ドス曇りののち、雨が降り出してき始めた空模様のなか、9月29日。
本来ならば、御世話と、迷惑を掛けっ放しの、貴乃花こと、花田光司が、低く頭を下げて、恐縮しながら、台東区橋場に建つ、「千賀ノ浦部屋」へ、菓子折りのひとつでも手にして、額のしわを、さらに増やして、うかがうべきなのに、 逆の言動が、またも展開された。
弟子らの部屋の移籍、転籍について、話し合いと、やっと正しい書面が作成され、改めて、千賀ノ浦親方が、署名、捺印・押印して、完成。
書面の方は、本当であれば、責任者で有り、当事者である花田光司自身が、日本相撲協会に持参し、事情説明と、迷惑を掛けたことの謝罪をしなければならないのだが・・・・・。
46歳にもなっているのに、そ~ゆ~常識が、無い。考えが、及ばない、桁外れの、非ジョーシキ人。
約1時間半後。
出てきた、千賀ノ浦親方。
改めての署名、押印をしたことと、今後、貴乃花部屋からの引っ越し状況について聞かれた後、再び、車を走らせた。
「第4弾」で書いたが、花田光司が電話を入れる前に、勝手に自分で決め、無断、無許可で、千賀ノ浦部屋への、弟子らの移籍を決めていたフシがうかがわれる。
もし、人の良さを伏して、
「お断りします!」
「第一、弟子たちのことを、本当に考えているのであれば、こんな電話1本で、そんな大事なことを頼むなんて、角界の常識も欠いた、失礼なことだと想わないんですか?」
「自分勝手に、引退を決めるのは良いが、ソレはソレ」、「よく弟子の事も、考え、顔を洗って出直せよ!」
そう言って、電話を切っていたら・・・・・
いったい、どうなったであろうか?
現・千賀ノ浦親方。本名は、金尾隆(かなお たかし)。
花田光司より、入門も、はるかに早いうえ、歴然とした兄弟子。
最高位、小結。ではあるが、7場所連続休場するなど、いわば、名ばかり横綱でしかないうえ、常識を蹴っ飛ばす男より、番付けは下位ではあるが、人望も厚いうえ、年齢も11歳も上の、57歳。
彼に借りている借金も、義理も、無い。
なのに・・・・・。
その足で、車が向かった先は、両国の国技館。
自分が、力士ら転属届けに、押印と、署名をしてきたことを、詳しく話してきたとのこと。
その後、また、上記、石原修・弁護士が、10人もの人間の人生を左右する書面を、協会の事務所窓口に提出して、さっさと去るという愚行を行なうのか・・・・・
と、思いきや。意外な手口に出た。
石原は、花田光司の「法定代理人」。なので、日本相撲協会を担当している、「法定代理人」の顧問弁護士あてに、転属する力士らの部屋移籍願い・届けを渡すという手法を取り、法的には、一件落着をみた・・・・かもしれない。
かも知れない、というのは、今までの、花田光司のやり方に、反発する理事も多くおり、10月1日(月)に開かれる、いわば、この一件のためだけに開催される「臨時理事会」で、すんなり、承認されるかどうか?という問題が、待ち構えているからだ。
力士の移籍は、認められそうな見込みだが、貴乃花親方の、引退、及び退職は、すぐには認められそうも無い。
ましてや、満額の退職金は・・・・出そうも、無い。
責任者である当人が、いわば、登校拒否をし続けている小学生の駄々っ子みたいな、ワガママ一杯に育ってきたガキ、みたいな類い。
法的代理人は、高額な報酬を得る「仕事」として、ブンブン振り回されても、内心を押し隠して、淡々と、業務をこなしているが、
もし、先述したように、千賀ノ浦親方が、9月25日に、突然掛かってきた、花田光司からの依頼を、非常識だとの想いで、即座に、断って居たら?
このヒト騒動。どうなっていたことであろうか・・・・・
親方の弁を読み解くと、正式に今まで、キチンとした依頼や、打診が、ただの1回も無かった可能性が、極めて高い。
台風24号が関東にも接近しつつある、皮肉にも、雨がそぼ降る、9月30日(日)。
両国国技館で、ガチンコでは無い、「花相撲興業」が行われた。
その主役は、なんと、貴乃花と敵対した、宿敵とも言うべき、旧・日本名しこ名・日馬富士(はるまふじ)。
そう、富士山に、まわし絵を描いた画伯だ。
彼の、「引退記念相撲興業」が、実施された。
約、1年弱ぶりに行なわれた「土俵入り」の際には、左右に、鳥取市での、白鵬こと、ダヴァいわく、「ちょっとした、かわいがり」の場にいた、モンゴル互助会の面々が、左右を固めたのは・・・・なんともはや、言うべき言葉もない。
重い「処分」を受けたにも関わらず、土俵上で、断髪式まで、堂々と、とり行われた。
こういうことがあるから、相も変わらず、なあなあ。日本相撲協会の根深き、腐り切った、デタラメ構造が、常に糾弾されるのだが・・・・・。
なお、この興業で、ん億円が、ご祝儀も含め、彼のフトコロに入る見込みだ。
10月3日から始まる秋巡業には、序の口から横綱までの全力士、約600人の中の、200人前後の力士が参加し、地方を巡る。
幕内入りが決定した時も、親方隣席で、心から祝ってくれた「隆の勝」が、幕内力士として、参加。
旧。貴乃花部屋からは、貴景勝、貴ノ岩。そして、十両力士の貴源治らが参加すると想われる。
報道陣に、この秋巡業に、どの力士が行くんですか?と、問われ、こよなく弟子想いのハズの、貴乃花。
「・・・・・・・さあ?・・・・・」
いわゆる、十両以上に成って、初めて呼ばれる「関取」らは、部屋の一室を出て、金銭に余裕があれば、ほかに部屋を借りることが可能になる。
隠れ妻子が出来てしまえば、なおのこと。
だが、十両落ちしたにもかかわらず、部屋を他に借り続け、ソコに、彼の言う「婚約者」を連れ込み、セックス三昧をする一方で、ほかにもセックスをする女を見つけ、ラブホテルにチン入し、出てきたところを直撃された、貴公俊(たかよしとし)。
そう、今年3月場所の、国技館での顔面3発殴打暴行・傷害事件の、加害者だ。
全く反省無いまま、すでに記事化したが、土俵上でも、「物言い」など付いたものなら、明らかにふてくされ、にらむ。
「勝負審判」をしていた、師匠であるはずの、貴乃花には、いつも、いちべつもくれず、花道を引き揚げていた。
先日までの秋場所。
自称婚約者にも、見切られ、あきれられ、捨てられ、別れたことをキャッチした記者に、取り組み後、奥の通路で呼び止められたものの、真偽を問う記者に、クチをつぐんで、にらみつけ、控えの部屋に去って行った。
弟子の言動を、知らぬ、貴乃花の言う「弟子愛」と、自称、「相撲道」。
貴西龍を、クビにまでしたのに、迷惑を掛けたとも、恩義すらも感じていない貴公俊。
幕下に落ちているこのスケベ力士を、外に部屋を借りさせたままでは、規則・慣例に合わない。
引っ越しの際は、千賀ノ浦親方は、皆と同様。
大部屋に詰めこむことにさせるであろう。
10月2日に行なわれるであろうと想われている、貴乃花部屋から、千賀ノ浦部屋への引っ越し。
上記、4関取の荷物は、必要が有れば、付き人や、力士たちが、荷造り、搬送を行なうはず。
この「貴の大乱」騒動の為、部屋の土地、建物の所有者である、元・舛田山の、現・常盤山親方は、それまで、自分の、いわば家の3階に住んでいたのだが、今回の為、部屋付き親方になってしまった。
且つ、通い親方にさせられるはめに。
この数日後からは、自分の家を追い出され、「大家」なのに、息子の家に引越しし、通って稽古指導することになるという。
そんな迷惑掛けたことについても、知ってか、知らずか、いまだ、貴乃花から、お詫びの電話1本無い。
さらに言うなら、きれいごと、虚偽の記載、告知は、薄ら寒い。
このあわただしい、泥縄ツッパリ言動の中、9月28日に、プレハブ建ての「貴乃花部屋」のなかで、「お別れの会」が、開催されたと、聞いたことも無い、「貴乃花応援会」と名乗るところが、ウェブサイトに、その模様を、こう記載した。
その一節に
「親方、女将さんも、我が子のように、育ててきたお弟子さんたちを目の前に・・・・」
涙した弟子も、いたそうな・・・・・・・。
はあ?
ソレを知った、これまで記事化してきた、貴乃花に幾たびか、クビにされ、斬り捨てられた元・力士達は、どう受け止めるであろうか・・・・・・
「改革」の、2文字が、お馬鹿なワイドショー・コメンテーターの間で、独り歩きが、いまだしているが、
彼の語りを、聞きまとめた本をみても、親方連中に軒並み聞いても、誰一人として、「良く、分からないんだ」という。
「話しを聞いていると、自分勝手で、独りよがりでさあ。言っている意味がわからないんだよねえ。何を、具体的に、どこを、どう変えたいのか、見えてこないんだ」
今回の、突っ走り過ぎた、貴の乱ランで、ただ独り、テレビに出て擁護している、元・貴闘力ですら、問われて
「・・・・・・んん・・・なんか、いまだに、分からないんだけどね」と言って苦笑。
「これからも、日本の相撲界に、貢献していきたい」とは、「弟子と同じ屋根の下で寝起きしてきた」こともなく、五反田にある自宅に帰る際に、クチにしていた、貴乃花。
だが、「正しい退職届」はいまだ、出されておらず、正規の退職金も、満額もらえるあてもなく、明らかに、、少なくとも、しばらくは「無職」の身。
ソレを知った、息子の優一。
なんと、自らのブログに一言。
「無職になる、親父」
「最高に、かっこいい」
は?
この父にして、この息子か・・・・・。
父の言う、「貢献」なる行為のひとつに、どうやら、わんぱく相撲大会を、プレハブ小屋でやりたいと考えているらしいのだが、何人の男児が集い、どこにスポンサーが、その後、付くと言うのであろうか?
「白鵬杯」並みには、なり得ない。
夢を見るのも良いが、誰も、もはや、付いてこないであろう・・・・
≪ 父篇 おしまい ≫
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≪ 2018・10・1 追記 ≫
へえええええええ
「臨時理事会」で、力士の所属部屋の転属は、すんなり承認され、認められたのは、当然にしても、
この貴乃花の、引退・退職届けまでも、認められたのには、驚いた。
ということは・・・・
退職金も、満額、振り込まれるということ?
この辺りが、芝田山・広報部長も含め、規則を言いながら、かんじんなトコロは、テキトー、でたらめ、あいまいなんだよなあ・・・・
だから、前日には、日馬富士のフトコロを、潤わせる、花相撲、やらせてしまう、腐った、あいまい体質。
んんんん
序の口から始まって、立ち合いのデタラメさですら、協会が主導出来ていないんだからなあ・・・・