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<リアル 大相撲 ルポ> 人気先行の、遠藤と逸ノ城。そして、旭秀鵬。その素顔の、汚点と盲点。

2022-01-21 17:12:33 | 歌舞伎的格闘技

 力士にありがちな、乞食根性、

 この人は、カネ,物、くれそうだ。だから、下でにでて、ぺこぺこ。

 この人は、言葉だけで、なーーんにもくれやしない。だから、嫌われてもいい。ぞんざいな口のききかたで、いいや。

 ・・・・その典型が、本日、引退を表明した,旭秀鵬であった。

 まあ、7年前の、この記事、お読みください

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《 2015・1・22 掲載記事 》

 本当の強さや、将来性よりも、人気先行の感が消え去らない、遠藤と、逸ノ城

 土俵上では、相も変わらず「デタラメな立ち合い」が、続いている。

 昨日、1月21日。中入り後の一番で、行司が「立ち合い不成立」ということで、再び取組みさせた。

 しかし、双方の力士。

 「両手、付いて!」と言う、行司の注意・掛け声を再度、無視!

 そのどちらも両手(拳)キチンと土俵に付けず、立ち上がり、取り組み始めてしまった。

 行司。さすがに、立場弱い現実があり、再再度はクチに出来なかったのだろう。

 そのまま、見逃した。デタラメに、目をつむった。

 できたら、徹底的に「真の立ち合い成立」が認められるまで、やって欲しかった。何度でも、何度でも!

 観客はざわつき、土俵下に鎮座まします親方審判員たちは、眉をひそめ、ついには怒り出すかもしれぬが、行司は、あるべきこと、正しいことを続けているのだから、ひるむことは無い。

 一度、キチンとやって欲しい!と切に思う。

 ただし、・・・・・部屋付きという弱い立場の行司。親方に呼び出され、謹慎させられ・・・・・クビになるであろうが・・・・・。

 今日も、連勝中の、白鵬以下、殆んどの力士が片手擦り、もしくは、申し訳程度のちょん付きで、立っていた。

 序の口、序二段、三段目、幕下、十両。下位にいくに従って、ひどい!両こぶし、付かない者が、大半だ。

 例え、全取組が終わるのが、深夜2時になっても良い。キチンと、正しい相撲をさせて欲しい。

 観客も、納得してくれるはずだ。

 タイトルに挙げた、遠藤。稽古不足と、腰高の立ち合いという弱点が露呈し、本日初場所12日目が終わった時点で、4勝8敗。負け越しが、決定した。

 遠藤についての立ち合いのデタラメさ、テキトーさは、この不定期連載ルポで、何度も指摘してきた。

 大学までの、アマチュア時代は、規則上ということも手伝って、キチンと両こぶしを付け、腰をキチンと割って、対戦相手を見据えていた。

 それが、プロ入りしたとたんの、テキトーさ。

 遠藤がダメなのは、実はそれだけではない。

 思い上がっているのだ。

 勝った時は、引き揚げる通路や、控え室に待ち構える番記者たちの質問に答えるが、負けた時は、一切無言。

 取りつく島も無い。

 それでも、腐っても、今だけの「人気」力士。番記者たちは、すがる。まとわる。だが、無言。いつも、いつも・・・・・。

 その事実を聞かされ、かつて栃東として、名をはせた人は、ビックリ!

 「遠藤が、そんなことをしているんですか!? それは、いけませんね!この相撲人気を支えて下さっているのは、記者さんたちでもあるんですから。その方たちも、仕事で来ているんですよね。負けても、勝っても、答えるのが当たり前のことですよ」

 「疲れている、なんてことは理由になりません。直さなければ、いけませんよ!」

 満員札止めが、続いている今だからこそ、土俵の上でも、下でも、正しい常識を持たなければならない。

 それでなくとも、来場所は上位から陥落。来場所の成績次第では、マスコミに見向きもされなくなる。「あの人は、今」になり、タニマチも、1人去り、2人去りしてゆく。間違いなく。

 その態度を改めるのは、今! 今でしょ!

 ちなみに、旭秀鵬も、クチの効き方がなっていない

 日本語が、不自由だからではない。日本人を、なめきったクチぶりが常。物、カネをくれる、タダで、酒を飲ませ、上手いモノを食べさせてくれるタニマチにだけ、おべっかいをつかい、愛想を振りまいている。

 乞食根性丸出しの、悪い方のモンゴル人の典型。師匠格の、旭天鵬は、良い人なのに。厳しく、指導していないのが、つけ上がらせた一因だ。

 ある時、フジテレビの、相撲専属レポーター、横野レイ子が、同じモンゴル出身のダヴァジャルガル、白鵬の素顔を知りたかったのであろう。

 この乞食根性丸出しの、旭秀鵬に食らいついて、逸話を聞き出そうと努力していた。 

 だが、はるかに横野が年上にも関わらず、礼節、節度、ゼロの旭秀鵬

 ためグチきいて、横野を見下しての話しぶり。

 他人の取材方法とはいえ、横野の横にいて、哀れに感じた。

 旭秀鵬は、いつも、他人に対して、そんなあざとく、汚い根性で、接していた

 ココロ、許す、タニマチは、見つかりそうもない。

 かたや、逸ノ城

 受け答えはするが、いかんせん、気持ちが弱い。勝負師に絶対必要な、ソレが欠けている。

 激しい稽古でケガをすると、とたんに稽古量を減らす、休みがちになってゆく。出稽古も、控える。

 故郷、モンゴルの先輩、白鵬からは、「考え方が、甘い」と、断じられる始末。もっとも、その白鵬も、稽古量、減らすが。

 が、それでも、下位が弱いから、勝つ。だらしない、日本人力士。

 そのうえ逸ノ城。巨体を利して、低い体勢からぶちかましてから、自分の得意の体勢に持っていけばいいものを、いかんせん、いまだに、腰高。それも、力なく、ふわりと立ってしまいがち。

 まわしを捕まれたら、もう、ダメ、アウト!

 今日の12日目も、ソレで負けた。

 彼もまた、4勝8敗。負け越し、決定!

 このままでは、人気先行のこの2人は消え去る運命になるだろう。

 土俵際に残れるか、堕ちてゆくか!?

 静かに、しかし、厳しく見ていく。


< リアル 大相撲 ルポ > 全勝で、2017年5月場所、ダヴァジャルガルが優勝はした、けれど・・・今場所も残る根深い「疑惑」と「相撲界の問題」

2017-05-29 22:54:31 | 歌舞伎的格闘技

 横綱・白鵬こと、ダヴァジャルガル。優勝はしたけれど・・・・・。

 それも、全勝で、というオマケつき。

 とはいうものの、なんとも、ダヴァらしい、汚い手口が、今場所も明らかになった。

 言わずと知れた、14日目の、照ノ富士戦

  (NHK総合テレビ 大相撲中継 より。以下、同様)

 ダヴァの取り口にしては珍しく、腰をキチンと深くおろし、照ノ富士を土俵の外へと押し出した。

 勝負は、ついた・・・・・はずだった。

 だが・・・・・・・。 

  ダヴァは、ヌッと立ち上がるや、左手で照ノ富士の胸を強く、ドン!と、突いた。

 負けたと判断して、全身のチカラを抜いて立っていた照ノ富士は、思わず土俵の外へ落ちかけ、全身が転げ落ちそうになった。

 痛めている左ひざ、足首、太ももを、また今日も、したたかに打ち付けたら!?

 明らかにダヴァは、ソレを狙ってのダメ押し手口。

 今までも、記事の中に書き込んできたが、ダヴァのやりくちは、単に相手力士に勝つだけでなく、次の場所以降にも当たった場合を考えて、相手に恐怖心を植え付けておくことを常に意図している。

 苦手意識を持たせる効果など、軽~く超えた汚く、危険極まりない手口。

 うまくすれば、押し倒した際や、転げ落ちた際に、ケガをしてくれればなおのこと良い。一石二鳥だ!

 そうとしか思えない、毎度の取り口。

 それでなくとも、昨日までの今場所(夏場所、はたまた5月場所という呼び名)、西の横綱の番付けになったため、土俵上でテレビカメラに映る位置が、常にいままでと違って、右側に立つことになった。

 そのため「凶器」ともいえる、立ち上がりざまの、右ひじの動きが、今までと違い、非常に見えにくくなってしまった。

 これまでも何度か、記事で指摘してきたが、痛みは無いはずなのに、右ひじには常にぶ厚い、2重に巻き付けたサポーターをして、それで「かち上げ」のワクを超えた、プロレスまがいの「ひじ打ち」!を放っていた。

  相手力士の、左目、左頬、アゴ、左のど、左首に狙いを定めてぶち上げていた。

 ソレをもろに喰らって、入院、治療をせざるを得なくなつた嘉風(よしかぜ)など、多数いる。

 ここまで、ダヴァは、左右の足や足首は痛めているとは言明したことはあったが、右ひじの痛みや故障をクチにしたことは、一度も無い!

 痛みがあるならば、サポーターは巻いたにせよ、ソコを意図的に相手にぶち当てて、さらに痛みを増大させる馬鹿はいない。

 土俵入りの際には、巻かず。勝負が終われば、時に、どっかりと座った土俵下で、巻いていたサポーターをはずす。

 この偽装、疑惑

 ダヴァは、言った。

 「痛みは、本人しか分からないものなんですよ」

 この野郎!

 新・大関になる高安ならぬ、髙安。

 彼の「かち上げ」に、不自然さは無い。許容範囲の、「かち上げ」だ。

 ダヴァの今場所は、露骨なひじ打ちこそ、見えにくくなったが、張り手は、ほぼ毎日。

 その手で、恐怖心と、畏怖(いふ)を相手力士に植え付けさせようとしていた

 土俵上で、昨年から、明らかに、チカラと技の衰えは、ダヴァにのぞく。

 バタバタとした、足さばき。こらえきれないから、強引な手口を駆使する。

  そして、あの初日から見せた、奪うように受け取った懸賞金の束を、つかんだまま、左から右へのブン回しという仕草の、下劣の極み。

 至る所で見せる、人間としての品位の無さ、傍若無人の言動を、所属部屋の親方どころか、保志信芳こと、八角理事長も、何一つ今まで注意ひとつ、しないまま。

 ダヴァ、頭(ず)に乗って、本日、一夜明け会見でも、前代未聞のことをやらかした。

  (NHK総合 正午のニュース より)

 ダヴァの後ろを見て戴きたい。彼が出ている、テレビ・コマーシャルの会社や、彼の名を冠した催しのスポンサー名が出ている幕を、背後に掲げての会見。 

 おいおい!

 こんなこと、許されているのか?

 今まで、コマーシャルに出ている人気力士でも、昇進会見などで、ここまで露骨にやった力士は、皆無。

 ダヴァの見切り発車だったにせよ、八角理事長、良いのか!?

 八角に発覚しても、屁でもない?

 誰も、注意しないから、ダヴァ、このように、やりたい放題。掲げて良いのかどうか、協会に確認なんぞ、取ってはいない。

 このままじゃあ、日本国籍を取得して、「帰化」なんぞしなくっても、「一代年寄り株」を手に、親方となり、相撲部屋をおこせると、いまだに思い込んでいるのではないか!?

 最近になって、また1人、将来のために内弟子を採ったダヴァ。

 現モンゴル人国籍横綱のなかで、帰化している者は、いない。

 日馬富士(はるまふじ)、鶴竜(鶴竜)。共に、日本に来ていたモンゴル人女性を妻にし、いまだ、モンゴル国籍のまま。

 ダヴァは、日本人女性と結婚、入籍。が、モンゴル国籍にかたくなにこだわっており、養子縁組も帰化もする気無し。

 ゼニカネは、ある。

 ならば、ドルジのように帰国して、不動産業、興業など、慣れぬ起業をして、儲ければ良いものを、そこんとこは悪童のくせに、母国籍にこだわっている。

 もし、この悪童が、国籍を変えぬまま、部屋がおこせたもんなら、先の2人の横綱も、やれてしまう。

 もはや、決まりもなにも、有ったもんじゃない。

 八角がだらしないばっかりに、この傍若無人な言動がまかり通ってしまっている側面もある。

 さらに、だ。

 今場所は、行司采配による「待った!」が、いつもの場所より、多く耳に付いた。

 何度も、クチ酸っぱくして「手を付いて!」と行司が注意しているのに、全力士が、その声を無視するかのように、マイペースの仕切りと、立ち合い。

 両手をキチンと、双方が土俵の土に付けていれば、何の問題もないのだ

 ソレをしないから、待った!が頻発する。

 あの、宇良(うら)や石浦でさえ、両手両こぶしを付かないザマには、ガッカリだ。

 来場所も、行司の皆さんはどんどん叫んで、立ち合いの正常化に勤めて戴きたい!

 八角以下がだらしがないから、待った!が、頻発、続出しているのが、分からないのだろうか・・・・・。

 今は、客が詰め掛けてはいる。

 協会が、何の努力もしていないのに・・・・。

 すぐ、元の木阿弥になるのに・・・・・。

 当たり前の所作が出来ない力士たち。

 見放される日は、そう遠くない!

 


<リアル 大相撲 ルポ> 大相撲ファンは、ダワージャルガルの負けを、心から望んでいたのかあ・・・

2015-03-20 19:26:29 | 歌舞伎的格闘技

 横綱・白鵬こと、ムンフバト・ダワージャルガルが、関脇・照ノ富士に寄り切られて負けた瞬間!

 ものすごい大歓声と、拍手と、座布団が土俵に向けて、乱れとんだ

 その瞬間、ダワージャルガルは、いかに、観客である大相撲ファンが自分の負けを期待していたのか!?を、痛感させられたことであろう。

 いかに、相撲ファンから、自分が嫌われていたかも!

 ダワージャルガルが負けて、悔しがる観客は、いないに等しかった。

 むろん、強すぎる者、負けない者に対して、一日でも早く、負けを望む。そういう観客心理も、背景にあることは否定出来ない。

 さらに、大歓声と大阪府立体育会館を揺るがすかのような拍手は、彼が根深く思い込んでるような、人種差別に根付いたモノではない。

 なぜなら、「照ノ富士」は、モンゴル人だったから。

 それが、何よりの「証明」だ。

 もっか23歳のガントルガ・ガンエルデスは、のちのしこ名・逸ノ城と一諸に来日した、その名が表わす通りの、モンゴル出身者。

 しかし、いまだに番記者たちに、「下がれ!」「下がれ!」とだけしかクチを訊かない、キカナイ30歳の悪ガキ。

 11日目には、通路に記者がいないにも関わらず、「どけよ!」と、一喝!

 そんな言動を、呼びつけて注意や御小言すら言わない、言えない、お馬鹿北の湖理事長と、親方。

 かたや、ガンエルデスは、取り組み後の勝利者インタビューでは、好感持てルデス。

 話していることは、正直そのもの。

 先輩力士で、日本人の青森県出身である安美錦に、いかに好かれているか?が、深く伝わってくる。

 もはや、言うまでも無く、人間性の差。人間性の違い。

 そういう他ない。

 明日の14日目は、同期仲間の逸ノ城との対戦。

 同じ”モンゴル連盟”の仲間。うがった見方をすれば、たまに八百長くさい取り組み方が、見かけられる。

 明日は、ソレを排し、正々堂々とぶつかって勝負して欲しい。

 

 これで、嫌われ者の、自身の言う「二文字」は近づいたのであろうか?

 だとすれば、嬉しいのだが・・・・・


<リアル 大相撲 ルポ>全然本心から「謝罪」なんかしていない白鵬と、思わずポロリと本心出た稀勢の里

2015-02-02 23:05:51 | 歌舞伎的格闘技

 1月31日。

 今回の自らの「二日酔い遅刻会見」での、ホンネ発言で波紋を呼んだ渦中の白鵬翔こと、ムンフバティーン・ダワージャルガル

 当初から出演予定に組まれていたバラエテイ番組に出て、お詫び?の一言。

 「このたびは、ご迷惑と、ご心配をおかけして・・・」

 型通りのワンパターン用語。

 にしても、??

 一体全体、誰に迷惑かけた?

 誰に、心配かけた?

 少なくとも、大相撲ファンに、「迷惑」は、かけてない。

 世間にも。

 不快と、疑惑と、疑問が浮かび、品格が無い、手前勝手な傍若無人な男だなと思わせたことだけは、確か。

 世間にお詫びする気持ちが、本当にあるのであれば、まったく違う言葉が、クチを突いて出てるはず。

 つまり、ダワージャルガルは、相撲ファンの方に顔を向けてお詫びしていない。ファンのことなど、気にもしてない。

 せいぜい、宮城野親方や、妻の紗代子、それに、かつて16歳の女子に現金6万円を渡して性交渉をしたことが発覚して逮捕された過去があると、一部で報じられた義父くらいか。

 もし、こんなありきたりの形骸化した形式的言葉を吐くのなら、北の湖理事長や、伊勢ヶ浜親方や、初場所13日目に勝負審判を勤めた親方たちの前ですれば良かったのだ。

 それを、テレビ番組のなかで、決して安くないギャラをもらって、アタマを下げることもせず、これにて勝手に一件落着とばかりに、いけしゃあしゃあと済ましてしまおうという汚い性格と品格と、その処し方こそ、問われるべきだ。

 なにが、白鵬翔だろうか。どう翔もない男だ。

 逆に、あの一番の相手、稀勢の里は、騒動冷めやらぬ1月31日。キチンと番記者たちに囲まれて、答えている。

 「ビデオでは、見えにくいところもありますから」

 「自分としては、取り直しと聞いたときには、ラッキー!と思いました」

 「いままで、勝負審判でおかしいなと想ってみたことは、一度もありません」

 優等生的でもあるが、コレを聞いて、ニヤリ。

 やはり、自分の左手の方が先に一瞬早く落ちたことは、知っていたのだ。 

 そしてあの倒れた位置では、ビデオカメラから極めて見にくいことも。

 実際、たったの1台しか設置していない。それも、先日明らかにしたように、まったく活用していない。いわば、お飾り。名目。お義理。無用の長物。

 結びの一番。行司がいるのに、勝負審判5人が、正式決定権を持っているということそのものが、本来おかしいことなのだが、緊張感は、持っていただろうと思う。自分の見たままを主張しなかったと思われる、1人を除いては。

 ビデオカメラ導入してますよと、協会が言う。

 ならば、四方にそれぞれ来場所の大阪から設置。そして、もしもの、ダワージャルガルからの、文字通り「物言い」に備えると良い。

 な~に、去年から「公益財団法人」となった「日本相撲協会」。全収入たるや、140億円を超える勢い。

 おまけに、税の圧倒的優遇を受けており、ボロ儲け企業だ。NHKからの放送収入、年間26億円!

 最新鋭のビデオカメラと、すぐさま瞬時にして再生可能な機材を購入設置するのは、簡単なことだ。

 機材をド~ンとズラリ並べて置くスペースは、テーブル付きの椅子席を一つ取っ払って作れば良い。

 以前、わたしもそこに座って観戦したことがあるが、とても一望出来て、土俵が見やすい。

 その席に、俳優の安藤昇が、まるで舎弟のような付き人を連れて国技館に観戦しに来ていたことがあり、質問しに行ったこともある。

 機材、こんなにぼろ儲けしているのに、満員御礼にあぐらをかいたまま、NHKにお世話に成りっぱなしではいけませんよ!

 どうせ、次の場所から、この白鵬スキャンダルで、客足は遠のく。遠藤や逸ノ城にも、明らかに先が見えた。

 先日も書いたが、協会の自浄努力で客足が伸びたのではないだけに、人気がしぼむのは早い。

 それにしても、もうすぐこの3月で30歳にもなろうと言うのに、ダワージャルガルは、日々、元・朝青龍こと、ドルジに言動、振る舞いが酷似してきた。

 昨日の日曜日・2月1日。国技館において、「第5回 白鵬杯」という小中学生の国際的相撲大会が開催された。

 当然、マスコミも駆けつけた。

 ところが、開催前の会見は、「怪見」に代わる。

 この舌禍事件に関しては、一切質問はしないように。あったとしても、受け付けませんとの、事前お達し。

 テレビカメラの前ではしゃべれても、記者たちの前では、もう話したくないということだ。

 この軽視。この見下した、都合の良さ。

 で、終わって会場を出る時は、各紙がいっせいに報じたように、一切クチを開かず。

 それどころか、人差し指をクチに当てて、静かにしろ! うるさいなあ! しつこいな、てめえら! 俺は、こうして、何もしゃべらないって仕草してるだろうが!

 という、クチぶり。

 以前にも、理由なく、会見をドタキャンしたこともある。

 ここまで、世間と、マスコミを舐めてかかっている、ダワージャルガル! コレを野放しにしたままだと、間違いなく、第二のドルジ騒動が勃発、連発する

 この大会の名称こそ「白鵬杯」、で、名誉会長。ではあるが、自腹は1円も切っていない。

 スポンサーは、パチンコ遊戯メーカー。以前は、亀田兄弟のボクシングや、総合格闘技のスポンサーもやっていた会社。

 この大会。

 去年も見たのだが、ダワージャルガルの汚い立ち合いと違い、本来するべき正しい立ち合いを、小中学生がしているのだ。

 彼ら力士の所属は、相撲道場、相撲クラブ、そして小中学校の相撲部。

 時に、中学生で、片手の拳だけ土俵に付けて置いて、もう片手はトンと付いて立ち上がる選手もいたが、ほとんどは、キチンと両拳を付けて、見合って、上体を起こして、フェアに取り組みをしていた。

 ソレを、ダワージャルガルは、、どんな想いで見ていたであろうか?

 反省、自戒なんか、するわけもないかあ・・・・・・。

 さらに書くと、土俵上で、詰め掛けた観衆は、確かに、日本人力士びいきなことは、事実。それに対して、ダワージャルガルは、反発、人種差別と感じ続けてきたのだろう

 とりわけ、稀勢の里が勝ったときの大歓声は、ダワージャルガルにとっては、気に障り、ふんまんやるかたないようだ。

 日本人横綱が長らく誕生していないことが、大歓声に拍車を掛け、後押ししている

 ダワージャルガルの大先輩である、旭天鵬が言う。

 「貴乃花が横綱になって初めての場所に闘って、勝っちゃつたんですよ。そしたら、何で勝ったんだ!って、すごいバッシングで。もう、喜びを隠して、下向いて歩いてましたよ」

 「朝青龍にも、彼が初めて横綱になった場所に勝ったんですよ。その時は、本人がメチャクチャ怒ってるって噂を聞いて(笑)。あとで聞いたら、ホントに怒ってた」

 笑って話す旭天鵬と、根に持つダワージャルガル。

 もう、これは性格の違い。それが、ダメ押し、叩き落としの姿勢に現れている。

 今後のダワージャルガルには、茨の道が待ち構えていることを覚悟しておいた方がいい。

 それにしても、タレント活動で稼ぎまくるための、マネージメント事務所に所属していることを、今回知った。

 パチンコメーカーから、多額のスポンサー料をもらい、今回の「白鵬杯」も運営。国技館近くに建つマンションの1階の一室が、その事務所。

 その名も、㈱オフィスコンジョー

 電話番号は、オモテに出さず。隠しており、連絡方法は、ファックスと、メールという、いわば一方通行。

 所属タレントには、元・力士や、なんと豊ノ島もいる。

 豊ノ島といえば、4年半前、力士たちが絡む、野球とばく事件が発覚し、書類送検された人間。昨年末には、大相撲力士のロックバンドで、ボーカルを担当。

 現役力士が、本業をよそに事務所を通して、別枠で稼ぎまくる。タニマチ、後援会のご祝儀は、現ナマ。領収書へに記載、無い世界。

 やりたい放題、したい放題を許している?宮城野部屋と、公益財団法人・日本相撲協会。

 今回の舌禍事件も、当人の本心からの謝罪や、言い訳など無しの、でたらめ収束。

 このざまでは、世間が許さない。見られて、ナンボという職業ということを、分かっていない。

 なのに、またもダワージャルガル。出席すべき「健康診断」を、無断欠席。

 注意、叱責すら出来ない、宮城野親方と、日本相撲協会。

 ダワージャルガルの、暴走、わがままは、止まらない。

 収入の、疑惑。そのうち入るはず。税務署の査察が。

 ダワージャルガルの天下、わが世の春は、はたしていつまで続くであろうか・・・・

 

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 <鬼は外、福は打ち!> 2月3日、追記

 今夜、収録済みのスポーツ選手勢揃いのテレビ番組に、ダワージャルガルが出演していた。

 優勝賞金。1000万円と。発言。

 この歌舞伎レスラー・タレントへの出演交渉と、高額ギャラの振り込みは、㈱オフィスコンジョーに入っているのだろう。

 で、この舌禍事件に、なんと、ドルジからコメント!

 いやはや・・・・・・・・・・、

 


<リアル 大相撲 ルポ>白鵬は、確かに稀勢の里に勝ってはいた。だが、根深い問題と性格は、消えないまま

2015-01-30 23:56:21 | 歌舞伎的格闘技

 子供でも分かる相撲(の勝ち敗け)だった

 「こっちは、命がけでやっているんだから」

 ん? ん? そうかなあ???

 初場所、優勝した千秋楽から一夜明け会見。1月26日、所属の宮城野部屋。

 予定から、1時間以上も「遅刻」して始まった。遅れた理由は、「二日酔いで」とのこと。

 遅刻は確か、コレが初めてではない。過去にも、二日酔いで会見開始予定時刻に遅刻したことがある。その際にも、番記者にキチンと謝罪の言葉を述べていない。そ~ゆ~人格の男の発言である。

 横綱以前に、社会人として失格。ひとりの人間として、酒にだらしがない。モンゴルでは、謝らなくとも許されるのかもしれないが、ここは異国。人間失格だ。番記者、相撲マスコミを、なめているとしか思えない。

 そうさせてしまった、ソレを日常、許容してしまっている、腰が引けた番記者たちも、いけないのだが。

 「命がけでやっている」という、気迫がホントにあるのなら、私生活もキチンとするべきであろう。口先なら、それこそ、子供でも言える。

 別に遅れてもいいや。待たせても、いいや。そのくらい、いいや。そう日常から思ってしまっている、白鵬の思い上がりと、勘違い。

 実は、この初場所の千秋楽でも、平気で遅刻してきた。

 三役そろい踏みの前には、6人の力士が、土俵下に揃い、座って出番を待っていなければならない。

 なのに、白鵬だけが姿を見せず。その直前の取り組み中に、堂々と平気な顔をして、花道を歩いて、土俵下に座った。

 もう、やりたい放題、マイペース!

 すぐ、直すべきであろう。宮城野親方に、指導力皆無。言えない、注意出来ない体勢が固まりつつある。

 その折りの、自ら「疑惑の相撲が一番ある」と切り出した白鵬の発言を聞いて、の感想。

 ともかく、その発言の発端の取り組み。こりや、真偽を調べなきゃなあ・・・・。そう、思った。

 その時の取り組みを、何度も見返した。 

 大相撲初場所、13日目。結びの一番。対、稀勢の里。

 裁く立行司は、第37代、木村庄之助。

 

 何度も、何度も、コマ落としのようにしてチェックし続けた。

 

 

 

 ほんの一瞬、0・2秒ほどか、倒れ込みながら、稀勢の里の左腕のひじから下、左手が早く土俵枠下に付いている。なだれ込むように、白鵬の右腕が後から付く。

 土俵の俵への付き方でも、一瞬、稀勢の里の体が、早い。

 5人の「勝負審判」のうち、この画像に映り込んでいるいる親方(勝負審判)は、めくらでなければ、白鵬の勝ちをその目で見届けたはずだ。

 なのに、物言いが付いた際、協議の末、「両者の落ちるのが同時として、取り直し」の決議。

 のぞき込むように見ていたこの親方の目は、節穴か?と、思う

 また、ネット上では、白鵬の右足の甲が裏返っていて、一瞬早く、土俵の中に付いていたという見方も、いくつか見られたが、それは見誤り。

 何度も、コマ送りしたが、白鵬の甲は完全に裏返っていなかった。足の側面が、浮き気味に斜めに浮き、土俵に付いていただけ。

 だからといって、「子供でも分かる」発言は、間違いであり、大げさすぎるウソ。

 こんな際どい勝負。「子供」には、絶対にわかりません! 先の、「おとな」の親方ですら、見誤ったのだから

 白鵬の目。視線のすぐ先に稀勢の里の左手が見えている。だから、思い込みがあったと理解しても、その点では、無理は無い。

 さらに、この親方の背後の方に、ビデオ判定可能なテレビ画面が置かれていた。

 日本相撲協会によれば、「ビデオ判定」が導入されたのは、「かなり前から」とのこと。

 だが、その際どい動画&映像を、その5人がまったくその場で見ておらず。チェックせずに、すぐさま土俵上に集い、協議を始めている。

 一体、何のためのビデオ判定なのか? 無用の長物そのもの。役立たせていない。その気も無い。際どい勝負でも、機械より、節穴の親方たちの目の方を、重視か?

 白鵬がクチにした、「ビデオ判定は、ナニしてたの?」

 確かに、その通り。

 いったん、「取り直し」の決議が出たら、それがくつがえることは、今だかつて無い。

 だから、その点の白鵬の指摘は、的を得ている

 もっとも、いまや柔道と言うより、「JUDO」に成り下がってしまった格闘技では、ビデオをチェックされた後も、判定はくつがえらないことが大半だ。

 亡くなった斉藤仁は、男子代表監督として、しばしば抗議。

 2000年のオリンピックの際の、篠原信一が、本当は1本取って、金メダルを獲れてた試合の時も、斉藤は猛抗議。正義感に満ちた人だった。

 だがくつがえらないどころか、理事の山下泰裕は何も対処せぬまま。ひさしを貸して、母屋を取られた状態は、今後、さらに続くことだろう。

 さて、こんな際どく、裁きが難しい勝負を見極めた、行司としては最高位に当たる「立行司」の、第37代、木村庄之助の裁きには、感服せざるを得ない

 庄之助は、3枚のコマを見てもわかるように、土俵の際に回り込んで見てはいない。むしろ、反対側に立っていた。

 確かに、勢いは白鵬にあった。だが、逆転もありうる稀勢の里の底力。木村庄之助は、中腰でその2人の力士の微妙な腕、手を見定めた。

 他の行司の視線の先を注視し続けて見た。やはり、勝負が決まる直前から、しっかり下を見て、手足が付く瞬間を見定めている。

 そして、木村庄之助は、迷うことなく、白鵬へ軍配をあげた(写真左下)。

  庄之助の本名は、畠山(はたけやま)三郎。青森県の六戸(ろくのへ)町高舘地区の出身。1950年3月16日生まれ。すでに、64歳

 小さい頃から相撲好き。だが、強くはなく,力士には、なれず。中学校卒業と同時に上京。所属した相撲部屋の閉鎖に伴い、部屋を転々とし、現在の友綱部屋で4か所目。

 行司一筋に歩んできた。

 行司も力士と同様、下から出世してゆく。序の口の取り組みを裁くことからスタート。

 十両格、幕内格、三役格、そして最終的に上り詰めた地位が、式守伊之助を経て、木村庄之助となるのが恒例。

 畠山三郎が、その名を襲名したのは、一昨年の2013年11月場所から。庄之助となると、最後の結びの一番しか裁かない。

 では、仕事が楽そうに思われるが、とんでもない。ハッキリ言って、雑用係り。

 番付表から始まり、協会や、あらゆる部屋の書面を書くことをまかせられる。独特の、あの相撲の書体を書く訓練から始まり、力士の花道からの誘導もさせられる。

 それでいて、給金は意外に安い。かつて、やはり木村庄之助を勤めて、引退した方に、2時間ほどロング・インタビューしたことがあり、相撲界のしきたり、独特の生活ぶりに、驚いたものだ。

 そんな日々のなかで、勝負が付く、その一瞬を見逃さない。その目を養う。

 この白鵬 対 稀勢の里。庄之助は、中腰になって、見届け、サッと、白鵬側に、軍配を挙げた。

 すごい! その、勘と慧眼に。間違いのない、裁きに驚く。

 先のインタビュー。

 ー--同体で土俵に落ちる時もありますよね。それでも、どちらかに、軍配を挙げなければいけない? 

 「そうです。本音は同体、どちらにも勝敗は付けがたい、そう想う取り組みもありました。正直に言うとね。しかし、どちらかに、勝ち名乗りを決めなければいけない。自分から、取り直しにして下さいなどとは言えない(苦笑)。難しく、大変なことです」

 最高位の立行司。総紫のあでやかな装束に身を包み、白足袋、上草履、水戸黄門光圀(みつくに)張りに、印籠と、そして短刀を忍ばせる。

 もし、間違った裁きをしたものなら、それでのどを突き、腹を裂いて切腹する覚悟であるという意思を示す。

 もちろんではあるが、その短刀を使用して死んだ行司は、いない。

 一見、行司は「裁く役目」と思われているが、実はそうでは無い。進行役とズバリ書いていたところもあった。

 今回書いた一戦が、分かりやすい。

 「勝負審判」と名付けられた5人の元・力士だった親方たちが「物言い」を付けたら、裁きの正審判はそっちへ移ってしまう。

 おまけに、今回は「同体、取り直し」の末、怒りも手伝い、一気に白鵬が押し出して勝ったため、「行司差し違え」にならなかったが、もし稀勢の里が再戦で勝っていたなら、その措置が待ち受けている。

 辞めなければいけませんか?という問いかけも含めての「進退伺い」を提出し、処分を待つ。

 本当の意味での審判権は、親方たちが持っている。なんともはや、行司を軽視。すべての所作が、古来より伝わる神事にのっとって行われているはずなのに、親方が幅を利かす歪んだ実態。

 心のどこかで、行司として見ておらず、しょせん部屋付きの雑用係と見ている。

 今回の取り組みは、庄之助の裁きを信用し、さらに疑うならば、ビデオを1コマ1コマ再生して、ヒザ突き合わせて見れば良いことなのに・・・・・。

 「緊張感を持って、やって欲しい」

 この白鵬の、吐く放 言。つい、いつもの思い上がりから、クチをついで出た。

 吐かれた方の、4人の勝負審判である親方連中は、侮辱されたと思っていい。

 が、先の写真に写り込んでる勝負審判は、緊張感が足りなかった・・・かも知れない。少なくとも、このようにしっかりと、見つめていた?はずなのだから。

 土俵上の協議の際、稀勢の里の左腕と左手が一瞬早く落ちたと、自分の見たままを主張したのであろうか?

 そのうえで、1対4で押し切られらてしまったのなら、理解出来るが・・・・。

 人種差別。白鵬が、いまだ根に持ってるのか? 肌の色も、何一つ、変わらないのに・・・・。

 この男。根に持つタイプ。かなり、恨みを抱き続ける性格のようだ

 というのも、取り直しの末、一気に押し出しで勝って、かつての横綱・大鵬を超える33回の優勝をそれも早くも13日目で果たしたのちのインタビューでは、この「誤審協議」について、一言も話していない。

 「なにか、千秋楽のようで。取り直しがあったのでね。簡単に勝つことは出来なかった」というようなことを、笑顔で話しただけ。

 しかし、胸の中では怒りが渦巻いていたのか、二重人格か? 3日たって、酒が抜けきらぬまま、本音を話してしまった。

 さらに、指摘する。

 実は、稀勢の里とは、いわく因縁があるのだ

 昨年の春場所。その時の稀勢の里は白鵬相手に、呼吸とタイミングが合わなかったのか、3回もの「待った」をして、注意された。

 その対抗策か、根に持ってか、この日、白鵬は見るも汚い動作をゆっくりと繰り返した。

 この日こそ、庄之助は、いつもの「時間です! 手を下ろして!」とは言わなかったが、すでに時間一杯。立ち合いの体勢になってしかるべき時。

 右の稀勢の里は、すでに右手を下ろし、土俵に付く直前!(写真左上)

 ところが、左の白鵬の体勢たるや、見た通り・・・・・・。

 右足で、ゆ~~~っくり、ゆ~~~~っくりと、砂を意味も無く何回も掻き、じらし、いらつかせ、また「待った」を誘う動きをする。そして、少しだけ、腰を落としかける

 待つ、庄之助と、稀勢の里。

  さんざん2人をじらせた挙句、白鵬はいつものように右拳だけを土俵に付き、この日も左手は一瞬擦っただけ。

 まあ、稀勢の里も右手だけしか付かない。左手は浮かしただけ。

 どちらも、正しい立ち合いではない。デタラメ立会い。力士、失格だ。日本相撲協会に、改めて、今回も問い質して見る。

 「まあ、そのように両手を付いて立ち上がった方が良いということでは、あるんですが・・・・絶対に、そうしなければならないとは、決まりが無いといいますか・・・」

 ーーーあれ? でも、そちらの日本相撲協会の「正しい仕切り」というイラストでは、きちんと両手・両こぶしを土俵に付けていますよ

 「まあ。そうではあるべきなんですが・・・・・・・」

 ---とすると、この両力士の立ち合いは、厳密には間違い、デタラメだと言って良い?

 「まあ、厳密にはねえ・・・・・・・」

 「正式な所作では、両手・両こぶしを付くようにはなってはいるんですが、いざ立ち合いになると・・・・・」

 以前にも、私の記事では何度か指摘しているのだが、白鵬以下、かなりの力士が、テキトー、デタラメ、気分と作戦で日替わりお手付き。今は理事長の職にある北の湖も、現役時代、デタラメだった。だから、厳しく注意出来ない、しない。

 かつての名横綱・双葉山は、キチンと両拳を土俵に付けてから、立ち上がっていたし、モンゴル出身の白鵬の大先輩、旭天鵬は、いつだって正しい立ち合いと仕切りをしている。見ていて美しいし、すがすがしい。何より、フェアだ。白鵬のように、汚い手口を一切使わない。

 「牛丼屋」「のりピー」「カラオケ」「今は、中年太りの体」なんて言葉も飛び出す、とても気さくなひと。いつか、引退したらいったん帰国してしまいそうだが、日本でタレントをしつつ、解説者をして欲しい。

 で、さらに、当の「公益財団法人 日本相撲協会」の、勝負規定第5条にはこう記載されている。

 「立ち合いは、腰を割り、両掌をおろすを原則として・・・」

 それを、曲解。ブラブラと、猿やゴリラのようにおろせばいいんであって、付くとかは不要と思い込んでる。

 自ら作った規則を、ほごにしている。この悪しき団体。

 この日の取り組みは、白鵬にとって、なんとしてでも勝ちたかったのだろう。

 なにしろ、付いた懸賞金61本。1本、6万円。そのうち半分の3万円を協会が、税金や引退後に渡すための積立金や、諸雑費の名目で取る。残り3万円が、まんま現金で勝ち名乗り力士に渡される。

 月に計算して、給金や手当で482万円をもらっている白鵬。

 それでも、目の前にぶらさがった大金。

 手にした瞬間、おがんでニンマリ。しめて、183万円なり。現ナマだ

   大鵬を尊敬しているとか、何かにつけて、彼の性格の引き合いに出されるが、実のところ、ソレはまったく見かけられない。むしろ、大鵬の名前をうまく利用しているように見えてしまう。

 わたくしが書いた、生前最後の大鵬の姿。白鵬の祝賀会では、車いすで来た。だが、壇上に大鵬が上げられる時、手伝いどころか、手を差し伸べようともしていなかったし、ひと声も掛けていなかったし、視線をかけてもいなかった。

 さらに、生前の大鵬をテレビ番組の自分のドキュメンタリーのために訪問した際の言動。

 その所作に、尊敬の念とか、謙虚さとか、介助しようとか、気遣いとか、老いた身へのやさしい言葉など、一切無かった。まるで、無かった。

 見ていて、何度も再生して、ぞっとした。

 利用したな、大鵬を。自分への好印象を抱いてもらうために

 そう感じられた。

 昨日のこと。公けの場に現れた、亡き大鵬の妻・芳子夫人は、「生前、夫は白鵬に対して、品格のことを、クチを酸っぱくして注意や助言をしていたのに・・・」と述べた。

 また、「こっちは、命を賭けてやっているのに」の、二日酔い発言。

 ということは、土俵で戦ううちに、死ぬこともあるということか? それ、過去、記憶に無い。今、ざっと見ても、病死はいるが、取り組み直後や、数日後は無い。

 プロボクシングでは、ある。私も、記事にしたが、「まさに、命を賭けてやっている」と言っても、おかしくない。

 相撲では、大げさすぎる、ウソ。

 ケガはする。確かに、土俵。一般人が想像する以上に硬い!

 実は、以前、観戦に行った際、すべての取り組みが終わり、呼び出したちが、土俵の周囲を掃き清めているさなかに、サッサッと靴、靴下を脱ぎ、国技館の土俵に上がってみたことがある、

 硬い、! パンパン!まるで土というより、鉄板のよう。ここから、転げ落ちたら、叩きつけられたら、素人なら大ケガを通り越して死ぬ可能性は否定できない。

 が、ソコは鍛え上げられた体。

 何度も、稽古場に足を運び、その様子を見続けた。部屋数、多数。大阪など、地方場所や、稽古場にも行った。

 そのすざましさこそ、大相撲の魅力。ソコには、八百長が無い。手抜きも無い。

 気持ちを指して、「命を賭けてやっている」と言ったとしても、ウソ。大げさ。

 むしろ、ソレが当てはまるのは、実は行司。

 この取り組みを裁いた、第37代・木村庄之助自身、頭を打ち、危険な目に遭っている。

 3年前のこと。張り倒された力士がぶつかってきて、土俵下へと転落。頭部を強打し、意識が無い。

 すぐさま救急車で病院へと緊急搬送された。脳震盪(のうしんとう)と診断されたものの、なんと、休まず、翌日の取り組みを裁いた。

 ホントに、命を賭けてやっていた。

 そんな、畠山三郎が、かつて珍しくインタビューに答えた際、こういうことを語っていた。

 「日本人横綱と一緒に、土俵に上がりたいというのが、夢ですね

 ソレを根に持っては、・・・・・まさか、いないだろうな、白鵬。被差別意識が、とても強いことを自らクチにしてしまったモンゴル人だからなあ・・・・。

 その庄之助。日本人横綱誕生まで裁けるのか、どうか? 定年は、何歳だったっけなあ。そう思いつつ、協会へと取材。

 「65歳ですね。65歳の誕生日を迎えたときが、その定年に当たります」

 てえことは、今年の3月16日だ。調べてみると、なんと3月8日から大阪府立体育会館で開かれている「三月場所」の真っ只中。

 千秋楽が、3月22日(日)だ。

 「その場合、日にちが過ぎてもやりたい場合は、ご自分の意思にまかせられるのが、慣例です」

 ということは、おそらく千秋楽の結びの一番まで裁くはず。有終の美を、飾って欲しい。

 白鵬が、自分で勝負審判のように、右手を上げて「物言い」を付けたことは、知られている。

 昨年の5月場所。豪栄道と鶴竜の一戦。その裁きは、ひっくり返った。

 ---力士が物言いを付けることは、許されるんですか?

 「許されます。私も、その時見ていて、印象に残っていますよ」と、協会。

 我が世の春という意識が、言いたいことを言わせたのか。

 しかし、是は是。非は非。真と偽は、押さえて書きたい

 白鵬の二日酔い発言には、報道によれば、協会に100件余りの☎が寄せられ、その9割が、白鵬に批判的な意見と感想だったとなっているのには、驚いた。

 実は、協会に取材した際に、そのこともついでに聞いていた。いつもと違い、電話がつながりにくかったので、おそらく感想が来てるな、と。

 件数は、正確に協会は数えていなかったが、約100件相当かな、と。しかし、内容は、白鵬に批判的な意見・感想と、気持ちは分かるという擁護派が、半々だと言っていた。

 ????

 作為的な流れを作ろうとしているな、と感じる。そうなってしまっているのは、やはり普段からの番記者に向けての態度、言動の反動が一気に噴き出したなと、思う。

 さらに、その後の白鵬、そして所属する宮城野部屋の親方の動きが拍車を掛けている。

 かねて言われているのが、親方の最高位が平幕くらいで引退してると、部屋頭の横綱は内心、馬鹿にしていることが多い、と。

 で、批判が高まっていると報道されたのを受けて、指導するべき立場にある宮城野親方は、あわてふためいて動いた

 27日。なんと宮城野親方、自分の相撲部屋に呼ばずに、自分から白鵬の自宅に足を運んで、説得、説諭に行っている。

 立場が、逆。平幕出身。まるで威厳が無いことの証明だ。

 まず、北の湖理事長に、1月28日。電話で謝罪。逢わずにだ。

 「本人も反省している」と言った、という。

 で、次に伊勢ヶ浜(勝負)審判部長には、直接逢って謝罪したと、報じられている。

 白鵬本人は、1時間にわたって話しを聞き、彼は「すいません」と言い、反省していたと言う。

 ??? はたして、それは本当だろうか?

 かなり、真偽は疑わしい。あれだけのコトをクチにした人間が、根に持っている男が、たった2日後に、コロリ!と変心するだろうか????

 またぞろ、表面化を怖れ、内々で収めようとはかる協会。これにて、一件落着として、闇に葬ってしまおうという図式と歪んだ構造。

 八百長発覚の時も、そうだった。

 おまけに、宮城野親方は、おかしなことを言っている。

 「言葉のあやを知らないから、こんなことになった」と。

 はあ???

 言葉のあや?

 あやつけるつもりは、毛頭無いが、それはおかしい。そのとらえ方、理解の仕方は、明らかに、おかしい。

 ちなみに、言葉のあや(綾)とは、 

 「言い回しの技巧、巧みな言い回し」

 または、「いく通りにも解釈出来るような、言い回し」と辞書にはある。

 コトは、勝負、その決め方、組織のありよう、仕組みのおかしさ、差別視。そして、人格、性格、言動。

 多岐に渡る。一度、膿(うみ)を切り裂いて、出し切った方が良い。

 なのに・・・・・

 明けて、29日。

 宮城野部屋から出てきた白鵬。報道陣が取り囲むなか、問いかけにまったく答える事無く、迎えの車に乗りこんだ。

 宮城野親方の言ったとされる通りならば、その場で反省や謝罪の一言が出て然るべき。ところが、しゃべらないばかりか、憮然とした表情。

 こりゃ、反省なんかしてねえな。ヘタすると、注意も出来てねえな。開き直られたな

 管理するべき立場にある宮城野親方。逃げる。しゃべらず。取材拒否。

 あ~あ。溝、深く、真も偽も、なあなあのまま。

 根に持った男は、変わることは無い。

 今言われている「相撲人気」。満員御礼は、日本相撲協会の努力や頑張りで、成し遂げたものでは無い。

 何となくの流れでそうなっているだけ。

 んなモノ、いつ気泡に帰してもおかしくない。いつ消えても、おかしくない。、

 波乱をはらんだ、あるべき基盤が、デタラメなまま、「手付かず」のまま・・・・・・。