Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

醍醐寺三宝院(2011年7月10日参拝)

2011-07-17 | 西国三十三ヶ所
桜の時期の醍醐寺はあまりにも有名ですね。
その混雑ぶりは吉野山より酷いので、
大混雑と車の大渋滞が苦手な方は桜の時期に参拝するのは止めましょう。


でも夏のくそ暑い時に行くのも止めましょうと、
参拝して思いました。(泣)



宗派:真言宗醍醐派
御本尊:薬師如来(重要文化財)
創建:貞観16年(874年)
開基:聖宝
札所:真言宗十八本山第十二番、近畿三十六不動尊第二十三番(上醍醐)、
西国三十三箇所第十一番(上醍醐)、西国薬師四十九霊場第三十九番、
役行者霊跡札所



【唐門】


国宝。
門跡寺院としての三宝院にあり、
朝廷からの使者を迎える時だけに扉を開いたとされる門(勅使門)が唐門です。


【三宝院】
三宝院は永久3年(1115)、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建。
醍醐寺の本坊的な存在であり歴代座主が居住する坊です。

現在の三宝院はその建造物の大半が重文に指定されていて、
中でも庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える
桃山時代を代表する建造物であり国宝に指定されています。
国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、
慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭であり、
今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。


国宝・表書院の襖絵は重文でその重厚な作は見応え充分です。

また表書院から見る特別名勝の庭が本当に素晴らしい。

そんなに庭園が好きじゃない私が褒めるほどですから、
醍醐寺に参られる時は是非三宝院を拝観してください。

拝観料600円を支払う価値は間違いなくありますから。


その素晴らしさをなかなか醍醐寺まで行けない方々に、
写真で見てもらいたかったが写真撮影禁止でした。(泣)


飽きることの無い庭園を後にし本堂へ。

重文の本堂には快慶作の弥勒菩薩と脇仏として向かって右に宗祖弘法大師、
左に開祖理源大師が安置されています。

弥勒菩薩はさすが快慶作ということだけあります。
大変満足させていただきました。


三宝院は仏像、庭園、建築物、襖絵等の文化財の全てが感動ものです。

年会費3,000円支払って醍醐友の会に入れば拝観料と入山料が無料になるから
友の会に入ろうかと真剣に検討中ですよ。(^^


ただ、
本当に残念だったのが庭園も撮影禁止だったこと。
表書院の襖絵とか本堂の仏様が撮影禁止なのは理解出来るが、
庭園まで撮影禁止とか勘弁してほしい。

こんなに素晴らしい庭園はデジタル写真に残しておきたかったです。
だって私の記憶はアナログなんだから。(^^;


【御朱印】

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