と折ある毎に触れている。アンサンブルにせよ曲展開にせよ典型的なヘヴィメタルという事なのだが、2ッの点で殊に特異だ。1ッはギターレスな曲の為徹底的に歌で押し切る点。そしてもう1ッは作詞曲歌何れも自然体に女性的である点だ。歌舞伎を例に取る迄もなく様式に美を求めるのは古今東西何故か男性側である。その様式の中に飛び込んで普段の光らしい女性的で繊細な叙情性を発揮している、どころかいつにも増して冴え渡らせてるのは驚異的としかいいようがない。意識はしてないだろうがアルバムでもライブでもこの曲の次がYouMakeMeWantToBeAManだったのは実に象徴的だ。
| Trackback ( 0 )
|