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《 リアル 衝撃裁判 ルポ  前篇 》 「第1弾」前園泰徳、赤とんぼ「魔王」先生。尽くした愛人兼助手を、3度も絞殺、惨殺事件。刑事の狂った軽微判決を経て、一転、民事での損害賠償請求訴訟。ついに判決

2022-12-06 09:58:44 | ・犯罪

 ≪ 2021・1・16 掲載 ≫

 殺害行為日は、2015年3月2日、未明。

 まだまだ春遠き、雪深い、北陸の地。福井県勝山市郊外。

 街道から、おおきく外れた、人間がなにをしょうと、人目に付かない、橋のたもと。 そこに停車し、被害者所有の軽自動車の中で、念入りに、確実な死を遂げる、3度もの首絞め。

 絞殺、冷静に、死に絶えたことの確認後、考え得る、あらゆる、妻をもだます、「偽装工作行為」と証拠隠滅。

 その後の、身柄拘束。、逮捕勾留されたのち、殺人罪で、起訴された。

 地元、福井地裁で、審理重ねて・・・・。

  ニュース映像の、その、被告人の、「赤とんぼ先生」こと、前園泰徳(まえぞの やすのり)。

 逮捕時までは、千葉県の、私立・東邦大学から転じて、国立の、福井大学 教職大学院 特命准教授。 

 実態は、身分不安定、1年ごとの、契約更新問われる「特命」。時間給、供与。赤とんぼの、生態研究に対し、公的助成金、もらっていたが、すべて、独り占め。助手、無給。出すのは、精液だけ。

 事件発覚で、即日、失職。

 妻と、幼い2人の子どもにも見放され、、離婚、承諾。獄中で、押印、署名。

 住んでいた市内長山町、2丁目に建っていた家は、借家。

 県内で、赤とんぼ生態研究の、第一人者と、自負していた人生は、一夜にして、転落、壊滅。 

 元・先生。

 公判廷で、殺人行為そのものは、動かしがたい事実も有り、認めたものの、

  被害者である、菅原みわ・東邦大学 大学院、休学中の大学院生に、先生ならぬ、魔王様、殺してくださいと、懇願されて、やむなく、絞殺した

 したがって、「嘱託殺人」に、過ぎない。

 食卓、否。嘱託が、判決で認定されれば、最高刑でも、人殺しておいて、懲役7年という、おいしさ。

 それ、認定されたもんなら、この経緯の2人の軌跡と心情と、実態において、奇弁&詭弁としか、言いようのないシロモノ。

 だが、弁護人、男女、地元の2人。 調べていくと、腕っこきの、有能、国選弁護人。えん罪も手掛けた、正義派。

 かたや、法廷立ち合い検察官。男女、まだ経験さえも若く、幼い、1人づつ。

 ・・・・あきれはてるほど、無能。 

 裁判員に、菅原みわという25歳の女性の、セックスの道具の愛人に、墜ち果て、狂おしいばかりの、結婚願望、激しく揺れ動く複雑な想いと、自由自在に、いいようにこき使う魔王様の、非道ぶりを、

 彼女の、遺された文面の数々を、引用し、せつせつと、裁判員に、訴えもせず。

 死にたい・・・・・・という、つぶやきが、真意か、どうか・・・・・

 まずいなあ・・・・・・。

 裁判長の、入子光臣(いりこ みつおみ)の訴訟指揮も、まっずいなあ・・・・・・。

 危惧感、傍聴しつつ、次第に、膨らんでいった。

 バーン!

 想いは、飛んぼ、爆発。

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 世間の耳目を集めて、福井地裁。

 ひとしきり騒ぎ立てた、わいわい、ワイドショーは、すでに、見向きもせず。

 懲役13年の、論告求刑に対し、庶民の感覚、受け止め、反映すると期待された、6人参加の裁判員裁判にもかかわらず、出た結論は、わずか3年6月という、求刑4分の1程度の、軽微な実刑判決。

 それも、嘱託の、最高刑の、半分に過ぎず。人生、一時、休憩しましょ、程度。

 おいしい嘱託、食卓、むしゃむしゃ。

 判決文、いわく

 「被害者である、菅原みわは、犯行時、精神的に、不安定な状態に、おちいっていた」、

 「されど、自己の意思を有していた、可能性はあった、と認定できる」

 「殺してくださいという、嘱託の意思が無かったとまで、認定出来るには、合理的な疑いが生じる」

 微妙で、おかしく、日本語として、奇異、不可思議な、苦しまぎれの言い回しながら、結局、判決で、嘱託殺人を、ほぼ認定。

 裁判員には、被害者の心情、届かず。届かせず、かも。

 というのも、証拠採用の、認定に、片寄りあり。当時、頻発していた、裁判員という、シロート軽視傾向の、1例ともなった。

 当然の如く、被告人は、控訴せず。

 

 で、その後の2週間の控訴期限、待たずして、早々に・・・・・無能法廷立ち合い検察官、力説して、真剣に協議・・・・したのか、どうか・・・・・

福井地検としての、結論。

 驚くなかれ・・・・・控訴せず。

 おいおいおいおいおいおいおいっ・・・・・・

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 赤とんぼ先生、すんなり、服役。

 判決期日は、2016年9月29日。犯行後の、逮捕勾留開始から、約1年半後。

 なので、ソレ、算入されて、実質、刑務所には、2年ほど。 模範囚として、なかで認定されていれば、わずか、1年半ほどの、「お勤め」で、シャバに、晴れて、復帰。

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 やりきれぬ遺族の心情は、民事での闘いに移る。

 マスコミや、世間に、訴えることは、一切せず。 むしろ、拒否。

  独自の、闘いの舞台は、千葉地裁 民亊1部。601号法廷へ。

 損害賠償請求というカタチで、刑事の判決後の、半年経て、翌2017年3月22日、提訴。

 遺族となった、父親を筆頭に、母親、姉、妹。

 家族4人の慰謝料、逸失感情、もろもろを合算請求。総額、1億2223万円。

 当時は、前園は、受刑者。財産らしきもの、は皆無。

 だが、命は、カネに換えられぬとはいえ、その方法しか、選択無し。

 それまで、かかった家族の、福井への諸経費。男性弁護士2人の、事務所のある千葉市から、法廷に毎回来てもらった、福井地裁当時からの、すべての巨額の費用も支払わねばならない。

 、訴えは、タダでは済まない。 申請にあたり、38万6000円を支払わなければ、ならず。現金、ないし、印紙で。

 初公判は、2017年5月10日。

 短い法廷後、最初にして、最期の、記者会見。 父親が、代表して、力説したのは、娘は、死にたがってなんかいなかった。絶対に!という、激しい怒りに燃えた、想い。

 前園泰徳に、絞殺されたのであって、殺人罪を適用すべき、事案であった、と。

 以後、プッツリと、遺族は、クチを閉ざす。

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 公判、2回目以降は、法廷、使用せず。

 民亊1部の、事務室、奥の個室、使用。

 1か月から、1か月半に1回。所要時間、短い時間ながら、事実上、書面の出し合い、文字での、つばぜりあい、応酬合戦。

 すべて、非公開。

 前園が、早々に、シャバに出たのちも、当人、参加、出席せず。

 彼の、男女計2人の弁護人のうち、ひとりが、今でいうトコロの、リモート出席を、積み重ねてきた。

 裁判長は、東京地裁から転じた、小濱浩庸(こはま ひろのぶ)。

 それに、青木浩史、鈴木千恵子の、計3名。 

 だが、記録を閲覧したり、担当書記官に、実態を聴く限り、事実上は。小濱1人が、担当し、原告と被告の、双方の意見と、請求を聴き続けるも、落としどころ、皆目なし。

 どちらも、一歩も、譲らず。

 合意に至るところ、まったく無しと、知る。

 非公開のうえ、マスコミ、拒否。

 宇宙の果ての、平行線・・・・・

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 何度か、チャレンジの結果。

 当時まだ、定年退職前の教師をしていた、菅原みわの父に,接触、やっと成功。

 学校に☎。

 当人、電話口に出るものの、怒りまくり。

 「なんで、非通知でかけてくるんだ。失礼だよお」

 んんん。。。。。。

 しばし、気を落ち着かせてと。

 「裁判。こちらの想うように、進んでおりますよ」

 「なにしろ、今度ばかりは、逆に、向こうが、嘱託殺人であったことを、すべて、事実を提示して、立証しなければ、ならなくなっているんですから」

 福井県の勝山市まで、何度かおもむいて、前園と、話し合った印象を、つらつら、聞いてゆく。

 「娘がねえ、前園と、そのような関係になっているとは、まったく、感じませんでした」

 「世間で、よくある、先生と、助手の関係でしかないとばかりに、思い込んでました」、

 う~ん・・・・・

 ---今、前園は、すでに、出所しているはずなんですが、どこにいるのか、知りませんか?

 「さあ・・・・こちらも、知りたいくらいなんですが。千葉県の実家に、身を寄せているのかも知りませんが、ワカリマセン」

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その後、なんと、小濱・裁判長が、千葉地裁から、消えた。サッと、消えた。

 定年退官には、コチラも、少し早い。

 転任先すら、判明せず

 他の、左右の陪席裁判官は、転任したことなど、判明。

 その後、千葉地裁は、この民事裁判の裁判長に、高取真理子を、あてがい、担当させていた。現在、54歳半。 

 高取は、仙台地裁で、「3・11 三陸沖、超津波大地震被災者」の、民事裁判を、かつて担当。

 ネット上では、叩かれている。

 その後すぐ、東京地裁に転じ、そして、あわただしく、書面での、引き継ぎ終えるように、この「赤とんぼ先生」民事裁判担当を、申し付けられている。

 

 とはいえ、非公開の審理の上、昨年からの、新型コロナウイルスの余波で、民事裁判公判廷が、中止や延期相次ぎ、この裁判も、期日、何度も流れていった。

 そのうち、小濱が、さかのぼって、退官したことになっていることが判明。

 通常であれば、全国のどこかの地で、弁護士事務所を開設するか、イソ弁と言って、どこかの法律事務所に、所属するのが相場なのだが、それをしたのは、かなりの月日を経てから。

 入院でもしていたのか。現・所属事務所は、個人情報を盾に、取り次ぎもせず・

 さて、流れ流れて、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 昨年の、8月19日、2回目の公開法廷にして、被告人質問を行なうことが、決定。

 約4年振りの、法廷で、魔王様の、そのお姿をみることになる。

 それも、裁判長が、女性なら、左右の陪席裁判官、すべて、女性と知る。

 お堅いと想われがちな、女性裁判官3人が、これまでの、ぶ厚い刑事裁判記録や、「殺してください」と、当夜、から、未明、朝方にかけて、頼んだ・・・・・・とされている、ことを、どう、おのおの、受け止め、「魔王様に」接するか。

 大きな関心が、新たに、湧きあがってきた。

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 夏の1日。

 601号法廷で、3時間余りにわたって、繰り広げられた、あきれ果てるほどの、死人にクチなし、「嘱託殺人 前園泰徳 独り芝居劇場」は、後篇で、詳細に打ち込みます。

 すっかり、変貌させていた、容姿。

 女性裁判官が、あからさまではないが、

 魔王様が、マスクをしながら、小声で繰り出す、その言葉、言い訳、弁明を、

 「信じら~んない」という、表情を、チラリと、垣間見せながら、追及してゆくサマ。 

一息、眠ったのち、打ち込み始める予定です

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  1・13.

 判決の朝。

  とある曲を、繰り返し、聴いていた。

、確実に殺そうと、慎重を期して、鬼畜の如き、所業をしてきた、前園泰徳・赤とんぼ「魔王」先生に、3度も絞殺された、被害者。

 単に、精液を吐き出すだけでなく、性道具の、電動オモチャまで、膣に挿入の、クリ返し。

 非道の限りを尽くした、魔王様。

 都合の良い愛人、であり、タダでこき使えた助手となりはてた、菅原みわ。

 妻子のいる家を燃やすと言いながら、車に積んだ、灯油入りの折りタンクに、手も掛けず、降ろしてもいない。

 、当時25歳で、その短い人生を、一気に絶たれた、最期の心情を、、重ね合わせて聴いていた。

 故・なかにし礼による、作詞、♪ 「ホテル」

 各社競作の末、今を去る36年前、昭和歌謡のヒット作として、名高い、知る人ぞ知る、曲。

 なかでも知られている歌手は、故・島津ゆたか。、

亡くなる8年前。意図的に、不祥事を起こし、所属事務所を解雇され、歌謡界からも追われ、失脚し、行方知れずに・・・・・・。

 歌詞の一節。心に、響き、深く、しみわたる

 

 ♪ 奪えるものなら、奪いたいあなた

 そのために、誰か、泣かしてもいい

 

  

 



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