありません。

人生の失敗が不成功でもないし、人生の成功が幸福でもありません。

月に吠えたくなりました。



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