100-8081 blog

■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■
■■■■

【映画】まとめて11本ばかり

2012-02-06 21:58:30 | 趣味

【ヒミズ】
原作はもちろん見た。けど、その比較はちょっと置いておいて
…って原作見たこと無かったら、より一層面白くないと思う。
原作を見てるからこそ、どこかでずっと補完しながら見てる。
画面からだけでは不十分すぎて、そうでもしないと見てられない。
震災後の日本って設定も、茶沢さんの家庭も、住田の心の闇も、どうにも中途半端。
いまいち気持ちの闇に溶け込めないので、最後の川沿いを走るシーンも観的に冷めた目で見てしまう。
あんなに無駄にひっぱ叩きあう人間もそう居ないだろう。
しかし他の園作品は面白いらしいので、近いうちに見てみようかな。



【キック・アス】
ヒーローになりたい少年の、ヒーローになれちゃった話。
アメコミ要素と、そこそこのエグさと残酷さをポップに受け入れられたら
テンポも良かったし、楽しめる要素は十分持った一本。
原作は知らない。
ヒットガールのミンディは口元が芦田愛菜に見える。
この子のアクションシーンはむしろ主役級。








石井聰亙
【高校大パニック】【1/880000の孤独】【突撃!博多愚連隊】
狂い咲きの前の作品
個人的には1/880000の孤独が面白かった。


【わたしの中のあなた】
若干無理がある設定だし、基本的に良い人しか出てこないんだけどみんなの気持ちがそれぞれにわかる。
無茶な設定だからと言って涙頂戴かよー、って気分にならないのは、
それぞれが思いあってるとこがしっかり描けてるからだと思う。
そんな家族愛が伝わってくる、私は好きな作品でした。


【ある子供】
ドキュメンタリーの様な見せ方で、父親になったのに大人になれない男と
母親になったからこその広い心で最後に許す女。
やったことの責任も、同じようなことを繰り返してしまうのも、
見ててほんとどうーしようもないな、と思いながら見てしまって
最後のも愛してるのは分かったけど、それは甘えが過ぎる、とも思ってしまう。
そのままをそのままの雰囲気で伝えてくれるし、セリフで説明もしない作品なので
そこら辺は良かったな。


【マチェーテ】
B級映画の中のB級映画、これをあえて作るってのも
ロバート・ロドリゲスらしい作品だなww
出だしの悪ノリが最高で、途中もちょこちょこ笑えて
あえての演出だと思うと笑えてしょうがない。
かなり血だらけになるし、切れない腸ロープとかあるこれでもかとグロさ(とエロさ)満点なので
そういうの平気な人は、そもそもこれで笑えるタイプだと思うのでオススメ。


【ソラニン】
見たという記録


【SAW FINAL】
おもしろいのは最初の2本くらいまでだったな。



【スプライス】
最後は倫理感とエロスとSFの狭間な映画
CUBEの監督ヴィンチェンゾ・ナタリ。CUBEは傑作やったよね。昔すぎてうろ覚えだけど。
ギレルモ・デル・トロも素晴らしいよね。まさにそんな質感。
という作品。
面白かったとか素晴らしいとか、そういうのをちょっと違う異質な何かが飛びぬけてる一本。
客観的に見たら、やめとけばいいのに、とか二人とも自分勝手すぎるとか
言いたいことは山ほどあるけど、まあ最後には多少分からなくもないかな、という気分になる。
あの終わり方は、非常にモヤモヤが残るけど。
クリーチャーが思った以上に人間らしくしかも美しくなってしまう。
最近の新種って大体俊敏よね、どんくさいのがあんまり居ない。
と、何かノドの奥にひっかかるものは残るけど、それなりに衝撃的な一本でした。
あの造形、私は好きだけどなぁ。気持ち悪いけど綺麗。
気まずくなりがちなので一人で見るのがいいかも。






さー、次は何見よ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする