【 2020・12/27 掲載 】
2020年の大晦日の締めくくりは、客席に観客のいない、「リモート出演」ですか・・・・
自己の発言を全否定するかのように、節操のカケラも無いままの性格を、いずれ訪れるであろう、死の報道に当たって囁かれる、北島三郎。
その、彼自身の発言を、掲載しておきます。
「紅白卒業引退します」発言を致した記者会見の模様は、検索すると、今でも、すぐ見られますよ
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≪ 2018・12・4 掲載記事 ≫
北島三郎が、2018 紅白に「特別出演」という報道に当たって、今の「厳状」を、1本記事化した。
で、思い出したのが、今を去る5年前。
「歌合戦」ではなく、「紅白大騒ぎ応援合戦」にあきれ果て、自ら別れを告げた前後に、当人が話したホンネと、歌に対する想い。
ソレを、この記事の後半に、大きな文字で、分かりやすく、区分け致しました。
彼が出ることに、賛成、拒否。
どちらの方にも、一読して戴きたく、再掲載に踏み切りました。
娯楽としての、歌、歌手に、興味ある方、ま、読んでみてください。
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≪ 2017・11・16 掲載記事 ≫
はあ? 今年の大晦日に、またも放送されるこの「超長時間、歌謡もどき番組」の出演者が、例年より早めに発表された。
「引退」を売りと、決め手にして、すでに記事化したように、荒稼ぎし始めた安室奈美恵に最終的に出演を断られたこともあり、ならば、今夜から煽(あお)る番組宣伝と、スポットコマ―シャルを、連日連夜、ナマ放送日の1か月半も前から、たれ流す作戦なのであろう。
とはいえ、出演する歌手は、基本的に名前だけでも、一般国民に広く知られ、さらに、曲も売れて、最低でも中ヒットは、していなければならない・・・・・はず・・・・・なんだけれど・・・・・。
また、歌手専業人が出て然るべきだし、さらに、歌う曲が売れていないと・・・・。
あの人は今?とも言うべき、元・歌手までも選出されているに至っては、もう、国民の多くは、見る目も、聴く耳を持たないであろうことは、1か月半前にして、予想がつく。
どのような「演出」をしようとも、さらに視聴率は落ち込み、チーフ・プロデューサー(制作統括)以下、およそ1000人もの制作陣も気持ち落ち込むはずだ。
英語表記は、極力しない。読者の中にも、大半が思い当たるはずの、出場決定者を列記してみる。
丘みどり。略称・リトグリ。TWICE。竹原ピストル。シシャモ。ワニマ。オースティン・マホーン。松たか子。トータス松本。倉木麻衣。AI。E-girls。椎名林檎(りんご)。パヒューム。松田聖子。Ⅹ-JAPAN。TOKIO。
あくまで、ネット上と、週刊文春で、紅白に出て欲しくない歌手の1位に輝いていた和田アキ子が選ばれていなかったのだけが、せめてもの幸いか。
先の出演陣から判断すると、ますます昨年記事化した以下のシロモノが、テレビ画面一杯に展開しそうだ。
まあ、読んで戴ければ、と・・・・・。
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《2017・1・2 再掲載》
< 2016・12・28 記>
歌をキチンと聴かせた時代には、80%に届いた時代もあったが、今や、ただの30%台。
かつてに比べ、視聴率的には見る影もない、かの「NHK紅白歌合戦」。
わたしが、かつてリハーサル取材に通った頃に、すでにその兆しは感じられた。
なのに、いまだに「国民的番組」などと、取材陣が報じて、神輿を担いでいるが、観る者、年ごとに激減。
なもんで、異常と思えるほどのPR番組が、ここ数日、朝から夜まで、連射されまくっている。
むろん、その内容以前に、テレビだけではなく、大晦日(おおみそか)は、他に楽しめる娯楽が、年を重ねるごとに、腐るほど増えてきたことも数字低迷の背景にあることは、確かだ。
なのに、10年ほど前からであろうか・・・・
「歌合戦」と、歴史的な看板を掲げておきながら、どんどん、どんどん、かい離していったにもかかわらず、そのことに制作スタッフが気付いてもいない。むしろ、逆行。愚かと言うほかない事実がある。
肝心要(かんじんかなめ)の歌が、聴こえてこない。誰が、どこで歌っているのか?さえ、ステージ上からも、画面からも、埋没し、極めて分かりにくい。
歌は、聴くもの。魅せるもの、ではない。見世物では、ないはず、なのに・・・・。
大金かけて、スタッフ1000人以上の人数かけて、このざまだ!
わ~きゃあ、きゃあ~、わいわいがやがや。
「歌合戦」ではなく、お仕着せの、出場歌手にとっては、「バカ祭り」に参加させられて、日時たっぷり獲られて、内心、嫌々ながら「無意味な応援合戦」に駆り出され、幼き日の学芸会の寸劇のように、練習させられる日々が、毎年、繰り返されている。
当の歌手はといえば、ベテランになればなるほど、こんなことに5日間もの間、スケジュール拘束されるのを拒否。
仕方なく、下っ端のマネージャーや、NHKの、その場で手のあいた番組スタッフが立ち合い、カメラ割りのテストや、リハーサルのためだけに出てくるのだ。
もう、30年位前からの、「慣例」になってしまっている、おかしさ。
そんなステージは、JKお散歩ストリップショーの店&魅せ場、なのであろうか?
これじゃあ、韓国の女性グループのステージ・パー・アホ―マンコ・スの、物まねではありませんか!?
壮大なる、バカバカしいほどの見世物? どうだ!この大掛かりな仕掛け!と、見てくれよ、とばかりに、胸張りたいのだろうか?
この、ただただ騒がしいだけの、バラエティ、にも劣る「馬鹿エティ」ごった煮、パー・アホ―・マンスの4時間半ものイベント。
その現場での最高責任者は、写真左上のこいつ。「矢島良 制作統括」だ。
この番組に限って言うならば、「良」では無く、「矢島愚」の名が、ふさわしい。
4時間弱にもわたって、場面転換のあわただしさ、タモリや、マツコ”化け物!”デラックスや、ピコ太郎に、渡辺”デブ”直美ら、にぎやかし、はやし立て役の出演者の出入りも含め、秒単位のスケジュールを、全員に強いるこの矢島。
三陸沖超大津波・地震が起こった2011年の大晦日に行なわれた「紅白」の際にも、その年のチーフ・プロデューサーだった原田秀樹もまた、
「シーンチェンジを少なく、演出をシンプルにすればいいという考えかたもあるが、やはり大人数の、ダイナミックなダンスや、大掛かりな舞台セットを見せたいという、テレビ屋のDNAも働く」と、発言。
そこに、視聴者が、何を望んでいるのか? ナニを本当は観たがっているのか?という肝心なことは、思い浮かばない。
馬鹿な、本末転倒な愚か者たち。
シンプル・イズ・ザ・ベスト!
そのことに、気付いて戴きたい!
どうして、低視聴率化していったのか? 歌を求めているはずだった視聴者が、どうして年々離れていったのか?
昭和歌謡全盛時代だから、「紅白」が歌だけで、番組が持った、と鼻から勘違いしているのか、狂っているのか!?
「大狂騒番組」が終えたあと,NHKホールのロビーの突き当りの奥にしつらえたスペースで、簡易な打ち上げが行われる。
撤収に割かれて、顔出しすら出来ないスタッフ。
落ち着いた際の「反省会」で、一度、真摯に腹割って全員で話し合ってみたらどうだろうか?
ちなみに、聞き慣れない「制作統括」という職名。
NHK職員の言う「民放」でなら、「チーフ・プロデューサー」が、それに当たる。
ここは、言うならば「国放」。予算の承認を、のちに書く「総務委員会」の「政治屋たち」に、承認を得なければならないから。
そこに、後段で指摘する「不正」と、繰り返され続ける「疑惑」が発生する温床となっている。
にしても、矢島。
歌そっちのけで、ナニを見せたいのだろうか・・・・・
そこに、「歌の心」は、無い。「歌」は、聴衆の心に伝わらない。
電気仕掛けが失敗して、作動せず、大恥かいた演歌歌手もいる、というのに・・・・。
(スポーツ報知 より)
今年は、黄色の巨大ドレスで、水森かおりがやるという。
歌というものの本質を、なんと考えているのか!? と、厳しく問いたい。
のちに書く、北島三郎が観たら、どう想うであろうか・・・・・・。
かつて記事化した「日本人 演歌天王 細川貴志 極楽台北 一夜妻」の御方も、ホレ、この通り。余計な、にぎやかしが、背後にまとわりつく。
歌を忘れたお馬鹿カナリアは、三山ひろし。
デビューして、丸8年目の36歳。
1曲も、売れていない
ヒット曲、ない
緊張せざるを得ないのに、けん玉を他2人と揃え合わせて披露する。気持ちは、他にいくはず。歌をキチンと歌えるのだろうか?
その、巨大なる、けん玉。入れる穴(剣先)を大きく、広く掘ってあり、失敗の可能性低い、仕込みと、やらせ。
「今年の紅白の、一番の話題になるんじゃないでしょうか?」と、本人、喜色満面のツラ。
歌を聴かせるということを、一体どう考えているのだろうか?
報道によれば、自ら持ち込んだ企画とか。それも、普通の大きさのけん玉ならば、成功率、ただの3割だそうな・・・・。愚かで、お馬鹿な歌い手まがいの男だというほかない!
歌を、記念すべき1年の締めくくりの歌い納めを、考え違いしてる。36歳にもなって。
それにしても、くっだらねえ!演出。
これ本当に「歌合戦」ですか???????
回して、見事、穴にはまらなかったら、笑いものになるハメハメに。
自死した母を持つ歌手は、先週日本にいたのに、わざわざ帰国して、外国から、お歌の披露。
宇多田、よ。聴きたいのは、歌だ、よ!
かと思えば、都庁前から、特別中継K歌唱。
んな特例。カネかけて、一体、誰が喜ぶと考えているんだろうか・・。衛星通信障害考えて、中森明菜の時のように、収録済みのVTR流すというハナシも、すでに秘かに流れているし・・・・・。
会場であるNHKホールの2階にまで、それも、LEDをからめたステージをしつらえる、という。
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1年を締めくくるはずの、本来の歌合戦ではなくなってきつつあることに、深い疑念を抱き、この「応援合戦、強制馬鹿騒ぎ祭り」出場を辞退した、サブちゃん、こと、北島三郎が、4年ほど前、「文藝春秋」誌上で、以下のようなことを話している。
<時代の流れといってしまえば、それまでなんだけど、近頃は紅白でも、日本の歌い手である演歌の歌い手が少なくなってますよね。
代わりに若人が出てくる。確かに、若人は素晴らしいんです。俺が何十年も前に置いてきてしまったものを持っている。彼らと接していると、自分が60歳くらいになったような気もするし(笑)。でもね、彼らは、他のチャンネルにも出ている
(略)
もちろん、NHKの彼らは、一生懸命、どうすれば皆に観てもらえるか、いろいろと仕掛けを作ってやってくれてます。
でも、豪華な衣装だとか、派手な演出とかは、二の次、三の次。やっぱり歌い手は、歌を気持ちよく歌えた時が、最高に幸せを感じるもの。歌がちゃんと届かないと、意味が無いじゃないですか。
上手く歌おうってことじゃないよ。作詞家や作曲家の先生が、歌に込めた想いを解き放って、聴いてくれている人たちに、キチンと届けなきゃいかん。それが、プロです。
今の紅白を聴いていると、「お前の歌、何にも伝わってこねえよ」という人がいるんです。
(略)
紅白の舞台に限らず、キャバレーで歌っても、ステージの向こうに歌を聴いている人はいる。
そこに届けようと想って歌えば、メシを喰う手を止めて、聴いてくれるんです。それが、プロの仕事ですよ>
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彼のファンでなくとも、どこかで耳にしたことが、あるのではないだろうか、「風雪ながれ旅」
演出は、紙ふぶきと、扇風機と、照明だけ。
それだけで、見事に歌に込めた心を伝えた・・・・という評価が、「紅白」を去った今も、依然として高い。
バリライトの増減技術、スモーク、スポットライト、せり上がり、夕陽の赤、自然の風景を想わせるバック。
せいぜい、それだけでいい。歌手は、思いのたけをメロディと歌詞に乗せて歌い上げ、おのずと互いに競い合う。
まさに、歌合戦。
昨夜か、「第1回明石家紅白」に、いきものがかり、の3人が出た。
ギターと、ブルース・ハーモニカ。それに乗せての見事な歌唱。
それだけ。それだけで、詞が、歌声が、聴く者にビシビシ伝わってきた。ヘタな演出は、いらなかった。
背後にいた、演歌もどきのブルースらしきシロモノを歌う女性歌手は、感動する素振りをみせていたほどだった。
だが・・・・・おそらく、当日は、残念なことに、ごちゃごちゃと・・・・。
NHKとは、いわく因縁があった明石家さんまを、三顧の礼をもって口説き落としたのが、岩井礼・プロデューサー。
この男、歌そのものが持つ、シンプル・イズ・ザ・ベストを、痛感!とまでいかずとも、気付いたはず。
なのに、悪しき「紅白」では、ディレクターとして携わっている。
この超くだらぬ番組の台本たるや、東京都の電話帳の2冊分、厚さ8センチはあろうかというシロモノ。
視聴者の想いを無視した、「凝りに凝った演出」の増加により、年々その分厚さは増している。
番組スタッフが、腰のポケットに丸めて納めるなどは、到底無理。
で、この岩井礼。
出演者には、「台本」通りの白々しいセリフではなく、その場の雰囲気と流れで、そのときの正直な感想を述べて欲しいと、30日の「通しリハーサル」の段階になって、言い出した。
そんな「変更」に、とまどう、タレントたち。
どこかで、馬鹿なアタマの片隅で、岩井礼。
このまんまじゃ、いけない・・・・と、考え始めている・・・・・のかも、しれない。
今、軌道修正、大胆改革をし始めなければ、視聴者は「紅白」を、文字通り、見、離す!
というのも・・・・・今年秋。
タイマー録画視聴者も含め、一番多くテレビ番組を視聴している年代層は、60歳代の女性と、初めて判明。
作り手と観る者との距離は、次第に離れていくばかりだ。
ステージ上で、ごった煮の特別ゲストなる馬鹿騒ぎ担当を、増やせば増やすほど、視聴率は、間違いなく下り坂を、果てしなく転げ落ちていくことであろう。
その一方で、またも、不正、疑惑が発覚した。
今回の「紅白」。
会場でナマで観たいという希望者の、往復ハガキの総枚数たるや、なんと、99万1306枚。
だが、当選ハガキは、たったというべきだろう。1075枚しか、出さない。
1枚で2人、入場可能。なので、全員が来場したとして、2150人。
しかし・・・・・NHKホールの客席数は、3601ある。
!? と、感じられたはず。
つまり、1451人もの客席が、空いているわけ。
もちろん、審査員の席や、多くのVTRカメラが、「凝りに凝った演出」により、上下左右に激しく、絶えず移動するために、邪魔な客席は取り外すし、先ほど書いたように、2階にもステージを特設。
そこに1階から昇れる階段も、端に設置するという。
だとしても、1451席。応募当選客の、7割にも達する人数。
一体、なぜ???????
ここで想い起こされるのが、NHKから、与野党の政治屋に例年割り当てられる招待席のこと。
実際、政治屋の親族、秘書。そして、そこから戴いたという客が例年、毎回入場している事実がある。
以前、そのことで局に真偽を問うたことがある。
ところが、逃げる、逃げる。電話、訳も分からず、たらい回し。そして、とどのつまりが、「・・・・そういう事実は、ございません」
---いや、もらって、入って、楽しんできたという方がいるんですがね。正直に、お答えしてくださいよ
「先ほど申し上げましたように、そういう事実はございませんので、失礼します」
今年聞いても、おそらく同じ答えしか返ってこないであろう。
まだ、正式には辞めていない会長、籾井勝人(もみい かつと)。
会長就任時の記者会見から、問題視された、与党べったり、屈服寄りの発言の数々と、開き直り。
招待ハガキ、欲しいんですか? う~ん。ま、私の任期最期の置き土産として、なんとか致しましょう、グッドラック!
な~んて言いそう!
任期中、人気、無かったけれど・・・・・。
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<2017・1・2 記>
この「紅白 馬鹿騒ぎ 大応援合戦」の視聴率が、公表された。
といっても、自殺した女性社員まで出た、かの悪徳ブラック大企業として警察の取り調べが入った「電通」傘下の「ビデオリサーチ」しかないので、あくまで参考にしかならないのが、残念だが。
前半、後半とも、微微微増。
実質的には、過去最低だった2015年と変わらず。
むしろ、関西地区では、2~4%、前後半とも下がった。
チーフ・プロデューサーの矢島良、
どう責任を取るのであろうか?
なお、総務委員会に所属する委員政治屋への観覧券招待券配布。大晦日に来場していた入場者のなかにいたという情報も、入ってきた。
2階席は、特設ステージを造ったため、入場者の席を設けず。
数字上の、帳尻を合わせた。
だが、そのために、1451人を観覧出来ない状態にさせた。本末転倒の演出と、言い換えて良い。
歌は、依然として、視聴者に届いていない!