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<リアル 愚政治屋 ルポ>橋下(はしもと)徹・大阪市長と、仲井真弘多・沖縄県知事の言動にだまされるな!

2013-12-28 05:55:00 | ニュース

 これから以下に書かれている記事は、昨年の10月18日の深夜に、公開したものです。

 沖縄県民が、総意を挙げて、心からの怒りを向けている「売県奴」仲井眞弘多について、後半書いています。

 あれから、1年2か月以上。

 

 やっぱり、危惧・指摘したことが、当たってしまった・・・・

 沖縄県民の皆様、是非、ご一読下さい。

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 ハシ下でも、ハシ本でも、どっちでもいい。出自が、関西では蔑視されることが多い民であっても、どうでもいい。また、家族を捨てた実父がヤクザもんであろうとなかろうと、どうでもいい。

 それにしても、いまさら、「週刊朝日」が、すでに他誌で報道されたことを塗り直して書き綴って、恥ずかしくないんだろうか? プライドは、無いんだろうか?

 それ以上に、佐野眞一、一体どうした? 後追いばっかりやって、晩節を汚して!

 血脈を調べて、強引に当人と結び付けちまう手法がお得意。それは嫌というほど知っているけど、近著「別海から来た女」にしても、なんの新味もない。私が調べて知ってた事実もあり、祖父の言にしても、すでに報道されたことの確認の羅列ばかり。通読して、佐野、老いたな!ペンを折れ、と痛感した。

 と書いたものの、別に”週朝”批判や佐野批判を ここで繰り広げるつもりはない。むしろ、塗り直しではあるものの、この時期に改めて出したことにより、大海に漕ぎ出した、泥船「ハシ下丸」を沈める一助を果たすかも知れないと思っている。

 なにしろ、我も我もと泥船に乗り込んだのが、民主党も巻き込んだ愚劣な烏合の衆。

 泥船の中で、すでに泥仕合が始まっている、ドロドロ状態。

 私が取材して一番ハシ下に危惧を感じるのは、言動をコロリと変える事。

 平気で、その場限りのウソをつくこと。

 前言を翻すことを、何とも思わないこと。

 それについて、ココロの痛みを、カケラほども感じてないこと。

 その資質は、ハシ下が、中学生の時からむき出しにしてきた。

 高校、大学、イソ弁時代、そして個人弁護士時代も変わらぬことがなかった。

 彼と長く関わった人達が、それにあきれ、驚き、かなり翻弄された。

 性器が関わった、セックスの前に、コスプレ着用を強要された愛人ですら、平気で言ったことを翻すハシ下に驚いたというコメントを読んで、この「言葉詐欺師」を、絶対に政治屋にも、ましてや政治家にもしてはならない! そう固く思った。

 「三つ子の魂、百までも」とは、良く言ったものだ。

 そんな人間、職場にいたら、信用出来ます?

 そんな人間、クラスにいたら、信用出来ます?

 そんな人間、近所にいたら、信用出来ます?

 三流タレントや、詐欺師やペテン師を弁護するのなら、まだ国民をだますことまでには至らない。しかし、この先は絶対に叩きつぶさねば、国民がだまされる羽目に陥る。民主党に続いて、またも! は、いやでしょう?

 「維新」とは、聞いてあきれる。

 国民の「威信」に賭けて、「異心」男の芽を摘まねば、やっかいなことになる!と、今から断言しておきます。

 一方の、仲井眞弘多(なかいま・ひろかず)沖縄県知事、73歳。

 この男、祖先は現・福建省から琉球王国(当時)に移住してきた中国人。その後、「帰化」して「日本人」となった。これもまた、出自は、さして問題ではない。

 東京大学を卒業後、典型的な通産省官僚の道をひた走って、そして、沖縄電力の理事へ天下り。

 その後、社長、そして会長へ就任。

 県知事に当選して、悪しき官僚感覚を甦らせた。

 

 クチでは「米軍基地の県外移転」を標ぼう。しかし、裏で秘かに上京して政府幹部と料亭で会談・密約。

 飛んでるだけで不安定な構造のオスプレイ駐留についても、すべて実質的に容認、また容認、それそれ受諾。

 ”見事な馬鹿り”の「政府の先兵」「パシリ」。

 時と場所で、オモテの顔とウラの顔との使い分けをこなしているだけ。

 見せかけの基地駐留反対発言。どうして、沖縄県民の大多数は、そのコトに気付いて、売国奴ならぬ”売県奴”仲井眞を糾弾していかないのだろうか!?

 キッチリ1度、検証して見て下さい。帰化人知事が就任以来、「基地問題」で、たった1つでも願い・主張が通ったことがありましたか?

 ひとつも、無いはずですよ!

 誰か、仲井眞の携帯電話の受信記録、及び発信記録と相手の?番号の記録を入手出来ないものだろうか?

通話録音してたら、きっと言ってるはず。

 「まあ、アレは立場上のポーズというわけで、ハハハ」

 「分かってますよ、心配しないで下さいよ。どうせ、出来レースなんですから。そちらも、それなりの”芝居”をしてもらわんと、ハハハハ」

 「またあの料亭で、一杯、やりましよう」

 一杯喰わされてるのは、沖縄県民なんですよ、気付いて下さい!


<リアル 女子フィギュア・スケート ルポ>あの安藤美姫の「全日本選手権」の滑りを見つめて

2013-12-22 23:29:11 | スポーツ

 いやあ、鬼の目にも涙、ではないが、あの安藤美姫(みき)のスケーティングを見ながら、何故だか、涙が溢れてきた。

 そんな自分に、自分でも驚いたが、本日の彼女の「ショート・プログラム」は、完璧な出来だったように思う。

 かねてより、ここ1発に強いことは、以前取材して書いた原稿では書かなかったが、知っていた。

 それが、本日も、発揮された。

 今まで、パソコン上で3本、彼女の厳実について書き、多くの検索を戴いた。

 その後も、付かず離れず、情報を集め、取材を続けていた。

 コレが、出場する最後の大会になるであろうことを知り、予感もしつつ、その滑りとジャンプを見ながら、彼女の想いを重ね、巡らしていた。

 それで、・・・・・・・。

 それでも一転、採点で「厳実」を突きつけられた。

 精一杯。自分が、今、出来ることをやれたはず。見せられた、はず。

 その結果が、64・87。

 最終順位は、5位。

 首位は、浅田真央(まお)。73・01.

 この差が、明日の「フリー・スケーティング」で縮まることはあっても、ひっくり返ることは、あり得ない。

 そして、今の安藤には、2位では、ソチ五輪には出場出来ない。

 ちなみに、2位以下は、鈴木明子、村上佳菜子、宮原知子。そして、安藤。

 上位5人全員、良い出来、観客を感動させるものを、抱えて、魅せていた。胸がグッときた。

 両足首には、ぶ厚いテーピング。肌色で包んでいたり、シューズをはいて、隠してはいるが、美しさを見せるための厳しい裏側をしのばせる。

 明日で、日本で見せる、安藤美姫の競技者としてのスケーティングは、ラストになる。

 鈴木明子も、別の意味でラスト。

 そして、1度書いたことのある、西野友毬(ゆき)は、全30人中、22位の、45・49。

 彼女も、これで公式競技会から去る。

 それぞれが、万感の深い深い想いを込めて、明日23日。さいたまアリーナの、特設氷上に立つ。

 じっと、見つめて、目に焼き付けておいて欲しい

 

 


<リアル ボクシング ルポ>「拳王」清田祐三  甦った! 2013・12・10のリングで!

2013-12-20 09:33:34 | スポーツ

 試合前に、思っていた。相手の松本晋太郎には失礼だが、清田”拳王”祐三が、勝つだろうな、と。

 ただ、会場にまで足を運んで、見届けたかったのは、勝利の結果だけではなく、清田が、「拳王」の名にふさわしい勝ち方を、いかにするか!? どんな流れで、勝ちをおさめるか!? に、関心があったからだ。

 以前は、試合後の深夜ではあるが、フジテレビ系列の地上波で放送されていた清田の試合。それが、どうやら、放送されないと聞いた。

 フジは、村田諒太と、井上尚弥の兄弟を、看板に押し立てて、全面バック・アップ。それは、あざといほど。だが、しょせんテレビ局は、報道機関では無く、商売営利企業。仕方ないか・・・・・・。

 しかし、「拳王」の試合の4日前に行なわれた村田の相手が、実は2年半近く、試合をしておらず、事実上引退の身だった、元ボクサーと知ったら、ボクシング・ファンは、どう思うだろうか?

 復帰して、1戦。判定勝ちこそしたものの、そこからまたブランクあり。

 村田と拳を合わせるために、日本のリングに上がった体つきを見た観客・観衆は、あまりの醜さに、のけぞったはずだ。

 上下動から、打つためのステップをするたびに、たるみきった胸板と乳首が揺れる。その上、ぶよぶよに成り果てた腹のたるみを隠すために、ぶ厚い腹巻状の布を何重にも巻いた、特注トランクス・・・・・・

 そんな、”昔の強かった戦績で、出てい~ま~す”相手に、なんとKOを見せるどころか、苦戦してしまった金メダリストに、この先、何を、どう期待しろというのだろうか・・・・・

 俗に言うゴールデンタイムにも関わらず、視聴率は、わずか6・6%。前回の6・9%を下回り、さらに関西地域の数字は、もっと低い。

 スポンサーも、村田&井上タッグの1戦ごとに、離れる傾向にある。費用対効果が、見込めないからだ.

 コマーシャルに出て、稼ぐばかりでは納まらず、愚にも付かぬバラエティー番組にでて、へらへらと愛想笑いをしてるようでは、早くも三流タレント内藤大助の、二の舞を予感させる。

 この年末・年始の特番に、村田は数多くの収録にのぞんだのではないか?

 だから、その前に間違いなく、輝かしい経歴に傷付かぬ、楽に勝てる相手を選んで、日本に,わざわざ呼んだ、ということか。なんとも、淋しいオハナシだ。

 それに較べ、一般の知名度こそ、村田に及ばないが、ひたすら、「拳王」の名にふさわしい道を、清田祐三は歩んでいる。

 今年、その清田の出稽古の練習風景を何回か見た。相手は、佐々木左之介(現在は、すでに、目を傷め引退)。スパーリングを重ねつつ、佐々木の質問に対し、具体的戦法を体で覚えさせていた。

 その性格からしても、遠い将来、ボクシング界に関わるのであれば、良いトレーナーや、ジム会長になりそうな気がする。

 そんなさなかで、ポロッと、リップ・サービスを、清田のトレーナー、古里光明が、披露してくれた。

 「近々、いい発表が出来ると、思いますよ。楽しみにしていてください」

 おっ! 清田の相手が、記者が活字にしたがるボクサーだな?

 ということは!?

 で、いろいろ探っていくなかで浮かび上がったのが、かの村田諒太。

 間違いない!村田が、1階級上の、スーパー・ミドル級でもやりたいと公言していたし、ノンタイトルで、体重を揃えれば、最も今、ボクシングファンが、見たいカードになる!

 そう思い、書いたら、あららあ?~

 フタを開けてみたら、なんと、世界戦だった。

 古里さん、「村田と?」と聞いた時、首を振るなり、「違うよ」と言って欲しかったなあ(笑)。

 相手は、WBOスーパー・ミドル級チャンピオン ロバート・シュティークリッツだった。

 「世界戦は、もちろん望んでいたんですが、オファーがあって、すぐ1か月ぐらいで試合を、みたいな感じになりますが、この飛び込んできたチャンスを生かし、思い切ってベルトを取りに行ってきます」みたいなことを、当時話していた。

 試合日は、今年の7月13日。場所は、ドイツのドレスデン。

 試合前後の環境は、フェアだった。

 佐藤洋太のように、クーラーを切られたリング周辺の温度、37・7度のなか、1時間半も待たされ、サウナに入っていたような後、挑戦者がクーラーの効いた控え室から出てくるという、汚い手口や、

 冨樫直美のように、「契約書」に、試合会場が書き込まれていなかった例もある。いざ当日になったら、とんでもなく高い山を2つ超えて、日本でいうと、北海道にある十勝岳頂上の高さにリングを組んだところで、試合させられた。

 「もう、2ラウンド終わったら、息が切れて、立っても、いられなくなっちゃつた」と、帰国して富樫は話してくれた。

 ・・・・・・で、2人とも、ベルトを失った。

 そんなひどいことは、ドレスデンでは、されなかった。

 が、実力と、巧妙な、ずる賢いテクニックに・・・・・負けた。

 相手のロバート。初防衛戦ながら、44勝(うち25勝の、レフェリー・ストップ&KO)3敗。

 しかし、いざ戦ってみると、清田がうなりを挙げたパンチを打ち込むと、すかさずクリンチ。というより、ホールド連発。

 ガッチリと、清田の腕や首を締め上げ、ねじあげる。その一方で、巧みに打ち込む。

 今後、そんな相手とも、闘わねば、ベルトは取れないことを、試合映像を見ていて痛感させられた。

 8ラウンドに、清田が、偶然のバッティングで左まぶたを出血。激しい流血は、止まる事無く、ついに、10ラウンド、見た目でも清田は持ちこたえられずに、試合をストップされ、それまでのスコアで、負傷判定へ。

 スコア、90-99.89-100.90-99.

 かなり、ロバートに身びいき判定。しかし、そう付けられても、仕方の無い完敗であつた。

 流血が無くとも、判定負けになっていた、と思う。

 しかし、通用する部分も垣間見られ、この先の世界へのベルト挑戦には、生かせられるなと、思った。

 なお、この試合結果は、のちにレフェリー・ストップ負けに、変更されている。

 それから5か月振りの、いわば「再起戦」が、この日の試合となった。

 体調不良で無い限り、勝てる公算が大きい。そう思いつつ、客席に着いた。

 この試合の前に行なわれた、日本フライ級タイトルマッチが、まさに「激闘」そのもの。素晴らしい試合だった!

 チャンピオンの粉川(こがわ)拓也も、挑戦者の村中優(すぐる)も、すべてを出し切った末に、判定を迎えた。

 結果は、わずか1ポイント差。それも、2-1で村中が、新チャンピオンに!

 観客は、リングを降りた2人に熱い拍手を注いだ。当然だった。

 その熱気がまだ冷めやらぬ20時57分、先に清田祐三が入場。

 金髪に染め、いつもながら、変わらぬ逆三角形の上半身。筋肉の盛り上がりが素晴らしく、今度は、今年3月のように減量に失敗して、救急車で病院に担ぎ込まれたとの噂も無く、キチンと仕上げてきたようだ。

 リングに登壇する前に、しばし、勝利を願ってか、祈る。

 その後、松本晋太郎が入場。こちらも、胸には、十字架のようなペンダント。

 どんな強打者でも、神頼み、か。いや、ツワモノ、だからこそ、最後に、何かにすがるのかも知れない。

 松本のこれまでの戦績。13戦して、10勝3敗。勝ち星のうち、8勝を、レフェリー・ストップ&KO勝ち。つまりは、KO率、8割。期待を持たせる数字だ。

 が、3敗のうち、1敗は、今から戦う「拳王」に、惨敗したもの。

 2人は、実は昨年3月に対戦。タイトルを奪いに行った松本だったが、打ち込まれ、7ラウンド終了で、松本陣営から、「棄権」の意思表示。

 それだけに、松本にとっては、単なる再戦以上の気持ちで、リングに上がっていた。

 対する清田は、松本と年齢は、わずか2つ上の30歳だが、倍以上の、試合を経験済み。

 それも、28戦して、23勝4敗1引き分け。23勝のうち、レフェリー・ストップ&KO勝ちが、なんと21!

 つまり、9割以上の、KO勝利率。8割 対 9割。

 タイトルに付けた、KO必至、というのは、そういうことでもある。

 試合

 

 Dscf0184 

 

<つづく>

 

 

 


猪瀬直樹、都知事辞任会見で、闇に葬られたコト。そして、知事選に立候補噂される人たちの危ない事実

2013-12-19 13:12:15 | ニュース

 本日、12月19日、午前10時33分から、36分間。

 猪瀬直樹が、あがいて、もがいて、その場しのぎのウソ発言の、2転3転から、まさに七転八倒しまくって、数日。

 このままじゃあ、辞めざるを得なくなり、ついに本日、会見を開き、辞任をクチにした。

 このまま辞めずに居座ったら、12月24日に「百条委員会」にかけられ、結果、都知事をクビになるうえに、あいまいな供述は、事実上許されず、刑罰がらみになる。

 このタイミングしか、辞任表明が無かった。

 何度もクチにした、都政の停滞などは、白々しい、表向きの名目でしかない。停滞しているのは、猪瀬のアタマ。

 しかし、猪瀬は、一方で、有権者からの刑事告発を受けており、これが、本日正式に受理された。

 今後、猪瀬への、取り調べが開始される。

 今度は「個人的な借り入れ」などという、虚偽供述は、通らない。

 階段を一つ踏み外すと、刑事被告人として、法廷で裁かれる可能性もある。

 ウソを、ウソで塗り固めようとしてきた手法は、もはや通用しないことを、猪瀬に言って置く。

 猪瀬にとって、厳しい茨の道は、まだまだ続く。

 「2020 東京五輪招致」の成功など、屁でもない。あれだけの、巨額の裏金をばらまけば、誰でも、成功する。

 「表向きは、ねっ」と、切り出して話す、招致の実行委員長の発言は、興味深い。いずれ、ウラを、ばらして書きます。

 さて、本日の会見。

 猪瀬が、やっと自らが「ゴーマンだった」と認めた。私は、ウソは書かない。打たない。

 そう認める一方で、質問する記者たちが下手だったこともあるが、あの5000万円受領の前後、すべてのいきさつを、イタチの最後っ屁の如く、その一端でもいいから、初めて正直に、披瀝させて欲しかった。

 これから、取り調べを受ける身の上だから、話せなかったにしろ、あの場で、すぐキレる性格の猪瀬を、ムカつかせて、本音をしゃべらせて欲しかった。テクニックと、やり方次第。持ってき方は、あるのに・・・・。

 さて、もし蓮舫が、出馬するのなら、落としてみせましょう!

 彼女の、事務所問題をまず、追及しましょうか?

 国会近くの、ただの、ワンルームが、蓮舫の政治活動するための事務所。でも、彼女、宿泊すらしない。むろん、事務職員も来ない。なのに、人件費や、多額の諸雑費を、請求し、支払われているんですよねえ。

 これ、不正! もろに、虚偽、犯罪

 なにしろ、このワンルームの貸主の、千葉市のマンションにすむ、女性の大家さんが、不思議がっていた。

 「あんな部屋を、政治家の事務所に? いまだに、信じられないんですけど・・・・。机なんか、2つ3つなんて、置けません。狭くって。部屋代? それは、キチンと毎月毎月、振り込まれているから、良いんですけど・・・・・・」

 目黒区の自宅を、以前「政治事務所」にしていた蓮舫。私を、睨みつけながらも、いつも逃げ回った蓮舫。最初、キャバクラ嬢? と、勘違いしてしまった厚化粧の広報担当秘書も、いまだキチンと、答えない。

 やれやれ・・・。

 橋本聖子

 この女、リーダーシップ能力、まったく無し!

 政治能力、無いっ!

 以前、2006年、日本スケート連盟の会長職についた時に、同連盟でカネ、ヒト、の、刑事事件になった、大きな不祥事があった。

 ところが、会議のなかで、何一つ自らせず。改革、出来なかった。

 本人に直撃して、どうしていくのか? 問い質したのだが、答えをにごして「・・・・・」

 結局、「よきに、はからえ」

 問題を引きおこした、汚濁幹部たちに、そう指示してるんだもん!

 ダメだあ、この女。政治手腕が、いざという時に、まるで無い!

 そう、痛感した。

 都知事? 無理無理。もし、なっても、「お飾り」でしかない。

 小池百合子

 ダメダメ。ただの、つけまつげご愛用の、「政界芸者」

 それ以上でも、それ以下でもない

 政治屋になってしまってから、ただただ、男たちのご機嫌を、その場、その場でとりつくろって、政界を泳いでるだけだもん

 小泉純一郎の政権末期の頃、仮公邸になっていた、五反田にある屋敷に、作らせた弁当を、まるで「手弁当」のような顔して、持参、日参したのが、わかりやすい具体例。

 「じじい殺し」の、別名を持つ。

 それで都政を切り盛りする能力、無いもん!

 男も、女も、まともな人材、いないねえ。


 猪瀬直樹、供述が2転3転の末、七転八倒し、やっと辞任! といって、女狂いの東国原はペケ

2013-12-19 01:06:22 | ニュース

 やっと、ブタが、都庁を去ることになった。それにしても、ひどい悪あがき振りを見せまくった。

 「秘書が、秘書が」は、ともかく、この世を去った妻まで、引っ張り出して、供述するに至っては、人間として、クズ!と、痛感させられた。

 たまに、都庁に来る、猪瀬。一週間のうち、定例会見のある、金曜日だけだった週もあった。

 前回の原稿では、1日あたり、30万円と書いたが、さらに取材・調査を進めていくと、50万円と判明。

 副知事時代に、すでに4000万円を手にしていた猪瀬

 東京電力と、敵対してるかのように装いながら、裏で交渉している疑惑も、判明してきた。

 それもこれも、居座り続けるのなら、記事化する予定でいたが、今夜は、辞任の意向を聞いたので、これにて終える。

 まずは、めでたい、喜ばしい!

 また、”ゼニゲバ”猪瀬のことだ、退職金の類いは、もらって辞めるんだろうなあ。

 もう、嘘つき猪瀬のことは、国民の意識のなかで定着した。もう、奴の書く記事は、信用度、無し!

 この世から、去って、ひっそりと余生を送って欲しい。

 東国原については、いずれ書く

 またも、税金泥棒と、オンナ狂いは、都知事に、ふさわしくないから

 

 


< リアル ボクシング ルポ > 負けても、王座防衛? 亀田大毅騒動に、とどめを刺す!

2013-12-17 22:54:58 | スポーツ

 また、亀田かあ・・・・・。今までは、あえて、書かないで来た。

 ところが、本日に至って、[法廷闘争に]な~んて、見出しが躍った。

 あおり文句。野次馬感覚の、見出し。そうとは、知りつつも、もはや、書かなくてはいけないな! 動かしがたい「証拠」を、明示して。

 そう思い直して、今、キーを叩いている。

 長らく、亀田組・亀田一家を取材し、何度も、京成線 お花茶屋駅で下車。

 彼らの拠点であったジム前や、周辺に通い、彼らの生活や、練習の実態や、「本当の強さ」を、徹底取材。壁にまで、耳当てたことも、数度。懇意になった近所の人たちもいる。

 亀田一家が、隠したがった裏側までも、記事にしてきた私にとっても、このたびの、亀田大毅の、負けても、王座に居座る騒動には、またかよ! と、いささか、あきれ果てている。

 すでに、ボクシング・ファンや、騒動が大好きなネット・おたくらは、そのいきさつについては、ある程度知っていると思うので、ここでは、再度、書かない。

 今回の疑惑の前の、興毅が韓国に渡って行なった試合でもそうだったが、採点発表が、とりわけ、3兄弟の試合では、いずれも遅い。遅すぎる。

 そんなに、時間がかかるはずは、ありえない。なにしろ、毎ラウンドごとに、採点票を集め、そのたびに、集計しているのだから、ものの1分もかからず、集計出来なければ、おかしい。

 最高でも、120。小学生の低学年でも、足し算で出来ること。ところが、興毅の韓国の試合では、なぜか、ついに放送時間内に発表出来ず。おかしな話題となったばかり。

 今回の大毅の試合では、双方の選手のスコアを、逆に1人のジャッジが書き込んでいたので、訂正に時間がかかってしまったという、おかしな、言い訳。

 だから、ますます、あらぬ疑惑までも、膨らんでいく。

 かつて、日本ボクシング・コミッション(JBC)に、聞いたことがある。

 ーーあの待たせている間に、書き直しを、こそっとして、勝敗の結果を、すり替えることが、可能なんではないのか?

 「いえ、それは、無いはず。ありえない」

 そう、「・・・はず」より、さらに、強い意味で、言われた。もう、性善説、まっしぐら。

 だけど・・・・・。疑惑、疑問は、いまだ消えない。ことに、「亀田」だから。決して、思い込みでは、なく。

 人の記憶からは、消え去りつつあるが、、大毅の前回の試合。亀田一家が、JBCの職員を軟禁し、ドアの外に聞こえるくらいの怒声で、詰問し、震え上がらせた過去がある。

 もはや、やりたい放題。

 父の史郎は、日本での試合では、セコンドに立つことは、出来ない。永久追放処分を喰らっているためだ。

 しかし、外国では、問題ないじゃろうが! とばかりに、先の韓国の興毅の試合では、セコンドに立った。

 折しも、賭博をしに韓国に来ていた、とある演歌歌手が「君が代」を歌った。

 そして、今回の、亀田大毅の試合。ソリスに負けて、IBFの王座は、はく奪され、王座は空位になるものだと、誰しもが思っていた。

 なにしろ、IBFの立会人、リンゼイ・タッカー自身が、記者団に対して、そう、試合前日の12月2日、「調印式」にあたって、明言したのだから。むろん、その後に行なわれた、双方の陣営も交えての会議でも、それが、確認されている。

 実際、亀田3兄弟の、オフィシャル・サイトである、「KAMEDA 3BROS」でも、12月2日付けで、こう打ち込まれている。

 Dscf0732 「ソリス選手が勝利した場合は、IBF,WBA、共に王座が空位という状態になります」

 さらに、大毅自身のブログでも、同じ日の、19時0分16秒の、打刻で、こう打っている。

 Dscf0730 「ソリス選手が勝った場合は、両方の王座が、空位になる」

 今日現在、この日の「大毅」のブログのくだりは、削除や、抹消されていないので、興味ある方は、自分の目で確認してみて下さい。

 ところが! 先に掲載した「KAMEDA 3BROS」の、「しかし、」からの2行が、すっぽり、突然削除された。

 残してあった、ボクシングのブログで、名をはせている「拳論」から、その部分を、勝手ながら、転載させて戴いた。

 削除した代わりに、「KAMEDA 3BROS」では、12月6日付けで「お詫び」の題で、こうおかしな言い訳をしている。

 

 Dscf0734 「この文は、私が、報道されていた記事から引用したもので、この1文には誤りがございましたので、削除させて戴きました。私の認識不足により・・・」

 「スタッフ」というだけで、一体、誰なのかが分からない。

 試合後の、先の立ち合い人、リンゼイ・タッカーが、「大毅が、王座を防衛した」と、とんでもないことを言い出したことから、この騒動・事件が始まった。

 しまいには、「王座が空位になる、なんてことは、私は言っていない。君たちの聞き間違いだ」と言うに至っては、もはや、日本のボクシング界を、バカにし、たーかーをくくっていたとしか、思えない

 幸か不幸か、WBOと違い、誰もが強い、最強と認めるチャンピオンは、IBFには、皆無に等しい。

 それでなくとも、認定料欲しさに、暫定王座乱発で、WBAやWBCに、好きなように振り回されているJBCとしては、その方が良い。

 騒動になって、亀田サイドは、リンゼイと、口裏を合わせる様に、試合前日には、大毅が、例え負けても、王座は失わないということを知っていた、と言い出したが、肝心の大毅は、恒例の「一夜明け会見」を拒否して、マスコミや、ボクシングファンの前から逃走。

  しかし、大毅のブログの一文は、残っており、今となっては、まさに「動かぬ証拠」。

 亀田一家が、裏で「意思統一」されていない証しでもあるのは、笑える。

 元凶は、相手が前日計量で、規定体重を1グラムでもオーバーすれば、大毅が負け続けても、永遠にチャンピオンでいられる、おかしな制度を創ったIBFではある。

 だが、それにしても、亀田一家のデタラメさにも、あきれ果てる。

 なにやら、猪瀬直樹にも似て、今後の発言が、2転3転どころか、七転八倒しそうだ。

 大毅が、平気で、ペロッと2枚舌で言うんだろうなあ。

 「勘違いしとった」な~んてさ

 

 

 

 

 

 

 

 


 <緊急提言>ゴーマン不遜の猪瀬”蓄膿症豚顔”直樹。言い訳を全て信じて聞き直すと、疑惑一杯

2013-12-16 19:26:10 | ニュース

Dscf0225  12月13日。まさに、13日の、金曜日という、不吉な日。

 蓄膿症ブタにとっては、自業自得。毎日絶壁に立たされた、不吉な日々が、まだ続く。

 またも、やりやがった、質問途中の、打ち切り「都知事定例会見」。都合、たったの3分28秒。

 「これでも、会見ですかあ!?」 「知事~っ!」。そんな怒号が、あちこちから飛ぶなか、スタスタ、ぶーぶー。あららあ、去って行きやがった。

 就任以来おとなしかった、子羊番記者たちも、ここにきて、やっと声を挙げ始めた。

 「知事! そういう言い方は、人間として、否、ブタとしても、おかしいですよ!」というような、対等にモノも言えないで、ぐっとガマンしていた、無能番記者たち。

 ゴーマン不遜にさせてしまった責任の一端は、子羊たちにもある。が、無能ゆえか、それを感じてもいない。

 さしで、きちんと質問出来るのは、新宿新聞の古参記者だけ。

 東京MXテレビに、タイマー録画を合わせていた。13日、午後4時から、ちんちくりん体型の蓄膿症が、顔を出して、たちまち、ふてくされて(写真上)、そして、すぐ消えた。

 あの、「選挙資金」でしかない、5000万円。徳田側の情報では、先月末、「実は、当初、猪瀬自身から、「1億5000万円用意していただけないか?」という、申し出があったという。

 それは、その場に立ち会った者の、証言だ。そのため、事実上、息する半死人の、徳田虎雄が、「なんとか、5000万円でおさめて、納得してもらえ」と、会談後、息子に指示。

 新右翼「一水会」の、教授職の男と同席。

 徳田サイドの話しからすると、ブタのカネの無心、金額には相当、こだわり、ねばったと言う。

 ブタ本人の、言ってることとは、真逆と言っていい。

 で、この一件、ヘタすると、事件化する可能性もある。

  だから、都庁へ来た時との発言と、その後の会見での発言が、コロッと、とたんに変わったのは、公職選挙法違反や、贈収賄罪に問われる可能性を知ったからだ。

 たかを、くくっていたブタは、あわてふためいた

 その後も、流れの中での、「猪瀬直樹」という人間の発言が、コロコロ変わってきたのは、ともかく、罪を逃れて、この場をしのぎ切りたいという、悪あがきの犯罪者心理に、他ならない。

 多汗症? と、あざけ笑われているのも、その表れだ。

 さて、猪瀬の発言を、そのまま「事実」として、キチンと整理して聞くと、もはや、自分の行動すら、覚えていない、間違う、意図的にウソをつく、記憶が無い、すぐムカつく・・・・・

 もはや、老人性痴ほう症、精神分裂症と言う他ない。

 そんな人間に、都政をになわせること、出来ますか?

 都政を、任せること、出来ますか?

 加えて、人望の無いこと、おびただしい。

 その、ゴーマン、不遜振りについては、私が、今年の3月、次いで5月に、具体例を挙げて、いち早く、彼に危惧感を抱き、書いてきた。

 さらに、そのゴーマンぶりに、拍車がかかったのが、「2020年 東京オリンピック 招致」が、成功してから。

 誰に教わったのか、身振り手振りの、オーバー・アクションさ。もう、笑える。

 ちんちくりんの体型のため、ともかく、おかしい。ホントに、笑える。

 ゴーマンさは、その後も、さらにエスカレート!

 定例の記者会見では、都庁からのお知らせや、報告があれば、まずブタが冒頭に話すのだが、それまでボードなどに張り付けたもので説明していたものを、最近は、若い職員を呼びつけて、自分の右側に立って、ボードを掲げさせている。

 そして、説明が終わるや、もういい、とばかりに、あっちへ行け!の目線。

 人を人とも思わぬ、ゴーマン不遜さは、ますます、増長! ワンマンさが、際立ってきた。

 その矢先の、徳田疑惑、ブラック ・マネー事件。

 支援してきたかのようだった、自民党など、議員全員が、反旗を翻して、ブタの敵になった。

 むろん、都庁の職員も敵目線。

 毎日、都庁に通勤しているわけじゃない、ブタ。それは、石原慎太郎に習ってのモノ。

 このブタ。1日あたり、30万を手にしている。自分が出勤しなくても、副知事がこなしてくれる。馬鹿でも勤まる仕組みになっている。

 それにしても、今日また、日付けの供述を変えた、ブタ。

 かの5000万円。貸金庫にしまわず、タクシーで自宅に帰る前に、20分、立ち寄った事務所におろし、仕舞いがてら、選挙資金として充当したというのが、真実。

 今日は、病弱になっていた妻(その後、死亡)が、1人で、貸金庫に運んだと言う。

 1万円札、5000枚は、実は、頭で想像する以上に、重い。

 貸金庫の記録を調べれば、それが、真っ赤なウソだということが、簡単にばれる。

 ウソに、ウソを積み重ねるブタ。

 知事になる前の、経済講演会でも、講師としてきたときの態度は大きく、慇懃無礼、ゴーマン振り発揮。

 そんなこんなの、しっぺ返しが、今、我が身を襲っている。

 それでも、気付かないんだろうなあ・・・この、蓄膿症ブタは、

 自分が、他人に対して、どんなひどいことをしてきたか?を。

 ブタに対する、まず都議会での取り調べは、明日、そして24日も続く。

 ブタにとって、苦しみマス、イブ。

 辞任は、目の前だ。選択肢は、ソレしか、無いっ!

 むろん、国民としては、徳田マネーに群がり、むさぼった、自民党議員、93名への追及も、忘れてはならない。

 徳洲会病院の、誤診以前の、患者にとって、まったく必要のない、高額治療を拒否したにもかかわらず、強行する「診療」の仕方。

 そして、患者に請求するという、悪徳手口の詳細については、いずれレポートする。

 

 本日の、都議会総務委員会では、すでに報道された、ブタの選挙活動に関わる、収支報告書のデタラメさについて、追及。

 自身が責任を、最終的に負わねばならないのに、特別秘書の鈴木に聞いてくれ、と逃げまくり。

 これら、すべて、とても、元ライターだったとは、とても思えぬ、悪辣ぶり。

 もし、ブタが、取材する立場だったら、どうこのワルを、書くだろうか?

 すでに、3月に指摘したが、「立場変われば、ヒト変わる」

 その典型的なタイプだ。

 もはや、辞任しか、残された道は、無い。さもなくば、ブタが、ブタ小屋に拘留されるか!

 ブタは、知事には不適格だった。

 そういう、ことだ。

 

 

 

 

 

 

 


 ぶらり、初冬の旅。日本人なら、誰もが知っている世界遺産の、「富士山」の、夕暮れ

2013-12-15 23:26:42 | 旅行記

 冬の晴れた日。且つ、風の強い日。

 富士山が、夕暮れに、遠くからでも、クッキリと、稜線を際立たせて、見えることがある。

 12月15日が、そんな日だった。

 寒さが、少しこたえたが、その美しさに、しばし、見とれた。

 

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 世界遺産、それに値する。

 改めて、そう感じた

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<リアル ボクシング ルポ>続報記事。12月11日、プロテストに湾野健太(船橋ドラゴンジム)は見事合格

2013-12-14 23:30:14 | スポーツ

 先日、書いた記事の、いわば続報と、いっていい。

 船橋ドラゴンジムへ取材に行った際に知った、C級プロテスト受験者、湾野健太(写真下。縄跳びをしている)は、見事、合格していた

 Dscf9946 ちなみに、その左で、真紅の上下ジャージを着込んで、シャドーボクシングをしているのは、このジムの会長・渡辺昌龍(63歳)。

 合格はしたものの、アルバイトと、学校への通学の日々のなか、どう折り合いをつけて、デビュー戦に臨めるかは、未知数だが。

 且つ、スタミナの課題もある。

 いつの日か、デビュー戦の記事を書きたい。あの右フックは、得難い。

 なお、顔も知らないが、同じ日に受けた、松本成月(なつき)や、秋月望夢(のぞむ)も、合格。

 この日の、C級プロテスト、受験者数、48名。そのうち、合格者数、31名。合格率、64・6%。

 3人に1人は、不合格。

 相変わらず、プロとしての入り口からして、厳しい世界。

 その後、12月20日のデビュー戦で頭部に変調をきたし、救急車で搬送され、緊急入院。緊急手術を受けたものの、年が明けて1月6日。

 残念ながらこの世を去った、岡田哲慎の関連で、ボクシングの「ボ」の字も知らないとしか思えない、2チャンネルの類いがネット上に溢れた。

 その中に、少子化のため、プロテストでは、全員を合格させている。まだチカラの無い者が、プロとなってリングに上がるから、こういう事が起こるのだ、という書き込みがあった。

 事実を、キチンと調べることもしないで、テキトーに書き(打ち)飛ばすバカがいる。

 ボクシングの「プロ」としての厳しさを、知って欲しくて、追加補筆した。


<リアル ボクシング ルポ>おおっ!2戦2勝(1KO)の、その名も「徳岡平等院」。現役、迷いつつ続行

2013-12-10 15:35:56 | スポーツ

 アレッ? 2試合戦って、全勝。11月18日、3-0の判定勝ちする前から、確か「引退」表明してたはずの、その名も「徳岡平等院」(写真下)が、ジムのリングで堂々とシャドー・ボクシング

 

 Dscf9902_2 疑問が湧いたら、聞くのが、記者。タイミングを見計らって、”平等院”に、尋ねた。

 実は、彼を取材に、この「船橋ドラゴンジム」に来たわけじゃない。目的は、このジムにいる、スーパー・フェザー級 名雪貴久(なゆき・たかひさ)。が、ネットでジムの「試合レポート」で見た髪型とは、違っていて、おまけに失礼ながら、顔が違って見えた。

 しかし、同じ坊主頭で、ネットと同じだったのが、この「平等院」。

 もう、分かりやすい顔。1度聞いたら忘れない、明らかなリングネーム。試合写真で見たトランクスには、「京都 宇治」とある。ははあ、それで「平等院」か。おそらく・・・。

 見るからに気さくそうな印象だったので、まっ先に聞いた。 

 --引退したんじゃなかったんですか? ジムの「試合レポート」で、そう書いてありましたけど?

 とたんに、それ聴いて、本人、苦笑い。

 「いやあ、そのつもりでいたんですけど、まだやれるかな?と。何か、やり残したことがあるような気がしてきて。それで、まだやりたいなと。ジムにお願いして、続けております」

 リングネームは、やっぱり、想像した通り、郷里の宇治市にある、国宝の平等院にちなんで、命名したとのこと。

 その上、恐れ多くも、「世界遺産」。どんな建物かは、10円玉を見れば分かる。にしても、こりゃまた、すんごいリングネームをつけたもんだ。ちなみに、階級は、フライ級。

 試合では、友人たちが、「徳岡平等院を、世界遺産に!」と大書した横断幕を、堂々と掲げるほどだ。

 なので、3連敗でもしたもんなら、故郷に恥ずかしくて帰れないかも。

 ーーでは、来年3月くらいには、次戦を?

 「いや、そうもいかないなと。仕事が、あるんで」

 聞けば、六本木のジムで、インストラクターをしている、正社員。会社も、あくまで仕事優先の方針。試合前、試合後に数日間も、自己都合で休まれてはかなわない。ならば、多くのボクサーのように、アルバイトやれば? と思うが、それでは、将来の生活と安定が望めない。

 「正社員」で、「プロボクサー」

 この両立は、我々や、ボクシングファンが想像する以上に難しい。ましてや、出世しようと思ったら、さらに大変だ。

 以前、「大川泰弘」というボクサーを、取り上げたことがある。興味のある方は、「リアル」から打ちだして、検索してください。

 その大川は、結婚し、子供も生まれ、そして、会社の協力と承諾を取り付け、今年8月5日、ようやく2年3か月振りに試合に出場。

 激闘の末、勝利を手にし、強打者のランカーを破った。そして、同僚たちの大声援を背に、次の試合の許可も、その夜、会社幹部から得た。

 現在、日本ウエルター級7位。この12月18日。4か月半ぶりに、後楽園ホールのリングに立つ。負けたら、おそらく次の試合は、無い!

 今、「平等院」が、どんな立場にあるのか、詳しいことは聞いてない。

 シャドーボクシングをしている上の写真を見ると分かるが、リーチ(腕)が、長く見える。

 「ハイ、そうなんです」と、当人。

 それを生かした、左右のストレートが、際立って良い。2試合とも、それが、生きた・・・らしい。

 おっ! ヘッドギアをして、スパーリングが始まった。本来の目的の名雪が、入念過ぎるくらいにストレッチを繰り返しているので、その間を縫って、そのスパーリングを見る。

 Dscf9907 右の、全身が細い方が、平等院。ちなみに、本名は忠司(ただし)。

 で、相手の背の低い、赤いヘッドギアとグローブを付けた若者の名前は、・・・聞いてなかった。ニコニコとして、愛想が良い。

 やはり、平等院のストレートが、キレイに良く伸びきっており、赤を踏み込ませない。これが、今後も試合を重ねられていけるならば、という条件付きだが、武器になりそうだ。

 マスよりは激しく、しかし100%ではなく、70~80%のチカラで打ち込んでいる。片や、赤は、フル回転。

 思い切って、打たれるのを覚悟の上で、勢いよく放った左右のフックが、パパーン!と、小気味いい音を響かせて、平等院のヘッドギアにヒット!

 それが、2度、3度。折しも、練習しにジムに入ってきた女子練習生が、目を丸くして驚いていた

 むろん、全体の流れは、平等院があしらうカタチでは、あったが。

 その赤の青年に聞く。名前は? 「わんの・・・・わんは、湾です。湾野健太です。平成4年の12月14日、生まれです」

 なんと、この12月11日(水)に、「プロテスト」を受けると言う。

 合格すれば、3日後に、嬉しい気持ちで、21歳の誕生日を迎えることが出来る。落ちれば、・・・・・辞めたくなりがちになる。

 Dscf9918 山田昌洋(まさひろ)トレーナー(写真上。右側)の構えるミット目がけ、パンチを入れ込む

 

 「力まなくて良いから! 無駄なチカラを入れずに」と、山田のアドバイス

 実は、今まで1度、受ける予定でいたのだが、仕事が入り、直前で行けなくなってしまったこともあったと、ジムの渡辺昌龍(元・日本ライト級1位)会長が、教えてくれた。

 湾野は、アルバイトしながら、あるお堅い公務員を目指すための学校にも通っていると、会長。

 めちゃ、多忙。だから、「練習も、休みがちなんだよねえ。良いモノは、持っているのにさ」と、会長。

 むしろ、練習熱心なのは、渡辺会長。

 なんと、見てたら、シャドー・ボクシングや、縄跳びを始めた。オントシ、63歳!

 「もう、7~8年、毎日続けているんだよ。身体、軽いよ。糖尿病にはなりたくないんでねえ」と、ニッコリ。

 いやあ、いろんなジムに行ったが、会長自ら、今も毎日やっている人は、初めて見た。おったまげた!

 かたや、仕事優先の湾野。なかなか来れないために、ジムの人達がクチを揃えて言うのが、「スタミナが、無い」ということ。

 もっと練習を重ねなければ、デビュー戦の4ラウンドは、持たないのでは?と、皆が言う。

 プロテストには、ジムから、松本成月(なつき)と、秋月望夢(のぞむ)も受ける。

 「時代だよねえ。こういう名前、昔はいなかったもんねえ・・・」

 会長が、ポツリ。

 受験料は、6300円。ボクシングの知識を問う、ペーパーテストと、体重測定と、健康診断。そして、ヘッドギアと、マウスピースを付けて、スパーリングテストを実施し、合格・不合格が決定する。

 1ラウンドは、3分ではなく、2分半。それを2ラウンドこなす。相手も、同じ受験生だ。

 合格定員は、無い。だから、全員合格の時もあれば、3分の一の時もある。全員不合格という可能性もある。

 結果発表は、後楽園ホールの控え室前の廊下に貼ってあるのを、見かけることがある。あとは、業界誌の片隅に小さく載るくらい。

 しかし、これがプロボクサーの、スタートだ。合格が、全ての始まり。非公開が”厳則”だ。

 さて、湾野は、どうなる?

 翌日、ジムに行くと、アララ、姿見えず。さぼり?

 会長が、言う。

 「いやね、世界戦のチケットが、回ってきてね。もらえたので、観にいくか?と聞いたら、行きたいというのでね。今頃、観てるんじゃないかな」

 それを観て、湾野、どう刺激を受けたか? 

 どう、自分の夢を広げたか? 

 はたまた、仕事との兼ね合いが、どうなっていくか?

 もし、1度、不合格になっても、めげるな!

 実は、何度も取材させて戴いている、佐藤通也(みちや)という、プロボクサーがいる。

 彼、最初のプロテストに、残念なことに、落ちた。2度目で、やっと!・・・・・・また、落ちた。3、・・・・4・・・・・・・

 なんと、合格したのは、5度目の挑戦で!

 それでも、無類の生真面目さと、努力と、強さで、ケガにもめげず、なんと、日本スーパー・フェザ―級のランキングに、2度も入った!

 それだけでは無い。同級チャンピオンの金子大樹(現在、大晦日に内山高志の世界タイトルに挑戦するため、タイトル返上)に挑戦。タイトルマッチにも、絡めるまでになった。

 負けはしたものの、不屈の闘志を持ち続ければ、不合格など、屁でもない実例だ。

 おそらく、彼しかいない、極めて稀有な例ではあろう。しかし!

 佐藤通也は、プロテスト合格を目指す、すべての受験生に向けて、言う。

< 1回位、落ちた位で、プロボクサーの夢をあきらめる選手もいると思うんですが、僕みたいに5回目で受かっても、頑張って、あきらめなければランキングに入れた。        

 正直、落ちた時は、めげましたよ。でも、もう1回、もう1回と、頑張り続ければ、良い結果が、必ず、出ます。これからの選手への励みになれれば、と思っています! > 

 東洋・太平洋や、世界のチャンピオンで、デビュー戦、KO負けスタートの選手も、私、何人か知ってます。

 

 

 湾野健太。

 12月11日。さあ、夢のスタート、迫る!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


<リアル ボクシング ルポ>やたら「忙しいんです!」と力説する一場仁志。試合相手、名雪貴久は・・・

2013-12-10 14:14:57 | スポーツ

 スタートからして、おかしかった。

 そして今、取材を終えても、心がざらついている。

 久しぶりに行った後楽園ホールの通路で、久しぶりに、一場仁志(いちば・ひとし)に遭遇。

 彼については、2度ほど書いたので、知ってらっしゃる読者もいるだろう。

 プロボクサーに会ったら、挨拶代わりに聞く言葉がある。

 「次の試合は、いつ?」

 その答え方によって、それぞれの置かれている事情や、今を、推し測れるからだ。単なる、スケジュール以上に。

 で、一場にも、むろん、聞いた。

 「忙しい」

 はあ?

 「忙しいんです、僕! う~ん、12月20日です」

 はあ? あまりに、唐突で、つながらない、お言葉に??

 相手は誰ですか? の問いには、応えず。

 一場の中で、非公表の選手って、いったい誰なのだろう?

 去り際、こう彼は、言った。

 「次、お願いしますよ」

 はあ??

 その意味するところは、12月の試合ではなく、その次の試合について取材に来て、書いてくれよ。そういう事なのだろう。

 私は、君の御用記者ではないんだけどなあ・・・。ましてや、どんな意味か、知らないが、忙しいプロボクサーに、その多忙なスケジュールを裂いて戴いてまで、取材して、書かせて戴く、心の余裕までは、無い。

 とはいえ、隠す相手は誰なのか?

 気になった。すぐ、調べた。もはや、仕事上の習性。

 名雪貴久(なゆき・たかひさ)。

 今までの戦績。10勝9敗。うち、2つのレフェリー・ストップ勝ちがある。

 今年の7月29日。久しぶりの7ラウンド、レフェリー・ストップ勝ちをおさめているものの、数字の流れを見る限り、勝ったり負けたりか。

 一場。そんなに忙しいのなら、アルバイト代から「違約金」払って、試合に出なければ良いものを。そうも思ったが、相手を言わなかった裏には、勝って当然の通過点と軽く見てるのか。はたまた、忙しくて、練習をする時間もなく、不調なのか? 試合に向けての調整が、うまくいってないのか?   

 だから、格別、書いて欲しくも無いのか?・・・

 それを一場に聞いていないし、もはや、聞く気も無い。

 相手の名雪の、せめて練習を見たい。そう思った。所属ジムが、「船橋ドラゴンジム」だったから。

 誰が?ということはないが、このジムの選手の、負けても勝っても、ひたむきな戦う姿勢を、感じていたから。

 例えば、浅野裕一。ボクシングを続ける、取り組む人柄に、惹かれる。来年の2月28日の試合を控えて、黙々と練習を積み重ねていた。勝ちたい! という気持ちが、伝わってくる。

 事前に連絡を取り、ジムへ伺った。そろそろ、名雪のストレッチや準備運動も終え、サンドバッグを叩き始める頃を狙って、行った。

 ホームページでの、「試合レポート」では、髪を伸ばしており、一見して分からず。「名雪さんて、どの方ですか?」と、紹介してもらった。

 彼、無言で、ペコリ挨拶。

 「すいません。練習、見させて戴きます」と、私。

 まだ、ストレッチを続けていた。それも、入念過ぎるほどに、ゆっくり、ゆ~っくりと。まるで、静止画像を見るかのように。

 それも、首の強化を軸にだ。

 そのあと、腹筋、そして逆立ち。それも、「首逆立ち」(写真左下)。

 Dscf9911 「ああ、アレですか? 以前、亀田(興毅)の(番組を)見てたら、やっていたので。自分でも出来るかな?と思って、試しにやってみたら、出来たので」

 「首? 別に、特に弱くはないし。強化するという意識は、無いです」

 「トレーナーが、遅れてジムに来ると言うので、来るまでの間にやってただけです。特別、意味はないです」

 以上は、その後、やっとシャドーボクシングを始め、やがてミット打ちに、サンドバッグ叩きと、全ての練習を終えてから、聞いたコメント。

  「しゃべりは、上手くないんです」と、本人。んん…確かに。行きかう言葉が、はずまない。プツン。またプツンと切れる。

 生まれは? と聞いたら、「千葉県の銚子市の、病院の中ですね」

 かつては、学校で、バスケット部にいたが、なかなかレギュラーになれず。ならば、個人技のスポーツがいいなと。それで、ボクシングに。

 練習を見た限りにおいては、1発で対戦相手をマットに這わす強烈なパンチは、持ち合わせていない。多彩な、コンビネーションは、持っている。が、その強弱は、乏しい。

 足。フットワークは、良い。

 --アレは、バスケットを、やり続けていたから? そう、聞いてみた。話しが、つながるかな?と。

 「いえ。そう、よく誤解されるんですけど、関係ないですね」

 では、と。相手の一場のことについて、聞いた。

 「1年位前に、彼のジムに行って、2回ほどスパーリングしたことあります」

 おっ! その、印象は?

 ・・・・・・・・・活字になりやすい言葉が、出てこない。性格か。

 長いストレッチを終えたあと、「あと、40分くらいかかりますが。いいですか?」と言う、気遣いは持っている。

 今の、一場をどうとらえているのだろうか?

 気がかりなのが、一場をぶっ倒してでも、絶対勝つ!! という、覇気が、カケラも感じられないこと。

 忙しい!と、2度も言ってのけた一場。

 のちに、彼が釈明するには、「わたくしごと」での忙しいことだそうだが、それでも、2戦とその前のスパーリングの「進化ぶり」をつぶさに見た限りにおいてだが、相当調子を落として試合に臨んだとしても、少なくとも、無惨に大敗する要因は・・・・見当たらない。

 --あのう、私、以前、一場を何回か、書いたことがあるんですが、読む気は、あります?

 「いや、試合前だと、集中力とか、そがれたりするんで。試合、終わってから、ゆっくりと、・・・時間があったら、読みます」

 もともと、対戦相手の、試合動画とか、情報とか、まったく見る気ないし、今までも、調べてこなかったし、気にしない、とのこと。

 で、戦う?

 ならばと、担当トレーナーに聞いた。

 「いや、まったく知りません」

 そう言い終えて、ニヤッ。フツーに、言ってのける。

 「ここにスパーリングに来てもらった佐藤さんに、ちょこちょことは、聞きはしましたけど。そのくらいですかね」

 記者に対する、フェイントか?とも、一瞬考えたが、本当に対戦相手の情報は、不要! の、ご様子。自信、満々。そうとしか、考えにくい。

 佐藤というのは、佐藤通也(みちや)のこと。一場と対戦し、判定勝ちしている。

 なにしろ、佐藤 対 一場 戦の、4ラウンドの1部が、動画で見ることが出来るのに、このコンビ。見る気すらない。

 そのラウンド、佐藤が一場を攻め抜く、とても参考になるはずなのに・・・・。おそろしい迄の、不動の自信。

 トレーナーが、自論をクチにする。彼は、プロテストに3回目でようやく合格。わずか1戦のKO勝ちを手にして、引退している。

 「ボクシングというのは、(対戦相手に)打たせない。パンチを当てさせなければ良いんです」

 それは、究極。しかし、当てなければ、打たなければ、勝ちは転がってこない。

 以前書いた緒方勇希のような、天賦の才能があるのならば、別だが。

 それでも、完勝後、会長に一言、苦言を呈された。

 「もっと打てよな。お客さんが、引いてたぞ」

 一方、この12月20日の、メインに登場する土屋修平。連続 KO勝ちを積み重ねていたが、次々と、盲点を突かれ、敗戦。

 無類の稀有なハード・パンチャーが、一転、失意のどん底から這い上がって、対戦相手のクセ、パターン、隙、弱点という、傾向と対策と、研究を、自身で重ねてきている。

 名雪は、トレーナーのアドバイスを、一応聞いて、話し合いをしながら、練習を重ねている、と言う。

 聞けば、翌日、スパーリングをするとのこと。

 ミット打ちと、サンドバッグ叩きでは、見えてこない新たな部分が、浮かび上がるかも知れない。

 見たい! そう、思った。

 それ以前に気になったのが、試合半月前とはいえ、練習しても、汗が流れていないこと。

 「あと1キロ・・・・と、ちょいかな。リミットまで」

 そう言いながら、赤々と燃えるストーブの前に、座る。そして、そのあと、ロード・ワークを兼ねた、ダッシュを繰り返すとのこと。

 う~ん・・・・・・

 Dscf9989 2日間通い、ほんの一瞬だけ、のぞいた彼の笑顔を、掲載する(写真上)。

 「彼女? いませんよ。だって、僕と暮らす女性は、大変だと思いますよ」

 スパーリング。

 総じて、軽めだった、3ラウンド。

 正直に書こう。フットワーク以外、目を見張らせるモノ、残念ながら何一つ、見いだせなかった。

 隠していたのなら、いいのだが・・・・・・・

 12月20日。その、「結果」は出る。

 

 

 


<リアル ボクシング ルポ>ある女子世界王座決定戦のテンマツ。やはり、危惧していた通りに・・・

2013-12-01 06:58:00 | スポーツ

 アマチュア、そしてプロ。

 数多くの試合を、女子として重ねてきた、あるボクサーが、11月28日。世界王座決定戦に臨んだ。

 これが、3度目の挑戦。

 ここに至るまで、おかしな、作為的なマッチメイクが、重ねられてきた。ランキングも。他の女子の試合と同様、あきれるほどに。

 すでに、37歳。もう、ラスト・チャンス!

 その気持ちだけは、尊重したかった。

 しかし、相手は、キャリアこそ、彼女に較べて少ないが、圧倒的なパンチ力があった。

 まともに、真正面から応酬したら、絶対に勝てない。足を使って、アウト・ボクシングをして、あくまで、ヒット&ウエィで・・・。

 そうアドバイスらしきものを提言したが、聞く耳を持つヒトでは、無かった。

 いつも、忘れてしまった頃に、答えが返ってくるヒトだった。

 書く気が、失せてしまわせる性格は、直らないヒトだった。約束など、平気で忘れるヒトだった。

 だから、彼女に関するスポーツ報道は極めて少ない。その容姿とは、関係無く。

 今回。少し、いつもより早く、返事があった。

 「元々のスタイルを、徹底的に貫いて、戦うつもりです。私が、世界王者になります!」

 ・・・・・・・・ああ、負けだな。そう直感した。100%の確率で。

 そして、今夜、負けた。判定ながら、0-3。惨敗も予想通りだった。

 気の強さだけでは、勝てない世界。知っているはずなのに。自分のチカラを、過信してしまった・・・・・・・・・。

 残る道は、引退の2文字しか、考えられない。

 どう、あがいたところで・・・・・他に無い。

 そういう運命だった。そうとしか、書けないヒトだった。

 ちなみに、この日。

 客席は、半分近くしか埋まらず。わずか、800人。

 盛り上がり掛けた、女子プロボクシング界。しかし、これはこの日に限ったことではない。

 世界戦と、銘打っても、客席は、まばら・・・・・・。

 いまだ、満員になったことはない。選手そのものが、本気で自分からPRしていこうと言う気が無い。この記事で書いたような性格の選手では、記者も書く気は失せる。

 根本的に、周りに頼り切るのではなく、自らアタマを下げてまで動かなければ、しょせん男子の添え物のままで終焉を迎えるであろう。