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東浜 巨、ソフトバンクス投手。久々の1軍マウンドに!中継ぎで上がったが・・・・

2016-04-29 17:30:05 | スポーツ

 

 東浜巨(なお)。2軍戦も、今期、全部見つめてきた。

 変化球も、直球も、そう悪くはない。キレも、そこそこ。

 目を見張らせるような抜群さは・・・・・・残念ながら、無い。

 だから・・・・・すぐに1軍には、お呼びが掛からないだろうなあ・・・・と思っていたら、なんと!本日の西武ライオンズ戦に中継ぎでマウンドに上がった。

 今まで、何度も先発ではなく、中継ぎでなら1軍でも通用するのではないか!?と書いていた。

 で、1-6と、大きくリードされたあとを引き継いで上がった。

 5回。三振も奪い、打者3人で片づけ、上々の立ち上がりに思えた。

 6回。1人に打たれたものの、なんとか無得点に抑えた。

 低目。変化球。キレ、2軍戦の阪神や中日戦以上にあったし、良かった。アウトコースも、キャッチャーの指示通りに決まっていた。

 すでに、これまた何度か書いてきたが、2回までは持つ、中継ぎ。

 鬼門の3イニング目

 7回。んん・・・・・また、緊張感の、押さえなければという性格が、大量の汗になって一気に吹き出てきた!

 ユニフォームの袖で、何度も何度もぬぐう。

 球場は、ヤフオフドーム。真夏では、ない。

 いやな気がした。

 ああっ!変化球、カーブがど真ん中に吸い込まれ、栗原のバットが回った!

 文句なしのホームランを喰らう。

 スコア、1-7に。

 汗、ドバッ!

 続く、おかわり中村に、デッドボール!

 追加点こそ喰らわなかったものの、このイニングにて降板。

 んんん・・・・・・次はあるだろうか? 微妙・・・・・

 被安打、2.

 奪三振、4.

 以前の様な、ボール先行。4球、連続は、今シーズン、見られなくなった

 見るも無残、投げて無惨の、松坂大輔よりは、ずっとマシではあるけれど・・・・・

 4億円は、間違いなく、ドブに捨てられた

 妻子は、アメリカのボストンにある高層マンションから、「来日」すらしない

 妻の実家は、福岡県、筑紫野市

 大きな連続地震こそ襲われないけれど、ひと目、見舞いにも来ない。

 いくら、子供の教育環境維持とはいえ、信じられない生活と、夫婦仲。

 完全別居。実質離婚状態。

 また、東浜を、われ、静かに、見守ってゆく

 

 


< リアル 大相撲 ルポ> 本気で、立ち合いの正常化してくれ!、両手・両拳、土俵に付けさせろよ! 保志!

2016-04-27 23:24:34 | ・犯罪

 4月26日に行なわれた「力士会」。

 その席上、八角(はっかく)理事長こと、保志(ほし)信芳が、ダヴァジャルガルの汚ねぇダメ押し・突き倒しの手口を注意。

 さらに、片手チョン付きのダヴァを始めとする、本土俵での立ち合いの乱れについて、厳しく注意してゆくとのこと。

 本気だろうな? 今までのように、口先じゃないよな?

 立ち会いの乱れは、何も幕内や三役、横綱だけじゃない。序の口から、ひどい状況だ

 だから、なおのこと、このたび十両入りした宇良(うら)の姿勢が、美しく見えてしまう。

 出来うるならば、行司に全権を与えて欲しい。

 立ち合いが正しくなければ、何回でもやらせる。例え、徹夜になっても、やらせるくらいの姿勢で臨むべきだ。

 本気だよな、保志。

 あなたの実父を、なぜか、私の近親者が知っていて、「オヤジは、良いひとだよ」と言っていた。

 週刊新潮は、叩き続けているが、おかしな権力を保志ならぬ、保持しないで欲しい。

 汚いダメ押しを、またしたなら、ダヴァは、1場所出場停止の処分が相当だ

 本気だよな!保志。

 信じたいが・・・・・・・


< リアル 芸能 ルポ> ZARD坂井泉水。今、公開する衝撃のアダルトビデオ、出演シーン写真

2016-04-26 14:58:31 | 真偽を求めて・・・こころ旅

 時折り、私の記事別に、検索数が多いのが、ZARD坂井泉水(ざ~ど さかいいずみ)と名乗ることになった1人の女性、蒲池幸子(かまち さちこ)の歩んだ事実を書いたもの。

 週刊朝日の記事を編集した、dotなるところのネット記事の疑惑を指摘した一文も、いまだ多くのヒトに読まれていた。

 最近、かつての取材に関わる、幾多の資料や写真を整理していたところ、とある写真が見つかった。

 そう、歌手として世に大々的にデビューする前、アダルトビデオの裏ものに出演していた際の、出演シーンの写だ。

 いわゆる、単体。男優とのからみ、つまり、本番にせよ、疑似にせよ、セックスシーンは無いもの。それが、逆にファンにとっては、安心出来るはず。

  化粧こそしてはいるが、美人であることは疑いようが無い写真だ。

 疑似の自慰行為を始める前のカットが、次の写真。

 本当に、次第しだいに快感が伴ってきているとは、そのあえぎの表情と声からは、感じられない。おそらく蒲池幸子はプライベートで自慰をしたことは、ないのではないか?と想われた。

  セーラー服を身にまとい、ベッドに横たわり、おもいっきりたくし上げ、乳房、乳首が露わになった。

 だが、ソレは見せ・・・・・・・てはいけないかも、と判断。

 申し訳ないが、紙を当てて撮影しました。

 決して豊乳ではないが、美乳。乳首も、性器もきれいな印象を与えています。

 彼女が生前の当時。所属事務所に この裏ビデオの存在の可否を問いただしたところ、

 「有るとも無いとも答えられませんし、こちらでは、分かりません。なので、一切お答えできません」という、不可思議な返答だったことを記憶しています。

 

 


<リアル サッカー ルポ>なでしこジャパン始動。アルガルべ杯に向けて、強化直前合宿・2日目詳報(前篇)

2016-04-25 23:04:57 | スポーツ

<2015・2・25 掲載>

  約1年ぶりくらいの、「なでしこジャパン」ルポ。

 2月23日(月)から招集合宿スタート。本日、2日目

 男子日本代表チームの、いつ見てもチンタラムードとは違い、無駄が無い練習運び。休憩が、殆んど無い。あっても、一息つくだけ。

 この日も、1日、2回の練習。

 朝は、午前9時から。

 う~ん・・・・・ちょいと遠いし、練習観に、満員電車に、ぎゅうぎゅう詰めさせられてまで、行く気ナシ。

 なもんで、午後3時半開始の、「午後の部」へ。

 昨日の初日は、報道では、練習時間が、「1時間」(NHK)と言ったり、「1時間半」や「2時間」(スポーツ新聞)と書いていたり、まちまちの訳が、あるはずのないことが、起こってる。

 で、会場の「秋津サッカー場」に、10分遅れて着くと、すでに練習が始まっていた。

 これもまた、正確。男子は、おおまか。遅延、早い。10分ほどの誤差は当たり前。

 えっ!

  記者控え室(写真左の、右側のガラス張りの部屋)に、4人もいて、パソコンを見つめている。

 その部屋に、サッカー場グラウンドの模様を映し出すモニター画像は設置されていない。

 一体、練習も見ないで、この記者とおぼしき者ら、何しに来たんだろう??

 まあ、こんなコト。初めて見る光景ではない。

 k-1全盛期のこと。記者は、毎回、150人くらいは会場に来ていた。いや、正確に言おう。記者控え室に、だ。

 試合が行なわれているリングの周囲に、記者席は用意されているし、客席の空いているところには、メイン近くに成っても誰も来ないところには座れる。

 だが、記者の大半は行かない。

 記者控え室で、中継されている大型モニターをチラチラ見ながら、パソコンで記事を打っている。モニター画面からは、フジテレビのアナウンサーと、解説者の声が大きく流れていた。

 ゾッとした

 こいつら、一体何の為に、ここまで来たんだろう? 試合の臨場感を味わい、ファンの動きや、入りなは、ど~でもいいんだな。

  控え室の並びに、狭い記者会見スペースがあり、試合を終えた選手が座ってくれて、話してくれる。でも、そこにくるのは、カメラマンと、記者20人ほど。

 大挙して取材陣が来場し、且つ、「分担制」であるにしても、なんだかなあ・・・・・・。

 また、こんなこともあった。

 ラグビーの試合が、いままさに行われている時の、記者控え室。

 会場の記者席に行かず、モニターテレビ画面を、数人が見ていた。

 思わず、聞いた。

 ---どうして、記者席で見ないんですか?

 中のひとりが、答えた。

 「だって、寒いだもん」

 これが、「報道」の現実です

 あきれつつ、練習公開されている一般席へ。

 わっ! 少な!

  平日。肌寒い午後。とはいえ・・・・以前、12月の年末に書いたように、男子はまだまだ多い。

 また「なでしこジャパン」人気全盛のころは、こんなもんじゃなかった。

 今日は、35人くらいか。

 聞くと、昨日の初日は、これに少し多いくらい。

 取材陣も、今日は、カメラ、VTRカメラマン入れても35人くらい。昨日は、40人くらいとのこと。

 優勝しないと、コレ!か・・・・・・・・。

 それでも、キチンと来ている人、つぶさに見ている人が、いた。

  この顔を見て、すぐ名前が思い浮かぶひとは、相当なサッカー通だ。

 田栄治、61歳。今から12年半前。2002年8月、女子サッカー日本代表の監督に就任。

 翌2003年には、ワールドカップに出場し、その翌年にはアテネ・オリンピックに選手を出場に導いた。指導力には定評のあるひと。

 現在の「なでしこジャパン」の基盤を形作った人物と言って良い。

 現在は、日本サッカー協会の理事であり、女子委員長も兼務している。

 なでしこや、女子の若手低年齢層の合宿には、必ず来て、キッチリと見つめている。

 あの、いつもいつも責任取らない、な~んにもせんむ理事の、原博実のように、せっかくグラウンドにいても、練習を見ずに、終始、控えのケガ組と、たわいもない雑談だけして、監督ともコーチとも、一言も話さず帰ってゆくバカとは、大違い!

 おまけに、驚いたのは、この上田。練習終了まで、まったく座ることなく、立ち続けたまま見ていたこと。

 寒さが身にしみてきたため、体操で体をほぐすも、午後5時17分、練習終了まで起立したまま。

 しめて、1時間47分。たいしたもんです、その真摯な姿勢。

  グラウンド左では、「なでしこジャパン」の練習相手の常連&御用達の「明海大学サッカー部」の面々10人ほどが、ゴール前で練習。

 ん? 協会に聞くと「無いです」と言っていたが、練習試合を、今回もやるのだろうか?

 ちなみに、明海。まったくのボランティア。謝礼、無し。なでしこの中の、好みの子との会話、メール交換、厳禁か? まるで無い。

 身長、体重という、サイズが、外国女性選手に近く、練習相手に最適との判断で、ここ数年、合宿のたびに呼ばれている。

 「明海」と、明快にハッキリ出しているのは、私の記事のみ。ホントに、大学名、知らない番記者すら多くいるのには、あきれる。

 100知って、1書くのが、記者だろうに・・・・・。.

 本格練習が始まる前に、失礼ながら、上田・女子委員長に、いくつか質問させて戴いた。

 ーーー澤穂希(さわ・ほまれ)さん、正直代表入りは、もう無理だと思うのですが、今までの経験を生かして、アシスタント・コーチとしての打診とかは、してみないものですか?

 それを聞くや、上田、少し、苦笑いを浮かべる。

 「澤本人が、代表に意欲を燃やしているんですよ。本当に、本気で代表入りの座を狙ってる。コーチをするという気持ちは、まったく現役の間は、無いと言うんですよ」

 ---選手兼任コーチも?

 「拒否、ですねえ」

 ーーー今日は、明海大学の選手たちと、練習試合を?

 「いや、なでしこの中に入って練習するとか、聞いてます」

 ---今のなでしこのメンバーが、そのまま、6月のワールドカップに行ける?とは、限らない?

 「そうですねえ・・・」

 ---基本は、このメンバーで継続して、多少増減があると?

 「そうなると思います」

 まさに、丸1年前の、このアルガルべ・カップへ向けての、直前日本合宿を見たルポで書いていたのだが、もう、澤の代表入りは、かなりむずかしい、と。

 今年より寒かった同じサッカー場。

 他の選手が素足に長い靴下をはいているのに較べ、澤は、足と太ももを完全保温。

 長年の積み重なった激闘の結果が、否応なく、足首、ひざ、ふとももに響いていた。

 全盛期のようにサッ!と、俊敏に動いてくれない下半身。冷やしたら、さらに稼働がにぶる。

 アタマの方は、経験の積み重ねによる「勘」で、最適の、ベストの位置へ向かって走り出している。パスも、蹴り出すシュートも。

 が、身体が、足が、ついて行ってない。

 それが、所属する昨年の「INAC神戸」の戦績低迷、5年ぶりの無冠の一因になっていた。

 会場にこそ行けていないが、BSでナマ中継や録画された試合は、すべて見ている。全盛期に動きが戻る「奇跡」は、冷たいようだが、無い。

 気持ちと姿勢は、今も強いままということは、昨年9月、アメリカのシアトルのチームから出戻った川澄奈穂美が「一緒に練習していると、澤さんから、もっとうまくなりたい!という気持ちをひしひしと感じます」という言葉からも、分かる。だが・・・・。

 「澤さん」と敬意をもって慕われ、威張らず、聞かれればアドバイス。その性格と力量は、将来の「日本代表女子サッカーチーム監督」に、もっともふさわしい。

 高倉麻子のように、若い世代の子をあやつる、「巧みな人心掌握術」は、まだ持ち合わせていないが・・・・・。

 しかし、「現役」にまだこだわる気持ちは・・・・・わからないでもない。本人の意思に、まかせるほかない。

 見ると、記者席と、協会関係者席には、誰ひとりおらず。今の、「人気」と、「注目度」が分かる。

  

 さて、練習光景に目を転じる。

 早いパス回し。ボール止めて、ワンドリブルや、トラップして、パス。全体で、16人。

 コントロール・パス、自在にボールをあやつれるパスのコントロールを、心掛ける狙い。

 「緩急つけて!」 「サポート!」 「パス、早く回す!」

 コーチの、的確で、短い指示飛ぶ。

 動き、軽快。目下の所、ケガ人、1人も無し。

 声の掛け合いも、良く出ている。

 佐々木則夫・監督。次にやる、4対2の組み合わせ指示。

 4人は、なでしこ。2人は、明海。

 「ココでは、相手の・・・・」と、狙いを解説。選手、理解しやすい。

 「学生さ~ん!」と叫んで、佐々木、「明海大学」のメンバーを呼ぶ。

 4-2、動き出す。

 「ボール、奪われたら・・・」

 「ボール、奪う」

 「ボールを、裏へ」

 などなど、佐々木、注意と指示。

 明海、軽く、なでしこの動きに合わせ、付いてゆく。強いアタックは、無し。ケガでも、この時期、させたもんなら大変だ。が、テキトーもいけない。

 その頃合いが、むずかしい。

 気温、ぐんぐん下がってくる。なでしこのメンバー、一息つく、水呑みタイムに、ひざ屈伸。長い靴下はいてはいるが、ひざの動きが、硬くなりかける。海風も、吹き始める。

  佐々木(写真右端)、メンバー呼ぶ。ホワイト・ボードを手に、書き込み、指示。

 午後4時8分。「学生」も入れて、語る、

 「こう、来たら・・・・・」

 「・・・・・・たら」

 と、あらゆる攻守のパターンを想定し、動きをペンで指示。

 「ハイ、いこう!」

 7対5の、2チームに分かれて、動き出す。

 7は、なでしこ。5は、明海。いしだ壱成(いっせい)そっくりの、高瀬愛実の動きが良い。精力的といえばいいか。

 競り合い。「学生」は、腕を伸ばす程度。

 明海は、黄色と白のビブ着用。

  寒くなってきたが、なでしこは、黒手袋をしている選手は少なく、素手の選手は、はあ~っと、息を手に吹きかけている。

 「特に、サイドも相手を引きつけておいて、裏へ・・・・」と、佐々木。

 細かく、指示。

 「遅いよ、それじゃあ!!」

 「オーケー!」

 選手を、乗せてゆく、佐々木。うまいっ! 選手に笑顔、のぞく。学生パス回してあげる。

 競り合い、走ったら「明海」の方が、常に早い。

 狭いエリアのなかで、パス。動き、競り合い、抜き去る。その繰り返し。

  ゴール・キーパー陣、3人。別練習。高いゴールキックを、キャッチの繰り返しを、もくもくとこなしている。

  <前篇 終了>

 

 

 

 

 


<リアル 「リトルなでしこ」 観戦ルポ 2014 その7>「FIFA 17歳以下 女子サッカーW杯」

2016-04-25 22:58:56 | スポーツ

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 <2014・4・5 掲載>

 もう、初めて試合後のインタビューの場で見せた、倉麻子・監督の満面の笑顔(「フジテレビ・NEXT」映像より)が、試合結果のすべてを、物語っているのかも知れない。

 2-0。1次リーグの、それも第一戦の、スペイン戦スコアと同じ。

 しかし、すでに書いていたように、スペインは、それ以後、メンバーを入れ替え、最強軍団と、化していた。

 それは、この試合を見ていた人には、感じられたはず。

 競り合いでの、ぶち当たり、蹴飛ばし、意図的なスライディング。そして、ゴール・ポスト前での、突き飛ばし! レフェリーに見とがめられると、今度は、腹を突きだし、バンバン、体ごと突き飛ばそうとする。

 そういうことを、今後、さらに、「リトル なでしこ」の全員が、身を挺して対策、はたまた、応酬策を考えていく必要に迫られるだろう。

 危機は、何度もあった。襲われた。

 予想以上に、ゴール・キーパーの松本のセーブが、良かった

 だが、選手間のゴール前での、フォローや、カバーも、時折り甘さがのぞいた。

 とはいえ、ともかく優勝した。

 全試合で、失点、わずか、1!

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 Dscf4520 (いずれも、フジテレビ「NEXT」画像より)

 強かった。いや、強くなった!

 今後、望むことは、この中の何人かが、欧州の有名・実力サッカークラブから、勧誘交渉を受け、入団して欲しいこと。

 日本の「なでしこリーグ」のクラブに入って、アルバイトして、食いつないでプレイを続ける選択肢もあるだろう。

 しかし、慣れぬ異国での生活は、ママは心配するし、身体の痛みは増すが、その体験は、何にもまして、小さな体に積み上げられていくことは、間違いが無い。

 岩渕真奈のように、先発出場の機会も多くなり、一回りも、10回りも、心と、経験値が大きくなって、海外組として、おばさん「なでしこ」に、選抜されて欲しい。

 それにしても倉の手腕。見事という他無い。

 とある「異常嫉妬・整形疑惑、別居婚女性」が、現場監督の任を去り、「総監督」という名誉肩書きに祭り上げられたことを知った。

 やはり指導力というより、あの感情の起伏の激しさでは、いまどきの女子大学生との、心底からのコミニケーションが、取れなかったからではないか。

 勝て、勝て、何でこんなことも出来ないのお!!では、女子は付いていかない。

 他の女子選手への、何人ものスポーツ指導者からも、聞いている。

 ましてや、この17歳以下という、育てるのに難しい世代を、短期間の集中合宿で、例え「16歳以下の女子日本代表監督」で、かなりのメンバーと顔見知りとはいえ、よく実力を引き続き、上げ続けてきた、と思う。

 個のチカラを試した試合も、見られた。決して選手を縛らず、しかし、ゆるめもせず。

 しっかり、手綱を握りしめて、調教、否、育て上げてきた。

 1度、「23歳以下、なでしこ」や、「おばさん世代、なでしこ」と、入れ替えチャレンジ・マッチをやらせてみたら、面白い結果が出る可能性が高い。

 試合後、高倉は、こう言った。

 「小さななでしこが、大きなことを、やってくれました」

 「まだまだ、これで終わったわけでは無い。一つの宝物をもらったけれど、まだまだ、続いていくと思います」

 もう、笑顔は消えていた・・・・


<リアル 「リトルなでしこ」 観戦ルポ 2014 その6>「FIFA 17歳以下 女子サッカーW杯」

2016-04-25 22:55:03 | スポーツ

 <2014・4・4 掲載>

 一切、神輿を担ぐこともなく、ヨイショもせず、むしろ厳しく「リトル なでしこ」が臨んだ、今回のワールド・カップの試合を見続けてきた、この記事。

 予想以上に、この長文を読み進めてくれた人がいたようで、ちょいと嬉しい。

 あくまで、読者対象は、基本的にサッカーに興味無いに近い人。その人たちが、どれほど、この伸び盛りの子たちの躍進、一挙一動ぶりに、目を向けてくれるか!? に、関心をおいた。

 したり顔の専門用語なんぞ、不要。分かりやすくを、心掛けてきた。

 この決勝戦の相手は、なんと、1次リーグの初戦で戦い、2-0で退けたスペイン。

 ん? 1回、勝ってんでしょ? この記事の「その1」でも、快勝と書いてるじゃん。

 だったら、この決勝も、負けは無し。楽勝じゃん! という人もいる・・・かも知れない。しかし、このスペイン。

 日本戦での負けを、もろともせず、ここまで勝ち上がってきた。

 わずか数日で、きっちりとチーム戦力を、立て直してきた。

 スペインの2戦目。ニュージーランドを、3-0で退けた。

 次いで、3戦目。パラグアイを、なんと7-1で圧倒!

 この試合。決して「パラグアイ」のイレブンが、「腹具合」が悪かったわけでは、ない。体調は、良かった。

 そして、準々決勝では、ナイジェリアに3-0.

 準決勝は、強敵イタリア相手に、2-0.

 つまり、負けた試合は、日本戦だけ。その後の、唯一の失点1は、圧勝したパラグアイ戦の、一瞬の気の緩みから取られた時だけ。

 日本も失点は、1のみ。10-0と、圧勝もした。

 どうです?

 ここまで読んできて、勢いはむしろ、どっこい、どっこい。

 浅田真央の、このところの口癖パターンを借りれば、「ハーフ、ハーフ」ってところ。

 んでもって、目立たないながらも、「リトル なでしこ」が、ワールドカップの決勝まできたもんで、先日、偶然見かけた日本テレビの深夜流れてたスポーツニュースでのこと。

 なんと、準決勝で、日本がベネズエラを、4-1で下して、決勝戦に進んだ試合映像を流していた。

 ニュースバリューが有ると、判断したのだろう。

 これには、いささか驚いた。フジテレビの、それも見る人がまだまだ少ない、CSの[NEXT]だけが、生中継して、その夜の地上波「すぽると」が、チラッと試合結果をお知らせした程度に過ぎなかったのに。

 その「すぽると」でさえ、もはや低視聴率なのか、放送時間半減、激減。

 いやはや、日本テレビも、フジテレビも、双方の局のチーフ・プロデューサーが、金銭と女がらみで、懲戒免職という、オモテに知られたくない事件を抱え込んでしまっているため、相憐れむ心境があったのかもしれない?

 で、決勝まできたら、無視出来ないということなのか!?

 はたまた、これまた「2億7000万円では、とても済みそうに無い、局内外の人間による”不適切で、疑惑がもたれる支出”」(局内幹部)に大揺れのNHKが独占しかけている、

 <田中将大 大リーグ 公式戦 初登板 生中継>

 に、ぶつけるカタチで、日本時間、明日4月5日、午前8時キックオフの、この優勝を賭けた試合を、フジテレビ系列の地上波でも、生中継するという。

 まさに、番組欄に書き込まれているように、「緊急 生中継」だ。

 まあ、どうやら、田中将大が投げ始めるのが、日本時間の、同じ午前8時45分過ぎ。

 なので、ああ、女子サッカーって、つまんねえの。そう思った方は、田中の投球見たさに、切り替えるもよし。

 往復、チャンネル行き来も、ありだ。

 どのテレビ局も、「不適切」という、ごまかしすりかえ言葉の、刑法犯罪が進行中。この三局の「調査委員会 中間報告&最終報告」も、生中継して欲しいのですが・・・。

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 さて、先日の上記 利権、ならぬ理研の、こんなもんで、いいんかい?調査委員会、の「最終報告 記者会見」の、ほんの1時間弱前に試合終了した準決勝。

 対 ベネズエラ戦。

 その、試合。サッカーマスコミが報じないポイントを中心に、以下、書いて(打ち込んで)いく。

 中南米のコスタリカ。そのリベリア地区に建つ競技場で、行われたこの試合。

 この日もまた、グラウンドには、強風が吹き荒れていた。

 両国の選手の着ているユニフォームが、その風によって、パタパタ、揺れ、あおられている。

 観客席には、結構、人がいる。

 ベネズエラの他に、イタリア、スペインというサッカー強豪国がこの日、試合が控えているせいもある。

 競技場名は、「エスタディオ なんたらかんたら・・・・」という、長~い名称のスタジアム。

 総観客席数、5979。なので、2000人は、ざっと来ているカンジ。もう、試合開始前から、かん高いホーンが、会場のあちらこちらから、鳴り響いている。ホーンとに、うるさい。

 前半、13分。良いつなぎのパスによる、連係で1点を先制!

 笑顔こそ見せないが、思わず、高倉麻子・監督が、拍手。

 2点目は、右からのクロス狙いのキックパス。長谷川唯、合わせられず、失敗するも、すぐ市瀬が蹴り込む。前へ、うまく寄せていた結果だ。この辺りは、チームとして、機動していた。

 風の強さを計算までは、至っていないが。

 ベネズエラのゴール・キーパー。2-0になったとたん、涙顔に。

 コーナーキックも、失敗。でも、市瀬がヘディングで合わせる。その攻めの姿勢は、良い。

 ボール奪取の競り合い。なでしこが、蹴ったわけでも無いのに、ベネズエラ選手、大きくのけぞり、転ぶ。

 よっ!お上手。どうやら、大きく体を反転、ひねった時に、体に痛みが走った?ようだ。

 それでも、イエロー・カードを、日本が戴く。国際試合では、これからは、この世代でも「お上手演技」が、必須になってくるのだろうなあ。

 小林が、ゴールポスト正面から、流し込みシュート。むろん、キャッチされるが、ポスト枠内に、足が向いてるのが良い。

 先程、ゴール・キーパーの涙を書いたが、ベネズエラの選手はみんな、競り合いに強い。と同時に、怒り、失敗しての、ガックリ失意、いらだちが、ハッキリ、表情に出る。

 一瞬の気の緩みを、ベネズエラは見逃さない。一気にゴールまで独りでボールを運ぶチカラがある。

 それは、なでしこには、まだ無い。

 スペイン選手は、個々の能力が高く、ソレが出来る。気を付けねば、初の地上波で、日本の涙が映る。

 日本のシュート。枠の上辺ポストに当たって跳ね返る。あえて、ギリギリを狙うのは・・・・・。

 後半。

 7分。左からのクロス。小林が、どんぴしゃのタイミングで、蹴り込む。3点目・・・は良いのだが、失敗をフォローするカバーがいない。気になる。

 クロス、失敗・・・・

 ボール・コントロール悪く、ポスト、はるか上・・・・。

 その後も、空、飛んでく、飛んでくう~。

 日本、そこまで、狙ったシュート数、11本。

 でも、成功は、3本。

 枠内は、半分か。

 その後、すんごいモノを見た。

 ベネズエラのロドリゲス。ロ~ング・シュートを放つ!これが、枠内!

 ゴールキーパーの松本。はじいたから良かったが、いやあ、その個の能力に・・・・・唖然。

 次いで、またもベネズエラのシュート!

 なでしこ、ポスト前に瞬時に集い、ヘッディングでかわす。

 結果だけ見ると、4-1だが、危機が頻発

 18分。ペナルティキックを、杉田が右端に狙って蹴り込み、成功。

 4-0とするが、その直後のシュートは、失敗。それは、よくあること。何でもないこと。ただ、カバー、失敗後のフォローが、1人もいない!

 どういうこっちゃ!?

 良い時と、悪い時の、差が有り過ぎ

 その後も、長谷川。また、ゴールが上空へ・・・・

 クロスのタイミング、合わず・・・・・・・・・・

 ゴール前に、2人が詰め寄っても・・・・・・

 メイド・イン・なでしこの、リトル歯車が狂い続けた、その時だ!

 ベネズエラの主砲、カステジャノス。ゴールううううううううう~!!

 唖然として、ゴール前で、4人ものなでしこが、見送っている・・・・・

 試合終了。

 画竜点睛を欠く。油断大敵。うかつ。甘さ・・・・エトセトラ・・・

 それが、「解消」出来たら、文字通り「快勝」出来るはず。

 その修正能力は、正直言って、この選手たち、全員持っている

 先日、元バドミントン(羽球)選手、今はテレビと講演で御稼ぎの陣内貴美子が、13歳同士の日本女児卓球ペアが、世界一のベテランペアに勝って優勝した映像を見て、ため息交じりに、こう言った。

 「この年代の子って、私もその頃、そうだったんですけど、まるでスポンジに水がしみ込むように、どんどん吸収出来てゆくんですよ。面白いくらいに」

 そうそう。そのあとで、差がじわじわと・・・・・

 試合後、高倉は、こう言った。

 「重い試合になってしまって・・・。要所要所で、気が入っていたのか、点差以上に、プレッシャーが感じられた。ベネズエラ(の選手)の、個のチカラが大きかったですね。(決勝戦に向けては)今まで、全力で積み上げてきたものを、全力で(次の試合で)出すだけです」

 ---おそらく、失点0は無理だろうが、6-4ぐらいの確率で、接戦の末、逃げ切られることが、出来そうな予感がする。

 田中将大より、「すぽると」でも、扱う時間は少ないかも知れないけれど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


<リアル リトルなでしこ 観戦ルポ2014 その5> 17歳以下、女子 ワールドカップ 準々決勝

2016-04-25 22:52:26 | スポーツ

 <2014・3・28 掲載>

 「快進撃!」「快勝!」と、安易にサッカー専門ブログ記事は、速報を打つ。今日も、また。

 そうかあ~??

 どこ見て、モノ言ってんだあ? と、思う。

 そりゃあ、試合をキチンと見ずに、結果の数字だけを見りゃあ、そう感じるかも知れない。今まで、[17歳以下 サッカー女子日本代表]、通称「リトルなでしこ」は、今回のワールドカップで、無失点で来てるしね。今日も、2-0だったし。

 しかし、と思い直す。

 文字数制限が、あるのなら、仕方は無い。速報だし、快進撃、快勝というキャッチ、あおり文句を、まず見出しと、アタマ数行に入れといて、と。

 あとは、何分に誰がゴールして、次何分に、誰がシュート。結果、ん対んで、どっちが勝った。次は、この相手と、戦う。

 ンなパターンに、はめ込んで打ち込みゃあ、一丁上がり、だかんね!

 だけど、それじゃあ、いつまでたっても、サッカー神輿担ぎだ。

 試合を映像にしろ、リアルタイムで見てんなら、良い点、良くない点、問題点、課題、際立つ点、コメント、今後に向けての記者なりの視点を取り混ぜて、構成してこそ、専門誌、業界誌ってもんじゃあ、ないのかなあ。

 無理かなあ・・・・能力が・・・・。

 日本代表の合宿、練習、練習試合を見ていても、真剣に見つめて取材している記者は、ホントに少ない。

 たいがいは、雑談。携帯いじくり、メールしたり、されたり、なにやら視線をスマホの画面に落としたっきりの者も多い。

 目だけは、グラウンドに向けてるけど、雑談してると、選手の動きは克明にアタマには入らぬモノ。

 メモしている記者が、皆無なのにも、いつも驚く。

 こいつら、記憶力、とてつもなく良いんだろうか?と、首と頭傾げる。証拠写真のつもりで、何枚か、毎回撮影しとく。

 なかには、スタジアムの外へ出て、タバコ吸ってる者。携帯を操作して、ゲーム楽しんでる記者。雑談し続けている者など、数多い。

 そ~ゆ~悪癖が、身に付いてしまっているので、こんなもんさ、記事なんて、と思い込んでんだろうなあ。

 以前、紙に書いていた時、文字数に限りがあった。書き上げてから、どの部分を削ろうか、四苦八苦したものだ。

 だから、パソコンに代わってからは、基本、文字数、気にしなくて良いので、その点はラクになった。

 その代わり、活字離れの顕著な若者に、どうやって最後の1行まで読んでもらえるか?

 無いアタマを、悩ましているけれども・・・・

 昨日か、ラジオニュースで、40歳代向けのファッション誌を新たに創刊する老舗出版社2社があるとのこと。今まで、購買層としていた20歳代の実売の落ち込みが激しく、休刊にして、代変わりする狙い。

 活字少なく、見た目で楽しむファッション誌ですら、コレかあ・・・と、しばし、考え込んだ。

 さて、閑話休題。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 今日も、勝つには勝ったが、チームとして機能していなかった「リトルなでしこ」。

 それは、前試合に引き続いての特徴だった。

 連係プレーが、うまくいってない。ゴールポスト前での、クロス・プレーが、出来てない。失敗ではない。出来ていないのだ。

 その直後の、ゴール前での寄せの詰めが甘い。しかも、やったり、やらなかったり、バラバラ。

 なにより、シュートのゴール・ポスト枠内へ蹴り込む正確度・精度が、ガクッと落ち始めた。

 何も、この試合でも、メキシコの選手が競り寄って当たりにきたり、スライディングにきたりしていないのに、あせってポーンと蹴る。

 ボールは、枠の上。はたまた、右にそれたり、左にそれたり・・・。

 一拍置いて、狙い定めて、0・5秒後に蹴り込んでも問題が無いシーンでも、あせりまくり、気がはやっている。

 それで、相手ゴール・キーパーの動き出すタイミングを、微妙に狂わす、ずらすことも、可能なのに。

 積極的、攻撃的ではあるが、精度が悪いこと、おびただしい。

 前は、出来てただけに、あれっ? なんだよ?と、思う。

 枠内に入って、はじかれたり、キャッチされるのは、次につながる。相手のゴール・キーパーの判断の誤りで、反対に体が飛んでくれれば、成功につながる可能性が50%だから。

 対メキシコ。枠内、枠外。半々にまで落ちた。

 では、2-0は? 個人技に近い成功度。

 だから、個々人の技量は上がり・・・つつある、とも言える。

 だが、チームとしての「機能」が、下落してる。

 これが、高校生年代の特有なもの、ということも知っている。

 高倉麻子監督自身、そう、漏らしているくらいだ。

 伸びるときは、グングンと伸びる。しかし、翌日、同じ技量が保てない。乱高下。落ちこむ。で、また、次戦では、伸び有り、だったりする。

 今、開催中の、センバツでもそう。

 とりわけ、ピッチャー。今日は、抜群の冴えをみせても、次の試合の出来は、投げてみないと分からないなんてことは、日常茶飯事。

 「本格派」なんて呼称される選手でさえ、そう。

 しかし、野球は、究極、1対1の勝負。

 しかし、サッカーは、集団スポーツ。個だけでは、成り立たない。

 今は、かろうじて勝ち進んで、無失点を保っているが、コレ、たまたま。いつ何時、負けてもおかしくない展開試合が、前試合と、2試合続いた。

 決して「快勝」でも、「快進撃」でも無い。

 むしろ、結果「怪勝」と、とらえるべき。

 連係や、クロス・プレーは、相手の動き次第で失敗は伴うもの。しかし、枠内へ蹴り込む能力があるはずなのに、あわてる、あせる。

 落ちつけよ! 一瞬!

 もっと、点取れてた可能性があるのに・・・・・

 この世代への、無理難題かなあ~・・・・

 それでも、男子日本代表チームより、精度と、いわゆる決定力は、%はるかに高い!

 日本代表合宿の練習。終えての、居残り、シュート練習。

 いつも、トータル16%程度。つまり、6~7本に1本しか、枠内に入らない。

 だから、見てて思う。これだったら、俺が立ってても良いんじゃないか? 同じじゃないのか?って。

 ただ、立って、微動だにせずでも、結果、同じだもん。

 試合も、ほぼ同様。何年、サッカーやってんだろうって、思う。競り合いにくる選手、カバーにくる選手、まったくいないのに。

 「なでしこ」は、いつも30%前後。

 それよりは、「リトルなでしこ」、はるかにマシ。

 でも、試合後も、2点目のゴールの瞬間も、高倉麻子・監督には、まったく笑顔無し! 拍手無し!

 当然だろう。

 試合後の、コメント。

 「まずは、ベスト4に残れて嬉しい。(試合会場は)風が強くて、ボール・コントロールが、難しかったかなと、思う」

 「(選手が)自分たちで、ゲーム・コントロールをしようとした。守備でも、攻撃でもね。まだまだ、物足りないところが多いので、修正していく」

 「次の(対戦相手の)ベネズエラには、すごい2トップがいるので、ひるむことなく、日本も戦っていきたい」

 次戦の準決勝戦は、日本時間、4月1日、午前8時、キック・オフ予定。コレ、エイプリル・フールではありませんので。例え、勝ってもね。

 次戦のテレビ解説は、また加藤與江(ともえ)。

 「~ね」「ね」「ね」「やはりね」「やはりね」「しっかりと」「しっかりと」の、連発、ワンパターンは、耳ざわり。顔の目障り以上に。

 んんんん・・・「整形」「異常嫉妬」よりは、マシかあ~・・・・

 

 

 

 

 


<リアル「リトルなでしこ」観戦ルポ 2014 その4>速報!「U-17女子W杯」ニュージーランドに快勝

2016-04-25 22:50:04 | スポーツ

 <2014・3・24 掲載>

 取り急ぎ、3-0で、ニュージーランドに勝ったと、結果のみ、お伝えしておきます。

 勝つには勝ったが、90分間のボール保持率、65%。

 なのに、・・・・・・。

 試合後、高倉麻子・監督。少し、チラリと笑顔がのぞいたが、見ていた私は、唇、真一文字。

 これで、この先、勝ち上がっていくには、課題、てんこもり。

 前のパラグアイ戦でやっていたことが、何で出来ないのか?

 というより、何でしないのか?

 いくら、ニュージーランド陣の、ディフェンスが厚くても・・・・

 アタマ、冷やして・・・・あとで、詳細と、試合展開の流れを報じます。

 あっ、次戦の決勝トーナメント。

 待ち受ける相手国は、メキシコ、もしくはナイジェリアです


<リアル リトルなでしこ 観戦ルポ2014 その3> 対パラグアイ戦。なんと、10-0で、完勝!

2016-04-25 22:48:13 | スポーツ

<2014・3・21 掲載>

  決してパラグアイ代表が、弱かったわけではない。

 正直、勝てるであろう。そうは、思っていた。

予想は、3-0。悪くても、3-1。だから、「その2」の最後の文面の速報のくだりで書いたように、試合開始のホイッスルが鳴るや、パラグアイの猛攻には、びっくらこいた。

 コレ、ひょっとして・・・・・

 ところが、17歳以下の、なでしこ。あわてず、浮き足立たず。

 逆に、浮き足で、ボールを蹴る。チャンス!と見るや、また、蹴り込む!

 攻撃は最大の防御という言葉があるが、この試合は、まさにソレ。

 いつの間にか、打つなんて、変なニホンゴにすり替わっちまったけど、ことサッカーは、ボールは蹴る!が正しい。蹴る選手の気持ちは、打つに近くても、だ。

 野球ではない。足は、バットではない。

 グラウンドは、グラウンド。ピッチでは、ない。新しい言葉が湧きだすと、それに節操かなぐり捨てて、右へ習えの猿真似が目に付く。

 アスリート? ノー! スポーツマン&ウーマンだ。

 Dscf3484 左の画像は、日本代表が前半15分。1点目のゴールを決めた瞬間を、「フジテレビ NEXT」の生中継から抜き撮りしたもの。

 引用を明示、記載しないと、小保方”パクリ・ねつ造”晴子になってしまいかねないので、この場を借りて、記して置きます。少し、遅くなりましたが。

 上記、1点目は、長谷川唯(日テレベレーザ)が、左へ!

 その7分後、今度は遠藤優(浦和レディース)が、2点目!

 そこからは、怒涛の攻めに転じた。

 3点目は、宮川麻都(日テレベレーザの下部組織の、メニーナ)。前の試合でも、この宮川は、ゴールポスト前でこぼれたボールを押し込んで成功させたが、絶対にその瞬間を見逃さず、瞬時に反応する姿勢は、見事!

 本能と、練習の積み重ねのたまものであろう。

 後半、宮川だけでなく、ゴール前に、勢い良く3人は詰めて、その瞬間に反応! 万全を期す、緻密な高倉麻子の指導力にに、う~ん・・・・

 もう、連係が乏しい男子日本代表に見習わせたい!

 ハーフタイムでも、実は高倉。誉めることもせず、叱咤していた。後に書く。

 後半開始、2分。ゴール前に、ボールをポーンと蹴っておいて、シュート。

 今度は、高校生の市瀬菜々が、4点目を奪う。

 シュートしたボールを、見事に確実に相手国のゴールキーパーにキャッチされても、すぐゴール前に2人以上詰め寄る。

 実際、5点目は、そんなこぼれ球を入れ込んで、成功させた。つなぎも、素早い。チームとして、機能している。

 カメラが、パラグアイのベンチを映し出す。顔を覆い、頭抱える選手がいる。

 宮川から、斎原みず稀への連係と、パスの流れが良いなあと思っていたら・・・・・その斎原が相手をかわして、ゴロキックを流し込む。ハイ、6点目。

 まだこの時点では、グラウンド上にいるパラグアイの選手たちに覇気があった。当たりも、競り合いも、五分と五分。

 先にゴールを決めた長谷川と、杉田妃和(藤枝順心高校)は、前回のワールドカップにも出場している。

 この辺りから、私も私も、シュート、決めたい! どんなカタチでも良いから、ゴールポストの枠に入れ込みたい!という機運が、漂って見えた。

 丁度、選手に疲れが見え始め、足が止まり始める時間帯。事実、パラグアイの選手たちの間に、それがほの見えてき始めた。

 ココから、シュートを入れ始めても、残り時間を考えると、逆転は正直キツイ。

 逆に、私も私も!が、日本選手の足の疲れを防いだ。そんなカンジ。

 ベンチの前に立つ高倉は、ゴールの瞬間、たった1度だけ拍手を送っただけ。あとは、ゴールラッシュに、ニコリともしない。

 出来るなら、失点は避けたい。点数的にも、完勝で終えたいと、メモしつつ想う。次の試合に繋がるから。

 慢心、気の緩みが、一番、スポーツには、怖い。敵は他ならない自分の中に棲む。

 パラグアイのグラウンド上の選手たちの表情を映し出す。

 見るからに、心うつろ。苦しい表情。結構目鼻立ちクッキリの美少女が目に付くだけに、可愛そうにも想う。

 逆に、我がリトル、ならぬ、ビッグなでしこ。全員が、一見して、スポーツやってますっ!って、顔立ちばかり。可愛い、とか、美少女とは、無縁の顔、顔、顔・・・・。

 だから、10-0と圧勝して、優勝への気運あるのに、記事・報道が極めて少ないのは、そ~ゆ~訳!?と、勘ぐりたくなる。

 いや、実際、そ~ゆ~点、結構、マスコミ、大きいのでね。あとで、ビシッ!と書く大竹七未(なみ)なんか、もろソレで起用だかんね。

 さてさて、パラグアイ。めげず、渾身のシュート!!

 ゴールキーパー、はじく。が、ゴールポストに当たって、外へ。日本にとって、不幸中の幸い。しかし、やはり、はじくだけは、怖い。なのに、パラグアイの選手たち、ゴール前に詰めて来てない。

 気持ちが・・・・・

 この試合、現地では午後8時、スタート。風もあり、大敗してると、それさえ身にしみる。パラグアイ陣営、気持ちが萎え始めている。

 長野風花(浦和レディース)、ロングシュート!

 ダイレクトだったが、ゴールキーパーに、しっかりボール、キャッチされる。しかし、良い。

 きっちり、枠内に蹴り込んでいる。いつか、功を奏するはずだ。

 次も、大胆にも、ダイレクトシュート! しっかり、キャッチされる。しかし、コレも枠内。精度は、良い。

 交代で、児野楓香(藤枝順心高校)が入る。疲れが見え、足が止まり始めた選手から、ベンチを温めていた元気な選手を交代投入か。ここまで大差を付けており、試合経験も積ませておきたいということなのだろう。

 後半、27分。日本のクロスプレイ、合わず。失敗。

 ゴロキックシュートも、キャッチされる。しかし、コレも枠内。

 ボランチも、トップ下も出来る選手。そういう2つ以上のポジションをこなせるプレイヤーが、17歳以下で育っているのは、この先、心強い。

 前回のワールドカップ経験者の、杉田紀和が、ゴール成功!

 これで、7-0。ガックリ、首うなだれるパラグアイと思ったら、いえいえ。

 競り合いで勝ってるし、体もガンガン当ててくる。この気概、あきらめない姿勢は見習うべき。

 また、枠内には収まっているものの、「ビッグなでしこ」のゴールは不成功。良いさ、失点さえしなければ、いつか成功するはず。

 実際、成功につながった。

 遠藤を下げて、北川ひかり(JAアカデミー)を、新規投入。

 その北川が、早速良い働きをする。代わったばかりの選手が活躍するというのは、よくあることとはいえ、良い。

 北川が、絶妙のパスを杉田に送る。受けた杉田、ゴールキーパーをギリギリまで引きつけておいて、スルーパスをゴールポスト内に流し込んだ。

 いやあ、その冷静な判断力。乗ってるときは、何をやっても、上手くいく。これで、杉田にとって2本目のゴールに。

 その杉田。すぐ、もう1本、良いパスがきたもんで、ごっちゃんゴール! ハッと気づけば、ハットトリック

 これで、9点目。9-0に。

 んでも、笑顔、チラッとも見せ無い高倉監督。

 高倉健さん張りに、すっくと毅然として、立ったまま。

 10点獲れば、この年齢のワールドカップでの最高得点に並ぶ。それも、その試合は、10-1。10-0となれば、価値がちょい違うってもん

 ん? ビッグ間で、連係、途切れる。

 パラグアイ、泣いている、ゴールキーパーと、選手。美少女だけに、いっそう感情が伝わる。

 そこにつけ込むビッグ。わざと、待ち構えるようにして体当てさせて、運良くファウルを誘う。

 1対1。泣き顔ゴールキーパーとの勝負!

 Dscf3513 見事、成功!左隅に転がる。体、反転させて見送るゴールキーパー。

 10-0! 試合終了を告げるホイッスルが、鳴ったあ!

 Dscf3505 喜ぶ、「ビッグなでしこ」たち。

 Dscf3519

 Dscf3521 日本の応援団が待ち受ける観客席に走り寄り、大歓声に迎えられる。

 そんな喧騒をよそに、高倉麻子・監督(画像、左下)。

 歓喜の声を聞きたがっているレポーターに、冷静沈着、笑顔、封印!

 Dscf3527 「前半は、なかなか、弱気なプレイがあった。攻めあぐねていたので、ハーフタイムの時、積極的なプレイが出来るように、と(選手たちに)言った」

 「後半は、チャレンジしてくれた。いろんな選手が、やってくれた。ただ、ボールの処理に、まだまだ課題が残る」

 「次のニュージーランド戦に勝って、決勝トーナメントに行きたい」

 短く、しかし的確に答えて、サッと去った。

 う~ん、勝っても手綱を引き締めている。笑顔は、優勝まで見せない決意か。

 練習の時に、選手にどう接しているのか!?見てみたい。

 叱咤中心か? はたまた、良い点を見い出して、戦士の気持ちを乗せて、盛り上げていくのか? 黙って、冷静に見つめていて、個別ミーティングの時に、ピシッ!と、指摘しているのか?

 女性監督には、さまざまなタイプと、指導方法がある。今まで、さまざま、見てきた。書いてもきた。男子より、何かと難しいのは百も承知だ。

 高倉。苦労はしているんだろうな。なにしろ、顔がめっきりやせ細り、げっそり。勝つ喜びは選手に与え、自らは、次を見据えている。

 このワールドカップに臨むにあたって、日本代表選手を発表した2月25日、高倉はこう言ってのけている。

 「世界と戦えるフィジカルや速さに対抗出来る選手を、選びました。優勝を狙いたい!」

 出来るかも? そう思う。大勝したからではなく、その緻密で隙を無くしつつある綿密な戦術を見て。

 解説をしていた、大竹奈美改め、大竹七未。読み方は、同じ、なみ。2009年7月、風水で、改名したそうな。

 現在、39歳。ネット上でも、ずいぶん囁かれているが、鼻上部と目元。プチ整形したとしか思えない顔立ちに、少々変貌。化粧美人、メイク美人。

 彼女も、大学の女子サッカー部を率いる監督。報道によれば、ベスト4まで勝ち上がったそうな。

 その、指導ぶりは、いかがなモノなのだろうか?

 思い出すのが、13歳も年下のサッカー選手、弦巻健人とのこと。入籍後、彼にこまめにメールや?をくれていた女性に怒りまくり、執拗に連絡。

 ようやく、?をくれたその女性に、言いたい放題、叱りっ放し。それも、長時間にわたって。

 そのメールや?番号は、弦巻の携帯を調べ上げた末のもの。

 そのいささか異常とも思える嫉妬心、その怒り方。怖い。

 そのノリでの、サッカー指導は無いと思いたいが、人間、そう2面性は保ち続けられないもの。

 「何で、そんなコトも出来ないのよおお~~!」なんて、金切り声をあげていたら、サッカー大好き女性選手と言えども、心、離れて行く・・・・

 離れて行くといえば、弦巻。入籍当時は、長野県松本市のチームにいた。

 昨年暮れで契約解除になって、やっと初めて別居婚、解消か?と思ったら、弦巻、なんと今は、日本を脱出して、タイのチームの一員に。

 よっぽど同居を避けたいのか、どうか?

 何だか、「名義上の年下夫」1人指導出来なくて、数十人は・・・・と勘違いしてしまいがちになるのは、私だけであろうか・・・・・

 さて、ニュージーランド戦。

 日本時間、3月24日、午前8時、キックオフ。

 おそらく、勝ちそうな、気がしてならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
 

   

 


<リアル 「リトルなでしこ」観戦ルポ 2014 その2>W杯第1戦 対スペインで、見せたモノ

2016-04-25 22:45:46 | スポーツ

  <2014・3・20 掲載>

 Uー17(17歳以下)女子ワールド・カップの、コスタリカ大会。

 日本代表の滑り出しは、ヨーロッパ選手権で2位の実力を持つスペイン相手に、2-0で競り勝った。

 スペインの監督は、32歳の男性。片や、日本は、高倉麻子、45歳。年齢だけでなく、キャリアも勝っている

 Dscf3424 写真左が、2点目のゴールシーン。蹴り込んだのは、松原志歩。セレッソ大阪レディースの所属だ。

 彼女、後半、ゴール前後から、積極的にボールに絡んでいた。

 陽射しがまぶしいほどだ。

 通称、リトルなでしこ。サインプレイか、サイドからのクロスが、何度も失敗を繰り返す。

 思わず、「惜しい!」と感じた、わずかにゴールポスト左にはずれたシュートもあった。

 しかし、精度や積極的な姿勢が、年上のなでしこや、23歳以下より、少しだけだがマシ。

 数少ないチャンスを、生かし切れていないが、立ち直りが早い。

 前半、体格差もあって、競り合いに負けていたが、後半はガツガツと、当たりに行っていた。

 押し上げも、徐々に狙い通りになりつつあった。

 前半、スペインの選手。競り合いのプレイで、偶然当たっても、蹴りがたまたま入ってもいないのに、悶絶するかのように倒れた。

 幸いに、ファールに採られなかったものの、今後、ずるいプレイ、汚いプレイ、ごまかしファールへのプレイを、日本は・・・・日本も、していくしかないんだろうなあ・・・・

 是か非かはともかく、勝ちあがっていくためには・・・・

 後半、連係がつながるようになってきた。この世代は、体と頭に覚え込ませるのが、早い。

 まだまだ、相手の速攻への反応が、遅いが・・・。

 また、この世代でも、1人、2ポジションをこなせなければ、世界大会クラスでは、起用・抜擢・途中投入しずらいことも、見えてきた。

 試合後、高倉が言った。

 「(試合への)入り方は、良かった。セットプレイからの入り方も、良かった。このゲームに関して言えば、やろうとしていたことを、やってくれた」

 と、ココまでは、誉め言葉。

 「コンビネーションは、まだまだ、上げていけると思う。シュートは、決めるべき時に、決めていかないと」

 実況放送を、日本の金玉輝くお台場のフジテレビからアナウンスしていた青嶋アナウンサーが、試合終了間際、名言を吐いた!

 「2-0で勝つのと、2-1で勝つのは、まったく違うぞお~っ!!」

 1点目のヘッディングシュートを、腹を蹴られながらも決めた宮川麻都は、「1試合、1試合、とにかく成長していきたい。精度とか、スピードとかは、上げていくことに取り組んできた」

 さあ、パラグアイ戦が始まってしまった!

 おうおう! パラ、速攻! 猛攻!

 この先、パラ、ハラ、ハラ、させそうな展開になりそうだ。

 んななか、前半15分、スペイン戦でもボールに良くからんでいた長谷川唯(日テレベレーザ)が、シュート!

 先制の1点を挙げたあ!

 次いで、22分。遠藤優(浦和レディース)が、2点目、シュート~~~~~~! 

 


<リアル Uー17日本代表女子サッカーチーム 最新 観戦ルポ 2014 その1>「U-17女子W杯」

2016-04-25 22:43:50 | スポーツ

 <2014・3・18 掲載>

 リトルなでしこ!?

 なでしこジャパン(上限年齢無し)に、ヤングなでしこ(23歳以下)。

 まあ、うまいこと、分かりやすい、キャツチフレーズとしての、チーム名を、サッカーマスコミが付けたもんだ。

 妙に、感心しながらも、コレ、この17歳以下の日本女子サッカーチームの選手・監督、コーチたちは、納得しているのかな~。

 というのも、こんなことが、何度かあったからだ。

 かつて、サッカー日本代表監督に岡田武史が、「岡ちゃん」と、サッカーマスコミに書かれ、それが一般的に通ってしまった。

 今、岡田の記事を検索してみると、いまだに「岡ちゃん」が、見出しに踊っているのを、目にする。

 しかし、実は誰一人として、岡田を岡ちゃんなどと呼ぶ人間はいない。

 コーチ陣も呼ばない、言わない。日本代表選手も、呼ばない、言わない。話すときは、「岡田さん」か、「(岡田)監督」だ。

 ましてや、付けた番記者すら、呼ばない。

 もっとも、岡田。選手と、とりたてて親しく話さない。それどころか、戦術のミーティングも、極めて少なかった。

 良く言えば、選手の自主性と技量にまかせた、それに頼った人。厳しく見つめれば、指導者としての才能に欠ける人。

 「岡ちゃん」なんて、サッカー協会の悪しきドン、川淵三郎だって言わなかった。

 あるとき、選手たちに確認。みんな一様に、「なんで? 一体、誰が付けたんだろうねえ?」と、首を傾げた。

 「岡ちゃんで、思い当たると言ったら、岡野(雅行)だけど、岡野は岡野だもんなあ。岡ちゃんなんて、誰も言わないよ」

 当時、岡野は、「野人(やじん)」などという、キャッチフレーズが、勝手に、これまた付けられていた。

 「野人? 誰も、言ったことないよなあ? なあ?」と、当時の日本代表選手たち。

 こんなでっち上げ愛称、マスコミは、平気で、しばしばやってのける

 フィギュア・スケートの、安藤美姫(みき)。

 これまた、「ミキティ」などと、名前が呼ばれていると報じられた。

 初めて、自分がそう呼ばれていると知った時、ビックリした!と、当人。

 「一体、誰のことを言ってんだろう?と、思った。ミキティなんて、1回も言われたことないし。最初、藤本美貴さんのこと、言ってるんだろうなと思ったもの。今でも、ミキティなんて言われるの、大嫌いです!」

 ちなみに、周囲が言う、わがままな性格。それは、最近になって、彼女自身、認めるようになってきた。オトナになったか・・・・。

 さてさて、17歳以下の、サッカー少女たち。

 クラブチームや、そのユース所属や、下部組織のチーム所属の子。高校生。JAアカデミーの子などの、混成チームだ。

 監督は、高倉麻子。サッカーファンなら、ご存じの元日本代表選手。日テレベレーザなどで、活躍。解説者としても、見た人はいるだろう。

 若手育成には定評があり、実際、好成績を積み上げてきた。

 ワールドカップの、第一戦のスペイン戦に臨む前に、この3月11日。カナダ代表と練習試合。1-1で引き分け。課題を見いだして、大会へ。

 日本時間では、17日の午前5時というとんでもない開始時刻だったが、当地では、16日の午後2時。陽射しが降り注ぐ、好天。

 前回大会では、決勝戦まで勝ち進み、フランス相手に、惜しくも1-2という大接戦で、優勝を逃している。それが、ワールドカップで、今までの最高の戦績。

 今大会、狙うは、その一つ上の優勝!

 対、スペイン戦。

 一言でいうなら、良い戦いぶりだった。

 Dscf3421 ゴールポスト前。左サイドから蹴り上げたボールを、宮川麻都(写真、黄色ジャージ、左から2人目)が、瞬間、体の向きを変え、ヘッディング!で、押し込んだ。

 と、同時に、右のスペインの選手に腹部を強く蹴られた!

 落下するボールを蹴るつもりだったのだろうと、善意に解釈したいが、それにしてもひどい。キック・ボクサー並みの、蹴り上げ! 腹部にスパイクの先が、深くめり込んでいた!

  1点を前半で取って先制が出来て、喜ぶメンバーが宮川を祝福するが、当の宮川は、身体を「く」の字に折って、悶絶していた。

 この宮川は、監督の高倉が現役の時に所属していた「日テレベレーザ」の下部組織「メニーナ」の選手。

 このあとも、交代を申し出ることも無く、試合終了まで、スペインの得点チャンスに、体を張ってディフェンス!

 おそらく、脱いだら、腹部にキックによるアザがクッキリと残っているはず。

 そんな「好」という以上に「攻ファイト」が、選手全員の機運を盛り上げていった。

 日本は、ここ、コスタリカでは、ジャパンではなく、にっぽんでもなく、や~ぱん。そう呼ばれる。 

 や~ぱんチームには、応援団が会場へ来ていた。観客席に、日本の日の丸国旗を掲げられ、コスタリカの日本人会の人達が、詰め掛けていた。

 中米のコスタリカ。

 アクセスが良いのか、呼びかけが功を奏したのか、生中継の画面を見る限り、「なでしこジャパン」や、「ヤングなでしこ」の試合の時より、観客が多いのには、いささか驚いた。

 おそらく、選手の父母もはるばる空と海をひとっ飛びしたのかも、知れない。

 高倉ではないが、観客の大声援の御礼を、グラウンドで「倍返し」した。

 体格差は、明らか。

 スペインの、不動の先発レギュラー陣は、いずれも170センチ台の、ガッチリ体型。

 先の選手のように、人間へのキックが得意の女子もいる。

 「リトルなでしこ」は、ホントに、リトル!

 150センチ台がズラリ。

 しかし、個人技と違い、チーム・スポーツは、気持ちの流れで、試合展開が、前後半で、ガラリと変わることもあるから、興味深い。

 むろん、限界があることも、承知しているが。

 ラグビーにしても、そうなのだが、この高校生の段階では、身体の大小に差があっても、身体能力に、極端に大きな開きは見られ無い。

 ところが、U-20(20歳以下)になると、ガラリ一変! 差が、ココから、グイグイ開いていく。

 わずか、3年。たった、3年。しかし・・・・・。

 その差を埋めるには、現時点では、サッカーやラグビーでいうなら、ヨーロッパのクラブチームにその力量を認められて、入団して、厳しい環境で日々、鍛え上げていくしかない。

 この「リトルなでしこ」の全選手21人のうち、1人でも多くの選手が勧誘されて欲しいと、思う。

 なでしこの、大儀見優希、大野忍ら、ヨーロッパ組。

 とりわけ、20歳になった岩渕真奈の競り合いでの強さ、その突破力を見せつけられると、その効果と成長は明らかだ。

 言うまでもないが、日本でトップでも、本場へ行けば、並み。

 それをカバーするのは、いかにチームに溶け込み、いかに古くからのチームのファンへのサービスを心掛け、地元マスコミに、いかにこまめに良い時も悪い時も、取材に応じることだ。

 しょせん、日本のお山の大将。天狗になったら、オシマイ。ましてや、チーム・スポーツ。アシストしてくれる同僚がいなければ、ゴールには結びつかない。

 だが、本田圭祐は、真逆。

 もはや、ミラノにはお荷物。お払い箱になる日も近い。

 クチ開けポカン天狗に、コメントが一言でも、欲しくて喰いついているライターが、書いたシロモノを読んだが、そのポカン坊やの屁理屈には、笑うしかなかった。

 そんな対応では、通用しない。起用されもしない。ベンチを温めるだけの坊やに待ち受けるのは、クビのみ。

 まあ、見ていればわかる。

 その2へ、続く・・・・

 

 

 
 
 

 


<リアル 新生なでしこジャパン 女子サッカー ルポ> 高倉麻子・新監督の力量を連載してましたんで・・・

2016-04-25 22:25:38 | サッカー

 やっぱり、佐々木則夫が去ったあとは、高倉麻子しかいない!

 そう想っていた。

 で、そうは言っても説得力が、イマイチ乏しいか。

 で、彼女の監督としての指揮能力、人心掌握術、動と静の切り替、などなど

 [U―17],[U-23]を率いて試合をしていった際の模様をくわしく書いていた時期が、2014年、そして2015年とありましたので、新監督に興味ある読者の判断の一助にしていただきたく、列記、再録掲載します。

 読んで戴ければ、幸いです


<速報2>しゃべれば、しゃべるほど、宮田五輪エンブレム選考委員長の言葉の裏に潜む疑惑が浮かび上がった

2016-04-25 19:16:17 | ニュース

 やっぱり! 残る「2020 五輪エンブレム」選考疑惑

 そう、タイトルを付けても良いほど、疑惑が残るままの、正式発表後の記者会見であった。

 宮田と、武藤敏郎に関しては、会見というより、「怪見」と言っていい。

 なんといっても、選考課程が、クリアではないのだ

 今回選ばれた、野老(ところ)朝雄の、先に書いた「一抹紋」が、一度は落選した作品なのか、どうなのか? 追加選考にすくい上げられた作品なのかどうか?という質問に、ハッキリとイエスやノーと答えぬまま。

 意図的に、最終選考4作品のなかに、今回選ばれた野老のモノを残した。そう受けとられても仕方のない答え振り

 「公明正大に、行なった」と、宮田亮平が、何度も何度も、声を上げて強調すればするほど、不透明さが一段と増す結果になった。

 ハッキリと言いきったのは、野老の作品が、「商標登録」の審査には、引っかからなかった。それだけ

 おまけに、記者は、野老に質問しているはずなのに、野老が短く答えたあとを、引き継ぐようにして、聞かれてもいないのにしゃべりまくる。

 発表後、ひとりで「ガッツ、ポーズ」と、そのアクションも交え、喜びに浸りきっていた宮田亮平。

 目立ちたがり屋の、しゃべり魔の、お馬鹿さんだけではなく、記者会見では、当選者の野老が、発言の前に、妙に宮田に気を遣っていたのも、疑惑に拍車をかけた。

 なんの「お世話」になったのか? 1度は死んだモノを、「先生」と呼んだ、選考委員長のお力添えで、繰り上げ、3点から4点に増やし、すくい上げていただいたからか?

 過日も書いたが、マスコミから、自分は好まれ、信頼されていると大きな勘違いと、思い上がりをしている宮田亮平。元・文化庁長官という、官僚でもあった。

 作り笑顔の裏にひそむ、ゴーマンフソンさ。

 質問に対して、気色ばむようにして、「なんで、そんなコト、言うの?」

 疑惑が消え去らない答えを連ねたあと、「・・・・・ダメかな?」

 ダメだよ!とっつあん!!

 さらに、本当は前回の責任や、新・国立競技場問題で責任を取って、腹切っていさぎよく死んでもいいはずだった武藤敏郎に、外人記者が聞いた。

 ---わたしもびっくりしたのですが、発表の30分前に、ここにいるマスコミが、A案が決まったと知っていました。いったい、どういうことなんでしょうか?

 「わたしも、そのことは聞きましたが、なんとも、どこでどうなったのか、私どもにはわかりません」

 先に書いたように、テレビ各局が、発表35分前には知っていて、テロップを流していた。

 誰がペロッとリークしたのか、はたまた、発表で掲げる「A案」のデザインボードを見て、配信したのか? いずれ、ハッキリするはずだ。

 選考疑惑は、宮田亮平の墓穴発言の影響で、逆に、ますます、濃くなる結果となった。

 宮田亮平自身、こう言っている。

 「(国民から寄せられた意見を)、私も全部見た。A案ありき、という指摘があった。大変、腹立たしかった。いきどおりもした

 当たっていたからか? そのものズバリ、指摘されていなければ、腹が立つこともないだろうに・・・・

 痛くも無い腹を、さぐられる結果となった。

 さらに、4万通も寄せられた意見は、危惧して指摘した通り、見事に無視されていた。

 王貞治によれば、その意見は、わずか「6枚から7枚のペーパーにまとめられていた」とのこと。

 たった・・・・である。

 その世界のホームラン王を、意味不明のヨイショする、宮田亮平。

 「(反対意見が出て、収拾がつかないほどに応酬されて)意見がまとまらないときに、王さんに振るとホームラン王になる。カーンと場外に消えてゆく」

 は????? この自画自賛バカ、ナニ言っているんだろう????

 「市松 紋」のトコロ(野老)が、選ばれた「怪見」の最期を、これで委員長の職を退く、宮田亮平がしめくくった。

 「一抹の寂しさを、感じるほどでございます」

 やっぱり、イチマツありきって、トコロかい

 


バカバカしい、2020五輪エンブレム発表! すでに、2時50分。ばれているのに

2016-04-25 15:22:44 | ニュース

 なにを、森喜朗や、作り笑顔の宮田亮平

 もったいつけているのやら・・・・・

 すでに、午後2時50分

 マスコミには、いっせい配信され、A案と判明しているというのに・・・笑える猿芝居、まだやってらあ

 王貞治さんよ、3時22分。ドキドキしなくてもみんな、知っているんだよ!

 この「市松 紋」

 正しく、公正に選ばれたのかどうか・・・・「一抹」の不安、疑惑は残る

 坊主、あごひげか・・・・・・

 

  年喰って見えるが、まだ40歳代。

 1969年、東京生まれ。東京造形大学卒業。自らの設計事務所を経営している。


ショーンKの全経歴詐称なんて、テレビ局当たり前。TBS「サンデー・ジャポン」のデタラメな実例を示そう

2016-04-12 14:11:24 | ・犯罪

 経歴詐称どころか、いまだに!自分の出自でさえ、デタラメを言っているのには、あきれ果てる他無い。自称ショーンKならぬ、ショ~ンもない生粋の日本人。

 熊本県にいる実の父の、ソレを記者に聞かされての戸惑いの言葉たるや・・・・・・・。

 そんな男がでっち上げた経歴を信じ込み、確認の裏取りさえしなかったテレビ局。

 日ごと、微妙に髪型を変えているモノをとっかえひっかえ使いまわしている、小倉カツラ智昭が司会をしている朝ワイドショーに、その今だハーフだと強弁する詐称男が、コメンテーターとして平然と、長年に渡って出演していた。

 カツラは謝罪しなかったが、アナウンサーの笠井はポロリ。

 「この騒動のあとのスタッフ会議のなかでは、反省の言葉がいくつも出ていました」と、正直に言った。

 にしても、局や出演者は、殆んど素知らぬ顔。反省と謝罪、皆無。誰も責任取らず。クビにもならず。テキトーで、ずさんな業界。

 最期の最後まで、自称ハーフが、レギュラー・コメンテーターしていた他の局も、押し黙ったまま。不幸中の幸いだった他のテレビ局は、それイケ! やれ行け!とばかりに、故郷の熊本までレポーターが連日行って、やいのやいのと調べまくり!

 まさに、「他人の不幸は蜜の味」、そのものを地でいった。

 テレビ局の節操の無い体質、見せまくり。

 で、”身体検査”もせず大胆起用。ウソがばれたら、新番組の出演も「自ら辞退」ということにさせて、番組を紹介する記事からも、素知らぬ顔して削除して、頬かむり。

 この手口。特異なことじゃないんだよね、実は!

 テレビ局、ラジオ局ってトコ。ホンマに、テキト~! ホントに、デタラメ。

 例えば、今だって・・・・。

 ちょっとキレイ目の、タヌキ目メイクの、つけまつげ・ネエチャン。まったく、聞いたことも無い、実績も無いオッサンらが、コメンテーターとして、レギュラーになる。

 経歴。肩書き。

 大学の「特任教授」「特命教授」、そして「客員教授」。

 これらは、大学や短期大学で、たった1回でも講義まがいを行なっただけで、命名される肩書き。

 ガッコ側にとっては、そのたびに数万円支払うだけ。あとは、ゼロ円。

 当人にとっては、そんな肩書きを、名刺に刷り込み、フル利用。お馬鹿な局は、「大学で、専門知識を持った教授でございますか」と、もう、尊敬のまなざし。

 肩書きに弱いマスコミの一面を見事に現わしている。

 で、しゃっべってる内容は、そこいら辺のオヒトの低レベルに終始。

 お次に、「コンサルタント」。もう、この肩書き。自称でもOK! 契約クライアント、正しく数社明示しなくても、口先三寸で通用しちゃう。アタマに「国際」なんて付けちゃえば、もっともらしくなる。

 そんな人物が出て来たら、自称国際は、「小臭い」と、思った方が良い。

 「ジャーナリスト」。そこに、いろんなカタカナ、くっ付けて、それらしく仕立てりゃ、一丁上がり。

 ちょいとしたシロートでも、カメラ触れば「フォト・ジャーナリスト」。

 それに、アメリカを始め、外国の大学名を乗せりゃ、もう、カンペキ!

 とりわけ、個人情報保護法なるシロモノが出来てからは、大学側に問い合わせても、卒業の有無すら、答えない。ましてや、中退、除籍となると、もっとダメ。在学の有無すら、答えないトコ、多い。

 だから、コレを読んだ君が、「わたし、東京大学、優秀な成績で卒業しました」と勝手に吹聴して歩いても、ソレをただちにウソだ! と決めつけることが、とても出来にくくなった現在。

 なにしろ、法案が大手を振って世間を歩いてからというもの、「名簿図書館」が相次いで、廃業を余儀なくされたもんで、すぐ確認出来なくなってしまった。

 閲覧、コピー。すんごんい料金だったけれど、名前検索するだけで、卒業年次、学部、学科、入学時の住所や、実家の住所までもが判明した。

 本当に今や、確認に手間暇かかる、おかしな時代に成り果てたと想う。

 だから、経歴詐称、今後も通用、OK! OK!!

 さてさて、わたしが、徹底して調べ上げた実例を書きましょうかね。

 「サンデー・ジャポン」なる、スキャンダルや、その週に話題になっている人物・事件について、あ~でもない、こ~でもないという、何も知らないドシロート達が集ってしゃべり合う、TBSテレビのお気軽井戸端会議番組がある。

 取材した当時は、司会と切り回しをしている爆笑問題に関心を持っていたので、録画しておいて、後日再生して観ていた。

 その頃だ。あれっ? ホンマかいな?という肩書の若い女性がコメンテーターとして出ていた。

 なんと、女子大生にして、輸入会社の社長をしているんだそうな。いわゆる、起業家。

 当時、それが売りになるほど、流行っていた。しかし・・・・・話している中味と口調はアーパーなギャルそのもの。若くして立派に株式会社を起ち上げ、大学でも学問に励み、見事に両立しているというフレコミには、ちょいと疑問をもった。

 さらに、番組の中で、あの気の強く、常に脚光を浴びたい「女王様」的立場でいたい性格の西川史子が、もろに彼女を嫌っていた。

 西川というオンナ。誰かが新たに台頭してくると 、あからさまにイヤミを言ったり、発言にすかさず横やりを入れて、蹴落とそうとする性格。

 その起業家は、イレギュラー。大学通学と会社経営が多忙とのことで、毎週は出てこない。

 にしても・・・・・・その「肩書き」。疑問が、アタマをもたげた。

 というのも、すでにその西川史子の肩書きの売りのウソを調べ上げて、書いていたから。

 当時も今も、「女医」というフレコミ。

 しかし、当時の実態は表参道にある整形クリニックに、たった週1日。月曜日だけの勤務。あとは、タレント活動。

 おまけに、簡易手術でさえ、もしも失敗したり、成功しても、患者が整形具合が気に入らなかったりして文句が出てきたりすることも考え、今後一切異議をとなえませんという誓約書に、診察・診断前にサインさせる仕組み。

 拒否すると、では、どうぞお帰り下さい、と言うシステム。

 その史子の腕は、史子の実父に聞いたが、「わたしに比べりゃ、まだまだですよ」と、苦笑していた程度。

 さらに、セレブなオウチの生まれとのフレコミは、真っ赤なウソ

 実家に行って調べたら、神奈川県にある、個人病院。それも、自宅兼病院の、古い木造2階建て。

 天気が良い日は、富士山が見える、本当にのどかな関東の郊外。

 車は、古い使い古された国産車1台。庭は手入れしていない、草ぼうぼう。白いテーブルとイスは、汚れてくすんでいた。おまけに、広さはさほど無い。

 大学に行って、医師の資格を取ったのは本当だったが、送迎は無く、電車とバスで越境通学。

 何度も何度も医師の試験に落ち続けて、ノイローゼになったニートの実兄がいたのだが、このコトは、今もって、史子だけでなく、家族全体で隠している。

 せいぜい唯一本当だったのは、試験で百点満点取ると、実母が史子に、そのつど1万円を与えたことぐらいであった。

 そんな西川センセの対抗馬か?

 さっそく、じっくり、且つ、徹底的にケツの毛まで調べた。

 まず、通学していたとされる慶應大学。この真偽は、分からなかった。大学は、在校生か否かということすら教えず。

 名簿があるという大学構内にある図書館には入れず。

 かつては、例えば、藤原紀香が通っていた短大などは、図書館で調べることを許可してくれたというのに・・・・・。

 座頭市では無いが、思わずつぶやいた。「嫌な渡世だねえ・・・・・」

 会社。パソコン上では、存在していた。

 怪しげな、壮大なカタカナ社名。行っている事業内容は、海外から、日焼けサロンへ卸す機器を輸入販売。

 当時、日焼けサロンは、一時期の隆盛は無く、停滞気味。というのは、焼き続けると皮膚がんになる可能性が高いという報道が、全世界になされ、客が減りつつあった時期。当然、事業に手を付ける者などいない可能性が高いはずなのに、後発参入。

 さっそく、大手チェーン、中手、小手の個人経営などなど、当たりまくった!

 いやあ・・・・・どこも、かしこも全部、そんな会社聞いたこともない。その機種、耳にしたことも無い、という声が相次いだ。

 大体、日本に輸入される日焼けマシンの機械は、ドイツが主流。なのに、その女子大生起業家の、主な輸入先は、アメリカ合衆国の田舎州。

 その輸入先の会社の存在すら、怪しくなってきた。

 コレは?・・・・・・。

 会社登記すら、されていなかったのには、やはりか!と。

 最期に、ホ-ムページ上に存在する「会社」へと向かった

 先に何度か電話を入れてみたのだが、いつも不在。留守番電話にも切り変わらない。

 所在地は、渋谷駅から、ゆっくり歩いて8分ほど。

 高額賃貸マンションの中の一室だった。広さは、わずか1DK。

 斜め向かいの高層マンション。そこは、かつて何度か通ったところ。

 飯島愛という芸名のオンナが、自死したところであった。

 「女子大生起業家社長」の「会社」のインターフォンを押す。完全なる居住するための作り。あるとしたら、節税のための、ペーパーカンパニーか。

 郵便受けには、他の部屋と同様、名前が書き込まれていない。

  インタ-フォンを押す前に、考えた。と、そんな時、丁度帰宅した人が有り、「会社なんか、ココ、入ってます?」と聞いたところ、「ソレは、無いでしょう。狭いですもん」とのお答え。

 ならば、と頼んで付いて行き、その部屋の扉の前に立った。

 室内から聞こえる、テレビの音声に混じって、女の楽しそうに絡み合う嬌声

 ・・・・・・・・つまりは、そ~ゆ~コトか。

 玄関ホールに戻り、インターフォンを押す。

 「はい」と、出てきたのは、中年の男の声。!?

 ---あのう、ソコは、会社なんでしょうか?所在地がソコになっているんですが? とても、オフィスには見えないんですが

 「・・・・・・・・・」

 ---では、社長になっている、「サンデー・ジャポン」に出ていらっしゃる彼女、おりますか?

 「・・・・・・ちょっと待ってください」

 背後から、聴こえてくる、「どうする?」「どうするって、言われても…あたし・・・

 そして、数分後。インターフォンは、ブツッ!と、突然切られた

 あとは、何度押しても、応答無し。

 つまりは、こ~ゆうことか。

 オンナは、男とトシの離れた愛人、囲いモン。

 でっち上げた経歴が、どこでどうなったのか、「サンデー・ジャポン」の出演につながった。

 わたし程度でさえ、調べれば判明することもしないで起用、抜擢。

 とはいえ、弁明は聞かなければならない。背中からバッサリ!は、筋道として、好まない。

 取材ノート に、そのむね書き、1週間以内に連絡下さい、と書き置き、ポストに入れた。

 原稿を書きすすめながらも、連絡を待っていたが・・・・なしのつぶて。

 そのことも最期のくだりに書き添え、載せた。それも、世間的にはまだ無名に近い子ではあったが、テレビ番組スタッフとTBSの責任も問う意図で、表紙に大きく刷り込んでもらった。

 むろん、ダメ元で、番組のスタッフルームにも、電話を入れた。だが、案の定、いつものように電話をたらい回しされた挙句・・・切られた。

 テレビ局という組織と会社。取材やPRなど、攻めはするが、攻められると、とたんに亀の甲羅以上に堅く身構えて守り、答えない。そういう体質は、依然として、今もって変わらない。

 取材が有ったという事実は、番組も知っていたのであろう。 

 生放送ということか。

 雑誌が世に出た次週。彼女の姿は、番組から消えた。永遠に・・・消えた。

 今回、ショーンKの件で、思い出し、書く気になった。

 ひょっとして!?と想いつつ、番組の「ウイキペディア」を検索。

 ・・・・・・・・彼女の名前は、その肩書きとともに、過去の「イレギュラー出演者」の中からも、消えていた!

 今は、おそらく・・・・私人。愛人の行く末に幸せが有ろうはずがない。なので、氏名は書かないでおいた。

 ほら、今日もおかしな肩書きの人間が、「コメンテーター」として、意味も無いことを、話している。

 経歴詐称がばれても、「ゴメン」テーターもすることは、無いままに・・・・