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告発ルポ <WOWOWの詐欺的広告商法 またも、ここに極まれり!第2弾> 明日、だまされるな! 

2013-11-30 21:18:46 | ニュース

 また、あのWOWOWが、やりやがった! 契約者をだましかねない詐欺的広告商法を!

 1度ならともかく、何度も、何度も、以下の手口を行使するというのは、もはや「確信犯」と言い切ってもいい。

 一体、企業として、どういう意識でやっているのだろうか?

 明日、12月1日。「無料放送の日」などと、大規模に広告、CM,告知をしているものを、観た方もいらっしゃるだろう。

 それを観た人は、思うはず。

 「プライム」「シネマ」「ライブ」

 3局とも、12月1日に、同時並行して観られるのだなと。

 ところが、本当は、まったく違う

 観ることが出来るのは、「プライム」だけ

 「小さな文字で、書き添えてあるはずなんですが・・・」と、問い合わせ窓口の、フリーダイヤルの受付担当は、消え入りそうな声で言う。

 小さな? 気付きも出来ない文字で?

 「それが、視聴希望者にとって、一番知りたいことだし、一番必要な情報じゃありませんか?」

 そう疑問をぶつけると、「おっしゃる通りです」との、答え。

 それって、試しに無料放送なら、観てみようかな? と、宣伝を真に受けてチャンネルを合わせた人にとっては、裏切り行為

 それも、当日の「プライム」って、どんどんえげつない顔に変貌をしている三谷幸喜の、くだらないおしゃべり宣伝番組が中心。

 それで、引っ掛けて、契約者をとるつもり?

 何回か、そんな手口について問い質すと、

 「・・・説明不足でした」

 「言葉足らずで

 しまいには、「ホームページを、詳しく読んで戴くと、出てくるかと・・・」と、言い訳をどんどん積み重ねていく

 事実を問い詰められて、しどろもどろになる、詐欺師に、似ている。

 近年目立つ、「エセ健康食品」や、「美容」の類いの、コマーシャル。

 「効いた」「みるみる、痩せた」「効果が、ほら、こんなに!」などと強調して出てくるのは、シニア素人無名プロダクションの、「タレント」。名前は、むろん偽名。

 信じて疑わない人は、そのCMに出てる人に、直接感想を聴きたいので、連絡先を教えて下さいと、言ってみなさい。

 あわてて、必死に、隠すから。個人情報が、とかなんとか言って・・・・。

 常に、極小の文字で「あくまで、個人の感想です」

 そう出して、法律的にギリギリ、際どい範囲内で、逃げまくる。

 死んでも、私、知りませんとばかりに。

 このような、詐欺広告商法に、WOWOWは、何やらよく似ている。

 ゆめゆめ、だまされないようにして下さい。勘違いさせる手口に、はまらないで下さい。

 気付いて、わうわう!と、声を震わせて、あせり、驚かないようにして下さい!

 

 

 

 


小倉智昭に、「かつら&植毛疑惑」だけではなく、「食材疑装疑惑」。疑念が消えず、早速、経営店を直撃!

2013-11-24 08:15:26 | ニュース

 何かと、したり顔でくっちやべるために、しばしば舌禍を引き起こしてきた、小倉智昭、66歳。

 とりわけ、自分が飲食店を経営しているせいか、課税や、規制に対しては、異常な反応を示す。

 今回の、全国的な食材偽装の嵐。

 みんなでコクっちゃえば、いまんところ、罰せられないため、まあ、我も我もと、会見。

 私が実例として挙げた、帝国ホテルの、オレンジ”フレッシュ”ジュースの記事は、数多い検索となった。

 ほとぼりが醒めつつある今、小倉の発言が、気に掛かっていた。

 いまどき、牛脂を混入していないステーキは無いよ、と口角泡を飛ばして、息まいた。

 ん? ひょっとして?・・・・・

 彼がオーナーをしていた渋谷の焼き肉店こそ、今年8月末で閉店の憂き目にあったが、まだ中野坂上の店があった。

 早速、直撃した!

 --そちらは、オーナーが、あの小倉智昭さんのお店ですね?

 「そうですね」

 --店に、かつらかぶって来たりします?

 「たまに、いらしてます」

 --そちら、ステーキは出してます?

 「いえ。タン、シオとか、その類いの肉をお出ししてます」

 --牛脂混入は?

 「無いと、思います」

 --産地は?

 「主に九州ですね。宮崎、熊本から取り寄せてます」

 ステーキは無いという。

 店は、もう忘年会や、新年会の予約が入っていているとのこと。

 さて、小倉に関しては、これから本格的に調べる、新たな疑惑がある。いずれ、まとまったカタチで、記事化します。


<リアル ボクシング ルポ>2013・11・26、シャムガル興一 対 百田諭志。奇縁が交錯して・・

2013-11-22 18:33:25 | スポーツ

 現在、三迫ジムに在籍して、心身共に落ち着いたように思える、シャムガル興一(左下写真の左)。

 Dscf3462 思えば、深い師弟関係で結ばれた洪東植(ほん どんしく)トレーナー(写真左上の右)に付いていくカタチで、この数年、いくつものジムを渡り歩く結果となった。

 そのせいではないが、専門誌というより、実態は業界誌の、「ボクシング マガジン」が、移籍情報のページには、他のボクサーとともに興一の移籍をキチンと載せているのに、試合の結果のページ、並びに、試合予定のページには、以前のジムのまんま掲載。

 おわびや、訂正の一行も無し。ズサンの極み

 まあ、元々、試合予定や結果に載る、ボクサー名の間違いが目立ち、時にまるまるぜんぶ試合カードが間違う。とりわけ関西のカードは、めちゃくちゃ!

 全国に約3000人弱いるプロボクサーの9割が、買っていないので、気付かれないデタラメ

 信じられない! と、驚く方は、大きい図書館に行き、バックナンバーを積み重ね、調べてみるといい。ホントだ! と、痛感するはず。

 なお、「利用者からの要望が無い」との理由で、殆んどの図書館で購入もせず。置いていないので、注意して欲しい。

 その後、ある時期は、ミスを少なくしようという意図か、試合予定も、メインとセミ・ファイナルしか載せず。

 最近、ようやく掲載試合数を少し増やしたが、読者の信用度はここ数年、ガタ落ち。後楽園ホールに足しげく通っている、熱心なボクシングファンは、全員買わなくなった。元々1000円近い、中身の割に高額の雑誌代なので、それも当然か。

 以前、そのいくつかの事実を指摘して、編集部に電話。

 どんな耳をしているのやら。「励まし、ありがとうございます」と、トンチンカンな、お答え。

 編集社員は、たった2人とはいえ、いつ廃刊にしてもおかしくないミスのひどさは、続いている。

 さて、横道にそれた。

 この写真は、今年の2月27日。川崎での試合後の、控え室でのもの。双方の表情を見て戴ければ、試合結果は、一目瞭然。

 この日、興一は、日本スーパー・ライト級6位のランキング・ボクサーとして、韓国のウェルター級のランカーと対戦。

 試合前、紹介記事として書いたので、興一のファンの人なら、1度は読んで戴いていたかも知れない。

 その前に興一が戦った酒井智彦との試合が、素晴らしかった。私がボクシングの試合を多く見続けてきた中で、この酒井ほど、観る者の心を震わせるボクサーを、私は知らない。

 残念なことに、これからベルトを奪いに行くさなか、網膜剥離で引退せざるを得なくなった。

 「それからは、ジムへは行ってません」と、酒井。

 「行くと、ボクシングやって、試合をしてしまいたくなるから」

 そんな一言に、胸を衝かれた。

 さて、今年2月の試合。お互いに、接近戦での打ち合いを得意とし、足を使うこと無く、互角の勝負の展開となり、勝負は判定へと、持ち込まれた。

 Dscf3431 接近戦の、ド突きあい、ボディ深く、お互いにぶち込み合いの末、わずか、1、2、3ポイントづつの僅差で、カタチは0-3の判定負け。

 しかし、本人(写真上。左側)、くやしがるどころか、ドツボの反省顔。

 「ダメです。全然ダメ。どこが? 全部です・・・・」

 この日、メインに、世界タイトルを狙う地元の黒田雅之の試合が組まれており、第一試合から、CSで収録。

 ひと段落した時、興一に聞いた。

 放送されたら。ダビングして、DVD送りましょうか?

 「いや、いいです。申し訳ないけど、あんなぶざまな試合、2度と見たくないですから。すいません。せっかく言って戴いたのに」

 その後、なんと、興一の試合だけ、ついに放送されることは、なかった。理由は、わか・・・・らない。

 本名は、麻生興一。シャムガルは、事情あって、付けたリングネーム。

 命名したのは、洪トレーナ―。旧約聖書にチラリと登場する、歴戦の勇士の名前とのこと。なんと、1人で600人を突き殺したという。ひえ~っ!

 しかし、試合の入場のたびに登場するノボリは、本名のまま。

 そして、彼のトランクスには、「大分魂」、そして「雄城台」と、染め抜かれている。興一は、大分県大分市にある県立大分雄城台(おぎのだい)高校出身。

 偏差値、県内6位の名門校。当時、ラグビーをやっていた。痛みに強い、屈強な体は、「その頃に、作られたと思う」と、当人。

 卒業して10年近くたっても、当時の旧友たちが、今も大挙して応援に駆け付ける。そればかりでは無い。渡り歩いた、かつてのジム仲間たちも、いつも応援に来ている。

 それだけ、友に好かれる人間なのだろう。

 スキンヘッドの上に、顔は思いっきりにらみつけたら、ヤクザも思わずビビるほど、「いかつい」(ジムメイトの、イケメン福本雄基)。

 実は、その福本雄基も、同じ11月26日に、メインの試合でリングに上がる。

 そんな興一の実像は、とんでもなく心やさしい。

  友達が増え、勝ちが増え、前回の7月24日の試合でも、力強い応援の声を背に、戦った。

 試合は1ラウンドに相手の目の上が切れ、最終回に今度は興一が目の上を切り、さながら流血戦となった。

 決着は最終8ラウンドまでもつれ込み、試合終了1分半前に、負傷判定となり、わずか1ポイントづつ分かれた2-1の辛勝で、結果、興一が勝ったものの、どちらが勝ってもおかしくない試合だったし、ドロー(引き分け)や、負けと告げられても納得出来る試合展開だった。

 今度も、僅差。辛くも負けて、そして辛くも勝って・・・。

 とはいえ堂々の日本ウエルター級6位。東洋・太平洋の同級14位。通算戦績も、22戦して、16勝5敗1引き分けと、輝かしいもの。16勝のうち、9勝がKOや、レフェリー・ストップ。まだ、27歳と、若い。

 そして、この11月26日(火)。の試合。

 三迫ジムへ行った際、入り口に貼ってあるポスターで、初めて興一の試合を知った。

 相手は、関西の真正ジムに所属している百田諭志(ももた さとし)。しかし、私め、まったく予備知識が無い。

 真正ジム主催の興業を、一時期BSで放送していたので、全て見返した。が、それには、入っていなかった。

 仕方が無い。興一に聞くと、なんと、以前所属していた「オザキジム」に、対戦相手になる百田もいたのだと言う。

 しかし、お互い、同じ時期には在籍せず、完全なるすれ違いで、面識は無い。とはいえ、不思議な縁に、彼も少々、驚いていた。

 百田のブログがあり、通読すると、生真面目な印象が漂う。

 そこには、なぜかアフロヘアの写真。しかし、ジムの選手紹介には、あごひげ顔。??

 なので、戦績を調べていくなかで、観ることが出来た写真を、失礼ながら、借用掲載させて戴く

  Dscf9323 これは、昨年の9月1日。韓国のキム・テックミン、7ラウンド。レフェリー・ストップで勝利した瞬間をとらえたもの。

 写真上の右側で、右ストレートを打ちぬいているのが、百田だ。もう、その直後から、狂喜乱舞。勝った喜びを、体全体で分からせた。

 次いで、今年3月16日。徳永幸大との試合。

 Dscf9326今度は一転!見事に、徳永の右アッパーを喰らうなどして、0-3の判定負け。

 それも、明らかな大差。百田自身が分かっていたのだろう。

 採点を聴き終えた瞬間、相手を心から讃えた。素直な感情表現が出来てしまう人柄なのだろう。

 友人たちは、彼を親しみを込めて、「モモちゃん」と、呼んでいる。

 本当は、予定で行けば、8月1日に試合を行なう予定だったのだが、練習中に右手を痛め、全治4週間もの診断を受け、試合は消滅。

 よく、ちょっとしたかすり傷でも、全治2週間などという診断書が出ることがある。今日も、とあるバブルデブが、専属運転手をはたいて、書類送検されたのがニュースになっていたほど。

 しかし、百田の痛みは尋常ではなかった。実際は、4週間では完治しない痛みだったのか、サンドバッグも、しばらく叩くことも出来ず、落ち込みと反省の日々。

 ひたすら、ロードワークという名の、ランニングをするのみ。

 そんな日々を経て、まさに、満を持して臨むのが、この興一との試合となった。

 出身は、徳島県。今、28歳。プロデビューして、8年4か月。今まで17戦して、9勝8敗。そのうち4KO&レフェリーストップ勝ちをおさめている。

 かつては、日本スーパーライト級12位まで進んだこともある。

 東京のオザキジム所属で、最後の出た試合を見る限りにおいては最初こそ足を使っての、フットワークの良さを見せるものの、本領発揮は、足を止めての激しい打ち合い。

 きれいに半円形を描く、大きな右フック! 左右のフック、ストレート、そしてボディと、持ち味は多彩。

 かと思うと、強引に体を当てて、ロープ際に押し込んで、打って行く。自分のリズムに乗ると、かなり強みを発揮するタイプだ。

 興一と同様、周囲と友人たちの応援と背中を押されて、ボクシングを続けていっている印象が、ブログを読んで感じる。

 今回の試合に向けてコメントを戴いた。

< 相手はパンチもあって、対戦相手によってスタイルや戦法を変えることの出来る、強い選手やと思ってます。

 自分は、この試合に、絶対勝ちます!

 見に来て下さるすべての方に、この試合を見て良かったと思えるよう、残りの日々も精一杯鍛え上げたいと思います >

 力強い意思を背に、上京して、リングに上がる。

 一方の、シャムガル興一は、こう応える。

 < 百田選手というよりは、試合はいつも自分自身との闘いだと思っています。

 とにかく、やるだけなので、全力で、頑張ります! >

 正直、昨年から、心が時折り、折れかかっている言葉を、ポツリポツリと吐くことがのぞく興一。禁句も耳にした。

 拳ではないが、体もきしみがちになってきたのは、事実。しかし、応援してくれる声を聴くと、心と体を奮い立たせて、120%のチカラを出してきた。

 ギリギリの接戦が、だから続く。

 すれ違いこそあったものの、同じリングに上って練習し、同じサンドバッグをぶっ叩いて、汗を流してきた2人の、プロボクサー。

 11月26日。第8試合。セミファイナルに、その両雄の拳が、激しく交錯する!

 どんな試合結果が、下されるのか?

 多くの人に、見つめて欲しい!

 

 

 

 

 

 


<リアル 演劇 ルポ> 「劇団 離風霊船」 リブレ プロデュース 第5回公演 「超特急夫婦」

2013-11-16 17:35:00 | 芸能ネタ

 う~ん、見てきましたぞ! 「劇団 離風霊船(りぶれせん)」 第5回プロデュース公演。会場は、「シアター711」(なないちいち)。

 東京は、小劇団のメッカ、下北沢駅南口から歩いて5分・・・・だった、確かに以前は。

 今は、駅構内通路が、いまだにちょろい作りの、仮設のまんま。この芝居の劇中に何度か出てくる「大蛇」の如く、にょろにょろ、まさに蛇行して、歩かされる。

 「ザ・スズナリ」の並びにある今回の劇場に、たどり着くまでには約10分は、かかるざんしょ。

 あの仮設。もし、大地震が起こったら、パニック状態になって、どれだけの人が死傷するのやら? とりわけ、付和雷同の、お祭り好きの若者が。

 と思うと、行くたびに、ゾッとする。決して、「仮説」じゃなくって。

  さてさて、今までは、「離風霊船」の公演の記事は、公演開始のだいぶ前に書いて(打って)いた。

 初めて、この劇団の芝居を見たい人にとっては、ストーリーが、何より判断材料の大きな決め手。そう、思ってた。

 で、チラシや、資料を手掛かりに、書いて紹介していた。

 ところが、実際観劇すると、アレレ~? 大筋は書いてあった通りだけど、ちょいと、細かいところや、「核」が、違ってたりしたことがあった。

  こりゃ、書いたモンの責任として、申し訳ない気もした。

 では、まず1度。開幕したら、すぐ見て、すぐ書いて紹介すれば、そ~ゆ~ことは、少なくとも無くなるかな、と。

 今や、日に日に購読契約者数が激減しているんですよと、新聞配達人たちが、ハッキリとうつむいて言う、朝毎読の3紙。そのくせ「押し紙」どっさり。

 そんな紙屑に、時折り載る「演劇評」らしきモノのように、上から目線で、エラソ~に書くのは、極力避けよう、と。

  この会場は、出来て3年半ちょい。座席はキレイで、気持ちゆったり出来るカンジ。いいじゃん、いいじゃん。

 案内係に、入団時は中肉だったはずなのに、近年は大肉の、柳一至(やなぎ かずし)と、一見二枚目の江頭一晃(えがしら かずあき)。

 「アレ? 今回、出るんですよねえ?」と、声掛けると、共に「ハイ」。劇団員が、案内係も兼任するというのが、いわゆる小劇団の良いところ。客に、近い。心までも。

 加えて1人、見たことない女の子。

 その彼女(大塚あかねタテヨコ企画劇団員。今回、客演)が、今回の「超特急夫婦」の、俗に言う「狂言回し」と、娘役に扮していた。

 ちなみに、数字の「711」。んでも、座席数は、70~80。なら、どんな意味合いが? と思ったら、なんと劇場オーナー、本田一夫の誕生日が、7月11日。んなもんで、711。

 それは、711(ないい)んじゃない? という御方には、彼が所有する7番目の劇場という意味も込めたそ~な。

 さて、初日というのに、ほぼ満席。やはり、「離風霊船」の観客動員力は、違うなと、痛感する。客の年代層も、幅広い。そんじょそこらに無い、強みだ。揺るぎが、無い。

 他のあまた星屑のように、浮かんでは消える小劇団群のなかで、丸31年もやり続けてこれたというのは、本当に敬服に値する。

 「離風霊船」が、関東の雄と見るならば、関西の雄と見られた「M・O・P」が、数年のブランクの後、けじめとも言うべき「解散」公演をした。

 異色のドキュメンタリーとして、テレビで放送されたので、演劇ファンのなかには、ご覧になった方もいるのではないか。

 その番組プラスアルファを、DVDとして売る関西商人らしい一面も見せ、マキノノゾミも、妻?のキムラ緑子も、ガラリと芸風が変わった。

 私が、マキノを取材して、書いたのは、劇団最後の頃。そして、キムラ緑子は先日、NHKの朝ドラに出てる絡みで、トーク番宣番組に出演。

 なんと、53歳にして、目にも鮮やかなピンクの着物をお召しになって、しずしずと登場。それも、振袖で!

 「母が、嫁に行くときの、嫁入り道具にしなさいと言って、くれた着物」とのこと。

 ああ・・・・、と。間違いなく、劇団M・O・Pの、全ての青春が終焉を迎えたことを、改めて痛感した。

 だからこそ、離風霊船は、40年目を目指して、大きく帆を張り、荒波を乗り越え続けていって欲しい。どこかしら、青春の名残りを滲ませながら・・・。

 その主演女優であり、押しも押されぬ座長である、伊東由美子は、この公演中の、11月16日。晴れて54歳の誕生日を迎える。それも、舞台の上で。

 どんな感慨を、抱くであろうか?

 妖艶なバスローブ姿を披露しつつ・・・。

 さてさて、いささか、前説が、長くなった。

 この「超特急夫婦」。演出が、松戸俊二。まず、そのことに興味をもった。

 松戸は、劇団創設以来の俳優。舞台では、しばしば伊東が、ひよいと予期せぬアドリブを、松戸にかます。

 その瞬間の、得も言われぬ、松戸のドギマギ表情。数秒後、伊東の変化球に、苦笑いしながら、生真面目なストレートで打ち返す松戸。

 それを、秘かに楽しむ、長年の客。そ~ゆ~光景が、よく見られたものだ。

 そのベテランが、演出家として挑んだのは、不倫疑惑の末の、ドタバタ劇。

 ある日のこと。会社から帰ってきて、早速、背広を脱ぎ、短パンの体操着になる、お父さん。

 それが、松戸。彼の芝居には、そういう滑り出しが多い。

 そのことを、ご当人に聞くと、「そ~ですか?」と、意外そうな顔。見て、メモしてる方が記憶しているものだ。それにしても、50歳にして、明らかに日々、鍛えている肉体。俳優としても、たいしたもの。

 夫(松戸)が、一汗かいて、風呂に入っている間に、かねがね疑惑を持って見つめていた妻(倉林えみ)が、背広の内ポケットから、ホテルの領収書を見つける。

 また?という、表情。駆け寄る娘(大塚あかね)。

 誰かと、ナニする為に、体鍛えてる。

 日曜日になると、なぜか出張。

 そして、ホテルの領収書。

 もう、3題噺。これは、不倫だあ! 浮気してるに違いな~い!

 そう、思い込んじゃった、妻。面白がり、悪乗りする娘。ここから一転、娘が狂言回しとなって、舞台進行に、コレ勤める。

 見ていて、ん? ちょっと、拙速過ぎませんか?

 そう、思う「間」も無く、妻は何を思ってか、我が家の裏手にある、アパートへ。もろ、バッグを手にして、あららあ、家出!

 なんと、そこの1室には、3人もの、夫の後輩にあたる、顔なじみの男たちがいた。3人で、共同生活。その3人のなかに、開演前、客の案内係りをやっていた、柳と江頭がいる。

 柳、ただ1人。その体型のせいか、終演までどんどん、シャツに汗が滲んでいくのが、よく分かる。運動しているわけでは無い、のだが。

 で、なんで? 妻が、この3人の家賃を長年に渡って、支払っているという。ごく、フツーの専業主婦のはずなのだが。一体、どこからカネを捻出? その説明、な~んにも、無い。んでもって、家主として、ここにいて、夫の反応を見ると言い出す。

 ・・・・・・う~ん・・・・・・

 

 さらに、夫に心配かけさせて、反応を見ようと、オカマチックな役の瀬戸純哉も加わったその3人が、妻を誘拐して、身代金まで取る、誘拐ごっこ計画まで、アレヨアレヨという間に、進んでいく。

 いやはや・・・・なんちゅうか、かんちゅうか・・・・・

 で、そこからは、一気にドタバタ劇へと、突っ走ってゆく。

 まさに、そこんとこは、「超特急」!

 そ~ゆ~展開の先に、果たして夫婦関係に、「ひかり」や、「のぞみ」は、見いだせるのか?

 不倫リンリン、浮気疑惑。実は、コレ、綿密に仕組まれたもの。

 

 

Dscf9286_2 仕組んだのは、左の写真の、右端にバスローブ姿で立つ、伊東由美子。

 場面がアパートから、この、とあるホテルの一室に変わり、伊東がいるのを知るや、客席は一瞬にして、ドッ! と、湧く。

 役柄は、松戸が勤める電鉄会社の会長のワンマン娘。

 こういう浮気劇を、でっち上げては、1人、ルンルン気分で楽しんでいる。

 あり得ない設定のはずなのだが、伊東が演じると、妙にリアリティを持つから、面白い。

 もう、千変万化! セリフをとちってしまうと、、相手の娘役の大塚あかねに、「もう1回言って」と、サラリと言って、それだけで、笑いを誘う。

 それまでのドタバタでは、笑いすら起こらなかったのに、一転して、創りモノに「ひかり」が当たる。さすが、だ。

 客への、「お・も・て・な・し」も、心得ている。さりげなく、アドリブも、かます。受ける! ドッと、笑う客。客に受けないオハナシに、「のぞみ」が、つながる。

 もう、楽しませるのを、「いつやるの? 今でしょ! 今!」って、カンジ。

 その「浮気」の相手にさせられたのが、写真左側に、頭を抱えて座っている、同じ会社に派遣で来た女性。

 演じたのは、角島美緒(かどしま みお)。客演。女優、らしい。知らなかった。演技力は、まあまあ。見つつ、今は表舞台から消えた、女優に似ているなあと、想い巡らしていた。しかし、名前が、浮かばない。んん・・・。

 この「超特急夫婦」。見どころは、まだある。

 セットの、アッ! と、驚く、全面転換だ。

 

 

 Dscf9289_2 左の写真は、3人の後輩男たち(写真)が住む先のアパートの一室。

 さらに、冒頭の松戸一家が住む家の一室。あと、もう1か所。

 それが、舞台が暗転し、軽快なリズムを刻む曲が流れる、わずか30秒足らずの間に、全面変わる!

 もう、文字通り「超特急」の、早変わり!

 うわっ! おおっ!

 元々、「離風霊船」は、場面転換の、群を抜く素晴らしさで知られた劇団なのだが、コレはスゴイ! 見て、楽しく、御代、損無し。

 終盤、その隠しネタの裏側も、見せてくれる。そのお楽しみの他に、さすが! と、うならせるのが、小道具の駆使。

 Dscf9293 吊り革(写真左の上)を、巧みに全員揃って動かし、リアル感を出す上手さ。

 それは、”離風”以外でも見たことはあるが、思わずうなったのが、スカーフや、ヒモの瞬時の使い方。

 ここは、ネタばらしになるので、詳しく書かないが、まるで手品の如く素晴らしい。

 さて、脚本を書いたのが、故林広志という人物らしい。

 当初は、私、勘違い。

 この劇団に、小林裕忠という、抜群の演技力を見せる役者がいる。似ている人に例えれば、温水(ぬくみず)洋一の、ビシッ! とした顔立ちとでも言えばいいか。

 てっきり、その役者のペンネームとしての「変字」かな? と。

 だから、まだ慣れないから、この出来か、と。

 ところが、違うらしい。小林は今回、同じ劇団員の橋本直樹や、竹下知雄とともに、舞台製作に回った。

 パンフレットには、飲み屋で、このホン書きが決まったらしい。

 終演後、「演出家」としての、松戸俊二に、少し、話しが聞けた。

 --演出の狙い、うまくいきましたか?

 「いやあ~。いってないですね」 そう言って苦笑い。

 「面白いところも、今の段階では、ノリや、勢いで演ってるカンジで」

 --それは、楽日までに直る、上手くいくと?

 「無理、でしょうね」

 役者全員に、セリフはキチッと入っている。忘れても、伊東のようにしのぐ、芸達者もいるし。動きも揃い、ミスは素人目にも、無いように見える。

 「そこのところを、崩したいんですよねえ」

 故林は、松戸によれば、大掛かりなセットなど使わないコントを書き、観客へ、わっはっは、という笑いでは無く、クスクスという笑いを生み出すのを得意とする作家とか。

 しかし、今作。そのクスクスも、無い。

 「なかなか、上手くいかないですよねえ」

 産みの苦しみ。その先の、子育て。

 しかし、元がこの程度では・・・・・

 仕事場に戻ってから、故林の仕事歴をざっと見た。47歳。私、1つも見たことない、聴いたことない。おまけに「コラム」。「火が着く」などと、誤字。これで、作家?

 古くは、「オレたち ひょうきん族」から始まり、いかに構成作家や、コント作家の、アタマで構築するものが、実際にその書かれた通りに演ってみると、観る客に笑いが誘われないものか!? を、取材を通して、よく知っている。

 もう、コントなどは、演者の、力量一つにかかる。

 

 例えば、落語。

 同じ言葉を、林家一家のタレントと、名人と言われる噺家がクチから出している。

 が、一方は、ドヘタ。一方は、笑わせ、且つ、うならせてしまう。

 その究極の差と、カギは、「間」(ま)に行きつく。

 こっから先は、シロートの、戯言。

 アパートの場。同じ動きをせずに、0コンマ何秒、ずらす。崩す。観客が、アレッ?と思わす、動きをしてみる。

 今回、演技力の差と言ってしまえば、それまでなのだが、客の意表を突く動きとセリフを放ってるのは、伊東、ただ独り。

 また、時局ネタを、”離風”は、時折り入れ込む時もあるのに、ホンに縛られ過ぎているのだろう。

 例えば、誘拐劇。偶然、警察への母親の通報から、わずか48分後の、逮捕劇が、最近あったばかり。いかにも、まぬけに失敗しそうな柳に、何か、プラスして、言わせる、動かす。

 ホテルのシーン。「食材詐欺偽装」と、「誤表示」。フツーでもバカ高い、ルーム・サービスでも、あった。

 観客に、クスクス求めたいなら、観客の記憶残ってる間に、「間」と、ネタを差し込んで、入れ込まない手は無いでしょう?

 もう、劇団員の力量で、魅せるしかない、今作。

 それが、「超特急」で、「ふうふう」ぼやきながら、作れそうなのが、離風霊船でしょ!

 いつ、やるの? 今でしょ! いま!

 期待したいなあ。

 あっ、そうそう。角島美緒に似ている、前・女優。葉月里緒奈(菜。改め)でした。

 角島、終演後、言ってくれたもんね。

 「どんな女優さんか、分かりませんけど。その方より、上手いって言われたい。負けたくないですね」

 おうおう。その魂が、良いほうに進むか? ほどなくして堕ちるか?

 それは、他人の評価次第。

 以前、”離風”に客演した女が、客として来ていた。もう、気分はすっかり、「女優」気取り。”優”しく無い”女”。もう、天狗のウーマン・リブ。「私、企画も、やってみたいと思ってるの」

 ほう・・・・

 女優と、認めるのは、あかの他人。当人では、無い。それを、勘違いする女は、多い。

 この「超特急夫婦」。約、1時間30分の観劇時間。

 見て、感激出来るかどうか?は、あなた次第ですが、全員が、うわっ! すごい!と、驚くことは、間違いなし!

 本日、11月14日(木)、午後2時と、午後7時半の開演。

 15日(金)は、午後7時半。

 16日(土)は、午後2時と、午後7時半。

 最終日の17日(日)は、午後2時のみ。

 観劇代は、指定席が、3800円。自由席と、学生割引が、3500円(劇団のみ)。

 噂によれば、完売の回もあるらしい。調べて行って下さい。

 間違いなく言えることは、この「離風霊船」。日本のありとあらゆる全劇団の中でも、10本指に入る最高水準を、常に維持していること。

 31年のキャリアは、ダテじゃない!

 ココを見てから、演劇鑑賞の目を養うことを、お薦めする。

 そうしたら、つまらない芝居見て、時間とオカネを無駄にすることは、まず無いでしょう。

 

 

 

 

 

 


光浦靖子。そして、森三中の大島。顔だけじゃなく、やっぱりか、性格まで大ブスだった! 

2013-11-15 09:36:00 | 芸能ネタ

 すでに、40の坂超えた、42歳。

 顔と、容姿は、とてつもないブス! だということは、見て分かるし、知っていた。

 今まで、男との噂、皆無。もしくは、それに等しい。それを、逆手にとって、トーク番組で、息まいている。

 しかし、ブスでも、男は、付く。その決め手は、性格。

 が、いかに何でも、42まで、いない。常に振られるということは、男が心寄せ難い、何か欠陥があるのだろう。そう思っていた。

 昨日。たまたま聴いたラジオ番組に、光浦が出ていた。

 マイクの前には、その他に、清水ミチコと、一青窈(ひとと・よう)。

 近年、清水は、顔がどんどん日ごとに汚く、醜くなっているのが気に掛かる。わずかに、大竹しのぶのモノマネが良く似ており、タレントとして、ギリギリ、持ちこたえている。他は。殆んど似てない。

 さて、光浦。

 2人が、何か言うと、「すげえ!」 「すげえ!!」

 語彙も、ボキャブラリーも無い。

 東京外語大を出たが、日本語は学んでないせいか、ひどい!

 言葉まで、汚い。

 耳ざわり。

 本人によれば、東京では、「男が見つからないので、これからは地方だ。いざとなりゃあ、住んでもいい。だから、探しに行くために、車の免許を獲ろうと、試験を受けた」

 何度か落ちた。仮免まで行った、ウンヌンカンヌン・・・

 終始、心打ち解けたまま、番組設定の「女子会」のなかでの発言のつもり、かもしれないが、「すげえ!」は、無い。

 少なくとも、仕事として、ギャラも戴いているはず。

 コレ、読んで戴いている人が、男であろうと、女であろうと、「すごい!」ならともかく、その蓮っ葉な単語を連発されたら、どう感じますか?

 この人、バカじゃない?

 そう、大多数が受け止めるはず。

 この類。例え、顔にハンカチかぶせても、吐きそうになる。

 ますます、そうなりそうな、光浦靖子

 男ひでり街道、ならぬ、怪道をひた走る!

 被災地の、石巻に行って、哀れと、思われたようだ

 で、今度は、森三中の大島

 夫を誹謗中傷された、と怒り心頭に達したとはいえ、ギャラをもらっての「お仕事」のなかで、光浦を軽く超える、ド汚い喧嘩売り言葉。

 常軌を、逸している。

 そういうのは、楽屋口でやるのが、一般常識。

 その常識を、心得ていないデブス!

 近年、「芸人」と呼べる人が、いなくなった。

 「バラエティ」と呼称される、テレビ番組。構成作家に力量が無くなったせいもあるのだろうが、「才能」の無い「タレント」たちが、自分たちだけが、勝手に盛り上がった・・・振りをして、本来ならば、言う話しでは無い、内輪話しを、声高に、且つ、受けようと狙って、大げさにまくしたてる。

 そこに、視聴者への意識は、ない!

 しゃべくり。それだけで、爆笑させることが出来る、本当の「お笑い芸人」は、いなくなりつつある。

 落語の定席へ足を運んでも、内輪話しでマクラに変えて、笑いをとるやつらが、増えてきた。

 そろそろ、年末年始の、「バラエティ」ならぬ、バカエティ番組の収録が始まっている。

 またぞろ、上記の有象無象のタレントたちが、各局へ出入りしては、芸とはとても言えないしゃべりを、ひな壇で繰り広げていることだろう。

 やれやれ・・・・・さて、圓生の一席でも聴くか

 出てきただけで、どっと笑いを起こさせた名人を


<超リアル ラグビー ルポ>広めたくない? 取材規制にひた走る、不思議な広報部長の言動

2013-11-10 23:52:59 | スポーツ

 久しぶり、だった。ラグビー7人制日本代表チームの練習を見るのは。

 [(公財)日本ラグビー協会]のホームページによれば、合宿の練習風景は、殆んど「非公開」。同女子などは、見せたくない、知られなくても構わない、という誤解を与えてしまうほど。

 それもあってだろう。「サクラ セブンズ」というキャッチ・フレーズは、まったく知られていない。

 「なでしこジャパン」とは、大違い。「スマイル ジャパン」より、知名度と強さにも、差がある。

 ウソだ! という関係者や、支援者がいるなら、どの都、市、町、村でもいい。繁華街や、ビジネス街へ出向き、「あの~。サクラセブンズって言葉、聞いたことあります? ご存じですか?」と、どんどん、尋ねてみるといい。

 ”厳実”を、痛感させられるだろう。加えて、やっと「公開」の文字を頼りに、グラウンドへわざわざ足を運んだ、数人しかいないラグビーファンに対して、自称「サクラ セブンズ」の選手たちとスタッフが、どんな冷ややかな対応をしているか? 

 いずれ、まとめて書く。

 何も、暴露しようと言うつもりは、まったくない。

 チームが、世間に知られて欲しいからだ。世界で弱いうえに、アジアで首1枚つながっている状況で、終始そんな態度では、この先も、暗雲たちこめるばかり。

 もしも、2016年の「リオ五輪」に、アジア予選で勝ち上がって出場出来たとして、家族や関係者以外に誰が支援や応援するであろうか?

 企業は、2社以上に広がりはしない。カネは出来ても、客は来ない。ファンが、少ない。確実に、女子はそう言える。

  男子も、以前に較べ「非公開」という3文字が、時を経つごとに少しずつ増えてきた。

 別に、戦う相手チームがいる他国でやっているわけではない。スパイが常時、いるわけでは無い。

 でもそれは、ほぼ慣習化。

 チームにとって、勝つための練習を、「雑音」の無い所で、集中してやりたい。見せるつもりで、やっているわけでは無い、という声をかつて聴いたことがある。

 でも、それは、協会サイドや、スタッフの声。女子は、そうだろう。しかし、瀬川智広ヘッド・コーチや、その都度招集される男子選手の声では、無い。

 では、もろ手を挙げて歓迎か?というと、そうでもない。来ても、来なくても、気にもせず、たんたんと、している。

 練習を予定通りこなして、駐車場に置いたワゴン車に乗り込むのが、いつもの光景(写真下)。

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 その車は、その都度借りるレンタカー。この日は、3台中、2台がソレ。あと1台は、あるチームの車。

 だが、15人制は、チャーターした豪華大型バス。運転手付き。

 その見た目と、待遇と広報の度合いの差は、いつも大きい。同じ日本代表だが、選手の内心は、やはり違う。

 本来は、15人制でやりたい心がある選手が多いのも、また事実。

 選手は、声を掛けられると、応じる。とはいっても、熱心なファンは、3~5人程度。1人もいないことの方が、多い。

 15人制は、実質非公開。ファンには、協会広報は、積極的どころか、消極的。

 対応、人気度、知名度の浸透度は、同じフットボール競技だが、サッカーとは、天と地ほどの差がある

 なでしこ、150~200人。男子ともなると、250~300人が、練習グラウンドにある観客席や、周囲に詰めかけて、いつも静かに見守る。

 ともに、平日の昼間でだ。年齢層も、10~70代と、幅広い。男女層も、半々。底辺が、深く、且つ、広い。

 告知は、していない。だが、携帯電話時代。どこかで知り、自然発生的に集い、バスに乗り込む時まで見守る。羽目は外さない。

 人気の差があるから、仕方ないさ。そう、言う声はある。だが、努力をしないで、最初からあきらめて、そう言う。

 日本サッカー協会が、どのようにファン層を育て、厚く広げようと、長年に渡って努力してきたか? それを、キチンと調べもしないで。

 かつて、男女7人制のGM、そして15人制のもしていたことがある太田治に、聞いたことがある。

 ーーどのようにすれば、日本代表は、人気が出て、広く世間に知られると思いますか?

 太田は、答えた。

 「簡単ですよ。優勝すればいいんですよ」

 あきれて、返す言葉が無かった。

 では、優勝するために、どんな努力をしていたか?

 例えば、アジア 諸国を始めとして、他国のその時々の戦力調査や、緻密な分析をしていたか?

 「ああ、それは、僕の担当ではありません。アソコで、ビデオカメラで練習光景を撮っている人間がやっているはずです」と、太田。

 ?? 撮影者は、あらゆる雑務もこなしており、そんな時間的余裕も、つても、知識も、すべも無いはずだが・・・・

 その通りの答えが、指さされた彼から、返って来た。

 その頃は、プール戦の相手はギリギリに知らされ、試合で体を当ててみて、チームのチカラを知る。そんなカンジ。

 今も、さほど、変わりはしない。

 日本最高峰の、トップリーグの各チームが、「スカウティング」と言う名称で、スパイ合戦さながらの、すさまじい戦力収集情報合戦を、日夜、繰り広げているのにだ。

 このままで良い。ベストだ。そう居直って言えるのなら、それでいいのだが・・・。

 この日。開始予定時刻9分後に、私はグラウンド到着。すでに、練習は始まっていた。ボールを手に、攻、と、防。全員で12人。コレでは、全員登録メンバーとならざるを得ない、最少人数だ。

 練習で、無理は出来ない。させて、いない。かつて、定期合宿で、かなり激しい練習試合を重ね、ケガ人続出の笑えない過去がある。

 なので、無理はしていない印象。

 練習終了後、瀬川に聞いて判明したのだが、この日、チームの主力選手であるロテ・トゥキリが、自分の所属である、北海道バーバリアンズの1員として、東日本クラブチーム日本一を目指す試合に出場しており、不参加。明日、改めて合流するとのこと。

 これで、1人だけ選手は落とせる、ギリギリ人数だ。

 さて、グラウンドすぐ外での見物は、拒否された。施設は、完全施錠。これでも、「公開」。

 顔が会ったスタッフに、アレッ?という顔をされ、「どうぞ、中へ」と言われたが、ネチネチと記事介入された広報部長とのことをあえて事前に言い、「多分、入れるな!と言ってくると思いますよ」と、告げた。

 その人、いったん施設に入り、戻ってきて、?印サイン。

 やっぱりな。予想通り。個人の恣意的な感情で、取材の許認可が左右される、日本ラグビー協会。公財、ならぬ、功罪は、大きい。

 遠くから、当初の予定通り、練習見物。おそらく、開始時刻は予定より早かったと思われる。そんなことも、よくあること。入れさせていただくのも、昔も一苦労。待たされ、時間を要した。

 この日、ラグビーファン2人が、相次いで来た。施錠されてるので、困り切った顔で、ウロウロ。

 私に、相談される。瀬川の、知り合いでもあると言う。親しくなくても、そう思わせる雰囲気を、瀬川はかもしだしている、良い人。

 「多分、あなたは、入れると思いますよ。私は、事情があって、ダメですが」

 いぶかしげな顔のまま、各人、入り口で交渉し、吸いこまれるように、入っていった、

 そうだろうね、休日の本日でも、たった2人。取材記者、無し。

 それも、いつもの、光景。

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 練習は、真紅の日本代表のジャージを着た6人と、黄色いビブをそれに重ね着した6人が、攻と防と守のプレイの確認作業を重ねていく。

 1プレイ、2プレイで、瀬川(上の写真。黒の上下ジャージ)の吹く笛で止まる。

 作戦と、決めていた動きかたの再確認を、重ねていく。

 声は、選手間に飛び交ってはいるものの、明るさと覇気が感じられないのが、いささか気がかり。

 選手間のパスも、いつもよりゆっくり。確認するように、正確にという意図だろう。

 そう思いつつも、女子セブンズの初期のパスを、「お嬢さんパス」と書いたことを、秋風に吹かれながら、思い出していた。

 「コレは、無いんじゃないか! そう、見えたかも知れないし、確かにそうなのかもしれないけど」

 では、それ以外にどう書けばいいのか? 元記者とも思えぬ発言に戸惑い、ネチネチ妨害に怒りが少し湧いてきた。

 ちなみに、書き直しらしきことを、しつこく言ってきたのは、すべて、女子セブンズと、そのジュニア世代への指導記事に関してだった。

 ありとあらゆることに、文句を告げてきた。文章を暗誦しているかのようだった。

 「コレ、人権侵害なんじゃないの?」

 はあ?? 

 ご興味のある方は、検索して下さい。

 まったく、直さず、そのまま残してありますので。

 こういう文章が、問題あるのかどうか? 人権侵害か? ご自分の目で、感じて下さい。

 なお、”ネチネチ”は、すべて録音してある。そんなこと、言った覚えが無いとか、記憶に無い、とか言われると困るので。

 女性ヘッドコーチや、問題選手が、そう言わせたのか? どうか?までは、調べていない。もはや、将来性は無い・・・・そう、思ったし。

 ちなみに、許認可規則?らしきものでは、この情報化、ネット社会なのに、紙(新聞と雑誌)と電波(テレビとラジオ)のみが許可とか。インターネット上による記事は、認めないそ~な。

 なので、こうも、言われた。

 「??さんねえ、この世界では、あんたなんかと違ってさ、とても知られている方、元新聞記者やってらした。知ってるでしょ? あの有名なヒトでさえ、取材許可出して無いんだよ。なのにさあ・・・」

 その人、私、知らないあるよ。そう、言おうとしたが、バカバカしくなって止めた。

 立場変われば、人変わる、の典型と言うべきか。

 時代の流れと、逆行しているのか、どうか?は、これを読んだあなたが感じて下さい。

 ちなみに、サッカーは、ネット記者が多い。しかし、ウンチクは言うが、練習もロクに見ずに、携帯電話を手にメールのやり取りしている者が多いのには・・・。

 それにしても、今回の日本代表。以前の、四至本侑城(クボタ)のような、明るくチームを引っ張ってゆくムードメーカーが、目に付かなかった。

 練習を終えて、外へ出てくる時も、選手の間で、談笑も笑顔も、無い。

 シンガポール セブンズ」へ向けての、長期直前合宿で、疲れの溜まっている時期、なのかもしれない。

 今年6月。モスクワで、7人制のラグビー ワールドカップが、開かれた。アジアでは勝ち上がれるが、本大会では、世界の壁に、またも、ぶち当たった。

 その時の出場選手と、わずか5か月後のメンバー。半分が違う。

 海外での大会に出るたびに、メンバーが変わる。コレは、良い素材。コレは、呼んでみたい。そう思われた選手は、かなり呼んで、セブンズを体験させている。

 しかし、瀬川智広ヘッドコーチが、全部満足するであろうベスト・メンバーは、なかなか組めないまま。

 それでも、確実に、チーム実力は落ちることは、まったく見られない。瀬川の指導力、指揮力のたまものだろうと思う。

 だからといって、おんぶにだっこで、2016年まで行こうとでも言うのだろうか?

 昨年。丁度1年前ぐらいか、記者会見で、セブンズの選手のワールドカップや、オリンピックに向けての、「特化」の必要性について、協会幹部に質問した。

 答えは、期待の持てるものだった。

 「そうですね。ソレは、我々協会としても考えております。リオに向けて、そうしていかねばならない。そう、思っております」

 ・・・・・・・・・・しかし、今、何一つ変わっていなかった。

 「そうでもないですよ」と、瀬川は言った。

 「以前に比べて、今回も含めて、強化合宿の回数も増えましたしねえ」

 確かに。倍近くに増えた。

 問題は、各チームが、今もって、なかなか、選手を瀬川の思うように貸し出してくれないこと。

 日本の名誉より、自分のチーム戦力保持が大事であり、大切。その牙城は、なかなか崩れない。

 貸し出す=取られる。

 そういう意識が、いまだ、頑なにある、日本の全チーム。1人2人、チームから抜けたところで、戦力がガタガタに落ちるチームでは無いのにも関わらず、だ。

 その意識を、いまだに、協会が変えさせるチカラがない。

 もつとも、そのコトを、実は経験として1番、身を持って分かっているのが、瀬川だ。

 かつて、瀬川は、東芝ブレイブ・ルーパスの監督として、貸し出す立場にあった。

 出来れば、出さないで済むのなら、そうしたい。

 そう思っていたようだ。だから、逆の立場で、なかなか、強くは言いにくい・・・・・。

 とても、協調性があり、個々の選手の性格を把握しつつ、チーム編成を考えていく、優しい性格ゆえに・・・。

 選手そのものが、出来るなら7人制ではなく、15人制で選出され、活躍したい。そう、心の底では、殆んどが思っている。

 単なる、送迎の車の大差以上に。

 しかし、7人制の活動、活躍、優勝に、常にスポットライトが、当たれば、選手個々の、モチベーションは、かなり変わってくるであろう。

 ファンの見る目の数も、増えていけば、必ず、今以上にヤル気が湧く・・・はず。

 しかし、広報がそれを推し進めるどころか、非公開と施錠に象徴されるような、阻害行為を続けていては・・・・

 リオ五輪。実質、2年しかない。たった、のだ!

 かねてより、瀬川から何度も聴いていた。アジア各国が、五輪に向けて、「国を挙げて、チーム作りを特化。その体制を、国が選手に給与も与えて、全面的にバックアップしている」ということを。

 そんななか、我が国の貸し出された選手は、非力な後押しななか、良く頑張っている。

 瀬川は、チームの登録選手の、約半数の5~6人を、ほぼ固定化。日本人を軸に、パワーとスピードに勝る外人3人も、ガッチリ押さえ、固めた。瀬川個人の力量で、「特化」。

 

 先の「インド セブンズ」では、香港に敗れ、アジア シリーズ3連続優勝を、あと1歩のところで、逃した。

 敵は、チームだけでは無かった。

 南アジア地域特有の、雨季。高温多湿。いきなりの、土砂降りの豪雨。

 チーム最年長の、鈴木貴士(たかし。32歳)が、苦笑いしながら打ち明ける。

 「もう、グラウンドは、まるで田んぼ状態なんすよ。スパイクが、走るたびに、グラウンドの土に、喰い込むという(笑)。おまけに、暑いし、ムシムシ、湿気はすごいし・・・・。でも、相手チームも、おんなじ条件なわけだから、文句は言えないってゆうか(笑)。シンガポールへ行っての作戦? もう、チカラを出し切るだけですよ」

 調べてみると、セブンズが開かれる、11月9日と10日の2日間とも、シンガポールは、雨!

 それも、最高気温30度、最低24度。

 瀬川ヘッドコーチも言う。

 「急に、雨がザーッと降ってきたりして、もう、天候の急変は当たり前みたいな所です。シンガポールも、多分同じだと思いますよ」

 優勝に向けてのライバルは?

 そう聞くと、すぐさま3ヵ国をあげた。むろん、インドで優勝を逸した香港も入っていた。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 そして、「シンガポール セブンズ」で、瀬川率いる、日本代表は、優勝を、数時間前に、見事果たした。

 初日。中華台北(台湾)を、31-0.続くタイを、54-0と完封。

 そして、2日目の10日。

 まず、マレーシアを、41-5。強豪国の中国を、26-0と、一蹴。

 そして、決勝戦は、またも香港と。

 前半は、5-19と、わずか1トライに押さえられた。

 このままでは、2大会連続、香港に負けることになる。

 後半、なんと24-19と、逆転勝ち!

 なにより、後半を、0点に押さえた価値は大きい。

 この結果、トータル47ポイント。アジアのシーズン・チャンピオンとなり、ワールド・シリーズへ出場できる権利を得た。

 喜びに、浸り続けることは出来ない。

 今度こそ、会見で言明したことを、もう実行してもらわねば!

 このままでは、世間に、まったく知られないままになり、選手と瀬川の労苦は、またも報われないことになる。

 最後に、厳しいデータの一端を示そう。

 2万人を超えた11月2日の、15人制日本代表と、オール・ブラックス(ニュ―ジーランド)の試合。

 日本テレビが、放映したことは、「超」の、第1弾で書いた。

 その視聴率、たったの2・8%

 6月、若手主体のウエールズに勝ったカッタの、下駄の音を響かせ、歴史的勝利! などと浮かれたが、その時の視聴率たるや、2・3%

 そして、11月2日。国立競技場での、サッカー中継。秩父宮の倍以上の観客が、詰め掛けただけでは無い。

 その視聴率。4・5%。

 男子7人制の、選手、ヘッド・コーチは、出来る限りのことを、やり続けている。恵まれない条件のなかで。

 もう、協会も、口先ではなく、死ぬ気になって、本気で取り組む瀬戸際にきているのではないか!?

 

 ファンに見捨てられる日は、そう遠くない。

 狭く、小さな、ラグビー村で、エラソーにしている時ではない!

 

 

 

 

 

 


<リアル 女子フィギュア スケート ルポ>あの、安藤美姫が「東日本選手権大会」説明会で、乳房披露!

2013-11-07 22:49:42 | スポーツ

 初日(11月3日)の13位から、信じられない大急上昇!

 終わってみれば、なんと2位!

 まさに、”薄氷”の勝利を得たのが、あの、安藤美姫(みき)だ。

 あの、という意味は、彼女の名前にまだ記憶がある方は、周りを巻き込んでの出産騒動を、少しはご存じだろうから。

 7月に書いた、私の2本の安藤美姫の記事にも、数多くの検索があった。

 腐っても、安藤美姫。まだまだ、世間での知名度はあるのだと、再認識させられた。

 この大会の結果も、すでに、テレビのスポーツニュースや、それより早いネット上の「速報」などで知って、驚いた方も、いらっしゃるはず。

 かくいう私も、いささか驚いた。

 初日の順位から、彼女得意の「フリー」だから、少しは上がるだろうとは予測していたが、それでも、5位以内はきつく、12月21日から控える「全日本」進出の道は絶たれるだろう。

 そう、思っていた。

 もっとも、2位になったとはいっても、その滑りは、氷の冷たさ以上に、冷や冷やものだった。

 3回転を、なんとかこなした直後、バランスを崩し、危うく指先をリンクに着けてしまうところだったし、回転のたびに、体のバランスが危うい。

 ようやく持ちこたえている状態だった。

  今年4月3日。女児「ひまわり」を出産前後の、ず~っと前から、ロクに練習をしていないため、下肢から足首に至る筋力がガタ落ち。

 だから、体ごと滑りのスピードを持ちこたえられず、すってんころりんの危険性が絶えず伴う。

 体力も、格段に落ちている。

 この大会に向けての練習も、少な目にして、体力を温存したほどだ。

 創り上げるテクニックや、採点をする人達への”魅せ方”以前の問題だ。おまけに、リッツオ・コーチは、付いて、実質1か月足らず。すでに、報じられているが、身も心も捧げた「ひまわりの父」には、断られた。

 しかも、ソチ冬季五輪を3か月後に控えて、成功しなければならないジャンプの課題は5つもある。

 今の彼女にとっては、常に目の前にそそり立つ高い壁なことは、今後も変わりは無い。

 12月21日からの、全日本選手権大会で、もしも運良く「奇跡」が起こり、上位に残ったとしても、ソチ五輪出場に必要不可欠な、強化選手枠に入れるかどうか? ソチへ行く前の強化合宿に、何の問題も無く、すんなり参加出来るか? というと、かなり難しい。

 優勝して、初めて選考対象になるのが、安藤の、今の立ち位置。

 「日本スケート連盟」との信頼関係が、ジャンプの体勢崩れ以上に、ひどい状況に陥っているからだ。

 むろん、連盟のやり方が、私も全部、正しいとは思っていない。安藤が、かねてより抱えていた不満も、理解出来る・・・・部分もある。

 しかし、ここ3年間もの彼女は、あまりにも奔放。あまりにも身勝手過ぎた。

 今年9月。何故か、「安藤美姫個人として、招待された」形になっていたとはいえ、ドイツの「ネーベンホルン杯」に出場。会場は、のどかな田舎にあった。

 国際的には、さほど注目されないレベルの大会。

 とはいえ、協会の許可も認可も、出場の通知すらしないまま、安藤は旅立った。

 結果、ショートプログラムの成績、59・79点。

 それが、わずか1か月半後の「東日本」で、同じショートプログラムが、41・97点に、大幅ダウン。そりゃ26人中、13位になるのは当たり前。

 今回、一体、どんな気持ちで安藤は、この「東日本」に臨むのだろうか?

 そう思って、見つめていたら、お、お、驚いた。

 大会開催直前の説明会に、なんとキャバクラ嬢が、夜のお勤めで、すっ裸にまとうような衣装で参加。左右の乳房の分かれ目も、覗きこまなくても、遠くからでも分かる、もろ見え。おまけに、爪に丹念なマニキュアのうえ、これまた大きな付け爪。

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 一体、この女、何考えてるんだろうか?・・・・・・

 赤ん坊に、母乳を含ませて、飲ませていたら、一時的に大きく膨らみ、巨乳気味になることはある。だとしても、元々ブラジャーから溢れるような大きさではないのに。それを、ことさらに、マスコミや、大会関係者に見せたいのだろうか?

 露出魔? 目立ちたい? のぞかせたい?

 おまけに、競技では、すんごい、つけまつげ。これは、試合の上でも、装着したまま滑った。

 確かに、フィギュア・スケート競技は、スピード・スケートと違い、見た目も採点に影響はする。美姫は、目は小さい。だけど、クチは大きい。

 だからといって・・・・・。

 もろ、年増のホステスか、キャバクラ嬢にも見た目、近い。

 今、他人からどう見られているか? マスコミから、その姿がどう見られるか?

 これで、良いのか? まずいのか? まだ、渦中にあるのに。

 そういうことに、考えが及ばない人間ということが、試走、試技前に、またも乳房の露出以上に、透けて見えた。

 高須克弥という美容整形外科を経営する人物が、スポンサーに手を挙げたとはいえ、大会会場のある群馬県前橋市まで、住まいのある横浜市からの交通費、数日間の宿泊費など、もろもろは、すべて自腹、持ち出し。

 競技に立ち向かう生活は、現在、マネージャーも兼ねる母の才覚で貯めてきたおカネと、「頑張っているシングル・マザーが、大好き!」と公言する、高須の経営するクリニックの30秒用 スポット テレビコマーシャルに出演したギャラによって、支えられている。

 ちなみに、そのギャラについて、当クリニックの広報担当者に聞いてみた。

 「それについては、申し上げられません」

 予測通りの、返答。

 高須が、以前、記者の質問に答え、1億円ぐらい? との、質問に、「1億円? 良いでしょう!」と、ホラ気味にオウム返ししているのだが、この不況時、そこまでは払えないと思われる。

 ちなみに、このCMの契約期間は、「1年間です」とのこと。

 契約開始を聞くと、ちょいとあいまい。

 「う~ん、9月末か、10月のアタマくらいからです」

 安藤は今年1月に、「所属」というカタチになっていた、トヨタ自動車を契約解除された。

 企業広告塔としてその当時、いくらもらっていたか?

 彼女自身については分からないが、以前、女子柔道の現役選手として、オリンピックにもたびたび出場していた田村亮子(当時)。

 彼女も、当時、トヨタ自動車所属の、広告塔選手だった。総務部付けで、年俸税込6000万円。プラス、「社宅」扱いで、目黒区の自由が丘の高台に建つマンションの最上階の全フロアが、彼女と母の住まい。6LDKは、優にあった。

 その上、社用車として、黒塗りスモーク窓付きのトヨタの大型乗用車が、無償で貸し出されていた。

 運転手は、母だったり、社員だったり。

 それでも、「アマチュア」

 はあ? ってカンジだったけれど。在宅してても、インターフォンには、出ない。

 吉田秀彦と交際してたのに、何故か?結婚したのは、谷佳知(よしとも)。余談だが、この男、無愛想で、無口。

 番記者以外には、あいうえおの、「あ」も言わない。これほど、徹底しているプロ野球選手を、私は他に知らない。加えて、まったく「華」が無い。記録は残っても、「記憶」には残らないタイプ。

 このたび、巨人から戦力外通告を受けた。この11月10日。静岡県の草薙(くさなぎ)球場で、「12球団トライアウト」を受けるようだが、例え声が掛かっても、代打要員。年俸は、3000万円以下。それを拒否したら、即引退の道しか、残っていない。

 しゃべりが、ドヘタのうえ、知名度が無い。解説者として契約するマスメディアは皆無だ。

 さて、横道にそれた。

 田村(当時)に比べて、安藤をトヨタが、どのくらいの値踏みをしていたのか?

 おそらく、上は無い。下で、いくらだったのか?

 今は、1年契約のギャラでしのぐ他ない。

 今の所属先は、出場するための、便宜上のところ。契約金も、年俸すら、1円も無い。

 外を見渡せば、会場付近の木々は、すでに鮮やかに紅葉していた。

 そばには常に、母親であり、マネージャーでもある明美とおぼしき女性が付き添っている。その間、まだ丁度生後7か月の赤ん坊は、他人任せ。

 父親非公表の、シングル・マザー騒動以来、テレビ各局が、それまで「ミキティ」などと、勝手に作り上げた良い人イメージで、ヨイショしまくっていたのに、あの騒動以来、一転、コロッと「美姫り」を付けた。

 カネにならない女とは、さようなら。視聴者や読者のイメージ悪い女とは、バイバ~イ。

 私自身でさえ、この「手の平返し」には、すごいなあ・・・あきれるなあ・・・・冷てえなあ・・。そう感じたほど。

 それでも、ニュースバリューは有る。

 ソチ冬季五輪への架け橋から、いつ脱落するか? と、興味津々で、テレビカメラと記者たちが前橋へ詰め掛け、安藤を追った。

 競技の採点結果が出るまでは、一切話そうとしなかった、安藤。

 一安心した表情をのぞかせつつも、ひと段落しての囲み取材では、母が見守るなか、こうクチを開いた。

 「今のチカラでは、ソチ 冬季オリンピックへ出られるレベルには、達していないと思います」

 「今度の”全日本”が、日本では最後の競技会となると思います」

 すでに、何らかの青写真が、安藤の中で、浮かび上がりつつあるようだ。

 12月の「全日本」では、今の成績に、伸びシロを加えても、おそらく「強化選手A」の枠にさえ、入れさせてもらえないのではないか。

 その覚悟は、出来ているようだ。

 先ほど「奇跡」と、書いた。

 それは、荒川静香が、幸運に恵まれ、オリンピックで金メダルを手にした時のように、金と銀のガチンコ候補が、相次いで転倒したこと。

 それはもう、奇跡。

 銅の実力しかなかったはずの荒川に、金が転がり込んでしまった!

 もし、安藤の身に、そんなことが、あったとしても、ソチへ向けての最終選考会議では・・・・・

 経験を加味しての、温情&期待「措置(ソチ)」は、取られないと、安藤は、みてるようだ。

 来年、アイスショーにも、もはや出る気も無い。ギャラは、比較的安いし。

 興味深いのは、安藤が、海外では、いまだ評価と、人気が高いこと、

 今回の、「東日本」の安藤2位のニュースを、韓国の「中央日報」を始めとして、数多くのメディアが報じているのだ、

 それも、ソチ・冬季オリンピックでは、自国のキム・ヨナのライバルになるだろう、と。

 ええっ! と感じたのは、日本だけ?

 先の、ドイツでの開催招待の件といい、「日本では滑ることが無くなって」も、海外では、まだまだ、お呼びがかかってるのよ、という意味合いで、クチを滑らせたのかも。

 実際、全日本に出る前に、コーチと共に、オーストリアで開かれる大会に出場し、腕試しと、調整を兼ねてくるようだ。

 来年は、「ひまわりのタネ」のいる海外に拠点を完全に移し、世界各国で、お呼びがかからなくなるまで、滑走して、食いつないでいくのだろうか。

 化粧のせいもあり、日本人にしては、エキゾチックな顔立ちに見えることもあり、手始めにキム・ヨナとの”共演”の話が、耳に届いている可能性もある。

 捨てる神あれば、拾う神あり。 

 とでも、言えばいいか。

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 さて、安藤2位に! の影に隠れて、首位の1位を2日間守りきった20歳の実力者のことを報じたニュースは、まったくと言い切っていいほど無かった。

 ここで、紹介しとかねば、彼女がかわいそうだ。

 その子の名前は、西野友毬(ゆうき)。 

Dscf9270 日本や世界のジュニアの大会では、コンスタントに好成績を上げている。まだ、明治大学政経学部の学生だ。先輩の、高山睦美や、石川翔子に憧れて、入学。

 

 しかし、今や軽く彼女たちを追い抜き、浅田真央に1歩、また2歩と、近づきつつある勢いだ。

 Dscf9272 競技のときは、髪を縛り、髪型が違うため、印象がまるで違う。

 本人は、「競技は大学卒業まで」と決めているとのことだが、今後の成績いかんでは、その変更も充分考えられる。決意通りならば、今度のソチを逃したら、オシマイということになる。

 滑りに賭けは無く、いつも安全策でまとめて終えてしまうのが、難点か。そこを、超えて、ガンガン、チャレンジしていければ良いのだが・・・・。

 今、彼女は、「強化選手A」のランク。この先、短い選手生命になるか? はたまた、安藤美姫に勝ち、浅田真央に迫る逸材として、そのルックスと相まって、マスコミに注目されるか!?

 12月の「全日本」に、注目して欲しい。

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 スポーツには、絶えず、光と影がつきまとう。

 栄光と、挫折。そう、置き換えてもいい。

 村主章枝(すぐり・ふみえ)という、ふりがなを付けなければ、読めない選手を、覚えているだろうか?

 かつて、オリンピックに2度出場。メダルこそ、荒川静香のように幸運にも巡り合わず、ついに手にすることは出来なかったが、その荒川のライバルとして、常に比較対象された。

 2人は、不仲を報じられたが、実際仲が悪かった。

 荒川が、メダルを土産に現役引退の記者会見をした際、私は、村主のコメントを引き合いに、荒川の心中を推し測る質問をしたが、荒川はエラを張った顔立ちのまま、眉をピクリとも動かさなかったことを、今でも記憶している。

 その村主が、この東日本に今年も出場していたコトを知り、驚いた!

 まだ、「現役」でやっていたんだ! と。

 すでに、32歳にもなっていた。

 昨年も、この東日本で敗退。そして、今年も、11位と、大惨敗。また4年後を狙うには、実力、年齢ともに、とても厳しい。

 安藤美姫と対照的な、おちょぼグチ。いかにも、日本的な顔立ち。しゃべりは、上手くない。

 今大会では、記者団に囲まれることもなく、ひっそりと会場を去った。

 残した言葉は、「まだ上手になりたい」というもの。秘かに、現役続行を望んでいるらしいが、経済的には、安藤美姫より厳しい。大きいスポンサーも、無い。

 彼女のブログを開いてみると、まるでモデルか、女優気取りのレイアウトと、写真。う~ん・・・・・・・・。

 

 ネット情報では、マネージメント契約をしている「サニーサイドアップ」で、自らも、スポーツ・マーケティング部門で働いていることになっている。

 ん? と想い、取材してみると、「もうすでに、ずいぶん前に辞めている」という。

 今は、「仕事」があったときだけ、マネージメントをしているだけの関係だ。

 コレだから、ネット情報は、信用が出来ない。

 もはや、厳しいが、選手としては引退しか、道は残されていない。

 この会社。私が、前園真聖(まさきよ)の記事で触れたように、マスコミ操作が、良くも悪くも巧み。

 つい先日も、水泳の北島康介の妻に、第一子の妊娠4か月が分かった時、会見せず、コメント発表で終えた。

 おそらく、村主章枝の第一線からの引退も、紙1枚で終える可能性が、高い。

 会見や、囲み取材をすれば、これからどうするの?  彼は? 生活は? など、矢継ぎ早の、彼女が答えづらい質問が飛び交うことだろう。

 それよりは、ひっそりと、ひっそりと、安藤美姫のように、騒がれることもなく・・・・・・・。

 意外や、内心は華やかさを求めていたが、それが結局、叶う事の無かった、彼女に似合う、最もふさわしい幕の降ろしかたかも知れない。

 偶然か、浅田真央や、鈴木明子も、今シーズンをもって、現役引退を決意。

 ソチ冬季オリンピックで、自ら「集大成の姿を、みなさんにお見せしたい」と言っている浅田。

 彼女たちが、いなくなっても、村主の成績では、トップには立てない

 決意したほうが、良い。

 すでに、晩節を汚している身なのだから・・・・・

 

 

 

 

 

 

 


<緊急・加筆!> 帝国ホテルも、「フレッシュ・ジュース」で、ボロ儲け! やっぱり! そうか!実は・・・

2013-11-06 18:55:08 | ニュース

 連日、出てくる、出てくる、「誤表示」に過ぎないと言い切ろうとする、飲み物、食べ物の、「偽装」表示。

 これ、「食品衛生法」や、食品表示に関する法律など、犯罪には、ビミョーに当たらないため、安心して、次から次へと、告白会見と、公表が相次いでいる。

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 11月1日に記事公表した。

 あの日私が、予測したように、まあ、有名店と言われるところから、デパートまで、今、公表しちゃっても、罪には問われないもんで、記者会見や、公表が、相次いでいる。

 国民は、しっかりソコの名前を、一生記憶にとどめておいて欲しい。そして、一生行かないで欲しい。

 どう言い訳したところで、「故意の詐欺」

 もし、すでに罰条が存在していたら?

 すべて、隠して、逃げ切ろうとしていたはず。

 薄汚い根性の、全店を閉店に追い込むように、食事を控えよう!

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 むろん、一時的に信用を無くす。客足も、激減するのを、覚悟の上で。

 ましてや、まだまだ不景気。世の中は、実際のところ、「アホのミクス」には、踊らない、騙されない、実感ないの、ないない尽くし。

 しかし、時置かずして、よく正直に言った。逆に信用出来る、他のメニューの表示は大丈夫だろう、という声と、評判復活を期待してのものだろう。隠して、内部告発で、暴かれるよりは、マシと、踏み切った。

 しかし、そう、問屋が卸してくれるか、どうか!? は、分からない。

 さて、冒頭に挙げた、帝国ホテル

 前々から、コレ、ホテル内のレストランで出すときは、どんな名前で、どのくらい高い値段で出すんだろう? と、気になっていたのが、オレンジ・ジュース

 むろん、帝国ホテルに、客として行ったのは、コーヒーラウンジくらい。

 あとは、すべて、パーティや、発表会取材。

 「仕事」しながら、酒飲んじゃいけないという信条なので、合間にノドを潤すのは、もっぱら、オレンジ・ジュース。

 何気なく見てると、食品スーパーに並んでる紙パックの100%果汁ジュースを、そのままグラスに次々と注いでいたりしている。

 

 時間があると、紙パックから、ガラス容器にいったん移し代えて、そして、うやうやしくグラスに注ぐ。

 おいおいおい、これじゃあ、家で飲んでるのと、おんなじじゃん!

 そう、思ってた。

 この手法。なにも、帝国ホテルに限った事では無い。都内の名だたる有名ホテル、殆んどすべてで見かけた行為。

 その、「オレンジジュース」と同一の物が、すべてのホテルで、「フレッシュ生しぼりジュース」に名前が化けて、直営レストランのお客に、提供されて、手数をかけることなく、10倍以上のカネに化けて、ぼろ儲けしていたかどうか?

 厳密には、分からない。

 なんだよ? ペン先ならぬ、指先がにぶったのかよ? と、ツッコミを入れられそうだが、実は、そう書くのには、ある背景がある。

 取材を終え、よく帰りがけ、ホテルのカウンターへ赴き、先ほどの宴会場で行われた、会場費や、料理・飲み物の費用を問う。

 会場費に関しては、備え付けのパンフレットや、ホテルマンが提示する一覧表のコピーに、詳しく明示してある。

 華やかな演出を彩る、照明や、音響費も。

 問題は、料理や、飲み物代。

 これが、ある種、ランク別になっていて、おまけに、込み込みなのだ。

 だから、「オレンジジュース」単品で、いくらなのかは、分からない。

 来る人数と、主催者の予算によって、ピンからキリまで、多種多彩。そこからは、「宴会担当」の営業マンに、さらに突っ込んで聞き込んでいくことになる。

 面白いのは、キリは、政治屋の資金集めパーティ。会場費をケチり、料理もケチる。

 1人当たり、2000円見当の極少ない料理しか出さず、1人当たり、最低3万円のパーティ券を配り、売りつける。

 詐欺商法に近い。

 パーティ開始30分過ぎたら、料理があらかた底をついてるなどは、いつもの光景。汚い、金集め。

 おまけに、ゴーストライターが書いた、政治屋・著作の「出版記念パーティ」では、こんなことがあった。

 自民党の重鎮と目されている輩が、「自署」を手に、満面笑みを浮かべて、檀上でこう言ってのけた。

 「いやあ、私もね、初めてコレを読んだんだけどもね、面白いね、コレは!」

 閑話休題ーーーーーー

 てなわけで、どのランクのジュースか、ホテル側は言い逃れる余地はあるのだが、紙パック以外見たことは無いのも、また事実。

 「帝国ホテル」だから、という、歪んだ、ブランド信仰。コレが、他の「有名ホテル」でも、堂々と、今も生き続けているから、こんな詐欺まがい商法が、大手を振って、まかり通ってきた。

 余談だが、政治屋秘書との、パーティ代交渉は、各ホテルごとに、ソレ専任のベテラン営業マンが担当している。

 驚くほど、値切り倒してくるそうな。攻防は、「苦労します」と、苦笑いしていた。

 さて、タイトルにも記した「カツラ乗せ ミニ巨泉」の、御仁。

 朝のワイドショーで、牛肉の脂を注入した肉を、「ステーキ」と称して偽装表示して、客に出していた問題を取り上げた際、こう言って口角泡を飛ばした。

 「そんなこと問題にしてたら、今どき、どこのお店も、ステーキ出せなくなっちゃうよお!

 この男。タレントとして以外に、飲食店経営者としても稼いでいることで、知られている。

 渋谷にあった「焼き肉店」が、今年8月末で閉店の憂き目にあっている。

 しかし、まだ1店、中野坂上に、「焼き肉店」を持っている

 う~ん・・・・誰か、そこで「ステーキ」を注文して、食べずに、秘かにお持ち帰りして、検査機関に提出してみませんか?

 面白い、大方の予想通りの、検査結果が出そうな気がします。

 頭髪の「誤表示」以上の、「偽装」並みに・・・・

 

 


<みのもんた、こと、御法川法男 その「素顔」と「本音」追撃 第11弾(前篇)>慰留」されたウソを暴く

2013-11-03 12:55:14 | ニュース

Dscf9223 いやあ。汚く、とても読み取りにくい横書き文字らしきものが、並んでいますなあ。

 人間としての、「低度」まで、透けて見えそうです。

 10月30日、園遊会の席で、天皇へ直訴めいて、A4コピー10枚をつないで、これまた、上記の人間に勝るとも劣らない縦書きの悪筆毛筆で書き殴った紙を手渡した山本”矛盾言動”太郎に、匹敵するきたねえ文字らしきつながり。

 ちなみに、山本の、天皇に手渡しした紙に書かれた文字?を見たい人は、「東スポ web 山本太郎」と、検索すると見られます。

 こんな汚い以前に、大小不揃いの、且つ、真っすぐ上下にでは無い、歪んだ字で書いたシロモノを、天皇であろうと。誰が相手であろうと、恥ずかしげも無く渡せる人間の、「神経」と、「感覚」と、「常識」に、私はのけぞった!

 なにやら、この上の文字を書いた人間と、共通のモノが、あるのではないかとも・・・・・。

 これ、みのもんた、こと、御法川法男(みのりかわ・のりお)の直筆文字だ。次男・雄斗(ゆうと)が、港区高輪1丁目にそそり立つタワー・マンションから、警視庁に逮捕され、強制連行されたのが、今年9月11日、午前11時頃。

 その住まいは、父・法男が購入。不動産事業も手広く、手掛けている「ニッコク」所有となっている。

 その翌日、雄斗・被疑者の妻は出産。2人目の女の子を産んだ。そんな間近な時でも、犯罪を平気で犯してしまう「大馬鹿息子」(法男・談)の神経が、信じられない。

 雄斗の逮捕を受けて、父・法男が、あわてて「ニッコク」へ出社。

 午後3時45分。これを法男自身が書いて、主要マスコミ各社に、ファックスで送り付けたのが、上記掲載の文。

 このように、「父親として申し訳ない」と、こ汚い字で書いておきながら、腹の中は逆。反省、皆無。

 なんで父親の俺が、責任追及されなきゃいけないんだ! という本音が、10月25日まで腹の中で煮えくり返っていた。

 こんな目に悪いシロモノを、いまさら出したのか? というと、実はこのあと数日して、「読売テレビ 東京支社」幹部に、法男が会いに行き、謝罪というより、「打診」に出向いたからだ。

 相手の腹のうちを探るかのように、「秘密のケンミンSHOW」の降板を申し出て、とりあえず慰留された。

 その場で慰留した理由は、法男本人が犯した犯罪ではないからというもの。それが「統一見解」。

 そんな、46日も前のことを、狡猾にも、10月26日の記者会見で、まるで数日前のことのように誤解させて、突然持ち出した。

 その後、双方に話し合いの場は、一切、無いというのに。

 前回の「第10弾」で、その番組のチーフ・プロデューサーが、クチにした「統一見解」というのは、実は9月のそのときのものと、判明。

 とはいっても、正式な、改まったものでは、無かった。

 だから、制作会社や、読売テレビ側は、なんでいまさら古いことを記者会見で持ち出したんだろうと、ハッキリ言葉にこそ出さないが、終始戸惑うクチぶり。

 実は、「読売テレビ東京支社」と言うのは、「日本テレビ放送網」の局舎の中に間借りをしている。

 だから法男は、日本テレビに、息子の件でとりあえず、お詫びと釈明に行った流れで、「読売テレビ」にも、番組の降板を「儀礼的に申し出て」、息子さんの犯罪なので、あなたが降板するには、まだ決断は早いという、「儀礼的に慰留された」に過ぎない。

 そのあと、46日は、なし崩しに過ぎた。

 再び、「ケンミン・・・」の降板と慰留について、正式に、雑談程度にも、このことについて、話し合いが持たれたことは、ただの1回も無かった。

 これが、制作会社チーフ・プロデューサーと、読売テレビ東京支社宣伝部長に取材して、判明し、まとめた事実だ。

 ちなみに、さすが宣伝部長。「慰留」という言葉も、その意味も知っていた。今後、部員への「日本語」教育をキチンとして欲しいと願うばかりだ。

 では、なんで唐突とも思える、「ケンミン・・・」からの慰留について、記者会見の席で言いだしたのか?

 取材を続け、その都度書いてゆくなかで、みのもんた、こと、御法川法男と言う人間の悪しき性格と、所業が浮かび上がってきた。

 むろん、「タダしゃべりしちゃったよ~!」と言う「銭ゲバ」と言うしかない言葉をスタートにしてだが。

 法男は、会見前日に、自らが「TBSホールディングス」の株主にも関わらず、そのテレビ局から、自分の芸名を冠した「長年憧れ続けてきた報道番組キャスター」の座を引きづり降ろされた。

 クサく、涙ぐむ演技もあって、見てるこちらは苦笑せざるを得なかったが、その悔しさは、伝わった。

  ”わざわざ、出演を自粛してやったのにも関わらず、昨日だぜ! この株主でもある、俺様のクビを切りやがったTBSは、ひどい! 冷たい! 厳しいぜ! それに較べ、読売テレビは違ったなあ。この偉大な裸の王様の、みのサマを、慰留してくれたもんなあ・・・・”

 ”違うよなあ、同じテレビ局でもよ~。よ~し、対比で、この記者会見の場で、言っちゃえ!”

 というところのはず。

 ところが、あの頃、雄斗の窃盗事件発覚後、まだ数日ということもあり、読売テレビと、制作会社にとっては、いきなり辞められても、スケジュール上、困るし、とりあえず、息子さんのしでかした犯罪だし、この場では、まあまあ、そこまで思い詰めなくとも・・・・というニュアンスでの、暫定的「慰留」だった。

 しかし、法男にすれば、心の中で、一安心したと同時に、ニヤリとしたに違いない。

 その後、もし、正式な降板についての話し合いが持たれたら、結論は、降板せざるを得ないような流れになっていた可能性が大きい。

 なにしろ、みのの持つイメージと、視聴率の、日に日に悪化さ。

 目に見えてきたスポンサーの降りたいという、相次ぐ声。視聴者の、クビを傾げる声。

 そして、何よりも、報道番組は格上で、バラエティーは格下という、法男の意識と本音に、それまでの「王様行為」にガマンしていた番組制作スタッフは、愛想が尽き始めていた

 おまけに、「しゃべりが、上手い」と思い込んでる法男なのに、番組収録では、落ち込んだままのせいか、殆んどしゃべらない。ゲスト陣への切り替えしも、いじくりも、ツッコミも無い。

 相方のサブ司会、久本雅美にまかせてしまって、ただ右側に突っ立って、ヘラヘラ、にやついてるだけ。法(のり)のノリは、悪いまま。

 これで、高ギャラ取るのは、おかしい。辞めて欲しいよな! そういう声が、以前に増して出始めた。

 つい先日の10月31日に放送されたものなど、その典型だった。久本と、レギュラーゲストの芸人の掛け合いと突っ込み合いで、つまらないネタも、なんとかメリハリつけさせていたほど。

 久本だけのしゃべりで、充分、番組が持っていた。

 この番組からの、クビ宣告も、そう遠くない。文字通り、クビを洗って待つしかないだろう。

 推測では無い。事実だ。

 法男のアタマの中にあったのは、自ら招いたコトに気付かないままに、連日のマスコミ報道と、俺様を見捨てようとする視聴者への怒りと、「バカ息子」雄斗の、法的処遇と処分だった。

 パソコンを毎日開き、インターネットで、自分のことが書かれた記事を見まくったと、語っていた。おそらく、この記事の第1弾から読んでいた可能性は、大きい。

 意を決して、あえて火中の栗を拾おうと、雑誌や新聞のインタビュー取材を受けると、批判的質問の鋭い矢が、いくつも飛んできた。

 さすがの「裸の王様」も、自分に矢が刺さり、やっと気付き始めたようだ。

 それでも、反骨心と、巧妙な弁舌は、失わない。

 以前、26日の記者会見のコトを書いた。

 会見を開くのは、雄斗の法的処分が、まず下されてから。そう言っていた。

 法廷に被告人として臨む「起訴」か、「略式起訴」(罰金刑)か、はたまた罪は認められるが、起訴するまでには至らない「起訴猶予」か、雄斗にとっては考えづらい「不起訴」か。

 その4通りの中のいずれか?

 それが、週明けの10月28日頃に決まりそうだと、法男はラジオで言った。明らかに、気にしていた。

 

 (前篇 終了)

 

 


 <超リアル ラグビー ルポ>2013・11・2 やっぱり負けた日本代表。その背後にひそむ、問題点

2013-11-02 18:08:07 | スポーツ

スコアは、6-54。

 予想した通り、負けた。勝てるわけが無いのは、最初から、分かっていた。

 試合前、オール・ブラックスは、多くの試合を重ねており、日本ごときのレベル相手には、間違っても、ベストの最強メンバーでは来日しないであろう。

 これから伸びてくる若手中心で編成してくるはずと思っていた。で、その通りになった。

 それでも、50点は最低獲るだろう。対する日本代表は、1トライ獲れれば、成長のあとが見えるな。そう思っていた。

 結果、日本は五郎丸の2本のペナルティ・ゴールのみの、6点で試合終了。

 それでも、オール・ブラックス選手のゴール・ラインへの疾走を、激しく、魂のこもった捨て身のタックルで、ライン外へ何度も弾き飛ばしたプレイは、拍手ものだった。

 逆に、試合終了間際。日本のゴールライン寸前での怒涛の攻めを、最後、全てしのいだオールブラックスのプライドには、うなった。

 実は、約1年間。トータル17万2000人もの検索を戴いていた、「リアル ラグビー ルポ」を、これまた約1年間、休載していたのには、訳がある。

 試合や、練習は、1ファンとして、見続けている。

 実は、トップリーグや、大学ラグビーを最も多く、まるで独占放送の如く流している、「Jスポーツ」。

 しかし、ラグビー見たさに、契約加入する人は、極めて少ない。中継主要スタッフは、言う。

 「いないに、等しいです。加入してくれる大多数の人はサッカー中継見たさの人が、圧倒的です。実は」

 それが、現実。

 この今日の試合を、中継した日本テレビの、大英断。スタッフの熱意は、嬉しい限りだ。

 しかし、今までの視聴率は、スタッフですら「言いたくないくらい、恥ずかしい数字です」と、顔を伏せる。

 NHK地上波が、毎年、日曜の午後に放送してきた「ラグビー早明戦」。

 ある種の時ならぬ異常人気で、チケットが抽選で当たるという年が、あった頃。

 国立競技場が5万6000人の観客で埋め尽くされた。

 しかし、視聴率は、たったの2%台。近年は、1%台。

 これが、偽りの無い事実、”厳実”だ。

 それでもめげずに私は、例えば、「オール・ブラックス ジュニア」として、若手が来日した時は、連日、チームが練習を重ねていた江東区辰巳にある練習グラウンドに取材に通ったりした。

 他の今までの記者が書かないできたポイントを中心に、書き綴った。

 だから、受けた、のかも知れない。

 最後の日には、チームのスタッフから、皆勤賞としてか、ただ1人、チームのバッジをもらったりしたものだ。

 だから、その強さの秘密は、目の前で体感できた。

 強い、強い、などという前宣伝には、まったく左右されない目も養ってきた。

 なにやら、エディ・ジョーンズが、脳梗塞で闘病中とか。

 その真偽には??だが、このままヘッド・コーチを辞めて戴いても、日本代表の将来には、なんの影響もない。

 厳しい言い方をするが、エディには、ただの1度も、感心することは、無かった。ジョン・カーワンには、何度もあったが。

 この試合。前売り段階で、チケットは完売。曇天と雨模様のなか、2万人ちょっと、客は詰め掛け、満席になった。

 しかし、これが日本代表の人気を現わしたものでは、残念ながら、無い。

 大半の客は、日本のチームでは無く、オール・ブラックスをナマで見たさに来た。

 それが証拠に、今までの日本代表の試合は、観客数が少ない。ガックリくるほど少ない。

 今日、会場に詰めかけた有料観客も、招待無料観客も、2019年に、日本で「ラグビー ワールドカップ」が開かれることは知っているはず。

 だが、他の国民。例えば、東京の繁華街。渋谷や、新宿の街頭に立ち、聞いてみるといい。

 はたして、何人が、開催を知っているか!?

 身も凍る結果が、出てくるはずだ。

 このままでは、知られないまま、日本開催に突入してしまうことは確実だ。すざまじい赤字も、今から確実に予想出来る。

 まだ6年では、無い。もう6年しか無い、たった6年、だ。

 通しタイトルに、ダテに「リアル」を巻頭に付けたわけでは、無い。

 リアルに、事実、真実を、ありのままに書いていった。

 最初は軽視してた「日本ラグビー協会」の、あるマスコミ出身者が、信じられぬほどネチネチと、嫌味に、私の文を暗誦してるかのように、細かく、細かく、文句と書き方、表現の訂正など、横槍を挟んできた。

 記事に間違いは、確かに見たまま、聞いたまま、何一つない。しかし、と・・・・・・。

 自らも記事を書いてた者がだ!

 信じられなかった。

 それは、私に向けてだけではなかった。

 2019年に向けて、どんどん、間口を広げていかねばならない今なのに、それに逆行するマスコミ対応を推し進めていた。

 スポーツは、ラグビーだけでは無い。ましてや、ラグビーは人気の無い種目。

 2度と取材したくないという記者や、ディレクターもいた。

 大手新聞記者の大半が、経費削減のあおりで、正社員から、契約記者にさせられた。稼ぎは、激減の上、交通費も、自腹。交際費も、自腹。

 おのずと、グラウンドにも、記者会見にも、帰国時の取材どころか、試合取材にも、どんどん来なくなっている。

 記事になりにくいものに、わざわざ足を延ばさない。来るのは、このようなイベントや決勝試合ぐらい。

 記事配信する通信社におまかせの傾向が、日ごとに強まってきているというのに・・・・

 結果、おそろしいほど、ラグビーはニュースになっていない。一般の記事にも、なっていない。やさしく、超少ないと、書いてもいい。

 あわてて、試合広告をインターネットに出しても、観客数が、伸びることはなかった。

 試合は、激闘が目に付き、競り合いの試合展開が、多いのにだ。

 ちなみに、昨シーズンの、トップリーグ。サッカーでいうなら、Jー1。その試合の、1試合平均観客数、たった4950人。

 さらに今シーズンは、目に見えて、はるかに少ない。週末に、雨、風にたたられた影響もあるだろうが、なにしろ、知られていない。

 先の広報の責任は、とても、大きい。

 むろん、チームそのものが、いまだに企業単位から、広がせない。「社員や工場従業員の慰安」との考えから脱しようとしない。

 「地域」に、つながらない。つながせない。

 その頑なな風土。来場者の大半は、その企業の社員と家族。社員証を見せて、入れる。そこから、大きく広がらない。

 方や、チーム名だけでなく、地域・地方に月日を掛けて根付かさせたプロ・サッカー。

 球団経営は、いずれも赤字。しかし、観客数は、Jー2でさえ、先のトップリーグより、毎試合、多い。

 この、オール・ブラックス戦。国際試合だ。

 しかし、この試合の1時間前。わずか500メートルほどしか離れていない国立競技場でキックオフされた「2013 Jリーグ ヤマザキ ナビスコ・カップ 決勝戦」 柏 対 浦和 戦。

 その入場者数。4万6675人。

 倍以上だ。

 何度も痛感しているが、またか! と、思う。

 

 この実情と、”厳実”を、リアルどころか、「超リアル」に、今後、2019年に向けて、ビシビシ、書いていこうと思う。

 ラグビーを、愛しているがゆえに、事実を書く。

 今を打破する、改善策も、合わせて書いてゆく。

 何度も進言・提言したのに、聞く耳を持たなかった、ヤル気のなかったGMや、協会主要幹部の実態も、余さず書こうと思う。

 以前の、「リアル ラグビー ルポ」を愛読して戴いた、選手や、その父母などがいたことも知っている。

 今後の記事を、期待して戴きたい!