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<超リアル 選抜高校野球 今大会 深層ルポ 第5回>ベスト4入りを賭けて試合が続くなか、スカウト達は・・

2014-03-31 19:07:57 | スポーツ

 各地区ごとの地方大会予選から勝ち上がり、甲子園球場でその集大成とも言うべき実力を、炎天下のもと発揮する、夏の大会。

 夏ほどではないが、センバツはセンバツなりに、プロ野球球団の各スカウトの目が、光っている。

 そして、各高校の野球部関係者の査定によって、これまた、まさにセンバツされて入学してきた「特待生」たち。

 今大会でも、スカウト以上に、高校内部から、「査定」を受け続けている

 厚遇が、成績不振が理由で、削られ、取り消されることは、日常茶飯事だ。

 ノートや、関係文書を、校名、名前などを一切出さないことを条件に何校もの人たちに、こっそり見せてもらったことがある。

 大きく分けて、A,B,Cのランク別に記載されてあった。

 なおかつ、A1、A2,A3.B1,B2,B3.Cと、さらに細かく分類。

 入学金、もろもろの入学に当たっての諸経費(後援会費含む)、授業料、寮・合宿費などが、すでに入学時に、個々の選手がランク別に、細かく振り分けられる。

 「この子はね、もう、最初からA1だったね。全部、免除。早い話しが、身一つでウチに来て頂く子。この子は、良いモノ持っているけど、鍛え方次第で、3年間でどう伸びていくか? 試していくタイプ。ん?B2さ」

 B2は、入学金だけ免除だという。あとは、払って戴くカタチになるのだそうな。

 それでも、親は経済的に助かる。母親だけで、生計を立ててる家庭は、大助かり。

 「片親だけの子は、まあ、落としやすいことは、事実です」

 「C? Cは、最初は、いないよ(笑)。在学中にケガをしてしまう。もちろん、練習中とか、試合とか、止む終えない場合だよ。遊んでて、不注意でケガをしてしまった場合とかは、もう、論外です。で、そのまま治らず、ず~っと、試合に出られないままだったりした場合は、一般入学してきた生徒と同じ扱いに、申し訳ないが、変えます」

 ケガ、スランプ。他の部員と、協調性が皆無で、やっていけない選手。監督・部長の言う事、聞かない選手。そして、飲酒・喫煙。事件を起こした選手などなど。

 教育的見地にも立ち、対外的にまずいことは、常に目を光らせて、隠しながら、なるべく早い段階で目を摘むという。

 競合校が、常に蹴落とそうと、ことさらに、そういう情報を集め、地元マスコミや、高野連にタレ込もうとする。

 「ソレはソレで、あんたたちみたいのがいるから、安心してられないんだよ」と、苦笑いするもいた。

 査定は、1学年ごとに行ない、監督、野球部長らが話し合い、審議を重ねたうえで、データと突き合わせた上で、ランクと、待遇の上げ下げを決める。

 「生徒には最後に諭す。何しろ、コレが絡むことだからね」

 と言って、指で〇を作った。おカネを指すようだ。

 「親御さんに連絡をとって、出来れば学校に来て頂いて、相談する。戦力になってるままの子には、そんなこと必要無いんだけどね」

 「で、いままでの「条件」と、変わってしまったことをお伝えして、納得して戴く。最悪は、退部、退寮、その子の地元の高校への編入学も、お薦めする。まあ、ハッキリ言うと、辞めて戴く。お払い箱って言ったら、問題あるけどね」

 「選手自身はね、やっぱり、自分の置かれている立場や、状況をうすうす知っているからね。いざとなっても、何も言わない子が、殆んどだね」

 「おカネについては、親御さんしか知らない。子供には、私たちは、一切詳しく言わないし。だってね、フツ~の一般入学してきた子にだって、いくらかかる、コレはかからない、とか、親は子供さんに聞かれない限り、話さないでしょ?」

 了承を得たら、後援会の1部の幹部、そして理事長などに、報告するという。

 今大会でも、主力戦力とみなされた、不動のレギュラーの選手たちは、甲子園のマウンドや、内・外野で、躍動していた。

 北海道の「駒大苫小牧」には、兵庫県尼崎市南武庫之荘中学校卒で、宝塚ボーイズで内野手として活躍していた、安田大将。

 「宝塚ボーイズ」は、すでに書いた、田中将大(まさひろ)がいたチーム。安田もまた、監督のラインで、強力な推薦があった。大将と、将大。

 「それは、偶然ですよ」と、事情を教えてくれた人は、笑った。

 同じく、宝塚ボーイズにいた黒臺騎士(くろだい・ないと)は、新潟県にある「日大文理」へと赴いた。

 もう1人、この日大文理には、なんと栃木県の古豪・作新学院中学部にいて、栃木ヤング・ベースボールクラブで野球をやっていた小太刀緒飛がいるのが、目を惹く。作新を蹴ってまでして、行った。

 大阪府豊中市にある履正社」には、愛知県名古屋市にある桜ヶ丘中学校卒の、永谷暢章(のぶあき)投手が、リリーフとして甲子園のマウンドに立った。

 この履正社は、92年の歴史があり、戦中には、なんと、満州へ修学旅行に行かせた秘めた過去がある。12年半前には、大阪府茨木市に専用グラウンドを作り、甲子園では、いずれ書く問題校「専大北上」と初出場で当たった過去がある。

 高校は豊中市にあるが、選手は大阪府内に限らず、滋賀県、兵庫県など、関西圏から広く集めている。

 それは、履正社に、とどまらない。

 京都にある「龍谷大平安」、京都府福知山市にある「福知山成美」、兵庫県にある「報徳学園」、奈良県五條市にある「智弁学園」など、関西にある高校は、ホントに広く関西圏から選手を集めている。

 中には、選手個人が自ら希望して古豪と呼ばれる伝統校に、セレクションを受けたりして、入学している者も目に付く。

 そのため、誰が明白な特待生なのか、即断しにくい面もある。

 とはいえ、入部出来たところで、部員が50名以上おり、激烈なレギュラー獲りが、待ち受けているのが、実情だ。

 かつては、100人以上、部員がいた。少子化は、野球部にも及んでいる。

 関西圏が、今もって、広島県以上に、良い選手の主要草刈り場になっていることは、間違いが無い事実だ

 広島県内の中学生は、県内の高校で野球を続けている選手が圧倒的に多い。そこはそれ、県外流出を防止している背景もある。

 栃木県の「佐野日大」は、地元佐野市より、小山市、鹿沼市、宇都宮市、上三川町、下野市など、県内から広く集めてチーム編成している。

 東京都にある「関東第一」には、埼玉県越谷市立新栄中学校卒で、春日部ボーイズにいた、伊藤雅人がいる。

 山梨県の「山梨学院大付属」には、静岡据野シニアにいた、菊池海斗が、主将としてチームを牽引していた。

 高知県の「明徳義塾」は、スポーツ競技全般に特待生がいることでも、広く知られている。

 好投手として、今日も投げた岸潤一郎は、兵庫県の尼崎市立中央中学校卒で、西淀ボーイズで活躍していることで、知られており、獲得した。

 また、長崎県にある「創成館」は、九州圏内に広く網を巡らしており、佐賀県みやき町立三根中学校卒で、佐賀ドリームスで頭角を現し、2年前には「Uー15(15歳以下)日本代表」にも選出された、鷲崎淳を獲得している。

 もう1人、小野田弥啓も、福岡県飯塚市立穂波中学校卒で、荒川ウエーブで活躍していたことにより、獲得した。

 甲子園や、地区大会の予選で早くから目を付けられ、この中から、いずれドラフトに掛けられる者も、出るかも知れない。

 では、高校はどのようにして、網を巡らしていくのか? 

 その事実と背景は、次回に書くことにする。

 その裏で、学校の見立て違いもあり、ひっそりと硬式野球部と、高校を去った選手たちも、実は・・・・多い。

 (続く)

 


<超リアル 選抜高校野球今大会 深層ルポ 第4回>本日3月29日、延長15回の大熱戦の末に見えたモノ

2014-03-29 15:22:01 | スポーツ

 良い試合であったように、思う。

 本日の、群馬県の桐生第一と、広島県の広島新庄との、延長15回まで戦った、熱戦と呼ぶにふさわしい試合。

 そう感じたのは、「特待生」と思われる選手が、広島新庄には、タダの1人もいなかったから。

 むろん、現地に行き、些細なことも調べてゆけば、何かしらの特別待遇や、考慮された在学するための必要経費減の生徒が出てくるかも知れない。

 だが、野球部員全員が、広島県内から集まった生徒ばかり。

 投げきったエース 山岡投手は、安芸高田市出身

 昨年、甲子園に出たことも無いのに、高校日本代表に選ばれ、その上、巨人にドラフト3位で指名された、田口麗斗(かずと)という逸材も、この高校の野球部は生みだしている。

 広島県は、元来、高校野球王国。それだけに、スカウトの目は広く、鋭く、探し回っているだけに、発掘されたということだろう。

 その田口。早くも、先月の宮崎二軍キャンプでの評判は良い。そう遠くないうちに、1軍入りする可能性もある。

 野球王国でいえば、老舗の京都の龍谷大平安

 ここも、関西圏から粒よりの中学生が入学。もはや、格別投資に使わずとも、実績ある老舗・名門に惹かれて、集まってきてしまう実例だ。

 かたや、明日か、雨で延びて明後日になるのか、本日、良いピッチングを見せた桐生第一のエース、山田知輝は、隣の県の、栃木県足利市立坂西中学校卒。

 そう、もろ、白鴎大足利が有る所。

 かなりのせめぎ合い勧誘が、あったと思われるが、地元を蹴って桐生へ。

 それもまた、面白い。山田こそ、成長したが、実は千葉県八千代市から、リトルリーグでも活躍を見せたとある選手がいた。

 強打者と評判をとったのだが、・・・・・・もはや、控えも含む18名の登録のなかにも、その名前は、無い。

 「プロ」は、ここでまた、厳しい洗礼を受けたということだ。

  (続く)


<超リアル 選抜高校野球今大会 深層ルポ 第3回>白鴎大足利 対 沖縄尚学に現れた、幼馴染みの戦い

2014-03-29 09:58:25 | スポーツ

 思わず、やはり、こ~ゆ~、奇妙なことが実現してしまうんだよなあと、痛感したのが、3月28日(金)の、白鴎(はくおう)大足利 対 沖縄尚学戦。

 生中継し続けているNHKは、かつてはテロップで出していた出身中学校を、現在は隠す・出さない。

 しかし、投打で対決する者たちのエピソードは、取材もしており、サラッとアナウンサーは披瀝することがある。

 この日も、そうだった。

 栃木県足利市にある白鴎大足利のエースは、実は、はるか遠い、沖縄県宜野湾市の中学校を卒業して、特待生としてはるばる足利へと赴いた、比嘉新。

 沖縄に居た時には、「宜野湾ボーイズ」で活躍。そこで注目されたわけだが、沖縄尚学には、比嘉とチーム・メイトとして競い、語らい合った仲間がいた。

 ともに、「あいつだけには、負けたくない」と、コメント。去って行った者と、残って地元で頑張っている者。

 お互いに、コメント以上に、複雑な感情が渦巻いていた。

 白鴎大学足利には、比嘉の他に、福岡県北九州市立若松中学校卒で、小倉バディーボーイズ(当時)所属の、大下誠一郎。

 大下は、ドラフト候補生に名前が挙がっているほどの逸材だ。

 さいたま市立内谷中学校卒で、富士見リトルシニア所属だった、小野寺祐哉。

 茨城県古河市立古河第一中学校卒の、小川真希などがいる。

 ちなみに、大学の方は、同じ栃木県でも、小山市にあり、客寄せパンダならぬ、客寄せ教授として、福岡政行、山本コータロー(教授名は、本名の山本厚太郎で教える)。元教授では、栗山英樹、蔦信彦らがいた。

 福岡は、以前ここの野球部の部長をしていたことでも、知られている。大学を卒業した者の中には、いずれも有名ではないが、多くのプロ野球選手や、バスケット選手、果ては地下アイドルまでいる。 

 日本ハムに入団した選手もいる。

 沖縄尚学には、さすがに南に位置する離島とあって、本州から獲ってくる特待生は、見当たらない。

 それは、奄美大島から今大会に、「21世紀枠」の1校として出場した、大島高校にもいなかった。

 純粋なる地元選手の活躍に、熱い声援が地元から送られたのは、当然なことだろう。

 一方で、やはりと言うべきか、沖縄や奄美は、草刈場となっている側面がある。

 先の比嘉新同様、鹿児島県くしきの市にある、神村学園は、沖縄県から、新星武臣を入部させている。彼の、八重山ボーイズでの活躍を耳にして、獲得した。

 何も、特待生は、硬式野球部に限ったことでは無いのは、この悪しき問題に関心がある方は、すでに御存じであろう。

 そんな1年生の女子特待生に「暴力」を振るったということで、指導していた教師が、減給と、無期限謹慎処分を下されたのが、先の神村学園の駅伝部。

 この駅伝部は、総勢部員7人と、少数精鋭。

 その部員獲得と、コレ!と目を付けた中学生のスカウトを、その教師自らが行なっていた。

 なんでそんなコトまで知っているか?と言うと、その教師がブログをやっていたから。

 もろ、熱い息吹が伝わってくる文面。

 練習と大会の戦績が、こまめに誰の目にも分かりやすく、書かれていた。私、隠れファンの1人と化した。

 ある日のブログ。選手獲得のために、鹿児島空港から飛行機に乗った。あれ!? と気付くと、すぐ近くの席に、見たことのある顔がいたと、記載。

 全国高校女子駅伝大会などで、見た顔だった。そのヒトも、どうやら、同じ有望選手を獲得に行く様子。

 「こりゃ、呉越同舟かも」と、一文に。

 そうまでして獲った1年生だったのか、期待はずれの走りぶりであったのか。

  入学させて4か月の昨年8月、大分県竹田市で行われた合宿で、彼女の腹部を2度、拳で押した、という。

 

 

 また、今年1月。彼女の両頬を、引っ張ったとも、つねったとも。報道は、少し大事な行為と細部があやふや。

 それを彼女は、親に告げた。親は、それを「体罰」ととらえ、学校へ訴え出て、先の処分となった。

 熱血指導あっての、全国大会出場の常連校に。それを、「体罰」ととらえるか、どうか?は、人それぞれであろう。

 ただ、おっ!と、思ったのが、ある時に、その1年生に告げた一言だ。

 「このままじゃ、特待生をはずされるぞ」

 う~ん、・・・・・・

 彼女は、退部、転校を希望していると、いわれる。

 高校生といえども、ある意味、プロ。

 当人が、詳しく「条件」を知らない、知らされていないことが、殆んどの「プロ」。

 「特待生」の置かれている環境もまた、我々の想像以上に厳しい。

 (続く)


バカバカしい、あらかじめ紙に書かれた「質問」、そして「答え」が書かれたものを読みあう、国会審議と同じ

2014-03-29 05:05:38 | テレビ番組

 なんじゃあああああああああ!!!!!!!

 NHKの予算国会審議は!

 もっか、少なく見積もっても2億7000万円の、局内外の不正金で揺れている犯罪が行なわれていたNHK。

 その渦中での、衆参の国会での予算審議の、あまりのバカバカしさは!

 厳しい指摘をされると、もろにふてくされた顔をする理事、そして籾井勝人(もみい・かつと)新会長。

 それすらも、お互いに、紙の読みあい

 単なるセレモニーでしかない。

 それも、質問するセンセのなかには、いろんな場所で、チューチュー、キスしまくった共産党のブス議員まで、イッチョ前に紙読む審議、ならぬチン議。

 このザマじゃあ、誰も受信料なんぞ、支払う気持ちは無くなる。

 最初から、予算案、承認ありきで、時間枠通り進められていくバカバカしさ!

 腐り切ってる!

 バカでも出来る国会議員は、安倍晋三以下、すでによく知っているけれど。

 紙に書かれた文字の読みあい、もう全廃しろよ!

 「通告」という、愚かしさ。

 「論戦」とか言われると、あざけ笑うほかない。

 

 


<超リアル 選抜高校野球 今大会 深層ルポ 第2回> 横浜高校に見る「特待生」問題、と、明暗

2014-03-27 13:11:10 | スポーツ

 横浜高校といえば、かつては西武ライオンズ。今は、メジャーリーグで苦闘している松坂大輔が、甲子園で大活躍したことで、知られている。

 その他にも、野球よりも、下半身スキャンダルで知られている涌井秀章。こと野球に関しては、真面目一筋の成瀬善久などが、野球部出身だ。

 監督は、かつては渡辺元(はじめ)と名乗っていた、渡辺元智(とものり)69歳。

 その渡辺姓も、田中家から養子になっての名字。その人生は、苦労の連続。かつて、まだ24歳の身で、監督に就任。甲子園を目指したものの、指導法に迷い、17年間もの長きにわたって戦績も低迷。

 妻・紀子の薦めで、改名し、今の元智にした経緯がある。

 ”2人監督制”時代の小倉清一郎など、野球界の友人には、「はじめ」でも「とものり」でもない、「元(げん)」と呼ばれている。

 そんな野球部にも、今大会も特待生が存在。

 浅間大基こそ、新宿区の中学校からの入学だが、高濱祐仁は、佐賀県福智町立金田中学校卒。飯塚ライジング・スターボーイズ出身。この高濱は、今はプロ野球界に進んだ松井裕樹からホームランを打った。

 この高濱の兄の高濱卓也も、中学校こそ弟と違うが、高校は、ココ横浜へ進学。卒業後は、阪神に入団。今は、ロッテにいる。

 兄は、自分の試合を見に来ていた、先の渡辺監督に勧められて、遠く横浜へ進学=入部。

 弟の祐仁も、そのルートをたどった。

 高濱の親も、子供の活躍と同時に、好条件もあり、親元を離れさせても心配ないと、判断。

 この特待生問題を調べたことが無い人物は、悪徳ブローカーが暗躍、というような安易な推測だけで書いているが、そんな簡単な構図ではない。

 回を増す中で書いていくが、手法は、さまざま、複雑だ。

 主将の松崎建造も、九州は福岡県の同じ飯塚市出身。中学校こそ、庄内中学校と違うものの、リトルリーグのチームは一緒。

 高濱と同じ年に、横浜に入部・入団している。この4月からは、3年生だ。「条件」だけでは、無い。このような、人との強いつながりで、特待生のネットワークが広がっていく。わかりやすい例といえる。

 わざわざ千葉県の奥から、野球部へ進学してきた、有力2選手がいる。

 1人目は、伊藤将司。横芝光町立横芝中学校から入部・入団。

 2人目は、三河聖央。千葉県の茂原市立富士見中学校から、その能力を乞われて入部。

 しかし、今回のセンバツ行きには、選抜されず。控えにも、入っていない。

 しごきにも似た猛練習には、賛成は出来ないが、三河は名門校の野球部員にしては珍しく、ツィッターをやっている。

 そのやりとりと、文面を見る限りにおいて、大丈夫かあ~、ツィッターをやって楽しんでいる時間があったら、もう少し気を入れて投球練習した方が良いんじゃないか?

 そう、想ってしまった。

 三河は、この4月からは、新2年生となる。

 特待生が、退部となると、それは、とたんに親の金銭負担につながり、さらに退学につながる実例がある。

 特待生制度は、3年間契約ではない。各校によって違うが、1年更新と見直しが殆んど。プロ、と第1回に銘打ったのは、そういう意味も含めてのこと。

 なお、野球部には、監督の次男の子供。つまり、孫にあたる渡辺佳明が入部。レギュラーを実力で勝ち取り、この4月からは3年生となる。

 この場合は、心情的特待生。気持ちは絡んでも、入学・在学経費は絡まない。

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 残念ながら、横浜は、先ほどまで行われていた試合で、第1回に書いた「八戸学院光星」に、5-9で敗退。

 事実上の”関西光星”八戸分校に、特待生対決でも、してやられた。

 試合を見聞きしていた方は、光星の攻勢が、いかに記事中で明示した特待生によって仕掛けられていたかが、お分かりになったはず。

 特別待遇に見合う「仕事」をしてくれた、ということだ。

 だが、高校や、関西に多く住む選手の父母や球友は歓喜の声を挙げても、青森山田の例を持ち出すまでもなく、八戸市民や、青森県民はその声を挙げない。

 冷ややか。地元からは、浮いている。そういっていい。

 特待生に掛ける経費は、どうやって捻出するのか?

 それらも、次回から示していきたい。

 このあとの試合。鹿児島の神村学園や、福知山成美にも、特待生は、少数だがいる。

 なお、断っておくが、選手の名前を明記はしているが、ことさらに彼らの名前を強調する意味あいは、まったく無い。

 ただ、この根深い問題を正しく実例を挙げて書くため、A君やBクン、またはイニシャルでは、信ぴょう性を疑われ、逆におかしな推測を呼びかねないので、あえて実名をそのまま記しているに過ぎない。

 まったく、他意は無い。悪意もまた、無い。その点を、あらかじめ断って置く。

 それにしても、このセンバツの名義上の主催者である毎日新聞は、この問題について、書かない、触れない。

 それどころか、3月20日付け、朝刊に見開きで大きく掲載した「出場選手名鑑」には、大会をあおるかのような、<球春躍る32校 奇跡呼ぶ予感>と大書しても、各選手の、出身中学校名は、一切書かない

 もし記載したならば、それをこまめに読んだ購読者は、アレッ?と、気付くからだ。

 見ざる(猿)、聞かざる、言わざる。ということだ。

 これは、何も毎日新聞に限ったことではない。夏の甲子園大会の朝日新聞も同様だ

 では、甲子園に関係ない読売新聞は、どうか?

 読売巨人軍が、どのように特待生を裏で勧誘し、入団に至らせているか?が、かつて何度か発覚し、明らかになっている。

 7年前の「有識者会議」の報道で、一番的を得ていたのは、球界と縁を持たない日本経済新聞であった。

 さて、次回まで、小休止します。

 (続く)

 

 

 

 

 

 

 


<超リアル 選抜高校野球 今大会 深層ルポ 第1回> 相変わらず「特待生」全盛プロ的球団強豪校が出場

2014-03-27 02:03:55 | スポーツ

 カキーン! 金属バット特有の打球音が、数日前から、甲子園球場に響き渡っている。

 熱戦後の、勝利チームを讃える歓声。敗者にも捧げられる、暖かい拍手。

 一見、さわやか。一見、何事も無し。

 だが、選手のなかに際立つ「特待生」球児

 その郷土とは、縁もゆかりも無い高校生が、「故郷」背負

 彼らが、活躍すればするほど、何だかなあ・・・・と、割り切れない思いが残ってしまう。

 むろん、高校にすれば、カネを掛けた分、活躍してもらわなくっちゃ、困る。その論理は、わからないのでもないのだが。

 犯罪、悪、ワル、違法、とまでは言わないけれど・・・・

 今、日本を飛び出して、メジャーリーグで活躍している、ダルビッシュ有。そして、これから活躍するであろうと、期待されている田中将大(まさひろ)

 高校野球ファンや、2人のファンは、知っているだろう。

 両雄が、もろ、特待生であったことを。

 ダルビッシュは、大阪府羽曳野(はびきの)市出身。

 だが、高校は、宮城県の東北高校だ。

 中学生の時、全羽曳野ボーイズの長身投手として、全国的に知られることとなり、あらゆる高校から勧誘攻勢。

 交渉は、イラン人商人である実父があたった。

 何しろ、この父。「ダルビッシュ」という言葉を、商標登録してしまうほどの切れ者、商売人。

 値は釣り上がり、結果、はるか遠く離れた東北へ。

 一方の、田中も、関西出身。

 こちらは、兵庫県伊丹市松崎中学校に通学しながら、宝塚ボーイズで頭角を現わした。

 当初は、関西圏の自宅から通える高校に進学するつもりでいた。

 それが、チームの監督に紹介され、はるか遠く離れた北海道の駒澤大学付属苫小牧高校へ「見学」に連れられていく。

 で、・・・・・結局、同校へと入学。甲子園出場へとつながっただけではなく、北海道初の優勝へ導いた。

 だが、「特別待遇遠距離留学生徒」であることには変わりは無い。

 別に、特待生はこの2人だけではない。プロ野球選手のなかに、その待遇を受けた者が、いかに多いことか。もはや、野放し状態。

 今大会でも、目に付く。青森県八戸市湊高台6丁目にある「八戸学院光星」硬式野球部は、他県から来た選手で、溢れかえっている・

 森山大樹は、大阪府吹田市立南千里中学校卒。千里山ボーイズ出身。

 中川優は、大阪市立長吉中学校卒。オール羽曳野ボーイズ出身。

 馬場龍星は、宮城県多賀城市立第二中学校卒。仙塩東リトルシニア出身。

 北條裕之は、大阪府堺市立美木多中学校卒。オール狭山ボーイズ(当時)出身。兄の史也はすでに、裕之と同じコースをたどり、この高校を卒業後、阪神タイガースに入団している。

 主将の千葉諒は、宮城県大崎市立古川中学校卒。ただし、この地域は、三陸沖大地震で、被災している。宮城北部リトルシニア出身。

 佐藤駿は、宮城県東松島市矢本第二中学校卒。彼のいた地域も被災。東松島リトルシニア出身。

 新井勝徳は、兵庫県神戸市立鷹取中学校卒。神戸西リトルシニア出身。

 小川佳斗は、岩手県久慈市立大川田中学校卒。

 この高校は、日本国内に収まらず、戦力になる!と判断すれば、海外にも獲得に赴く。 

 台湾の台北の市立重慶国民中学校にいて、地元の高校に進学していた蔡鉦宇まで好条件を提示して口説き、海を越えて編入学させた。かつては、李基成という選手もいて、やはり入学させた過去もある。

 有力選手だけで、こう列挙できてしまう八戸学院光星。

 昨年の4月1日付けで、校名を「光星学院」から変更。やはり、特待生がいることで広く知られる、仙台育英とは、通信制の校舎を都合するなど、深い関係を持っている。

 光星学院時代には、2011年の夏の大会で、準優勝したものの、その喜びに湧くさなか、同校は、その前年の12月、大阪府守口市に帰省していた選手が、帰省先で他の同校特待生と、飲酒して遊んでいたことを発表。停学処分にしたという。

 8か月間、隠していて、その間活躍してくれて、用済みになってからの発表ととられても、仕方のないやり方であった。

 野球部監督をしている仲井宗基(43歳)そのものが、大阪の桜ノ宮高校から、やはり特待生ズラリで名高い東北福祉大を卒業した人。

 この野球部OBの、巨人にいる坂本勇人。彼もまた、伊丹シニアで活躍したのち、兵庫県から入学。先に書いた田中将大と、子供の頃、バッテリーを組んでいたことでも知られており、最近では、体操を引退した田中理恵との恋愛関係を報じられている。

 他に、先の北條史也。下沖勇樹(元ソフトバンク・岩手県二戸市立福岡中学校卒)など。元プロ野球選手も数多い。

 この高校は、カトリック系であり、「校訓」の筆頭には、皮肉にも「正義」と、書かれている。

 う~ん・・・・・・・・何と言えばいいのだろうか・・・・ 

 (続く)

 

 

 

 

 

 


<リアル 大相撲春場所 ルポ> 立ち合いの「待った」連発以上に悪質な、横綱・白鵬の悪行。

2014-03-22 23:36:32 | スポーツ

 今、開かれている春場所12日目(3月20日)で、立ち合いの「待った」合戦が悪質と指摘され、「厳重注意」を受けた、横綱・白鵬と、稀勢の里

 相手がやるなら、こっちも待ったをしてやる。

 とでも言うような、対抗意識と、嫌がらせ意識のなせるわざと、言っていい。

 呼吸が合わないという、本来の理由なんて二の次だ。

 それよりも、この白鵬自ら範を示すべき、「立ち合い」の乱れ、というより、もはやデタラメが、相も変わらず横行している。

 一時期、注意を促すことに対して、鳴りを潜めていた行司も、今場所には、すべての取り組みでは無いが、「手をついて」と、土俵上で、キチンと呼びかけている。

 序の口力士からだ。

 もう、こんなことは、「序の口」。

 全力士、聴こえている、はずだ。

 まさか、力士に、ニセ難聴・佐村河内守はいないであろう

 なのに、無視!

 今、今場所の話題と、人気だけが先行している遠藤などは、大相撲を舐めているとしか思えない。

 何故って?

 遠藤は、大学時代は、行司に言われるまでも無く、キチンと土俵上の立ち合いの時、両手を付いていたのだから。

 アマチュアではキチンと、神技に関わることを守って、プロに成った途端、デタラメ立ち合いに

 見るたびに、その姿勢に腹が立つ。

 プロの力士を擁する、日本相撲協会の寄附行為の細則の「勝負規定 第五条」には、こう記載されている。

 < 立ち合いは腰を割り、両こぶしを下ろすを原則

 過日、調べまくって書いたように、名力士たちの多くが、手付かずで相撲を取っていた。

 この悪行の問題は、「手付かず」のまま。

 加えて、八百長まがいの「無気力相撲」も、大手を振って、横行。

 そして、今、白鵬を頂点としたデタラメ立ち合い。

 片手、擦り手、両手付かず。

 根本的なコトも出来ずに、やれ優勝だ、やれ記録だ、などと騒いでみたところで、まったく意味は無い。笑止千万だ。

日本相撲協会は、実は「公益財団法人」。

 公益をもたらすどころか、実際やっていることは、「私益」だけ。

 なのに、支払わねばならない税金の厚遇を受けている。八百長問題が表面化するたびに、法人を認可するな、という声が渦巻くのは、庶民感情からすれば、もっともだ。

 相撲ファンの問い合わせにも、誠実に応えない。

 例えば、各相撲部屋の?番号。

 聞いても、頑として教えようとしない。

 理由を聞くと、「個人情報だから」

 部屋は、個人かよ!?

  閉鎖的体質は、何も八百長全盛期から、何一つ変わっていない。

 そんなど~しょうも無い協会も、さすがにこの問題を野放しにしてはいなかった。

 30年前、協会主導で、キチンと両手を付いた立ち合いを全力士に通達と指導。

 しかし、デタラメは、放置されたまま。

 武蔵川理事長時代の6年前。緊急力士会を招集。再び、両手を付いてから取り組み開始を徹底するようにしたはず・・・・なのに・・・・

 北の湖理事長は、ヤル気無し。自分が、現役時代、デタラメ相撲やっていたからか。

 白鵬の片手ちょん付き。そして、残る片手は立ち上がるときに、擦るだけ。時には、片手だけのことも目立つ。

 どの力士も、立つときにスピードが速いため、なかなか付いてるか、付いてないか、確認しずらい。

 だから、スローモーションや、コマ割りで映像確認して、キチンと両こぶしを付いてない力士には、何10回でもやり直しさせる。

 5秒ほど、両こぶしがキチンと土俵に付けていることを確認させてから、行司が軍配を翻す。

 大相撲中継が終わるのが、午後8時になっても仕方ない。自業自得だ。

 何しろ、八百長を見逃してきたNHKが、この悪しき立ち合い問題を長年にわたって、見て見ぬふりしてきた、いわば共犯者なのだから

 例えば、レッド・カードを出し、負け扱いにする

 もしくは、かつて一時期試みたように、罰金を取る。それも、1回100万円など高額に設定。

 給金や、懸賞金から差っ引くなどの、痛い目にあわせなければ、このデタラメはまかり通ったままになってしまう

 本気になって、文字通り「手付かず」にせず、取り組んで欲しい。

 ほらほら、明日の千秋楽も、デタラメ横行してるぞ!

 コレを鶴竜、否、書く理由は、正しい、あるべき立ち合いを、全力士が当たり前にして欲しいから。

 腐った協会、デタラメ立ち合い。

 相撲ファンを自称する、あなた。来場所も、白鵬の片手ちょん付き、見たいですか?

 野放しにしますか?

 

 

 

 

 

 

  


<リアル 全国高校柔道選手権 ちょっとだけ ルポ> [加筆版]実は減量苦に耐え忍んで、出場

2014-03-22 14:28:00 | スポーツ

 3月19日の、昼下がりのこと。

 JR水道橋駅の、まさに駅名そのまんまの、「水道橋」のたもとに、たたずむガタイの良い、むくつけき集団。

 次から次へと、見るからにスポーツやってます!という高校生とおぼしき学生たちが駅へと吸い込まれていく。

 真下に流れるのは、神田川。

 その集団をよく見ると、全員が全員、クリクリ坊主。

 高校生、それも、野球部ではなく、柔道部員のようだ。

 そっと近づき、聞いてみる。

 ----講道館で、合宿でもあるの?

 「いえ。明日あさってと、日本武道館で、全国高校柔道選手権があるんで

 ああ、それでと、納得。

 実は、全柔連が、「しごき」「体罰」「不正経理」「セクハラ」と、問題が一気に吹き出し、大揺れだったころ、講道館によく通い、取材をしていた。

 ところが、そんな渦中なのにも関わらず、ビルの中に、高校生がゾロゾロ。

 聞けば、合宿しているのだそう。来ているのは、全国有数の、有力校。

 ならば、聞こうと思いたち、直撃!

 ----先生や、監督や、顧問の人達、しごきや、体罰してない?

 「・・・・・・いえ・・・・」

 そう、目を伏せて、言葉少なに答えてくれるのは良い方。殆んどの高校生は、無言でスタスタと、去るばかり。

 体質、は今も、何も変わっちゃいない。

 で、水道橋。

 みんな、明日大会が控えているというのに、どこかホッとした表情で、どこか嬉しそう。

 ?????

 ----なんでなの?

 「計量が終わって、これから、それぞれ、腹一杯、好きなものを食べに行こうとしてるからですよ」

 ははあ。

 ーーーーでも、ボクシングの前日計量なら、よく、その苦しさは知っているけど、柔道も、そんなに減量苦しいの

 「苦しいとか、キツイなんてもんじゃないっす。もう、何日も、食べるもん、ガマンして・・・。夜、寝れない時、ありますから。腹減って、腹減って・・・・」

 君も、これから、食べに行くの?

 「ハイ」

 嬉しそうに、言う。

 手には、携帯電話。

 友達の部員と、待ち合わせているようだ。

 講道館での、前日計量は、午後1時からだったという。

 本日、ニュースによれば、無差別級で、小川直也の高校2年生の息子が優勝したとか

 無差別なら、体重制限が無いから苦しさとは無縁かも知れないが、60、70、81、90の各キロ級は、大変だろうなあ。

 食べ盛り。もう、性欲以上に、食欲の世代。

 「稽古より、キツイっす

 そりゃあ、実感だろうと思う。

 明日21日には、ひっそりと団体戦がある

 同じ高校生で、同じ坊主頭でも、明日からの「センバツ高校野球」は、全国に生中継されて、わ~わ~、きゃあきゃあ

 かつては、清原和博が、後輩部員に命じて、ギャルファンを宿舎の旅館の裏口から連れ込まさせて、すでに敷いてあった布団の中で、服脱がして・・・・

 てなことも、後輩部員から聞きだして、取材したっけなあ・・・

 脚光なんか浴びなくても、減量苦から解き放たれて、頑張ってくれよお~っ!

 クリクリ坊主くんたち!!

==========================

 この大会の模様が、今調べたら、3月29日(土) 午前11時から、NHKのBSで放送される予定です。

 地上波では、文中に入れ込んだセンバツに席巻され、同じ高校生で、同じ坊主頭なのに、番組表に滑り込む余地なし。

 差別じゃあああああああ!

 でも、テレビで見られるのは、ええこっちゃあ!

 是非、興味と関心を抱いた方は、見てみて下さい。

 特に、60キロ級や、70キロ級を。

 減量の苦しさから逃れた面々の活躍に、注目してみて下さい。今までと、柔道の見方が、変わるかも?しれませんから


<衝撃!>北島三郎こと大野穰、77歳。「函館の女」を歌うも、音程は大きくはずれ、伴奏に遅れて・・・・

2014-03-19 09:07:00 | 芸能ネタ

 いやあ、ビックリした!

 昨夜、仕事から帰ってきて、タイマー録画しておいた、歌番組を再生。

 今、局内を大きく揺るがせている、2億7000万円もの不正経理問題を抱えるNHKの、ホールでの公開放送のやつだ。

 よりにもよって、唄の司会が、綾小路きみまろ

 パソコンの動画で見たのだが、元広域暴力団大幹部のお祝いのイベントで、嬉々として司会を務めていた、きみまろ、そのヒトだ。

 その後も、「営業」のつもりなのか、お呼びが掛かると、出てるとの情報。断り切れないのか、最近も、彼なのか、ある芸人が、警察庁から注意を受けている。

 過去にせよ、そういう要注意人物を起用するのは、ど~ゆ~こっちゃろ!?

 そう、危惧していたら、さらに、別の意味でビックリのシーンに出くわした。

 北島三郎が、あのサブちゃんが、音痴になっていた!

 「函館の女(ひと)」を歌うのだが、音程ははずれ、声に張りも、艶もない。

 声に伸びが無く、いつもの声量も無い。

 自分でも、気付いたようで、失地挽回とばかりに、サビのところで、声張り上げるのだが、がなっている印象。

 声が一段とか細くなり、激しく揺れまくる。

 以前なら、考えられない姿だった。一杯、飲んで来たのであろうか?

 一体、ど~したのか!?

 新宿コマ劇場まで見にいったほど、関心のある歌手なので、そういう変化は、敏感に分かる。

 この3月15日には、テレビの仕事で、三陸沖大津波の被災地である、岩手県大槌町まで行き、漁師姿に扮して、歌ってきたと聞く。

 すでに、オントシ77歳

 昨年の大晦日で、「紅白引退」したのは、意味も無い特定の歌手の中継を番組中にやらかしたりする、歌合戦とは無縁の、ここ数年のおかしな構成に怒りを感じての決断!と、捉えていた。

 しかし、実は、自分の全盛期に較べ、格段に落ち始めてきた歌唱力に自信が無く成ってきたからなのかも知れない。

 ここいら辺りが、そろそろ引き際かも、と。

 島倉千代子が、生前、音痴に成り果てた時も、ズバリ、書いた。もう、プロとは言えないのではないか!と。

 折りしも、青年大野穰が、歌手を目指して旅立った想い出の故郷の駅、「知内(しりうち)駅」が、この3月14日で、廃駅となった

 北海道新幹線開通に伴う流れだという。

 北海道上磯郡知内町にある、この駅。譲が汽車に乗った時、すでに無人駅であったものの、なんと廃駅となった途端、駅の看板や、構内外にある物が、どんどん盗まれているという。

 そんなニュースを目にしただけに、なにやら胸騒ぐ。

 たかが音痴、されど音痴。

 弘法も筆の誤り?

 気になるところだ・・・・・  


<芸能 深層 ルポ> やっぱり、か! 宇津井健が、自宅のある東京ではなく、名古屋で死去理由が判明

2014-03-18 12:14:44 | 芸能ネタ

 すでに、宇津井健の死去に関しては、一報をしるした。

 その記事に、山口百恵の名を記した。

 名古屋で、「身内」「親族」だけで、ひっそりと執り行われた葬儀に、彼女が参列したかどうか。

 本日のスポーツ紙では触れられていないが、おそらく、夫の三浦友和はともかく、一介の主婦として、子供二人も、すでに巣立ち、自分が自由に出来る時間がたっぷりある百恵は、ひっそりと、会場に姿を現したはず。

 逆に、半ばマスコミとファンのために、「一部公開」する「お別れの会」には、姿を現さないのではないだろうか。

 国立駅から、歩いて10分ほどのところにある、この夫婦の住まいに何度か通った者として、その体験と実感から、そう思う。

 で、本題。

 宇津井の死去を目にして、アレッ!? と、真っ先に首を傾げたことが、あった。

 宇津井が、自宅の在る東京では無く、何故、名古屋で死去?

 病に伏していたことは、すでに知っていた。

 その当初からの主治医が、名古屋の病院に移り、それを慕って通い続けた?

 しかし、そういう場合には、その医師が、自分と同能力のある、東京に勤務している、力量を信頼出来る医師を、患者に紹介するもの。

 !?・・・・!?・・・・・

 まさか! あの、宇津井健に限って!!

 とっさに、想い巡らしたのが、名古屋に心寄せる愛人がいたのではないか?ということ。

 宇津井の妻、友里恵が、闘病の末、この世を去ったのが、今から7年前。

 それからの宇津井も、公けの席に顔を出すたびに、顔も身体も見るからに徐々にやせていってるのが、誰の目にも分かった。

 貴乃花のように、159キロが、70キロ前後(推定)に。激やせの一言では片づけられない、異常さほどでは無いが・・・・。

 死去の報、相次ぐなかで、亡くなった場所が、私の記事後、2か所、記載された。

 名古屋の病院と、そして、名古屋の知人宅。

 ん? 知人って?・・・・・

 で、取材までには至っていないが、当初の文には、こう打っていた

 [名古屋で、介護、看護など、なにくれとなく面倒を見てくれる女性が、いたのではないだろうか。おそらく、いたはずだ]

 打ち終わり、いつも、誤字脱字、固有名詞の間違いをチェックをするために、2~3度、見直す。

 そのなかで、先の2行を消し去り、前後を修正して、つなぎあわせた。

 文で記したように、確認をしたくて、一度訪ねたこともある所属事務所に?を入れたが、何度掛けても、誰も出ず。いくら週末とはいえ、おかしいなあ。大抵、電話番を1人、置くのが通例なのを、体験上、知っていたから。

 今、思えば、納得できる。

 

 で、・・・消した。

 そうしたのは、あの誠実なオトコとの評判の人が、まさかなあ・・・でもなあ・・・・・という、迷いの末にだ。

 その後、どこかの民放局が、名古屋市内にある「知人宅」を、ホンの2秒ほど写し出した。

 7~8階建てのレンガ色の外壁。見るからに賃貸マンション。

 知人女性宅ではなく、知人宅と。

 ああ、「配慮」したなあ・・・・

 そう、思った。

 1階にある集合郵便ポストには、おそらく、宇津井でもない、他の女性とおぼしき苗字が刻まれていたはずだ。

 あわてて、急ぎ、消したかも知れないが。

 だから、遺体搬送すればいいものを、マスコミのカメラがうるさい東京ではなく、名古屋で「密葬」にした。

 ・・・・・・・

 1年ほど前に、名古屋に単身、その女性のもとに身を寄せたという。

 その女性と知り合ったのが、妻の生前からか、死後からかは、今の段階では、調べ尽くしていない。

 おそらく、名古屋の、その女性のことを子供たちに話し、打ち明け、こう言ったはず。

 「もう、うすうす、自分でこの身体のコトは、覚悟はしている。最期は、お父さんの好きにさせてくれ。お前たちには、迷惑はかけないつもりだから」

 どう考えても、その言葉以外、想い当たらない。

 まるで、1本のドラマのようでもある。オトコの最期のありようの、一つとしての・・・・。

 その道を選択し、最終決断したということか。

 どこかの社が、その女性の葬儀会場での写真を撮っているかも知れない。掲載時にあたっては、公人ではなく、私人 ということもあり、目線を入れるか、あえて斜め姿を掲載するはず。もしくは、ハンカチを目に当てた、正面写真。

 おそらく、最終決断の際に、財産分与、その女性への手当てを、2人の息子に、キチンと告げて、名古屋へと旅立ったはず。後で、トラブルにならないように、と。

 17年前、俳優・鶴田浩二が、まだ62歳ながら、肺がんでこの世を去った。

 不遇な生い立ち。多くの恋と、婚外児。ヤクザに襲われたり、波乱万丈の生涯を送った。

 その葬儀の日。弔辞こそ、池部良が受け持ったが、棺が会場から出される際に、見ていて驚いた。

 なんと、棺には、旧・海軍旗が掛けられ、担いだのは、かつての戦友たち。軍歌が流れ、彼は、俳優・鶴田浩二としてではなく、海軍予備士官・小野栄一・少尉として、葬送されていった。

 人気俳優といえども、ただの1人の人間。

 さまざまな、この世との別れの告げ方があることを、その時、知った。

 宇津井健、享年82。

 これも、1人のオトコの去り方か・・・・

 幸せであったろう・・・・・

 

 


<ザ・検証> 稀代の詐欺師!佐村河内守に、NHKは、本当にだまされたのか? 古賀淳也は、グルか?

2014-03-17 01:11:44 | テレビ番組

Dscf3198 稀代の詐欺師、その名も「佐村河内守」(さむらごうち・まもる)。

 そんな人物を、自局の、いくつものテレビ・ラジオ番組で、ヨイショしまくったNHK

 それなのに、昨日3月16日、どさくさに紛れ込ませるかのように、午前中の番組で、ささっと検証まとめ発表。

 先日、私の記事で、キチンと検証番組を作って放送すべき責任があるむね書いたのに、なんとも汚い、姑息なやり口で、逃げ切ろうとしている。

 テレビ番組の放送時間を短く切って、宣伝をしまくっているのに、何故か、あえてコレはしていない。

 NHKスペシャルの名で放送したのだから、1時間以上の枠を取って、私たちは、詐欺師とも気付かず このように、愚かにもダマされ尽くしましたと、番組の映像や、未放送映像を再生して、子供でも理解出来るように、説明して欲しかった。

 今からでも遅くはない。

 すぐさま、その作業を手掛けて欲しい。その「義務」が、ある

 先ほど、[佐村河内氏 関連番組 調査報告書]を、数度通読した。

 「偽装」や、「演技」をしまくっている佐村河内の姿が透けて見えてきた。

 ところが、ある瞬間、アレっ!? ホントに、この人、耳聞こえて無いのかな? 本当に、譜面書けるのかな?という、疑問を持った瞬間があったようだ。

 報告書には、その名前を記載せず、隠しているが、「職員ディレクター」の、木下千種

 佐村河内はいつもは、手話通訳を通しているのに、話すと、とても流ちょう。

 そこで、木下は、手話通訳士に聞く。

 途中から、耳が聴こえなくなった人は、そうなるというようなコト言われて、それを信じてしまう。

 会見でも同席した、この手話通訳士も、かなり怪しいが、木下の愚かさには、あきれてしまう。

 もう一度、母校の聖心女子大学に入学し直して、人間関係と、心理の裏側を、勉強したほうが良い。

 そういうことが有り得るのかどうか、周辺取材や、確認すらしていない。

 それを行なっていれば、私が、詐欺師の記者会見を受けて書いた記事のように、例え生まれつきでは無くても、あれほど流ちょうに、よどみなくしゃべるのは、おかしい、偽装と、気付くはずだから。

 また、撮影担当の松宮拓も、佐村河内の書いたとされる譜面を見て、書体が違うのに、気付く。

 譜面の書体文字は、丸いのに、表紙に書いたサインは、角ばった文字。まるで、別人のよう。

 そして、耳がひどく聴こえないはずなのに、演奏会で、感想を言っている。

 そういう疑問は、帰路、スタッフ間で話すべき。

 もう一度、自分たちがこの人物をゼロの地点から立ち返って、見直すべきだったはず。

 他の作られた、飾られた評価では無い。自分は、自分たちは、改めてどう見るか?

 ソコが、無い。

 まるで、底が抜けて、空っぽだ。

 例えば、両親は拒否でも、旧友、同級生、近所の人に聞き込みすれば、詐欺の一端は、1発で分かったはず。

 立ち戻って、そこからの、スタートにして当然だったはず

 耳が聴こえない、目が悪い、どこか体に障害がある無しに、関係ないはず。

 そこで、身を引かない。遠慮しない。

 かつて、しつこく、やってたじゃないか、現場で嫌われても、NHKは。

 この無能のスタッフたちは、あえて小さい声で、佐村河内に話しかけてみたり、怒らせて、すぐの言葉を聴き取ってみたりの、疑いを解消することも兼ねての、確認する行動をしていない。

 他の評価がすでに高い。TIME誌が、「現代のベートーベン」と書いてるから。

 自分で、確かめることもせず、安易な思い込み。ドキュメンタリー的なモノを追う資質そのものが無い。そう言って、いい。

 それは、吉田卓哉、佐藤克利という、2人のプロデューサーにも言えることだ。

 そして、一番、やはり怪しいのが、「契約ディレクター」の、古賀淳也だ。

 持ち込み企画ではない、と報告書では記載されているが、ホントに詐欺、偽装に長年にわたって気付かないままだったとしたら、完全な開きメクラ。

 おまけに、ヨイショ本まで書いている。共犯でないとしたら、このオトコ、一体、なんなのだろう?

 ディレクターを辞めたほうが、良い

 んにしても、3度もの会議を経ての審査と、チェック。

 あるとしても、もはや、形式に過ぎず、ザル同然にしか見えない。

 殆んど、体質も、理化学研究所

 「現代の映像」を放送していた頃と違い、ホントに、歯の浮くような、ヨイショ番組しか作れなくなった、NHK。作らなくなった、NHK.

 キレも、瞬時の輝きも、切っ先の鋭さのカケラも無い。

 とりわけ、ミュージシャンに対しては、プロモーションビデオでも、そこまでヨイショしない番組作りを、厚顔無恥にも、しまくっている。

 裏どりは、まったくしていない。

 その悪しき傾向に歯止めが、かかれば良いのだが・・・・.

 

 


宇津井健の通夜・告別式に、あのもはや「伝説」と化した、山口百恵が駆けつけた?

2014-03-15 10:56:28 | 芸能ネタ

 そうかあ・・・・あの、宇津井健が、この世を去ったのかあ・・・・・

 年齢は、すでに82歳。そうだよなあ、病に倒れ、入退院を繰り返しているらしいとは、風の便りに聴いては、いたけれど・・・・・。

 とはいえ、取材でのインタビューもしたことは、無い。

 ただ、彼に関して耳にするのは、その人柄の良さ、誠実さだった。

 昨日の相次ぐ訃報の中で、必ず出てくるのが、テレビドラマ「赤い・・・」シリーズ。

 そう、完全引退して久しい山口百恵が主演を果たし、のちに彼女の夫となる三浦友和が共演していた、シリーズもの。

 2人は、映画「伊豆の踊子」で共演し、このテレビドラマのシリーズで、急速に恋愛感情を日々、募らせていった。

 仕事先が、デート現場も兼ねていた。

 その様子を温かく見守っていたのが、宇津井健そのヒト。

 よく、恋愛や熱愛が発覚すると、「どうか、温かく見守って下さい」などという、ど~でもいい社交辞令のコメントが、マスコミ各社に流されたりするが、そんな温かさとは、雲泥の差、天と地の差。

 ホントに、見守り、2人に聞かれれば、さりげなくアドバイス。

 で、2人の結婚式では、仲人まで勤めた。

 宇津井の妻の名前が、友里恵。そして、百恵。偶然にせよ、家族ぐるみの付き合いであったと、漏れ聞く。

 決して儀礼的では無い。心から、信頼されていた。

 三浦友和にインタビューした際も、その一端を聞いたことがある。

 その後も、百恵が引退し、主婦になったこんにちまで、親交は続いていたと聞いている。

 今回、宇津井健死去の報を受けて、おそらく真っ先に駆けつけているはず。

 それを狙って、カメラマンや記者も、宇津井の自宅や、葬儀会場前に、隠れつついるはずだ。

 事務所は、バーニング系列であり、何かと強く規制してくるはず。しかし、長男の隆は、もろ業界のフジテレビの社員幹部。

 ソレは、ソレ。コレは、コレというような、都合の良い屁理屈を振り回したら、業界と現場での反発を喰う。

 どこかで、折り合いをつけていかなければ、恨みを買う。

 しかし、妻が亡くなった時も、すぐにはマスコミ告知しなかった宇津井。仕事は仕事。私生活は、私生活。

 キッチリと、区分けしていた人であった。その人柄ゆえか、都合の良い言い分とは、受け取られなかった。

 にしても、宇津井が亡くなったのが、名古屋市内の病院。

 名医がいたのだろうか?

 それとも、心から信頼出来る主治医がいたのであろうか?

 わさわざ、名古屋のその病院の近くにマンションまで借り、そこから通院していたという。そこで、他界した。

 すでに、妻・友里恵は、8年前に、ガンを長らくわずらい、この世を去っている。。

 今は、長男の隆ではなく、次男夫婦と暮らしていたと聞く。

  次男夫婦も、かつてカラダ奔放な里谷多英との仲を報じられた隆も、東京住まい。

 平日ということも手伝い、はたして最後に、立ち合えたのかどうか?

 先ほど、ダメで元々と、所属事務所に?をかけてみたが、不在。

 折しも、今、CSでは、44年前の、若き日の俳優・宇津井健が出演した「あゝ海軍」という映画が、流れていた。

 甘い2枚目の顔が、キリリとして、りりしい。

 この後も、偶然か、彼も出演した「あゝ、陸軍隼戦闘隊」が放映されている。

 かの、知る人ぞ知る、日本版スーパーマンの、大どころか、超活躍を描いた「スーパージャイアンツ」シリーズも、しっかり録画して、拝見した。

 「人間魚雷回天」も、新東宝のビックリ展開娯楽作「人喰い海女」も見た。

 ステキな「映画俳優」った、宇津井健。享年82。

 心から、冥福を祈ります

 


<リアル  なでしこジャパン ルポ 2014> 「アルガルべ カップ」決勝戦 日本 対 ドイツは・・

2014-03-13 21:48:55 | スポーツ

 昨夜の午後11時10分過ぎ(日本時間)に始まった、ポルトガルのリゾート地であるアルガルべ地方に建てたスポーツ・スタジアムをメイン会場にして開かれた、この「アルガルべ カップ」の決勝戦

 日本(世界3位)対ドイツ(世界2位)を、一体どれだけの人が、見たであろうか・・・・。

 観客、応援団、入れて100人足らず。

 有料なのか? 無料なのか?

 なでしこのチーム・スタッフに聞いたが「分からない」と言う。

 先に書いた「U-23(23歳以下)サッカー 女子日本代表」が初参加出場した「ラ・マンガ 国際大会」と違い、地上波で、それも生中継されてたからだ。

 「ラ・マンガ」も、生中継はされたものの、CS。おまけに、手抜きしたわけでも無いだろうが、中継回線が不良という理由で、画像がブツブツ、コマギレで、切れまくった。

 見てた、こちらも、あまりの多さに、キレそうだった。

 見てる方は、ガマンを強いられる試合だった。

 それに較べ、地上波は、すんなり不具合無し。

 「ヤングなでしこ(Uー23)」は、軽視されたな! と、痛感させられた。

 さて、「なでしこジャパン」という名称を付けられ、一気に知名度と人気が上昇したのが、2011年のワールド・カップと、2012年の、この大会

 第1戦の、ノルウェー戦は、視聴率18・7%。2-1で、勝利。

 第2戦の、デンマーク戦は、16・1%。2-0で、勝利。

 第3戦の、アメリカ戦は、15・9%。結果は、引き分け。

 そして、今年と同じく、決勝戦は、ドイツと戦い、なんと視聴率は、21・7%にまで、上昇。結果は、2-1の惜敗。

 続くこの年の、ロンドンオリンピックでは、口惜しさを胸に、優勝! 国民栄誉賞まで、手にした。

 思えば、この時が、すべてのピークであったように思う。

 わずか翌年には、同じ「アルガルべ カップ」の、3月6日に行なわれたノルウェー戦の視聴率、ヒトケタ台の、6・8%

 最終的に、5位にまで落ちた。

 熱し易く、醒めやすい。ワッと騒いで盛り上がって、すぐ飽きる。

 我が日本国民の特異性が、もろに出た1例だ。

 そして、今年。

 合宿の練習に取材に来た人数も減ったが、観客数も減っていた。

 そして、今年の「アルガルべ カップ」の初戦のアメリカ戦

 3月5日。ザック・ジャパンのニュージーランド戦の後を受けての、ポルトガルからの中継にも関わらず、視聴率は惨敗!

 ザックが、「試合前の、あおり前説」の部分で、9%。試合中継で、17%。終えて、なでしこの「あおり前説」に変わるや、11・4%に下降。

 そして、なんと、アメリカ戦が中継されると、8・5%に!

 ザックの、半分。如実に、関心の無さが、数字となって現われた。

 もう、その後の決勝戦までの数字は、推して知るべしだ。

 私は、視聴率としてはじき出された数字を、そのまま鵜呑みにはしていない。かつて、3社があり、各社各様、数字がバラバラだった時代を経験もしている。

 信用は、しない。かつて統計学を学んでいたし、アンケートのアルバイトも経験して、その裏のカラクリも知っている身。

 だから、たった1社しかないリサーチ数字は、大体の目安。そう、捉えている。

 しかし、8・5が、17と同列にはならない。せいぜい、上積みしても、10だ。

 なでしこ人気と下降と、一般人の関心の乏しさ。これは、「なでしこリーグ」での観客数の、この2年の激減が示すとおりだ。

 そんな厳冬期の背景のなか、今大会の戦績を、列記する。

 リーグの第1戦、アメリカ相手に、1-1の、引き分け。

 第2戦。デンマークに、1-0の辛勝。

 第3戦。スウェーデンに、2-1の逆転勝ち。

 そして、昨夜のドイツとの決勝戦が、タイトルでも示すとおり、0-3の惨敗。

 カタチは準優勝。よくやった! という声もあろうが、負けた中身や、勝っても、その展開に、今後の課題がのぞいた。

 ニュースでは、決勝戦の前半が、数字としては0-0だったせいか、「互角」などと言う説明がされたが、実態はドイツの猛攻をしのいだ結果。

 この試合は、ゴール・キーパーが、187センチの山根恵里奈。スウェーデン戦では、オトコ海堀あゆみ

 この2人。猛攻を何度もしのいだが、ボールを、キャッチ出来ず、片手ではじき出すプレーが目立った。

 スウェーデンやドイツは、ゴール・ポストの両サイドに、オフサイドギリギリに攻め入っており、瞬時にヘッディングや、シュートで網を揺らすチャンスは、何度も見られた。

 見ていて、ゾッとした。

 その体勢で、両手でキャッチしろ! というのは、かなり無理なことを承知で打ち込んでいる。

 あぶない! アレは、あぶない!

 追加点のラッシュに、即、つながりかねない。

 主将として、見事に終始、チームを心意気で引っ張った宮間あや。失敗や、ミスも目についたが、今後も、宮間が任に当たるのがベストだろう。

 「優勝? 無理!無理!」と、ポルトガル入りする前に本音を漏らした、佐々木則夫

 それは、無理もないと思う。あの最終合宿の実態を見れば、無理もない。

 合宿の練習に無償・ボランティア精神で、毎回、仮想海外列強チームとして、黒子に徹して付き合ってくれている明海大学サッカー部の選手。

 彼らが、マジにガチンコで、なでしこと試合したら、8-0ぐらいで大勝している。開きは、まだまだ、はてしなく大きい。

 今後、この差を縮めなければならない。

 そんななかで、よく準優勝までいったという見方も、出来なくはない。しかし・・・・。

 あの合宿で、良い動きをしていた川澄奈穂美の、この大会に入っての不調は、信じられないほどであった。

 このまま、アメリカのクラブチーム「シアトル・レイン」へ加わって、果たしてどこまでやれるのか?

 かなり、不安がつきまとう。原因は、見当たらないが・・・・。

 澤穂希は、先発スタートながら、やはり後半交代。

 もはや、かつての澤ではない。2年前の、無理が出来た澤では、ない。痛みをこらえることが出来た、澤ではない。気力で、カバー出来た澤では、残念ながら、もはや、なくなっていた・・・・。

 決して、チーム練習中は、チーム・メイトに対して、明るく接していないし、気安さも、のぞかない。

 選手たちは、誰もが、尊敬と、敬愛の意味を込めて、「澤さん」と呼ぶ。

 チカラは落ちても、決して気さくでは無いが、選手たちの精神的支柱に成っていることは、間違いが無い。

 本人は、自分の動きに対して、「あれっ?」「そんな、はずは・・・・」と、想うことが、プレー中、何度も襲ってきてたはずだ。

 が、足、ひざ、足首。体中、もはや、全盛期の澤では、無くなっている。冷やすと、影響する。これは、一番、当人が身にしみて、知っているはずだ。

 佐々木則夫が、決勝戦後、敗因の一つとして、選手の「体力の無さ」を挙げた。

 今は、選手構成の過渡期。ドイツのように、スムーズには、まだ運んではいない。まだ、時間がかかる。

 迎える5月。

 アジアカップが、すぐ始まる。そこで澤を試験的起用しつつ、プライドを傷つけないようにして、さて、どうするか? 

 まさに、澤自身が言う、「代表選手に、指定席は無い」のだから。

 2015年の、女子ワールド・カップのグラウンドには、澤の姿は、見られないかも知れない。

 先に、過渡期と、打った。

 23歳以下の試合で活躍した、嶋田千秋、吉良知夏、そして、田中美南らが、なでしこジャパンへの、試し加入の可能性は大きい。

 あの、体格と汚さ、ずるさ、イエローカードをもらうギリギリの競り合いをしまくる、今大会の海外の実力選手。

 今大会で、得点した大儀見優希や、岩渕真奈を挙げるまでもなく、大野忍や、安藤梢らの、激しい競り合いに果敢に挑んでゆく姿を目の当たりにすると、いかに海外の有力クラブチームで揉まれる経験値が、選手個人の意識を変え、実力をグ~ンと伸ばしていくかが、改めて分かる。

 とりわけ、澤と入れ替わって入った、岩渕真奈。たった155センチ、52キロしかない体で、あそこまでやれる。失敗にめげず、やり続ける。成功も、する。

 なにしろ、顔つきそのものが、一変していた。

 明らかに、「時代」は、代わりつつあることを、痛感した。

 唯一、起用されないまま帰国した、三宅史織。彼女には悪いが、あの実力では、起用するのは博奕に等しい。

 最終合宿で、「史織~っ! マイナス1点!」の、チーム・メイトの声が、何よりの証明だ。

 それにしても、無い物ねだりに等しいが、足が早くて、相手をいともたやすく抜けて、且つ、当たりに強い、170センチ台のなでしこが、数人欲しいし、見たい。

 この記述には、おそらく、合宿の観客席で、私の前に座っていた佐々木則夫は、苦笑するであろうが・・・

 チームメイトに、「あず」と呼ばれている、岩清水梓が、日本時間の3月10日の深夜、スウェーデン戦で逆転勝利した後の、インタビューでただ一人、遠く離れた母国での「3・11」への想いを、クチにしてくれたことは、嬉しかった。

 この「あず」。生まれが、岩手県の滝沢村(当時。現在は、市)。岩手山の麓にある、のどかな村だ。

 今も、祖父の岩清水奨。祖母の絹子が、おり、その村に寄せる想いは、岩清水は大きい。あの日、震度6弱に見舞われたが、甚大な被害は無かった。

 岩清水は、異国の地で、ブログに、その夜、こう書き綴っていた。

< 3・11。あれから、3年間。サッカーをやれる環境に、感謝し、そして東北魂を胸に、ドイツと戦いたいと思います >

 いかに、岩清水が、滝沢村に元気を与えているかは、村のホーム・ページを開くと、よく分かる。

 最後に、選手ではないが、野田朱美

 スウェ―デン戦での、「斬り込み隊長」は、無い!

 野田自身は、選手時代の感覚もあり、何気なく、深く考えもせずクチに出したのだろうが・・・・・。

 確かに、試合は、選手にとって、いわば戦争。闘いであり、戦いだ。それは、そう。

 が、しかし、「斬り込み」は、人殺しに、本当の戦争にストーレートにつながりがち。

 聞いて、背すじが凍り付いた。

 再考、熟慮して、言葉を発して欲しい。

  


その名も、万能細胞「STAP細胞」発見の成果に、STOP細胞。小保方晴子、辞職願い出せ!

2014-03-12 17:42:23 | ニュース

 わあ、一介の国民が、なんて厳しいコトをおっしゃるの!

 とまあ、そんな厳しいという見方をする読者の方も、いることだろう。

 それも承知の上で、あえて指摘する。

 やっぱり、辞職願いを提出すべきだろう。その上で、諭旨免職でもいい。化学者として、失格だから。

 その後、割烹で、お運びさんとして、身を粉にして働かれたら、いかがだろうか?

 少なくとも、見た目だけは厚化粧ゆえか、愛想が良さそうに見えるし、何より割烹着がお似合いだから。

 Dscf3303 今回の、騒動の発端は、この日から始まった

 満面の笑みを浮かべて、報道陣の質問に答える、小保方晴子(おぼかた・はるこ。写真左側)

 その彼女個人が、ほぼ、引き起こしたコトと言い切っていいだろう。

 世にすっかり名高くなった「STAP細胞」。万能細胞と言われた。

 一躍、マスコミを通じて、有名人となった彼女。この研究・発見には、彼女も含め、14人もの研究者が参加。

 写真、向かって右側の、若山照彦・山梨大学教授も、その1人だった。

 それが、わずか1か月半で、彼女のいう研究・発見成果のウソが、次々とバレた。

 すでに、先月中旬頃より、その疑惑について、我が国内どころか、世界中の化学者から寄せられていた。

 何より多かったのが、その論文通りの実験をいくら試行錯誤して、試みても、STAP細胞が作れない。

 一体、どういうことだ? ひょっとしたら、この論文そのものが、不完全なもの、もしくは虚偽では無いのか? というもの。

 時に、作成条件が微妙に違ったりして、完成に至らないことも、たまに、その世界ではあるという。しかし、全員というのは、そうは無い。あり得ない。

 「信じ続けることが、難しい」

 「本当は、なんだったのか、自分でも、わからなくなった」

 「STAP細胞であることを、信じたいけれど・・・・」と、いわば仲間である、学内ではジャージを着ている、若山教授のクチからも、漏れ始めた。

 なにしろ、いわば証拠ともいえる「画像写真」が、かつて小保方が博士論文で添付したものと、酷似。

 流用

 さらに、その論文の文章が、アメリカにある「国立衛生研究所」の文献と、なんと20ページにもわたって、そっくりな文が至る所に出てきた。

 もはや、パクリや、盗用と言われても、仕方ない多さ。思わず書き写したにしては、多過ぎる。

 彼女が、「生命科学専攻」の学士サマとして提出した「博士論文」。早稲田大学も、目下真偽を調査中だ。

  思い出すのが、あの森口尚史(もりぐち・ひさし)。

 1年半前、記者発表の時点でウソっぽいことが、シロートでも感じられた、あの御仁。

 この森口は、ウソ発覚後、それまでの戴いた給与や、アメリカへの渡航費まで返還要求をされるなど、自業自得と言う気もするが、踏んだり蹴ったり(笑)

 でも、いまだ、こんな「研究者」を、高く評価する「研究者」もいたりして、面白い。

 さて、この研究・発見を「STOP!」細胞の、記者会見が、この14日の午後、予定されている。

 いかなる「調査」結果が提示されるのか?

 その場所、実は、小保方が勤務している所とは、遠く離れたところで行われる。

 会見場所は、都心にある「理化学研究所」東京連絡所。大型賃貸ビルの一室にある。

 だが、小保方が勤務していた、その研究所は、実は兵庫県神戸市にある

 ここ、文部科学省の管轄下にある、「独立行政法人」。

  先日、記者会見に出てきたその研究所の広報担当の人物は言った。

 「(小保方は)連絡のつく所には、います」

 というクチぶりから、神戸にある研究所からは逃げ、携帯電話片手に、どこか某所に隠れているということか

 ここには行ったことは無いが、以前、独立行政法人を片っ端から取材しまくったことがある。

 結論をいうと、我々の「酷税」を、湯水の如く使いまくる、無駄遣いの象徴のトコロばかりだった。

 利益、利潤は、1円も産み出さない。

 無くていいところばかり。ハッキリいうと、不要。極つぶし。

 この研究所には、仙台、横浜、和光などにある研究所も含め、年間951億300万円もの税金が、投入されている。

 つまり、1日あたり、3億円近くが、浪費され続けている計算になる。

 職員・研究員はともかく、役員、相談役、名誉相談役、理事、監事、専務理事、常務理事、ら、そして理事長ら、天下りの出勤しない幹部の奴らも入れて、3107人も在籍。

 そして、年間平均の給与たるや、6年前で、777万6000円。

 つまり、1か月60万円以上の給与をフトコロに入れている。

 小保方個人が、いくらもらっていたのかは、通称「理研」は答えてくれなかったが、「利権」の巣窟の1つであることは、まぎれもないこと。

 すっかり、疑惑まみれの割烹着悪女にと、成り果てた小保方だが、こんな「研究者」にまで高給を差し上げて良いものだろうか?

 少なくとも、もはや「研究」は、お辞め戴きたい。

 むろん、盗作・パクリ、流用という「万能細胞神経」は、ただちに、その身から、捨て去って欲しい。

 折しも、収入申告の時期。やっと支払っている我々の「酷税」を使ってまで、小保方を隠し、会見に欠席させるような、税金の誤った、歪んだ使い方だけは、決してして欲しくない!

 ココの理事長は、野依良冶

 そう、かつてノーベル賞をもらった人。小保方という三十路の、したたかな女の盗作・流用を見抜けなかった節穴として、その死後も、国民の記憶に残り続けるであろう。 

 


衝撃! はたまた、笑撃? 「STAP細胞」が、STOP!細胞に。急転直下、割烹着の三十路アイドル

2014-03-11 23:29:31 | ニュース

 その名も、万能細胞

 今年1月28日。全世界に知れ渡った「STAP細胞」が、なんと、一文字違いの「STOP細胞」として、世に、再び知れ渡ることになってしまった。

 いやはや、ついこの間、佐村河内守という、稀代の詐欺師が、謝罪するどころか、開き直って、さらに自らを、地に落としてしまったばかりなのに・・・・・・

 さながら、新垣隆的な告白をしたのが、いかにも生真面目を絵に描いたような若山照彦・山梨大学教授。

 なんと、若山以外、13人もの共同研究者がいた、この「STAP細胞」の発見と研究。

 その、「研究ユニット・リーダー」だったのが、かの小保方晴子(おぼかた・はるこ)だった。

 彼女は、一躍、時の人に。まだ、三十路の30歳。割烹着を羽織って、研究室勤務という、ユニークさも追い風となった。

 それが、わずか1か月半で、稀代のデタラメ研究者に成る可能性も・・・

 若山は、悩んだ末の、「発表」。

 再現が、何度試みても、出来ない「万能細胞」

 おまけに、どうひっくり返して見ても、小保方が、5年前の博士論文に添付して提出した写真と同じとしか思えないものが、再利用されている疑いがあっては・・・・

 その写真こそ、小保方にとって、「万能」だわと、思ったのか?

 ばれないと、思い込んだのか?

 最初こそ「誰かが、私を罠にはめている」「誰かが、私をおとしめようとしている」と、理化学研究所の仲間に言っていた彼女。

 それが、若山の告白・発表会見を受けて、ようやく、謝罪のメールを若山に送った。

 また、1人でマスコミ対応してくれた努力にも、感謝の言葉が添えられてあったという。

 小保方が会見に応じようとしないのは、なんなのか?

 このミスは、本当に単なるミスだったのか?

 意図的か?

 魔が差したのか?

 功を、あせったのか?

 一人の、もしくは、極めて少人数での研究成果なら、まだ取り返しもつくが、ハーバード大学の研究者まで巻き込んでの「悪女」だとしたら・・・・・・

 これで、小保方の知名度は、180度、地に落ちた。

 あの、千葉県の市川市のアパートのゴミ小屋に、1人住む、ヘラヘラ笑いの風俗好き「研究者」と、同様に。

 そ~言えば、あのオトコも、ハーバード大学を利用してたっけ。

 写真は、万能じゃない。

 そのことが、分かったかい?

 割烹着晴子さん!